東方見雲録

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2024.04.18
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カテゴリ: スポーツ
各都道府県の持ち回りで開催され、天皇皇后両陛下も毎年観覧される国民体育大会、通称「国体」。2024年から、国民スポーツ大会「国スポ」に名称を改め、2035年には、開催都道府県が3巡目に入るが、その国スポ開催の在り方に真っ向からかみつく知事が現れた。

2030年に大会が予定されている島根県の丸山達也知事は12日、「今回の2030年の国スポは、血の小便(血尿)を出してなんとかやれる」と話した。

開催費用は約265億円とみられるが、国からの補助は5億円程度だという。

丸山知事は国体を主催する日本スポーツ協会について、「王侯貴族のように自分たちで勝手に決めて都道府県にやらせる。事実上やらせるだろうと思っている、その不遜な考え方が本当におかしい。50年後にできると考えている人の脳みそは、小学校からやり直した方がいい」と痛烈に批判した。

引用サイト:FNNプライムオンライン    こちら

関連サイト:国民体育大会 こちら

関連サイト:日本スポーツをささえて75年。それぞれの地元愛が全国を元気にする「国民体育大会」の本当の"価値" こちら



関連サイト:「国体」見直し発言で各県知事も反応 村井知事「納税者が納得できる使い方を」〈宮城〉 こちら

関連サイト:熊本県の木村知事、国スポ廃止に慎重姿勢 こちら
木村氏は「(都道府県の)負担感が大きいのであればしかるべき改革は必要」とした上で、「熊本は高校生を中心にスポーツが盛んだ。全国大会優勝などの好成績を収め、将来が開ける子どもたちがいっぱいいる」と強調した。

 国スポは都道府県の持ち回り開催。開催経費や事務負担が自治体の重荷になっており、全国知事会長の村井嘉浩・宮城県知事が「廃止も一つの考え方」と主張し、馳浩・石川県知事や平井伸治・鳥取県知事らも同調。一方、神奈川県の黒岩祐治知事は「持続可能な形で継続できるよう検討を進めることが必要だ」と述べるなど、廃止に慎重な意見もある。


関連サイト:原晋監督 国民スポーツ大会廃止論に疑問 東スポWEB こちら
原監督は木村知事の発言に関する記事を引用した上で「まさに同感!なんでもかんでもお金かかるからといって『スポーツ活動教育活動』を否定的に考えるのはいかがなものですかね!?」と経済的な観点から大会を否定する意見を疑問視した。

国スポは都道府県の持ち回り開催で、2035年から3巡目に入る。


滋賀県三日月知事「共感」示す こちら
国体=国民体育大会から名称を変えた国民スポーツ大会の開催に、一部の知事から財政負担の重さなどを理由に見直しを求める声が出ていることについて、三日月知事は会見で「問題提起については共感する」と述べ、大会のあり方について意見を交わしたいという考えを示しました。

平井知事「国スポ、今のまま3巡目に入るなら廃止した方がいい」 2巡目で開催控える鳥取県 財政負担を問題視 こちら
全国知事会長の村井嘉浩宮城県知事が国民スポーツ大会(旧国民体育大会)の廃止を含む見直しに言及したことについて、鳥取県の平井伸治知事が11日の定例会見で「今のまま3巡目に入るなら廃止した方がいい」と述べ、財政負担とスポーツ振興を考え、抜本的な議論の必要性を訴えた。

 国スポは原則各都道府県の持ち回りで開催され、現在2巡目。2033年に鳥取県での開催が控える。

 平井知事は競技会場の整備で競技団体が求める施設の水準が高く財政負担が重くなっていることを問題視。自治体は数百億円の事業費がかかる一方、国からの補助金は5億円程度にとどまる現状を挙げ「スポーツを地域に根付かせて振興させる仕組みなのか疑問を持っている。抜本から議論されるべきで、今後試行的に負担軽減させることもやっていくべきだ」と強調した。

 都道府県が大会で1位を目指す場合、得点が低い個人競技より得点が高い団体競技に力を入れる必要がある現状を挙げ「アスリート養成の阻害にもなり、もっと自然にスポーツ振興を考えてはどうか」とも指摘。「スポーツ団体や政府は現場の声を聞いてほしい。今後の大会の在り方を真剣に議論するべきだ」と投げかけた。

 国スポの在り方については、全国知事会や日本スポーツ協会が協議を進めている。


国民スポーツ大会の検討部会設置へ 日本スポーツ協会、将来像など協議 こちら
同協会の遠藤利明会長は「課題も数多くある半面、開催に期待している自治体もある。理解し、納得し、喜んでもらえる形を検討したい」と述べた。

国スポをめぐっては、開催地の負担の大きさなどから、全国知事会長の村井嘉浩宮城県知事が今月、「廃止も一つの考え方だ」と言及。全国の知事から多様な意見が出ていた。同協会内でもこれまでプロジェクトチームで協議しており、その内容をベースに負担軽減策などを議論する。遠藤会長は「できれば知事会からも入ってもらいたい」と話した。



日本海新聞 0417





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Last updated  2024.04.19 05:26:55
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