東方見雲録

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2025.02.12
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カテゴリ: スクラップ



関連サイト:変わる学校卒業アルバム 少子化で競争激化、個人に焦点  日経新聞   こちら
卒アル市場を勝ち抜くには「パーソナライズに全力を注ぐしかない」と松本氏は強調する。一般的な卒アルは卒業を翌年に控えた春先に学内の制作委員会が立ち上がり、内容を決める。修学旅行や運動会といった学校行事に同行する地元の写真館が撮影した画像が多く盛り込まれ、生徒全員が同じアルバムをもらうことが多い。


ダイコロは新開発のデジタル検品システムが卒アルのパーソナライズ化に役立つとみる(9月、大阪府枚方市の本社工場)
これに対し、ダイコロは数年前から一人ひとりに焦点をあてる卒アルを幼稚園や学校に提案する。例えば、指定された1ページは園児や生徒1人だけの写真にする。1ページの全面にポートレートが使われ、園児や生徒ごとに異なるページになる。見開き2ページにクラス全員の顔写真を載せる標準的な卒アルに比べ「満足度が高まる」(ダイコロ)。

ダイコロに委託する私立・同志社中学校(京都市)は生徒1人ずつのポートレートに加え、1ページを9分割(年によって変動)して生徒9人(同)ずつの写真を掲載するページを4〜5ページ設ける。生徒が好きなポーズ、好きな服装で撮った写真が載る。

同志社中学の沼田和也教頭は「一人ひとりの個性がみえるバラエティーに富んだ構成が保護者から好評だ。大人になって壁にぶつかったとき、アルバムを見て自分を再確認してもらえたら」と教え子の将来に思いをはせる。

これまでダイコロは社員が卒アルを1冊ごとに検品し、かすれやにじみなどの不具合がないか確認していた。パーソナライズ化すると写真数が増えて検品の手間が増すため、人手不足のなか大胆に進められない課題があった。

今後は数億円を投じ完成させたデジタル検品に切り替える。印刷と同時に不具合の有無をシステムが判定する。デジタル検品ならば社員に負担をかけず、幼稚園や学校の要望に沿ったパーソナライズ化が可能とみる。足元5%程度のパーソナライズ化された卒アルの比率を「29年までに50%に引き上げる」(松本氏)計画を掲げる。



東証スタンダードに上場し、年約60万冊を手掛けるマツモトは3月に発表した中期経営計画で、IT(情報技術)で卒アルの利便性を高める「デジタル卒アル」事業を重点施策の一つに掲げた。マツモトの松本大輝社長は「世界に一つだけの卒アルの開発を目指す」と話す。





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Last updated  2025.02.12 08:00:12
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