東方見雲録

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2024.03.20
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カテゴリ: 政経




 上山信一・慶大名誉教授(公共経営論)は、「国会議員は待遇が恵まれすぎている。定数削減は、少数意見が切り捨てられることがないような方法で実現できれば、国民の負担が避けられない中では、政治に対する信頼構築に向けたメッセージになる」と指摘しています。
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■[B論]有権者の代弁者、減れば民意届かず政治に関心薄れる恐れ

駒沢大の大山礼子教授(政治制度論)は、定数削減には弊害が大きいとして、政治改革としての定数削減の主張を「ポピュリズム(大衆迎合主義)的な受け狙い」と見ます。「国会議員に不満があるなら、数を減らすのではなく『もっと仕事をせよ』と言うのが筋だ」と話しています。
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■「1票の格差」と密接

 定数削減の是非は、「1票の格差」と密接な関係があります。1票の格差とは、選挙区ごとの人口の違いが、有権者の投じる1票が持つ「価値の差異」を生み出している問題です。

 例えば、地方の5万人の選挙区で3万票を得票すれば当選確実ですが、都市部の10万人の選挙区での3万票なら落選しそうです。この場合、同じ「3万票」でも国会議員を選出できる地方の1票の方が価値が高いことになります。



 選挙区ではなく比例代表の定数を削減した場合は、選挙区が基本的に大政党に有利のため、相対的に少数意見が反映しにくくなる懸念も。比例選出議員が多い政党の反発も予想されます。1票の格差にとらわれない抜本的な選挙制度改革を求める声は根強いものの、各党間で具体的な議論は進んでいないのが実情です。

 そもそも、議員定数の削減が議論される背景には、「政治とカネ」の不祥事などで政治不信が高まっていることがあります。自民党をはじめとする各党は与野党を超え、政治資金の透明化などを通じて政治への信頼回復に取り組まなければいけません。(政治部 大嶽潤平、田ノ上達也)

引用サイト:現在713人の国会議員の定数は削減すべき?  読売新聞   こちら

関連サイト:【議員2万人のホンネ】議員の数、減らすか増やすか大激論!   NHK   こちら
日本には「地方議員」が3万人もいることをご存じですか?
今回、その全員に初めてのアンケートを行いました。回答してくれたのは2万人近く。NHKでは1か月にわたって、そのホンネをお伝えするキャンペーンを展開します。

関連サイト:衆議院議員選挙制度の変遷 こちら





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Last updated  2024.03.21 23:07:26
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