東方見雲録

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2024.12.29
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カテゴリ: 郷土





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東京大が米子市淀江町で展開する「東大人文・淀江プロジェクト」の第3回シンポジウムが、米子コンベンションセンターで開かれた。「現代によみがえる上淀廃寺の魅力」と題して東京大大学院人文社会系研究科・文学部の蓑輪顕量教授や増記隆介准教授らが講演。国史跡・上淀廃寺跡(同市淀江町福岡)の壁画について、美術史学や仏教学の視点から考察した。
 上淀廃寺跡では1991年の発掘調査で彩色壁画片が発見された。美術史学が専門の増記准教授は、壁画片の特徴から、比較的小さな複数の画題の壁画が描かれていたと推察。法隆寺金堂壁画などと比較しつつ髪や甲冑(かっちゅう)の表現に着目し、制作年代を8世紀と想定した。各壁画片の図様について従来と異なる解釈も示した。
 仏教学が専門の蓑輪教授は、仏像がなく台座と頭光だけが描かれた壁画があることに着目。仏教の瞑想(めいそう)修行の具体例を説明しつつ、壁画が修行の実践のために用いられた可能性を示した。発掘調査に関わった市文化振興課の中原斉専門官は、壁画片が出土した当時を振り返り、代表的な壁画片などを解説。パネル討論も行われた。
 同プロジェクトは地域と連携して人文学の観点から歴史・文化を見つめ直そうと2022年度から実施し、本年度から市の支援で研究範囲を拡大。今回のシンポジウムは約200人が参加した。(平塚千遼)
引用サイト:東大人文・淀江プロジェクトシンポで蓑輪教授ら講演 上淀廃寺壁画を考察 美術史、仏教学の視点で こちら












上淀白鳳 の丘展示館にて

関連サイト:上淀白鳳の丘展示館 こちら

関連日記:2024.06.08の日記  彼岸花の里づくりプロジェクト   こちら





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Last updated  2024.12.29 06:00:10
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