東方見雲録

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2024.03.02
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カテゴリ: 教育



35年度までに定員720人減 「県立高校教育の基本方針」最終案

 鳥取県教委は、新しい教育方針や県立高校の配置など、2026~35年度にかけて取り組む「令和新時代の県立高校教育の在り方に関する基本方針」の最終案をまとめた。社会の急速な変化や生徒の多様化に対応するため、三つの学びの方針を新たに掲げる。また 子どもの減少を受け、募集定員を35年度までに現在の約8割に削減。高校や学科の統合・再編を進め、段階的に計720人程度減らす。 16日の定例教育委員会で議決を求める。

三つの学び
 県立高校が目指す新たな学びの方針として、 生徒一人一人の資質・能力や可能性を最大限伸ばす学び ふるさとキャリア教育 さまざまな現代的諸課題に対応する学び ―の推進を掲げる。

 取り組み例として 体験と実践を伴うフィールドワーク のような学び▽生徒の まちづくりへの参画機会の提供 地域や世界の課題解決に向けた学び ―など、地域や大学、世界とつながる学びを挙げ、体験しながら成長できる教育環境を整備する。

 また、東中西部各地区に、それぞれ商業、工業・情報、農業・水産、家庭・福祉の分野を学べる高校を設置。生徒一人一人の興味関心や進路選択の多様化が進む中、幅広い選択肢を用意する。

2段階で
 県内の中学校卒業者数は1989年度の9595人をピークに減り続け、2023年度は4927人と半減。35年度には約4千人まで下落する見通しだ。

 このため、教育目的や地域性、地理的な状況を考慮し、学校配置などを検討。 現在より募集定員を約720人削減する。学校学科の統合・再編は、前期(26~30年度)と後期(31~35年度)の2段階で進める。

前期では240人程度の募集定員減を目安に、学校数は維持したまま、学科の集約などを進める。対象となる学校は24年度中、学科の詳細は25年度中に公表する予定。

 後期では、480人程度の募集定員減を目安に、高校の再編・統合を進める。また、普通科を加えた総合選択制高校の設置や、普通科において農業や商業などの専門科目を履修できるカリキュラム編成を検討する。対象となる学校は28年度中、学科などの詳細は29年度中に公表予定。

 標準的な学校規模は3学級以上とする。地域における役割の大きい中山間地域の高校は、1学年2学級以下でも小規模校として設置し、特色あるカリキュラムや学生寮などの整備で、地域外から生徒を呼び込む。(安井桃華)





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Last updated  2024.03.02 17:20:34
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