東方見雲録

東方見雲録

2022.04.24
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カテゴリ: 私見
昨日の続き。今日は、ヌカカ対策実践にむけての提案。​ 昨日のブログにリンク

市のホームページ上の情報からすると、米子市はあまりかまないトクナガクロヌカカが主流で、当面は集落に近い放置畑にいるヌカカの幼虫を石灰で減らしていこう、そして各自、身の予防策を、という方針と読める。

実体験上は、種類はわからいないが水辺での被害が深刻だ。水辺を好み、噛むヌカカといえば、イソヌカカが考えられる。
米子のヌカカが、通称干拓虫とよばれるように、干拓地の中海干拓地の湿地から広がった害虫である。ヌカカが干拓地から風に流され、干拓地の放置湿地と同様の環境となっている集落周辺の放置水田や放置水路に生息してもおかしくない。
畑のヌカカ対策同様、いやそれ以上に水辺のイソヌカカ対策も必要と思う。

ざっくばらんな農耕的感覚で申し訳ないが、自分の考えるヌカカを減らすための水辺環境改善策は次の通り。(誰がやるかは今日はふれない)

放置水田の場合
1.長年放置され、背丈の高い草や幼木が繁茂している。また、投棄されたゴミ、地形の把握の困難さなどから、最初は肩掛けの刈払い機で枯葉時期に草刈りをする。

2.刈った草は害虫駆除、資源の自然循環をかねて、伝統的な農法である「刈田焼き」を行う。そのため刈った草を帯状に集草する。目立ったゴミの除去。(下の写真、参照)



4.周辺に煙等影響の少ない風(向き、強さ)の時、火入れする。火入れは風下から帯1本ずつ、延焼具合、煙などを見極めながら実施する。(1,2名で半日で一反程度か)新たに出てきたゴミの除去。

5.機械で表土の荒起こし。

6.通常の農地の草刈り。当面作物耕作しない場合は、表土の荒起こしと草刈りで農地維持。この時、石灰散布の追加も考えられる。

7.ガマ、ヨシなど宿根雑草が繁茂しだしたら、再度火入れから。

以上が私が実施している放置水田の農地維持管理作業である。多少はヌカカ対策にもなっていると思う。参考サイト:​ こちら

放置農水路の場合
1.畑の草刈りの時、合わせて畦畔や水路敷の草も刈り、視距や景観を良好にする。
あまり公私の境を意識しないで、見通しや景色づくり優先。日常的に気が付いた人がやる感覚。

2.通水時期は水面が見える程度、水面上の草も刈り寄せる。
通水時期、一斉清掃対象区域から外されていると、昨日の写真のような状態。水路内は土が堆積し、雑草が繁茂し、水面は見えない状態だが、一応水は流れている。澱みにはメダカいることも。コサギがいるぐらいだから生き物もいるようだ。ただ、草むらで覆われていると、どうもそこにヌカカ風を避けて潜んでいるようだ。

3.冬、枯草の頃に向けては、種がこぼれる前に草刈りをし、バーナーで焼却。水路内の草もバーナーで焼き、土の表面を焦土化。このとき石灰散布や川ざらえをすることも考えられる。


参考サイト:​ こちら

「土手焼き」、「畔焼き」は小さなものでもでできる有用な農法です。
石油化学製品など人工廃棄物を燃やしダイオキシンは発生させる「野焼き」とは異なります。

田園地域において、暮らしの中の火の付き合い方、ありがたみを見直してみたいものです。

米子市HPより

今森光彦・里山いきものがたり​ 秋の風物詩、野焼き

クボタのたんぼ: 毎年、夏に行われた「虫追い」

自然再生: 鏡ヶ成で山焼き



虫送り Wikipedia情報  こちら

鳥取の虫送り、実盛さん  こちら





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Last updated  2024.11.24 06:37:54
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