東方見雲録

東方見雲録

2026.01.07
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カテゴリ: 政経


© J-CASTニュース
2026年1月3日放送の特別情報番組「テレ東は知の駅伝」(テレ東)でテレビにはほとんど登場しない作家で元外交官の佐藤優さんが出演、今年の国内外情勢を大胆予測した。MCの池上彰さんとは共著もあり、佐藤さんの母校(埼玉県立浦和高校)に佐藤さんの呼びかけで池上さんが講演に出向くなどお互いの信頼関係で実現したインタビューだ。
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高市首相の台湾有事発言で冷え切っている日中関係の今後を予測した。権力が集中している習近平体制に対し「怖いのは今、日本は南西諸島にシフトしており、与那国島なんて要塞化している。(その中で)一定のタイミングで突然、日中の間で銃撃戦が起きるんです、偶発的に。盧溝橋事件(のような)が起きるんです」と予想する。「お互いに『相手が撃った』と言うわけですね。それぞれ高市総理、習近平(国家主席)に『相手が撃った』と(情報を)あげると『ふざけるな』ということで戦争直前になっちゃう(恐れがある)」と話した。
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偶発的事態の時に戦争にならないようにするという信頼醸成メカニズム(が必要だが)、具体的には(日本側は)首相官邸、(しかし、相手の中国側)は政府機関じゃ(意思疎通は)無理で、党が政府を指導するという体制の国なので国家主席室じゃダメなんです。共産党中央弁公庁(最高指導部を支える事務局)という党の方の秘書室じゃないとダメなんです。(これまでの政権で)そことのルートづくりを始めていましたが、高市政権で維持されるのか。私の承知している範囲ではその交渉は止まっちゃっているから」と話した。佐藤氏はそこが危ないというのだ。

佐藤さんは偶発的衝突について、「何か起きた時にお互いの正式のルートで上にあがっていく前のところで、高市さんと習近平さんとの間で『今回偶発的な衝突が起きたようだけどこれを拡大しない』ということで合意しておく必要がある」と強調した。
引用サイト: こちら

ちょっとおさらい:盧溝橋事件

単なる一度の偶発的な衝突ではなく、国際情勢や歴史的経緯が絡み合っていたことを理解する必要があります。

まず、当時の日本は中国に対して強い影響力を持とうとしており、1931年の満州事変以降、満州を実質的に支配していました。
一方で中国は、国内に複数の勢力が割拠する不安定な状態にありながらも、統一を目指して反日感情を強めつつありました。
その中で、北京周辺には日本軍が駐屯しており、中国側としては非常に緊張感のある状況が続いていたのです。

事件が起きた1937年7月7日、日本軍は北京郊外の盧溝橋付近で夜間演習を行っていました。
これに対して中国側の守備隊が警戒を強めていたところ、何者かの発砲によって双方が混乱状態に陥ります。
こうして、小規模な誤解や衝突が、日中両国の感情的な対立を背景に、一気に大規模な軍事行動へと発展してしまったのです。

つまり、盧溝橋事件は偶然の一発の銃声で始まったとはいえ、その背後には長年にわたる日中間の摩擦と不信が存在していたことを忘れてはいけません。
表面的には突発的に見える事件でも、実際には時間をかけて積み上がった緊張が爆発した結果といえるでしょう。
引用サイト: こちら

参考サイト:世界史の窓 盧溝橋事件   こちら





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Last updated  2026.01.07 09:00:06
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