東方見雲録

東方見雲録

2024.12.15
XML
カテゴリ: 政経



具体的にはロシアのウクライナ国境における北朝鮮兵の配備が、この1年間で「最も常軌を逸した展開」だったという。ロシア政府によるイラン製ドローン(無人機)の使用と、イエメンの反政府武装組織フーシへの軍事援助を通じて西側のウクライナ支援に報復するとした脅迫行為もそれに匹敵する動きだったと分析する。

11月にロシアは核ドクトリンを改定。その2日前にはバイデン米大統領がウクライナに対し、米国製の兵器でロシア領内奥地を攻撃する許可を与えていた。

ただラダキン氏は、ロシアが北大西洋条約機構(NATO)を攻撃もしくは侵攻する可能性は「万に一つ」に過ぎないとみている。「その場合の反撃が通常兵器であれ核兵器であれ圧倒的なものになる」ことは、ロシアも理解しているからだ。

「NATOによる抑止の戦略は機能するし、現時点で実際に機能している」「しかしその戦略は常に強化し続けなくてはならない。そうすることで危険度を増すロシアに対抗する必要がある」(ラダキン氏)

世界情勢に不安が渦巻いている状況を受け、各国は三つのグループに別れたとラダキン氏は指摘。一つは「グローバルな支配に挑戦しようとする」権威主義的国家でロシア、中国、北朝鮮、イランが該当する。

二つ目のグループは「責任ある国家群」で、主に民主主義国からなるが湾岸の君主制国家もここに含まれる。これらの国々は「互いに連携し、世界の安定と安全保障を維持することに注力する」。

三つ目のグループを構成するのは、「前出の二つのグループの間を行き来しながら最大限の利益を得ようとする」国々だという。

NATO諸国としては敵対国を打倒するため、自分たちの優位を維持する必要があるとラダキン氏は付け加えた。
こちら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.12.15 08:00:15
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: