東方見雲録

東方見雲録

2023.03.19
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カテゴリ: 宙(そら)学入門
半径約6400kmの地球の中身は地殻・マントル・コアの3層に分けられる。地殻は地表を覆う薄い岩石層、マントルは地殻の下から深さ約2900kmまでを占めるぶ厚い岩石層だ。

マントルの下のコア(核)は金属鉄のかたまりである。その形はほぼ球体で、半径は約3500km。地球半径の55%ほどだ。

地球中心を占める内核の半径は約1200km。半径で比較すれば、コア全体の3分の1程度、地球全体の5分の1ほどだ(図1)。



図1のような地球の断面図では、内核はそれなりに存在感があるが、体積割合にすると、コア全体のわずか4%しかない(地球全体の1%に満たない)。この数字を知ると、内核が発見しにくかったのも仕方がない気もしてくる。

金属鉄が液体になるか固体になるかも、温度と圧力の組み合わせで決まる。

あらためてコアに目を向けよう。深さ約5200kmの外核‐内核境界は液体鉄と固体鉄の相境界になっているのだった。これはつまり、地下5200kmの温度・圧力条件が金属鉄の固体/液体の相転移条件に相当するということだ。コアはかつて現在よりもずっと高温だったことになる。外核‐内核境界は温度と圧力(深さ)の組み合わせで決まるのであった。温度が高かったならば、外核-内核境界は現在よりも深かったはずだ。それどころか、かつての地球に内核は存在せず、コア全体が液体だったと考えられている。

ようするに、現在コア全体の4%(体積比)を占める内核は、コアを構成する液体金属鉄が冷え固まってできた構造なのだ。

引用サイト: こちら





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Last updated  2023.03.19 10:00:06
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