東方見雲録

東方見雲録

2003.10.20
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カテゴリ: 2003
職場でのこと。
ボランティアとして活動されているご婦人が、最近、カヤの実のことをしきりに話題にされる。

最初はこの実の香りのこと。次は食材としての話題。

球根植え付けが活動の眼目だったので、話題に乗らないでいたのだが、気にかかる。

木のイメージやこの木の材が碁盤や将棋盤として最高である程度の知識はあるのだが、詳しくは知らない。

この実については針葉樹だから、マツボックリに類似したものと思っていたが、ご婦人の手にある実の様子からするとどうも違う。

この木の実に対する私の先入観は誤っていたようだ。

ネットの写真をみると実の写真が二通りある。
一つは銀杏風の滑面楕円球、もう一つはうろこ状の模様が浮き出た楕円球。この違いはどこから来ているのだろう。


種子は別の機会に見せてもらったのだが、楕円球の豆状でいかにも種子らしい形をしていた。

これが食べられるという。
図鑑でも食用と記されている。

ネット情報では、この種子を銀杏のように炒ったあと、殻を割り、渋皮をとりのぞき、塩をかけて食べるそうな。
その味は一度味わったら二度と忘れられないような美味しさだとか。

葉の似た木にイチイがあるが、こちらの実は赤く、有毒。

おすすめサイト
http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/tatuta/jumoku/kmt3.htm




http://www.asahi-net.or.jp/~IR5O-KJMT/kigi/kaya.htm
http://www.mfi.or.jp/isoda/dokusou/itii.html





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