東方見雲録

東方見雲録

2024.06.23
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カテゴリ: 生命



「これは日本全国どこでも広まる可能性がありまして、山陰両県で広まってきてもおかしくないと思います。

実際、現在も「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の警報が出されています。それほどこの社会の中で、この菌に感染する人が増えているということです。その中のごく一部が、劇症型の溶連菌感染症ということになります」

鳥取県では、去年10月から現在まで「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」警報が発令中で、「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の定点患者数は、6月時点で3200人以上と、去年の同じ時期に比べておよそ7倍にも増えています。溶血性レンサ球菌、いわゆる溶連菌が非常に身近な存在になっていることが分かります。

・・・・
鳥取大学医学部附属病院 感染症内科 千酌浩樹 教授
「抗生物質が一番の治療薬なんですが、それが間に合わない場合は、病気の部分を切ってしまうしかないということもあります。この劇症型の場合は、特に菌体の特殊な毒素が全身の臓器に回りますので、集中治療が必要になるということも多いです。

早く対応しないと、時間単位で病気が進んでいきます。
例えば、傷を負った、打ち身がある、非常に筋肉を使った、そういうきっかけがあって、さらにそこに菌が感染して起こりますので、『ちょっと赤いだけでこんなに痛みが出るの?』というほど痛みが非常に強いとか、高熱が出るとか、そういう場合は、躊躇せずにです、病院を受診していただいた方がいいですね」

こちら

人食いバクテリアに関連する細菌は、本来いくつかの種類があります。最も有名なのは「A群溶血性連鎖球菌(以下、溶連菌)」という菌です。過去最高の患者数が報告されているのは、この菌による劇症型溶血性連鎖球菌感染症のことです。

皮膚や筋肉などに感染すると、細胞が死んでしまい真っ黒になるため、あたかもバクテリアに「食べられた」かのような印象があるためそう名付けられたのでしょう。海外でも "flesh-eating(生身を喰らう)" と呼ばれており、決して日本だけで流行している病気ではありません。



人食いバクテリアはどこにいる?
溶連菌は年中そこらに存在している一般的な菌です。さも恐ろしい菌であるかのように報道されていますが、日常生活の範囲に普通に存在する菌なのです。

のど風邪だと思っていたら、実は溶連菌に感染していた(そして勝手に治った)ということも珍しくありません。日常生活範囲の常在菌(=常に在る菌)の仲間でもあり、特に病気を引き起こすことなく、普通の人の皮膚に住み着いている菌でもあります。

普段は重症化しないこの菌が、時に重症化してしまうのがいわゆる人食いバクテリア感染症だと言えます。何がきっかけで重症化するのかは未だ分かっていません。

病名としては、壊死性軟部組織感染症や菌血症、敗血症などになります。

人食いバクテリアが激烈であることの理由の一つに溶連菌の出す毒素の影響があります。人間の体内に侵入した細菌が毒素を作ると、全身のバランスが崩れて、トキシックショック症候群(streptococcal toxic shock syndrome)になります。この状態は命に関わる非常に危険な状態です。
引用サイト:気をつけたい病気「人食いバクテリア」とは?   こちら





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Last updated  2024.06.23 18:25:07
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