東方見雲録

東方見雲録

2022.05.17
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カテゴリ: ランドスケープ
弓ケ浜半島に移り住んだ頃、お気に入りだったのは大山の眺めや水の美味しさがあるが、それ以上の存在であったのは、周辺の畑から聞こえてくる雉の鳴き声にスプリンクラー用のエンジン音だった。

夏場、作物への水やりのためあたりの畑では朝夕、地下水をポンプでくみ上げスプリンクラーで散水するのだが、ポンプを動かす動力として、以前使用していたと思われる耕運機のエンジンを使っている。それもディーゼルエンジン。
だからその音は独特で、ポンポンと景気がいい。
一定時間だけ動かすために燃料は少量入れ、燃料がなくなると自然とエンジンが止まる仕組みだ。
燃料を入れる時間や量はその人によって微妙に違いがあり、徐々に始まり、景気のいい盛りを迎え、三々五々と消えていく。
消えゆくようなエンジン音の終わり方は何とも言えない情景だった。
今はガソリンエンジンの低騒音型発動機に切り替えられたり、営農する人も減って、昔ほどの景気いい音風景はなくなりつつある。


雉の鳴き声






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Last updated  2023.02.04 18:10:33
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