東方見雲録

東方見雲録

2024.10.25
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カテゴリ: デジタル



「現実を分裂させる」
多くの専門家が、AIが人類を滅ぼすという懸念は非現実的で、システム上の偏りなど、すでにある問題から目をそらすものだとしている。

米プリンストン大学のアーヴィンド・ナラヤナン氏は以前、BBCの取材で、サイエンスフィクション(SF)のような惨事が起きるシナリオは非現実的だと話していた。

「現在のAIの能力は、こうしたリスクを実現するには程遠い。結果として、短期的なAIによる害から関心をそらしてしまっている」

英オックスフォード大学AI倫理研究所のエリザベス・レニエリス氏も、もっと現在に近いリスクの方が心配だと語った。

「AIの進歩によって、偏った、差別的な、排除的な、あるいはその他の不公正な自動意思決定の規模が拡大すると同時に、そうした過程が不可解で証明不可能なものになるだろう」

レニエリス氏はまた、AIが「偽情報の量と拡散を急加速させ、その結果として現実が分裂し、公の信頼が壊されるだろう。特に、デジタルの分断で間違った側にいる人たちへの不平等が加速するだろう」と述べた。

レニエリス氏によると、多くのAIツールは「これまでの人類の経験」に「ただ乗り」している。AIの多くは、人間が作成したコンテンツや文章、アート、音楽によって訓練され、それを模倣(もほう)する。その結果として、AIの制作者は「莫大な富と権力を公共の場からほんの一握りの私企業に移譲してしまった」。



「今日の問題を解決することは、多くの未来のリスクの解決にも役立つ」
・・・・
「安心してほしい」
オープンAIのアルトマンCEOやグーグルのスンダル・ピチャイCEOらは先に、AI規制についてイギリスのリシ・スーナク首相と意見を交わしている。

スーナク首相はこうしたAIリスクに関する警告について経済や社会への利益もあると強調した。

「最近では、AIが半身不随の人の歩行を助けたり、新しい抗生物質を発見したりしている。こうしたことが安全で確実な方法で行われるようにする必要がある」

「国民には、政府が非常に慎重に検討しているのだと安心してもらいたい」

スーナク氏は、先に広島で行われた主要7カ国首脳会議(G7サミット)でも、AIについて協議した。また、近くアメリカを訪問してこの問題を話し合うと言う。

G7は最近、AIに関する作業部会を設立した。
引用サイト:bbc   こちら

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Last updated  2024.10.25 11:14:17
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