東方見雲録

東方見雲録

2025.09.16
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カテゴリ: 政経



その背景には、近年相次ぐ強盗事件の発生や、利上げによって現金を持ち続けることによるゼロ利回りの機会損失が大きくなったこと、新札切替で家に眠る現金が表に出やすくなったことが挙げられます。

日本銀行は2025年1月に政策金利を0.5%へ引き上げることを決定しました。これを受け、3メガバンクなどが普通預金金利を0.2%へ引き上げました。

自宅に現金を置く場合のリスク
手元に多額の現金を置くことは、盗難・災害・相続・インフレのおもに4つのリスクがあります。

まず盗難についてですが、火災保険の盗難補償は現金や切手、印紙の上限が20万円などのケースが一般的で、高額の現金は守れません。さらに、自宅に多額の現金があることを犯罪グループに知られると、狙われる恐れもあります。

次に災害のリスクです。非常持出品として少額の現金は推奨されますが、逆に言えば、大金は防災目線でもリスクが残るということです。

相続でも、自宅の現金は申告漏れと疑われやすいうえ、近年は相続税の実地調査が増加しているようです。

そしてインフレですが、総務省によれば2025年7月分の消費者物価総合指数は前年同月比+3.1%で、現金は持っているだけで実質目減りする可能性があります。

タンス預金13兆円減のニュースは、金利上昇で「現金を動かす合理性」が広く共有され始めたサインでしょう。お金の保管方法としては、下記の三層構造が安心感と効率の両立に有効と考えられます。

(1)非常時に使える少額の現金だけを自宅に確保

(2)生活費の大半は、預金保険の範囲を意識して銀行へ

(3)余剰資金は個人向け国債など、元本を守りつつ利息を得られる選択肢へ

手元に現金があると安心かもしれませんが、守られて増えやすい場所に資金を置く工夫こそが、家計の安心をより確かなものにするでしょう。
引用サイト: こちら





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Last updated  2025.09.16 08:00:05
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