東方見雲録

東方見雲録

2025.04.30
XML
カテゴリ: ランドスケープ



題材     綾部市天文館パオ、平和の塔,新綾部大橋
開設場所   京都府綾部市大島町二反田7-2
引用サイト: こちら

ちょっと寄り道:丹波猿楽の里 大島









神の下に集う人びと
中世の宮座と芸能
…「丹波猿楽」もまた、落とすことのできない丹波の中世芸能である。世阿弥『風姿花伝』にも丹波猿楽の存在が明記してあり、その座は亀岡市矢田の鋤山神社に籍を置く職業的芸能人「矢田座」を指している。室町幕府の楽頭式の地位を占め、かなりの勢力があったが、丹波猿楽は矢田座のみではない。丹波特有の信仰・文化の中から生まれた丹波猿楽は、丹波一円に広く存在している。例えば綾部市の福田神社(大島町)のお旅所付近には梅若の屋敷跡が残されており、今日能楽界で活躍する「観世流梅若派」も、本来丹波猿楽に由来するものと考えられる。
天下泰平・豊年万作・子孫繁盛を祈念する翁舞が能楽の原点とされているが、この舞は元は「呪師走り」と呼ばれ、修正会(毎年正月に天下泰平など祈る法会)で活躍した呪師たちの舞(呪法の内容を解説する)を継承したものである。京都で名高い法成寺の修正会で呪師の特権を持っていたのが丹波猿楽であったという事実から、丹波の芸能史の奥深さが察知されよう。山深い丹波は都の文化をも支えていたのである。(桜井雅子)
(『図説・福知山綾部の歴史』)
こちら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.04.30 08:00:11
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: