東方見雲録

東方見雲録

2003.06.03
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カテゴリ: 2003
団地の植え込みで白い花をつけている木があった。
ネズミモチである。
この木、何の変哲もない木であるが、団地の植栽木としては珍しい。


常緑で壮健。剪定、移植、潮風にも強く、安価。
こんな理由から緑化ブームの初期のころより使われてきている。
花とか紅葉、樹形などで観賞性が少ないことから、徐々に遠ざけられ、最近では新規植栽では珍しい存在となってきたように思う。

子どもの頃、生垣に使われていたのを思い出す。
若葉が固まりかけた葉を採り、丸めて草笛風に吹き鳴らしたような思い出がある。

この木、実はネズミの糞に似ていて、葉はモチノキに似ていることからネズミモチというが、子どもの頃はなんと呼んでいたか思い出せない。しかし、今なら、納得いく名で、すぐイメージできる。



この実を親指と人差し指ではさんで、つまむと中の種子がはじき出る。これを鉄砲に見立てて、暇つぶしの遊びを子どもの頃やった。

この木の花には芳香とはいえないが、独特の香りがある。

この木に似た木としてトウネズミモチというのがある。
樹形、葉とも、ネズミモチより大ぶりである。
最近はこの木の方が目隠し、防風として使わる。
そしてこの木の実、鳥の格好の食餌となるのか、鳥によって周辺に種が散布され雑草のように実生木がでる。




水元の落葉樹林でもこの木が林床を優占しつつある。
そのため雑木林の下刈りを、面積的わずかではあるが、耕作体験で子ども達とやる。
ちょっとした里山体験である。
参加者がどの程度か多少心配だが、今年も夏休み企画で実施予。近場で手軽に里山体験できるいい機会と思うのだがどうだろう。

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Last updated  2022.05.27 12:58:56
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