東方見雲録

東方見雲録

2026.02.23
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カテゴリ: 宙(そら)学入門



 そのレーザー技術は、元々は核融合発電のために開発されたもの。

 2023年10月、同社はオーストラリアの「EOS Space Systems(EOSスペース)」と提携し、キャンベラ近郊に強力なレーザーシステムを設置する計画を進めている。
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例え数mmの宇宙ゴミであっても、その破壊力は時速100kmで移動するボウリングの球に匹敵するという。だから、例えカスのような宇宙ゴミだったとしても、危険極まりない代物となるのだ。

 そんな宇宙ゴミは、10cmを超えるものなら2万個、1cm以上のものなら50~70万個、そして1mm以上のものなら1億個を超えると推定されている。

 今や宇宙は、テレコミュニケーション・金融・位置情報・ナビゲーションなど、地上の生活にとって欠かすことができない領域となっている。

 たかがゴミかもしれないが、私たち人類にとって大問題となるのだ。
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 レーザーを物質に当てると、その物質が気化・プラズマ化して放出される。その推進力によって宇宙ゴミをどかしたり、ブレーキをかけたりしてやるのだ。

 速度が落ちた宇宙デブリは、やがて大気圏に突入し、燃え尽きるはずだ。

 2023年10月、エクスフュージョンは、オーストラリアの「EOSスペース」と提携し、キャンベラ近郊にあるEOSスペースの施設に強力なレーザーシステムを設置する計画を進めている。

 このプロジェクトの初期段階では、これまで地上から狙うのは困難だった10cm以下の宇宙ゴミを追跡するレーザー技術が設置される。

そして第2段階では、いよいよ地上からレーザーを照射し、宇宙ゴミの除去が試みられるという。
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なお強力なレーザーというと、どうしても軍事利用が想像される。実際、EOSスペースは対ドローン用のレーザー兵器も持っている。

 だがEOSスペースのジェームス・ベネット副社長は、宇宙ゴミの除去を目的としたレーザーは、軍事用のレーザーとは異なると述べている。

 現在のレーザー兵器は、ファイバーレーザー(光ファイバーで光を増幅するレーザー)を使って対象を切断したり、溶かしたりする。

 だがエクスフュージョンのレーザーは、「LD励起固体レーザー」だ。こうしたレーザーは、高速で移動する宇宙ゴミに力を加え、ブレーキをかけるように作用する。

 そしてそれは、直径数ミリの水素燃料ペレットを圧縮して核融合を起こすために使われるレーザーとも同じであるという。


引用サイト: こちら

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関連サイト:国連の宇宙部長、急増する宇宙ごみ除去巡り日本のリーダーシップ期待…「宇宙分野では先進的」   ​ こちら
 【ミラノ=船越翔】宇宙分野での国際協力に取り組む国連宇宙部のアーティ・ホラマイニ部長が20日、今月24日からの訪日を前にオンラインで本紙の単独インタビューに応じた。急増する宇宙ごみの除去に関する国際ルール策定の必要性を訴え、日本が議論を主導することに期待感を示した。
 ホラマイニ氏は、宇宙ビジネスの拡大に伴い、ロケットの残骸などの宇宙ごみが増え続ける状況に懸念を示し、「人工衛星などに衝突するリスクが高まり、大きな被害が生じる恐れがある。解決策が必要だ」と語った。
 国連宇宙部が事務局を務め、日本など100か国超が加盟する国連宇宙空間平和利用委員会は、2007年に衛星などの打ち上げ時に宇宙ごみを発生させないよう求める指針をまとめた。だが、既存の宇宙ごみの除去に関して多国間の利害を調整する国際ルールはなく、ホラマイニ氏は「新たな指針が必要だ。宇宙ごみの除去は一国や一つの事業者だけでなく、皆にとっての利益となる」と強調した。
 ホラマイニ氏は、民間企業が独自の宇宙ごみ除去技術を開発し、除去に関する国内ルールも確立する日本について、「宇宙分野では先進的だ。リーダーシップを発揮することを願っている」と述べ、今後の議論のリード役を務めるよう求めた。
 ホラマイニ氏は27日まで日本に滞在し、内閣府によるシンポジウムでの講演や日本政府関係者との面会などを予定している。

関連サイト:日本が主導する宇宙ごみ処理の国際ルールづくりとは?最新動向をわかりやすく解説

*日本政府(内閣府)は3月末までに宇宙ごみ除去の法的・手続き的問題を特定予定
*2026年の国連宇宙空間平和利用委員会会議に合わせて国際ルール作りを主導
*現在、直径10cm以上の宇宙ごみが3万個以上軌道上に存在
*1mm以上を含めると1億個以上と推定される膨大な数
*秒速7〜8キロで飛ぶごみは小さくても深刻な損害を与えるリスク
*この取り組みは日本の科学技術と安全保障面のリーダーシップを示すもの





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Last updated  2026.02.23 09:00:06
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