東方見雲録

東方見雲録

2023.07.21
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カテゴリ: スポーツ


© 読売新聞

大相撲名古屋場所13日目(21日・愛知県体育館)――北勝富士は遠藤を寄り切り、2敗を守って単独トップに立った。

 新入幕の伯桜鵬は錦木を内掛けで破って10勝目。大関霧島を寄り切った関脇豊昇龍、錦木、伯桜鵬の3人が3敗で追う。豊昇龍は3場所連続の2桁勝利。

109年ぶり新入幕V期待の伯桜鵬「逸ノ城関がいなかったら…」
中日スポーツ

阿炎を破り、深々と一礼して引き揚げる伯桜鵬(中央)© 中日スポーツ 提供

20日 大相撲名古屋場所12日目(ドルフィンズアリーナ)

 阿炎の突きに俵を背負うが、ここでギアをチェンジする。引きに転じた阿炎を逃すものかと猛然と前に出た。押し切って3敗を死守。伯桜鵬は「お客さんの歓声も大きくなり、それをいい力にできた」と土俵で躍動した。

 新入幕で三役力士に勝ったのは、2014年秋場所で大関稀勢の里、大関豪栄道、横綱鶴竜を破った逸ノ城以来。三役力士との対戦に「特に意識はなかった。いつもと同じ準備をして」と話したが、同じ鳥取城北高出身で同じザンバラ。尊敬するモンゴルの怪物と、令和の怪物がだぶって見える。


 「ボッコボコにされたんです。壁まで吹っ飛ばされて。まわしを巻いたまま稽古場から走って逃げて、野球部の室内練習場に隠れたんです」

 鳥取の体育協会に所属していた入門前の逸ノ城が、心配して追いかけてきてくれた。泣いている落合少年に「頑張れ」と優しく声をかけてくれたことを覚えている。

 入門してからも「逸ノ城関もデビューしてすごく取り上げられていたから心配してくれて。『周りを気にせず頑張れ、自分なりにいけよ』と言ってもらった」という。

 勝負が決まって外の俵で左肩を強打した。痛そうな素振りをしてしまったことを「たくさんのお客さんがいる中ですごく情けない」と反省し、立ち合いの待ったも「阿炎関にもお客さんにもすごく申し訳ない」。プロとしての自覚。109年ぶりの新入幕Vが期待される中で、「今、相撲を取れていることに感謝して、やることをやっていきたい」と気持ちにぶれはない。





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Last updated  2023.07.21 21:05:42
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