東方見雲録

東方見雲録

2024.03.21
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カテゴリ: 政経



 上京の「京」は皇居がある都を指す。明治期に京都から遷都した東京には、人的資源や最先端の文化、芸術などが集まっていた。地方とは情報量に格差が存在し、三四郎のように東京を目指す若者は多かった。

 秋田出身で、「近代東京の私立中学校―上京と立身出世の社会史―」の著書がある武石典史・電気通信大教授は「野心をふくらませた少年の東京へと向かう一歩一歩が、日本と西洋諸国との差を一歩一歩詰めるものだった」とし、個人の成功が近代日本の発展にも大きく寄与したと分析している。
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近年はその上京志向に陰りがみられる。文部科学省の統計によると、首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県)にある大学の新入生のうち、首都圏以外の高校出身者は1973年度に50.3%を占めたが、2023年度は32.6%まで減った。

 理由の一つに挙げられるのは生活費だ。全国大学生活協同組合連合会の23年の調査では、一人暮らしの大学生の生活費は全国平均の12万7500円に対し、首都圏は14万3520円だった。

 地方で公立大が大幅に増えたこともある。89年度に39校(学生数約6万人)だった公立大は23年度には100校(同約17万人)に。少子化による経営難の私立大が公立に移行しており、自治体が運営する安心感もあって地元志向に拍車をかけている。
引用サイト: こちら

関連サイト:「地方を担う多様な人材の育成・確保」に向けて こちら



関連サイト:若者の地域定着・還流のための「働く場」の問題 こちら







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Last updated  2024.03.24 04:39:41
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