東方見雲録

東方見雲録

2026.07.23
XML
カテゴリ: 教育
鳥取県の平井伸治知事が唱える鳥取工業高と倉吉農業高を「県立高専化」する構想を巡り、高専化の是非などを検討する協議会の初会合が21日、鳥取県庁で開かれた。産官学代表による議論が本格化し、専門人材の輩出に期待する声が相次ぐ一方、卒業後の県外への人材流出や学校間での生徒の奪い合いを懸念する声も上がった。(平塚千遼)

 協議会は平井知事や県教委の足羽英樹教育長のほか商工・農業団体、市町村、同窓会、PTA、大学の代表者ら20人で構成し、県商工会議所連合会の平井耕司会長が会長に選ばれた。

 産業界からは将来の担い手減少を念頭に「労働力や生産基盤の弱体化を懸念する中で期待を持っている」「地元に残る高度人材を育成してほしい」と前向きな意見が相次いだ。平井会長は「1次産業の高専は画期的だ」と期待しつつも「卒業者が県外に流出しては本末転倒」と地元定着の重要性を強調。同窓会も県内就職につながる仕組みづくりを注文した。

 教育界からは厳しい意見も。県高校長協会の国岡進会長は定員割れしている鳥取工、倉吉農両校の現状を踏まえ「そもそも専門高校への志願者を増やさないと成り立たない。教員も確保が苦しいと思われ、人材育成が必要だ」と指摘。県高校PTA連合会の山下浩史会長は「子どもの数は変わらない中で(他校と)取り合いにならないか気になる」と懸念を示した。

こちら  今後は事務レベルの協議会幹事会を立ち上げ、中学生へのアンケートや産業界へのヒアリングを進め、今冬に検討結果を取りまとめる予定。平井知事は「諸条件のクリアや肉付けができるか見極め最終的な結論につなげる」と話した。
引用サイト:日本海新聞   こちら

関連サイト:鳥取県立高専の新設、商工・農業団体やPTAも賛同 こちら
 高専は技術者教育を行う5年制の高等教育機関で、県立高専の新設は平井伸治知事が4月に打ち出した。県教育委員会が取り組んでいる県立高校の魅力化に向けた教育改革にあわせた構想で、県は、鳥取工業と倉吉農業の2校を対象に高専を併設する案を示している。
 協議会は平井知事や足羽英樹・県教育長、商工・農業団体、PTA、大学、市町村の代表者ら約20人で構成。平井知事は初会合で「地域の産業と一体化して人材を育てないと、いい結果につながらない。素晴らしい学びやを用意できるといい」とあいさつした。
 意見交換では新設に賛同する声が多く、「卒業生が県内に定着する受け皿づくりも不可欠」「県外からも入学するようなプログラムが必要」といった意見が出された。一方、県立高の関係者からは「20~30人規模では学校として成り立たない」「教員の確保も難しい」との指摘があった。





関連日記:2024.03.02の日記 鳥取県「県立高校教育の基本方針」最終案   こちら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.07.23 13:06:57
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: