全274件 (274件中 1-50件目)
誠に勝手ながら、2010年4月より、下記に移転します。お手数ですが、下記にアクセスお願いします。なお、小学生(2005年)~中学1年(2010年3月)は、こちらに残しております。今後ともよろしくお願いいたします。管理人Prima8⇒【サッカークリニッキ2010】(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/prima8/)
2010.04.09
コメント(0)

「Jクラブ(ジュニア)ユースにボロ負けしたって?」「うん。」「強かったか?」「まあ。」「10-2だろ?」「ハーフ4回でね。」「最初のハーフがベストメンバーで、5点取られたんだろ?」「うん。何人か休んでたから、ベストじゃないけど。」「おまえは、どこ?」「右ハーフ。」「シュート打ったか?」「最初のハーフ2本。入らなかった。」「どんどん中に入ったか?」「何回もドリブルで入ったし、クロスも入れたんだけど・・・。」「そーか、点にならなかったか?」「うん・・・。」「負けたのは、何がだめだ?」「ルーズボールとか、キーパー蹴ったボールの競り合いで負けてばっかでさー。」「何で負ける?」「スタートが遅いわけじゃないし、みんな取りに行ってたけど・・・。」「けど?」「負けちゃうんだよね。」「フィジカルが強かったのか?」「うん。」「Jクラブは、みんなプロを目指してセレクションを突破してきてる。体もデカいし、速いしな。」「うん。」「けど、だからって、負けたままじゃだめだろ?」「そらそーだよ。」「あいつらのホントにすごいところは、プロを目指して、切磋琢磨しているってことだと思うよ。」「?」「練習の時から、目の色が違うはずだ。おまえのチームみたいにナアナアではやってない。」「ナアナアでやってないよ。」「けど、本気の度合いの問題だな。どーしてもうまくなりたいとか、絶対プロになるとか、サッカーに対する好きの度合いがどれだけ強いかが問題だろーな。セレクションで選ばれて、自信のある奴が、プロになるっていう目的を持って、毎日、夢を実現するために生き残りをかけて、練習でぶつかり合ってる。」「ふむ。」「練習といっても本気の試合に近い状況が生まれる。おまえたちのチームはどうだ?」「んー。」「練習のときはナアナアで、試合になって急に厳しくやろーったって、そりゃ無理だ。」「うん。」「練習の時から、マッチアップで、厳しくやってれば、フィジカルや体の使い方、ボールの動かし方がうまくなるよな。みんな遊びでも友達だから、サッカーまで仲良し。そんなんで、毎日生き残りをかけて競争してるJクラブの奴らに勝てると思うか?」「思わない・・・。」「だよな。普段は仲よくしててもいいが、クラブチームなんだから、サッカーになったら、人が変わるって言われるぐらい厳しくなれなきゃ無理だ。目的や目標の持ち方次第で、練習も全然変わる。サッカーに関しては、仲良しよりも競争で勝つことを優先してやるべきじゃねえか?」「ふむ。」「怪我しないように楽しくサッカーやりましょーなら、わざわざ、クラブに入ってる意味がない。部活に比べたら、うまい奴が集まってるから、そこに行くっておまえも言ってたじゃねえか?うまくなるんだっていう目的を持ってるからだろ?」「うーん。」「サッカーになったら、相手を吹っ飛ばすぐらい激しくやらなきゃ、Jクラブには勝てん。」「ふむ。」「練習で激しいプレーするからといって嫌われるようなら、もともとそんな意識のクラブじゃ、うまくはなれん。みんなの意識が、強い相手に試合で勝つぞって統一されてれば、練習のときから、みんなが眼の色変えて激しく当たりあうのが当たり前だ。明日から、そうなっていくなら、今日の試合で負けたことがプラスになるやろな。」「うん。」「練習のときに試合と同じ環境を作ってやれば、みんながレベルアップしていく。今日の試合で、自分にも仲間にも歯がゆい思いをしたのなら、おまえが始めろ。」「文句言われたら?」「そんなこと知るか。文句言い返せ。“Jクラブに勝ちたくないのか!”“勝ちたいなら、この前の試合で当たり負けしてたとこと思い出せー!”って怒鳴ってやればいいんだ。サッカーやってるときは、喧嘩しながら怒鳴りあいながらやってOK。」「ふむ。」「サッカー終わった後に、“ありがとう。”って言えば済む。それがスポーツマンだろ?“試合で勝つために厳しい環境を作ってくれてありがとう。”“おまえのおかげでうまくなれるよ、ありがとう。”“練習のときに痛い思いをしといてよかったなあ。” だ。」「最後のは、ムカッとくるから、“ごめん。”って言ったほうがいいよ。」「そーだな。“ありがとう。”って思えないレベルの低い奴には、“ごめん。”って言っとけ。」「ごめん。」「どーゆーこっちゃー。」【みかん堂サッカー動画】 ~【プレミアリーグ第33節:FT Manchester United 1-2 Chelsea】04/04/2010■GKまで前に出る猛攻も及ばず、マンU敗れる。■当たりの激しいプレミアリーグ。厳しいプレスの中で、繰り出すパスやドリブル、サイド攻撃は、参考になる。よろしかったらクリックをお願いします。⇒にほんブログ村
2010.04.02
コメント(0)

「判断を速くしなきゃいけない。」「だから、ミニゲームを使って、まるまる10分間、すべてダイレクトプレーするとかやってるのか?」「やってるけど、なかなか。」「味方の動きを見るのはもちろんだけど、その前に自分のポジショニングやボディアングル、プルアウェイや前に出て受ける動きで準備をしないとダイレクトプレーはできないんだぞ。」「うん。やろーとしてるよ。」「そーか。でもむずかしーか?」「だね。」「寄せる敵、動く敵、味方によって一瞬で変わる動きや状況より、速く判断しなきゃいけないし、自分がそれより速く動く必要があるからな。」「うん。あせるとなかなかコントロールが難しいし。」「ふーん。」「周りの動きや飛んでくるボールを的確に捉える目を鍛えなあかんな。」「視力1.2だよ。」「それとは違う。周りの速い状況変化を速いと感じなくてすむように、鍛える。」「どーやって?」「速読トレーニング。」「なんで?」「目で見たもの(情報)が脳に入ってきて、脳がそれを確認、判断して、指令を出し、体の部分が動く。」「ふむ。」「見て、脳が判断し、指令を出す。このスピードを速くすることが、動体視力を高めるし、同じ原理で、判断力や空間認知力、表現力(=パフォーマンス)も高まる。」「ふーん。」「この動画見てやれ。肩幅ぐらいの広さに置いた両方の人差し指を交互に見る。ヨコ、タテ、斜め、前後。3秒間に10回できるように。」「ふむ。」「脳からの指令で素早く目を動かせることと、手や足を動かせることの神経の動きは同じはずだから、目を速く動かせる人は、体もすばやく動かせるはずだ。だまされたと思って、しばらく、やってみろ。能力を高めるというより、もともとある能力を引き出したり、その使い方をスムーズにするトレーニングだ。体を動かす(表現する)能力が高まるということは、記憶力、計算力なんかも高まるはずだから、勉強にもプラスになるかもよ。」「ふーん。ほんとにー?」「まあ、やってみる価値はあるやろ。150キロのボールが見えるようになるなら、絶対に何かプラスになる。」「やる。」▽▽▽▽▽【みかん堂サッカー動画】~速読トレーニング【みかん堂サッカーBOOKS】~驚異の速読トレーニング 呉真由美さんの著書2冊よろしかったらクリックをお願いします。⇒にほんブログ村
2010.03.31
コメント(0)
![]()
「あの立ち上がりの5分はなんや?」「えー。ふつー。」「あれがか?おまえのチームのダメなとこや。戦闘モードに入るのが遅すぎる。」「ふむ。」「今日の相手だから良かったけど、1点を争う相手だったら、あの1点が命取りやで。」「ふむ。」「スタートの鈍いおまえのチームにスイッチを入れる役をおまえが引き受けろ。」「ん?」「最初にボールを奪う役は自分だと決めとけ。ポジション関係なく。まず、ガツンとタックルに行って、“おお、今日のクリ、気合入ってんなあ。”と思わせることだ。そうやってスイッチを入れろ。特に最初の5分、阿修羅のように動け。」「うん。」「練習のゲームでも同じ。最初から、集中して、奪いに行け。気合入った練習ができる。」「ふぁーい。」「最初の5分は危険な5分。」「ふむ。」「危険な5分というのは、相手にとっても同じ。ということは、味方にとっては?」「ちゃんす。」「そーだ。危険な5分は、チャンスの5分だ。その時間帯に早くスイッチが入れば、点を取れる可能性が高い。きっかけさえつかめば、リズムが良くなってくる。最初から、100%集中。敵より早くリズムをつかむこと。」「ふむ。」「あのね、試合の集中力は、最初から全開にしないといけない。」「なんで?注意しながらだんだん集中していってもいいじゃん。」「だんだん集中していこうと思ってると、集中できないまま終わることもある。それと、緊張してるから、リラックスしようって思ってると、力を発揮できないこともある。勝負の最中にリラックスなんかするな。最初から最後まで全開集中じゃないとだめ。」「なんで?」「脳とか筋肉に酸素とエネルギーを運ぶ心臓とか呼吸器の機能は、交感神経という神経が高める。エネルギー源になるブドウ糖も交感神経が出すアドレナリンによって作られる。その交感神経は、「絶対負けない。」とか「闘うぞー!」っていう心の高まりで刺激される。」「へ?」「とにかく、モチベーションが高くないと、頭も体も動かない。気持ちの強さが、試合に勝つためには今何が最も大切か、今この瞬間何をすべきかを見抜く脳の機能を高めるってことだ。最初から、気合が入ってると、アドレナリンが出て、頭も体もどんどん切れが良くなるの。わかったか?」「あんまし、気合入れすぎると緊張したりするから、リラックスしたほうがいいんじゃないの?」「大事な試合になればなるほど、緊張するのが当たり前だ。責任感があるならな。緊張するから、交感神経が刺激されて、体が敏感になる。けど、緊張しすぎると、交感神経が働き過ぎて心臓がバクバクしたり、興奮状態になる。頭と体が動かなくなるんじゃ困るな。」「ふむ。」「そん時は、緊張よりも強い集中力を持つか、交感神経を高ぶらせたまま、自律神経を安定させるかだ。」「今日の話難しいね。おとーさん、アドレナリン出過ぎ。」「やかまし。とにかく、結果を恐れず、明るく前向きにやる。分割腹式呼吸で集中する。その前に姿勢を正す。この3つやって、イケイケで最初からやれってこっちゃ。」「そー言えばいいじゃん。」「すみません・・・。」よろしかったらクリックをお願いします。⇒にほんブログ村〈勝負脳〉の鍛え方
2010.03.30
コメント(0)
FCバルセロナのシステムは、4-3-3。左にペドロ(アンリ)、中央イブラヒモビッチ、右メッシ。その下にイニエスタ、シャビ。ボランチの位置にブスケッツかトゥーレ。おまえのチームは4-4-2(4-1-3-2)。2トップだから、左右のサイドハーフは、バルサの左右FWより低い位置にある。ボランチも1枚なので、左右のハーフは、守備から始まる、守備も重視ということだ。高い位置でボールを奪えれば、試合を優位に進められる。DFラインが弱いならなおさら、前で勝負していかなきゃならない。敵ボールのときは、右のボランチみたいなもんだな。ボールを持ったら、動きはメッシ。右アタッカーのつもりでやる。どちらかだけじゃない。試合中、ボランチになったり、FWになったり、常に変わる。前残りが一番ダメ。攻めて行って、ボールを奪われたり、GKボールになったら、全力で戻って、高い位置でプレスして、敵の攻撃を阻止する。前で、(あー。)って、がっくり来ている暇はない。息を回復させるのは、相手の攻撃を切ってからだ。攻撃が終わって一区切りじゃなくて、きつくても奪い返して一息。ボールがオフになるまでは、サッカーに一区切りはないと思って走らなきゃ、その分、後ろの選手が苦しむ。人には絶対預けるな。自分で解決する責任感を忘れたら終わりだ。「その約束ごとをしっかり守ったうえで、もっと攻めろ。おまえの左足は、武器になる。昨日のFK練習で、左足良かったじゃん。少し横から入ってカーブもなかなかいい。」「最近、左足の精度が上がってきたよ。」「そーか。精度が上がってきたら、そろそろ強さだな。振りのスピードとタイミング、軸抜きを徹底しなよ。」「ふぁーい。」「そー言えば昨日、練習見てた時のアーリークロスも左足だったな。」「え、そんな のあったっけ?」「あったじゃねえか。ゴール前で、イケの頭に合わせた奴。けっこう、ピンポイントだったじゃん。」「あー、あれかー。あれ、イケがヘッド空振りして、直接ゴールしたんだよ。」「・・・。そーか。あんときは、左サイドから、左足だったろーが?」「そーじゃん。」「状況によって無意識に蹴れるようになったのか、それとも記憶力がないだけか?」「状況によって蹴れるに決まってるじゃん。」「最近、主流は、左利きの右サイド。メッシや俊輔がそうだし、ロナウジーニョやCロナウドは右利きの左アタッカーだ。」「うん。」「両方使えるお前が右サイドにいるのは、チームの大きな武器になる。もっと外から中にバルサ流で入って行ってシュート打て。」「右のトミも左で上げれるよ。」「そーだな。けど、センタリングはできても、シュートやここぞ!っていうのは右になってしまう。タイミング合わせるのに間が空いたり、持ちかえてしまうんじゃあ、ホントに使えるとは言えない。お前は左が利き手で、野球で打つのも左だから、腰の回転がこっち(右回転)で頭も左利き。」「あたま?」「そー。物の見方とか感じ方に左利き思考の資質を持ってるはずだ。足は右だけど、他の人より、左キックの素質があると思うよ。」「ふーん。」「おまえのチームには左がいないから、右コーナーから、ゴールに向かうボールが蹴れる左足は貴重だ。左足シュートを持った選手が、中に切れ込むことで、右奥にサイドバックや他のMFが飛び込むスペースも生まれる。」「ふむ。」「おまえとトミが両サイドからどんどん中に切れ込んで行ければ、バリエーションが多彩になる。」「ふむ。」「ただし、FWアタッカーじゃあないから、ボール奪われた時の守備を必死でやらないと、おまえが前で攻撃するということは、守備の人数少ないってことだからな。忘れんなよ。」「うん。大丈夫。」「まあ、そんなことしてたら、コーチから、怒鳴られるけどな。」「そだね。」「怒られたって、突破や攻撃に消極的になるなよ。ガンガン攻めて守備もしっかりやればいいんだ。」「おっけー。」「セルティック時代の中村俊輔は、ロングボールと体力で攻めるスコットランドで活躍できたけど、スペインで難しかったんは、何でだと思う?」「んー。スペインには、同んなじような選手がいっぱいいるから。」「その通り。わかってるじゃん。スペインは、パスサッカーが主体で、イニエスタとかシャビとかパサーが多いから、埋れてしまう。群を抜いてうまいか、そのリーグやチームで必要とされる特徴を持った選手が生き残る。」「だね。」「それでだ。海外じゃあ、マラドーナもそうだけど、左だけ右だけのすごいスペシャリストが多くて、両足使える人は少ない。それと、90分、献身的に走り切れる選手も少ない。日本人の運動量は貴重なはずだ。左右使えて、献身的に走れるサイドバックやボランチタイプの需要は、高いはずだ。需要ってわかる?」「んにゃ?」「必要だからって、求められること。」「ふーん。」「スペイン行くなら、そこにチャンスがある。もちろん、ゴール狙う気迫はベースとして絶対必要だけどな。」「うん。」「中学の時、攻撃にも守備にも手を抜けないポジションにいるのは、幸せだぞ。心肺機能も、広い視野も、闘争力も鍛えてもらえるからな。」「うん。」「だから、きつくても頑張れ。」「ふぁーい。」「世界で通用するためには、特徴を持ったスペシャリストになるしかない。両足使えるランナーになれ。並の努力じゃできないぞ。今は、それを活かしてシュートまで持っていくのに全力上げてやれ。楽しーし。」「は-い。」【みかん堂サッカー動画】カテゴリー:ドリブル ~イニエスタ、メッシ他
2010.03.27
コメント(0)

「クリ、明日の試合、プレーのひとつひとつを全部覚えておくつもりでやれ。」「どーゆーこと?」「んー、マイケル・ジョーダン、っておまえは知らないか?」「知ってるよ。バスケットの選手でしょ。マイケル・ジャクソンも知ってるけど。」「おー、そーだ。マイケル・ジョーダンは、シュートを打つ前のドリブルの時に、シュートが入るって分かったそーだ。」「それで?」「何でだと思う?」「敵の隙間が見えるから?」「そーだな。どこをどう通れば、抜けられるかがわかった。でもそれだけじゃない。ドリブルしてるときに入るって確信できたって言うんだ。」「かくしん?」「絶対に入るって分かるってこと。」「なんで?」「マイケルジョーダンはもちろん練習の虫。」「ふむ。」「けど、ジョーダンと同じ練習を同じ時間やったとしても、ジョーダンと同じようにはならない。」「・・・。素質がないから?」「そーだ。」「なにが言いたいのよ?」「けど、素質というのは、身体能力やセンスのことだけではない。」「なに?」「記憶力だ。」「えー?」「サッカーもバスケットも状況がコロコロ変わる。」「ふむ。」「ジョーダンは、練習ゲームや試合で、敵の間をすり抜けてシュートを打った記憶を、パスをもらった瞬間から、いや、試合の最初から最後まで覚えていて、それを脳に刻みこむ。自覚がなくても、それが潜在意識と体に浸み込んでいく。練習や試合で、何万回もシュートを打つ度にそれが刻まれると、試合でボールを持った瞬間、それを体が思い出す。全く同じ状況はないが、ほとんど同じとき、こうすればこうなる、シュートが入るって分かるってことだ。」「ふーん。どうすりゃいいのよ。」「簡単に言うと、集中しろってことだけど、ひとつひとつのプレーをていねいに気持ちを込めてやれば、その印象がしっかり残る。」「ふむ。」「例えば、ただ歩いているとき、コンビニの前を通っても、コンビニの店員さんの服は思い出せない。見たはずなのに、5分後でも思い出せない。」「そだね。」「けど、歩いているとき、見たものを全部記憶するぞと決めて歩けば、コンビニがローソンで、青と白のシマシマの制服だったって、1時間後でも、明日になっても思い出せる。」「うん。」「それと同じ事をサッカーで毎日続けて、素質やすごい才能、センスがある選手になっていくんだ。脳(潜在意識)と体に蓄積された情報や知識が能力を作り上げ、磨いていく。俊輔がよく言う“引き出し”、その場その場での対応手段を多く持つことにもなる。一流の選手は、何年も前の試合の“あの時、誰からこういうパスが来て、敵がこう来たから、こうかわして、どこにどういう球のシュートを打ったんだ。”とか、細かいことまで覚えてて話しているだろ?」「うん。」「それだけ、プレーのひとつひとつに集中し、気持ちを込めてやっているから、印象が強く残って忘れないんだと思うよ。記憶力があるからできるんじゃなくて、一瞬一瞬、大切にプレーしたり、大切に生きたりすることができるかどうかの問題で、それは、そうしようと思えば誰にでもできることだろ?」「ふむ。」「それが記憶の素質だ。」「うん。」「それがあれば、脳と体にプレーの記憶が刻み込まれて、プレーの能力も上がっていく。素質のある選手になっていく。」「覚えられないよ。」「できる。ポイントは、ゴールをしっかり意識すること。(絶対点を取る。)、(ゴールに向かって突進するぞ。)っていう意識が強くなきゃだめ。絶対取るっていう気持ちが強ければ、強いほど、成功も失敗も記憶に残る。ゴールを決めたときの嬉しさ、外したときの悔しさの印象が深く残るからだ。信じてやってみー。」「ふぁーい。」「素質ってのは、生まれた瞬間からあるわけじゃなくて、印象深く見る性格に生まれついて、物事をいつもしっかり見て、心と体に記憶させていくうちに身につくもんだ。」「ふむ。」「物事をしっかり見て、そのイメージを記憶として残すのは、生まれ持っての能力じゃなくて、今からでも鍛えていける技術だ。そういう習慣を身につける努力をすれば、素質とセンスのある選手になれるということだ。ややこしいけど、言ってる意味わかった?」「わかるよ。」「そーか、明日から、練習のとき試合のときも、気持ちを込めて、丁寧に。と言っても、ゆっくりやれってことじゃない。スピードを忘れるなよ。」「わかってるよ。」「明日の夜、試合でやったプレーとシチュエーションを全部教えてくれ。」「えー。」「大丈夫。今、出来なくても出来るようになる。毎日の積み重ねだ。目的をはっきり持って、最初から最後まで、集中して行けばできる。印象に残るように、ひとつひとつのプレーを目的に向かってしっかり、やれ。中途半端じゃダメだぞ。自分の目的と意図がはっきり分かるようなプレーをしなきゃいかん。味方にも自分にも。」「おーるらいっ。」「おお。・・・。」よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.03.12
コメント(0)
![]()
【テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人】村松尚人著【〈勝負脳〉の鍛え方】林成之著直接的なサッカーの技術や身体操作法の本ではなく、なぜ練習するのか、どんな練習をしなければならないか、どういう考え方をすればいいのかを教えてくれる参考書です。そうやって鍛え、闘った体験は、クリがこれから社会に出て行く上でも活かされるはずです。「おとーさんも活かせばぁ?」(クリ母)「ふぇーい。」【テクニックはあるが、サッカーがヘタな日本人】「サッカーはサッカーをすることで上手くなる。」・・・よく聞くフレーズだけど・・・、ホントに理解しているわけではなかった。目から鱗が落ちる。この本で、サッカーの練習に対する考え方をはっきりさせることができたように思います。■FCバルセロナに所属し、コーチとして指導してきた村松尚人の著書「日本サッカーが強くなるための方法」4冊。 ★詳細はコチラ⇒【クリニッキ厳選
2010.03.10
コメント(0)

「今日の試合どうだった?」「1年に2-0で勝って、2年に0-2で負けた。」「まだまだやな。おまえ自身はどうだったの?」「今日は、雨で下が泥んこだった。」「んで?」「右サイドの田んぼの中でリフティングドリブルやった。」「おお。ピクシーか。雨降ったらやってやろーって前から思ってたろ?」「うん。けっこう走って泥んこ抜けたとこで、地面に落とした瞬間に、斜め後ろからドカーンってタックルされて、ピッチの外の芝生に吹っ飛んだ。」「おー。おもろそーやな。芝生は気持ちよかったか?」「まあね。ズーッと滑って、痛くもなかった。」「サッカーは、格闘技や。これからもっと当たりきつくなるぞ。」「そんなあ。」「2年相手に、そんな小ばかにしたようなリフティングしてたら、相手は(この1年坊主がー。)ってなもんで、突っかかって来る。」「やんない方がいいの?」「おまえが何を目指しているかによる。」「どーゆーこと?」「そんな痛いことに近寄らずに、やさしいサッカーをやさしい人たちと一生楽しくやるか、そんな痛いことをする奴らにも勝って、上を目指すかだ。」「目指すよ。」「じゃあ、二つ身に付けろ。」「?」「何だと思う?激しいタックルが来たら、おまえだったらどうする?」「ガーって頑張って耐える。」「どうやったら出来る?」「軸を作って耐える。」「正解。」「へ。」「当たられても倒れない体幹を造ることだ。もうひとつある。」「えー?」「ガーって踏ん張るだけか?」「ふわりとかわす。」「せーかい。」「おー。」「おーって・・・。」「かしこいでしょ?」「かしこいけど、何をすれば出来るの?」「へ?ジャンプ力。」「これも体幹を鍛えなきゃいけないけど、プラス軸抜きをしっかりやれ。」「ふむ。」「タックルをかわせる身のこなしは、軸を瞬間移動させる速さだ。C.ロナウドとか、ロナウジーニョの動きを見てるとボールを上げた足が、同時に浮かんでボールに来た敵の足を越える。あの操作も軸抜きからつながってる。」「ふーん。何でできるの?」「体幹トレーニングとプライオメトリクスまじめにやれってちゅうこっちゃ。」「ふぁーい。」「C.ロナウドの動画見とけよ。倒されても倒されてもチャレンジする。ヨーロッパのタックルは、ハンパじゃねえぞ。」「らじゃ。」【ヨーロピアン ダーティ タックル集】【ピクシー:雨のファンタジー】(みかん堂サッカー動画)よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.03.06
コメント(0)
![]()
「クリ、今日の練習、ゲームやった?」「うん。ミニゲームとハーフコートで順番に6本かな。」「昨日、言ってた課題を持ってやったか?」「最初忘れてて、途中から思い出してやった。」「情けない・・・。」「けどね。ドリブルとー、持ったら、後ろからでもミドル打つって決めて、やったよ。それと、ドリブルかパスか判断を早くするのを気をつけた。。」「ミドル打つっていうのは、自分で考えたのか?」「あたりまえじゃん。」「おー、えらい。決定力ってのは、どこからでもゴールやGKを見て、敵のいないところに蹴りこむ技術だ。そういうのもありだな。」「たいしたことじゃないよ。」「けど、自分で決めるのは、いいことだ。シュートは打てたのか?」「打つのは、打てるよ。2年のDFに最初のタッチでボールをズラして、2ステップで打ったとき何回かあったよ。」「おお。それそれ、決まったか?」「2年の県トレキーパー、上手かったから、なかなか決まらなかったけど。15mぐらいのトゥキックで1点決めたよ。狙ったとこに決まった。キーパー動けなかったもん。」「おお。青葉*か。いいこっちゃ。どんどん行け。次は、もっと遠くから、弾丸頼むぜ。」「まかして。」「ドリブルは、どーだった?2人抜けたか?」「まあまあ。」「まあまあってどーいうこっちゃ?ちゃんとしゃべれ!」「ドリブルは、2年も混じってるから、なかなか上手くいかなかった。」「試合になったら、2年だろーがでかかろーが関係ねえだろ?。ブラインド(背中)も使えるし、スピードさえあれば。」「そーだけど、押し込まれるし、足が長いもん。」「今のおまえのタッチスピードじゃまだまだだってことだな。それがおまえに足りないとこや。どんな相手だろうが、抜くしかないんだ。力だろうが、技だろうがスピードだろうが、通用できる奴しか闘えない。まあ、でも、課題がはっきりわかってよかったじゃん。これからも実戦練習で、続けてやっていけば、レベルは上がるよ。」「うん。」「ところで、判断を早くするっていうのは、自分で考えたのか?」「コーチに言われた。」「そーか。出来たか?」「んー。まあまあ。」「その答えの遅さや曖昧さじゃあ、的確で早い判断はできなかったろ?」「へん。」「判断を早くするためにおまえは何をした?」「ボール受ける前に状況確認しようとした。」「ふむ。早い判断は出来たか?」「えー?やったけど、出来たかどうかはわかんないよ。」「そーだろーな。」「なにが?」「判断を早くしようと思うだけなら誰でもできる。言うのは簡単だ。」「おとーさんには出来ないね。」「やかまし。オレは判断できるが、体が動かんだけじゃ。・・・ほっとけ。」「判断を早く、正確にするためには、もっと具体的に何をすればいいかを考えなきゃ。何か具体的な目標を持てば、結果が分かるし、それを積み重ねれば、成果も上がる。」「ふむ。」「その方法のひとつが、昨日言った、ダイレクトパスという課題を持ってゲームに入ることだ。全部ダイレクトでパスしようと思ったら、事前の情報収集は当然だし、見たり聞いたりした情報から、瞬時に決断することが要求される。ダイレクトパスを成功させようっていう課題だから、パスが成功したかどうかで、プレーが正解だったかどうかがすぐ分かる。成功させるためには、事前に、的確に、瞬時に決断しなきゃいけないから、早く判断することの練習になる。そのために言ってるのにー。」「そーなの?」「昨日言ったこと聞いてなかったでしょ。」「今、思い出した。」「手にマジックで書いとけ。」「子供じゃないよ。」「ダイレクトパスの精度を上げるには、状況の予測以外にも、もうひとつ必要だ。」「んー。パスの正確さ。」「ん。もちろん正確さは必要だが、あとパススピードも要る。」「なんで、パスのスピードが関係あるのよ?」「今世界一のスペインを見てみな。低く滑るような速いパスで、DFの狭いゲートを抜いていく。DFが追いつけないパスのスピードがあれば、見極めてからのパスも通る。もちろん、速いだけでは、味方が追いつけなかったり、トラップしづらかったするから、味方に合わせるタイミングと、パスの質を考えなきゃいけない。それを受ける前の一瞬で判断する必要がある。」「ふむ。」「インサイド、アウトサイドで、足首のスナップを利かせる蹴り方を身に付けとけよ。」「へーい。」「パス錬や鳥かごでも、失敗したときや成功したときの実戦を思い出しながら、試合を想定した練習することだな。」「ふぁーい。」【国際Aマッチ3/3:スペイン2-0フランス】(みかん堂サッカー動画)■「イレブン」1~43巻 七三太朗作(集英社)主人公・青葉茂※が高校時代よりサッカーを始め、数々の苦難を乗り越えながら目標であった ワールドカップの出場を果たす物語。 【中古】少年コミック 36)イレブン / 高橋広【10P08mar10】よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.03.01
コメント(0)

バルサのようにゲームやゲーム形式の練習で、やりたい動きが出来るように練習することが大事。自分の課題は何か、クローズな練習で確認したら、ゲームで発揮できるように、ゲームで練習しなきゃ自分のモノにできない。「サッカーには、いろんな状況があって、それが一瞬一瞬変わる。仲間も敵も変化するし、思ってもいないことが起きる。」「うん。そーいえば、この前イレギュラーバウンドして空振った。」「想定外のことがいっぱいあるから・・・」「そーだよねー。テストと同じだね。」「あほ。テストは勉強不足だからだ。」「勉強してるよ。」「一夜漬け君じゃあ、サッカーは無理やで。」「なに?」「サッカーじゃあ、その100万倍、想定外のことが起きる。」「ふむ。」「想定外のことを少なくするにはどうしたらいいか?」「んー。練習・・・。」「何を練習するかが問題や。」「んー?サッカー。」「おまえ、いい加減に答えてるやろ。」「ひひ。」「けど、いい答えだ。」「ひぃ?」「サッカーってなんなんだ。サッカーを練習するってなんだ?そこまで考えられたら正解。」「・・・?」「考えられないこと、おまえの頭じゃ想定できないことが、次々起こるのがサッカー。」「悪くないよ。」「だからそれにどうやって対応出来るかで、勝つか負けるかが決まる。」「ふむ。」「ひとつは、想定外のことが起きると想定してしまうこと。どんなドリブラーだって敵にボールを奪われることもある。あっちから来る、こっちから来る、でかい相手、素早い相手、足の長い奴、色々だ。どうすれば奪われないか考えて、色々な場面やパターンを考えて練習しておく。」「ふぁーい。」「想定外のことも想定すれば想定内のことになる。」「ふむ。」「だけど、それでもサッカーじゃあ、それ以上に想定できないことが起きる。ふたつ目は、考えつかない想定外のことが起きたときに対処する方法を持っておくこと。それが習慣になるまで練習しておくということだ。」「どーやって?」「例えば、イレギュラーとか風とか、何もなくても自分がミスすることもある。奪われ方にも色んなパターンがある。一生に一回だけしか出て来ないパターンもある。同じものがないから、出来るだけいっぱい経験しておくしかない。突然の想定外のことにもあわてず対応できる能力や肝っ玉をつけておくしかないんだ。」「どーすりゃいいのよ。」「サッカーを練習するしかない。」「何言ってるかわかんないよ。」「それがゲーム形式の練習だ。敵のいない練習では想定外のことに出会えない。敵がいて、状況が一瞬一瞬変わって初めて、想定外のことにも出会える。」「ふむ。」「今のおまえのクラブは、基礎的な練習をじっくりやるようなチームじゃない。ほとんどゲームばっかだろ?」「まあ、そーだね。」「そういう方針なんだ。サッカーはサッカーをしながら上手くなるほうがいい。」「どー言うこと?」「さっきから言ってるように、ゲームでの状況変化に柔軟に対応できるようになることが、サッカーが上手くなる一番の近道だってことや。敵のいないコーンドリブルやシュート練でどんなに上手くやれたって、敵のプレッシャーやアタックに晒されながら、やれなきゃ意味がない。」「ふむ。」「ゲームの勝ち負けや、敵とやり取りする楽しさを感じながらやれば、サッカーは上手くなる。」「楽しんでるよ。」「ただ、おまえのクラブも、もう少し工夫がほしいとこだけどな。具体的な目標や課題を与えなさ過ぎ。だたミニゲームやってるだけだろ?」「うん。」「練習ゲームで、個人の課題を与えてくれるわけじゃないなら、自分自身で、ミニゲームやハーフコートのゲームで、しっかり課題を持ってやるしかない。」「んー?」「ゲーム形式の練習で、おまえが、“このゲームでドリブル練習”と決めてやれば、そのゲームは、ドリブル練習になる。動かないコーンスラロームなんかより、めっちゃ濃いドリブル練習が出来る。想定外のことも起きるし、失敗もする。実戦と同じように状況は複雑に変化し、敵が向かってくる中でのドリブル練習だからな。」「ふむ。試合と同じなわけね。」「しょーゆーこと。」「ダサ。」「同じようにシュート練習、パスの練習もゲームごとに課題として持てば、プレッシャーのないただのシュートやパスに比べたら、進歩のスピードは格段に違ってくる。意識とやり方次第だ。」ミニやハーフゲームで密集エリアに入っていくとき、ゲームごとに自分で課題を決めてチャレンジする。■ 必ず2人以上抜いてから、シュートやパスをする。~状況に応じて、ボールを敵から守り、前に運ぶ。行くぞっていう信念が要る。また、次には、■必ずダイレクト(ワンタッチ)でパスやシュートをする。~当然、ボールを受ける前から、状況を見ておかなければならない。 等々。「練習の最初から、最後まで、鳥かごやミニゲームでも、敵を意識し、試合を意識しておけば、すごく濃い練習ができる。1年たったら、全然成長できている。」「ふぁーい。」「忘れちゃいけないことがある。サッカーでは必ず失敗がある。」「ふむ?」「失敗して敵にボールを奪われたとき、自分ですぐに取り返すことだ。絶対にあきらめたり、味方に任せたりしないこと。自分で行くこと、すぐにいくこと。(あっ、しまったー。)って考える前に取り返す。そこで絶対固まるな。」「ふむ。」「それができないなら、自分でチャレンジする資格なし。チームがおまえのチャレンジを許してくれなくなる。わかったか?」「わかった。」【リーガエスパニョーラ:バルセロナ2-1マラガ】■シャビのスルーパス。バルサのパスサッカー。よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.02.28
コメント(1)

蹴るときの蹴り足、フェイントでボールに出す足、トラップでボールに触る足、走るときの着地足を追い越すスイング足、その足を前に出すとき、地面に着いているもう一方の足(軸足)を、地面から素早く離すことを習慣化する。体を移動させるときは、出す足に体重を全部乗せる。腰と一緒に。後ろ足(軸足)に体重が残れば、次の動きが遅れるだけじゃなくて、腰(骨盤)が前に出て行かず、力強いバネのある動きができない。守備でボールを取りに行くとき、へっぴり腰で、足だけ出したようにならないために、ドリブルで切り返すときに、ボールに触る足から次の足に体重を素早く移すためにも、走るときに、着地足を一瞬で地面から離してスイングに切り替えるために、足を出すとき、その瞬間まで軸(体重が乗っていた足)になっていた足をパッと地面から離す。「クリ、軸を抜け。」「なにそれ?」「足を前に出すとき、地面を押してる後ろ足のこと。蹴るときの蹴り足。動くとき前に踏み出す足が前にしっかり出て行くのを支える軸になる足だ。」「ふむ。抜くってヒザを下に落とすってこと?」「逆。その足を地面から離せ。」「なんで?」「動いているとき、体重を、地面に着いている方の足に全部乗せる。必ず、どちらかの足にしっかり体重が乗り、もう一方の足が浮いているようにする。」「ふむ。」「6・4とか、7・3とかでも、体重が両方の足に乗っていたら、体が地面に居ついてしまって次の動きが遅れるし、出す足に全部の力が伝わらない。」「ふむ。」「例えば、インサイドキックで蹴ったあと、立ち足に体重を残さないってこと。走りながら蹴るとき以外は、立ち足に体重を残したまま、ボールの行方を見てしまうことがよくある。」「うん。」「それだと次の動き出しは遅い。そのままランにつなげよう。」「へい。」「フェイントで、例えばエラシコのとき、アウトで出す足に体重が移らず、アウトに出したボールに足がついていかなかったり、インの切り返しボールに身体がついて行かないのも、元の足に体重が残って地面に居ついているからだ。その足が、一瞬、空中に浮かんでいれば、方向転換できて、素早く動ける。」「ふーむ。」「理屈がだいたいわかったら、あとはどうしたらできるか?」「んー?前足に体重乗せればいいんじゃないの?」「そーだけど、出す足に体重を移そう、乗せようとしてもなかなか上手くいかないから、逆に後ろに残る足をパッパッと地面から浮かすように意識したらいいんじゃねえーか?」「ほんとだね。」「片方の足が浮いている瞬間は、少なくとも浮かした足に乗ってる体重はゼロだ。重心は軸から前足に移るか、移る途中の不安定な状態になる。不安定な状態というのが、次の動きにすぐに移れる状態ということだ。」「なんか、二軸だね。」「正解。結果的には、その通り。」「後ろ足に体重残して、前足浮かしててもいいんじゃないの?」「次の一歩のためには、そうだ。前足を浮かしてボール操作して、軸をしっかりしていてもいい。けど、そんな場面はほとんどない。前に進みながら、または、出した足を軸に切り返すのがほとんどだ。一部のフェイント以外ない。ボール取るために出すとき、体重の乗らない足だけ出しても軸が作れず、コンタクトに弱くて、次の動作に移りづらいへっぴり腰状態になるだけだ。」「ふーん。」「重心が地面に着いた方の足に100%近く体重が乗ってるってことだ。体重を乗せてしっかり地面を押せれば、次の足にしっかり素早く体重を乗せられる。動いているときは常に片足に体重が乗っている状態を作り出せ。両足で踏ん張っているのは、動かないとき。一瞬一瞬を見たら、必ず片足体重でなきゃいかん。」「ふーん。」「ボール蹴ってみよう。軸抜くとフカすボールが減る。体幹ごと前に移動しながら蹴ると、前足に重心がパーンと移る速度も加わる。腰が入らなきゃ、重心移動が弱い。勢いよくしっかり移動させる。トラップでもボールが浮きにくくなる。ただ落とすんじゃなくて、自然とファーストタッチでボールを動かさなきゃいけなくなる。もちろん体も移動する。それが一瞬の速さにつながる。」「うん。」「いつもだ。いつも片足荷重にする。いつも片足上がった状態で片足立ち。」「ふむ。」「ケツに着くように足上げてみ。」「ふむ。」「はい、足替える。パッと替える。」「ふむ。」「その時、地面についた軸足に体重が乗って体は少し前のめりになる感じだろ?」「うん。」「背筋伸ばせよ。」「へい。」「その動きを、基礎練でも、パス錬でも、走るときも蹴るときも、動くときはいつもやる。常にそーやってるとロナウジーニョのようにサンバのリズムになってくる。」「ほんとぉ?」「素早く動きには、けっこう、大切な動きだぞ。それを習慣にしろ。」「ふむ。」軸を抜く動作が生み出すのは、腰の移動。軸足が地面から離れたうえで、腰を残すのは、却って難しい。というより、軸足を浮かす時点で、腰を前に移動してしまう。体幹が前に出る=体幹ごと移動するということ。(実験中。)【ロナウジーニョTRICKS】ロナウジーニョ・サンバ!!よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.02.27
コメント(0)

ジュニアユースに昇格してから約1年が経ちました。小学生の時から元々クラブにいた子供たちのうち、辞めていった人も多く、今年になってクリと仲のよかった子も含めて3人も辞めてしまいました。3人ともクラブではBチームでしたが、それぞれ自分の中学の部活に入って、活躍中。一人はトレセンに選ばれるらしいとか。そういう選択もありです。「クリ、さみしくないか?」「べーつにー。」「仲よかったじゃん。遊び相手がいなくなったんじゃないか?」「そーだけど、他のみんなとも遊んでるし。」「そーか。ならいいけど、おまえも部活に変わってもいいんだぞ。」「ショウにも誘われてる。いっつも、来いよーって言うんだよ。」「どうするか迷ってるのか?」「クラブでやるよ。」「何で?。Aチームで、ベンチに座っているより、部活の中心になってプレーするほうがいいんじゃないのか?」「クラブでAのレギュラーになるよ。」「ふーん。けど、部活に行けば、今からすぐ試合に出れて、他の中学の上の学年の強い人たちと闘えるぞ。自分の将来のことを考えたら、その方がいいんじゃねえのか?」「けど、毎日の練習で、闘う相手があれじゃあね。2年生でも弱いし。クラブだったら、強い人がいっぱいいるから、毎日鍛えられるじゃん。」「なるほど。じゃあ頑張んなきゃな。」「うん。3月末までにレギュラーになるよ。」「そーか、じゃあ、あと1ヶ月、松井大輔みたいにアグレッシブなサイドハーフになってくれ。あいつの前傾姿勢が、大好きだ。長谷部でもいいけど。」「なってるよ。ヘタだけど。」「おー。気持ちは同じっていう意味か?」「テクが同じってことだよ。」「・・・。厳しい試合で使えなきゃ意味なし。」「わーってるよ。」【リーグアン:グルノーブル5-0オセール】松井大輔2ゴール1アシスト!!よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.02.26
コメント(0)

「クリ、競争力がなきゃプロにはなれん。」「わかってるよ。」「そーか?競争力ってなんだ?」「え・・・闘って勝つ力じゃん。」「違う。」「なに?」「あのな、競争を怖れないことと、めげずに競争し続けられる心の強さのことだ。」「んー?」「負けても、負けても、あきらめない奴は、いずれは勝てる可能性がある奴だ。勝つことを目指して、自分の将来の力を信じて、今やるべきことをしっかり頭に入れてそれに集中してやれる人が、競争力のある人っていうこと。」「ふーん。」「競争に勝つことの出来る体や力や技じゃなくて、競争力というのは、絶対勝つぞという強い気持ちがあるかどうか、その強い気持ちを継続できるかどうかということだ。」「ふーん。」「すぐ、めげたり、怖気づいたりする奴は、勝てる力を持っていても、発揮できん。」「ふむ。」「勝てる力が、今、あるか、うまいかどうかなんて関係なく、勝てる力がつくまであきらめないかどうかだ。勝つことを目指して、その時その時、全力を尽くして闘って初めて、実力を発揮できるようになる。それが出来るまであきらめず、ずーっと頑張れる奴が競争力のある奴。」「んー?」「(勝てなかったら。)とか(失敗したらどーしよう。)とか考えてもしょーがないってことだ。結果の心配せずに、開き直って攻撃的に行くことと、あきらめないこと。途中で投げ出したらだめよ。」「うん。」「おまえに競争力はあるか?」「わかんないけど、あきらめていないよ。」「そーか。それなら、あとは、集中。一個一個のプレーに対してもあきらめず、しつこく行けよ。それを積み重ねて、全部にあきらめないおまえができる。競争力がつく。」「ふむ。」「攻撃でも守備でも言える。特にボールを奪うために必要だ。」「なんで?」「ボール奪うことに執着して、自分を犠牲にして体を張る、あきらめない姿勢は、チームにもいい影響を与える。仲間に信頼されるようになる。そしたら、ますます頑張れるから続けていける。」「ん。」「本田の強い態度を見習え。」「ふてぶてしいやつね。」「堂々とも言う。ヨーロッパで、あの態度で、貫き通せる強さがすごい。」「ふーん。歩き方は出来るよ。肩揺らして・・・。」「ふーん。・・・。」【CSKAモスクワvs OBオーデンセ(デンマーク)2010.02.09】本田圭佑(CSKAモスクワ)2アシスト!!よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.02.25
コメント(0)

「クリ、今度の金曜は練習休むんだって?」「う~ん。」「テスト週間の奴で練習来る奴はいないのか?」「ほとんど来ない。この前も2、3人。テスト終わってるとこ(学校)の人たちは来るけど。」「テスト前日じゃあねえんだから、2時間の練習なんか関係ねえだろ?一夜漬け君には。」「だって、テスト週間であんま来ないし、練習に行ったら、居残り練習したくなるじゃん。テスト終わった人は、残って練習するし・・。」「あのなあ、たった2時間の練習時間も惜むほど勉強すんのか?」「するよ。」「ほんまかいな。そんなに集中力が続くのか?練習休んだほうが、精神的に安心っていうだけのような気がするけど。」「そんなことないよ。」「練習前後も入れて約3時間の時間がなくなると、具体的にこういうことがまずいって、きっちり分かっているわけじゃねえだろ?」「そりゃーね。」「これとこれをこーする時間が足りないから、練習時間削って勉強するとか、ちゃんとした理由があるわけじゃなくて、何だかわからないけどとか、なんとなく不安だからってだけだったら、よく見えないものや、何かわからないものに怖気づいて、練習を休むってことじゃん。それって、どう思う?」「まーねぇ。」「まーねぇって?いもしないお化けに、分からないから怯えてるみたいなもんだな。いるってわかってから怯えたっていいんだぞ。ほとんどは、柳だ。」「・・・?」「あのな、集中力って大切だろ?」「うん。」「集中力っていうのは、サッカーの練習だけじゃなくて、遊んでいても、勉強してても、鍛えることができる。」「ふむ。」「パッパッと時間ごとに集中するターゲットを切り替えて、その時その時を全力でやる。サッカーの集中と同じだ。テスト週間は、集中力を鍛えるのにサイコーやな。」「ふーん。」「時間がないときは、その日の課題をできる時間の中で全力を尽くして練習すればいい。そして、帰ってからは、集中して勉強する。国語なら、国語、数学なら数学をやる時間にどれだけ全力で勉強するかが問題だ。ダラダラやっても意味はない。却って時間あるほうが、集中力が分散して効率が悪い。」「追い込まれてんだから、どうせ時間のない状況で、どんだけ集中するかだぞ。」「だからー、追い込まれてないよ。勉強してるって。」「最後の追い込みは、時間がないくらいの方が、集中できるだろ?おまえは。」「ま、そーかもね。」「なんだかんだ言ってないで、家にいるときは、勉強しなさい。」(クリ母)(金曜日)「クリ、今日、練習行ったんだって?」「行ったよ。」「根性あるじゃん。」「根性じゃなくて、よゆーだよ。」「練習来なくて成績いい奴もいれば、来ないくせに成績悪い奴もいる。」「ふむ。」「一番、カッコいいのは、テスト前練習も休まずしっかりやって、成績もいい奴だぜ。」「分かってるよ。余裕じゃん。」「ほんまかいな。自信とうぬぼれは違うぞ。練習行って成績悪かったら、バカじゃんって言われるぞ。」「へへへ。」「まあ、練習行ったのは、えらい。後は勉強に集中だ。」「へーい。」「テスト勉強でわからないとこはないのか?」「これから、探す。」「って、まだやってないってことやんか。」「まかして。」「・・・。」(眠そーな声で大丈夫か・・・?)(テスト初日)「テストどうだった?」「まーまあ。」「数学は?」「数学が失敗した。2、3問間違えた。」「おまえ、ほとんど数学しかやってなかったのに、余裕じゃなかったっけ?」「へへへ。」「今日は練習行ったのか?」「行ったよ。」「おー、その数学でか、根性あるじゃん。」「まーね。」「根性じゃなくて諦めが早いだけちゃうか?」「そーかも。ひらきなおりってやつ?」「あほなこと言ってねえで集中勉強!あとは、暗記物ばっかなんだから、集中してやればやるだけ点が取れるんだぞ。一夜漬けでも。」「おっけー。」「危機感なさそー・・・。」よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.02.23
コメント(0)
「クリ、この試合、どー思う?」「赤チームが勝つね。」「何で?」「ルーズボールに寄せが早くて、全部赤が取るもん。」「そーやな。おまえ、青チームだったらどうする?」「真ん中が空いてるから、誰かが、入らないとね。」「誰が入る?」「サイドハーフか、ボランチ。」「そやな。おまえのポジションの参考になるなあ。」「まーね。」「ボールと人が、サイドに寄ったときには、センターラインの空いたスペースを他の人が埋めなきゃいかん。センターラインってゴールとゴールを結んだタテの線のことやで。」「わかってるよ。」「野球でもキャッチャー、ピッチャー、セカンド、センターのセンターラインが、守備の重要なラインと言われている。」「かんけーないんじゃない?」「すみません。じゃあ、質問。」「ふむ。」「青チームのセンターは何で空いちゃうんだ?」「えー?バックラインが低い。」「そーだな。それは何でか?を考えなきゃいかん。」「えー?わかんないよ。」「すぐ、わかんないよって言うな。」「けどさー。ボランチが下がりすぎだから、もっと前で守備しなきゃいけないだけじゃん。」「当たり。」「え。」「っていうか、当たりのひとつだな。色々ある。青のトップ下が真ん中で、敵の2ボランチに囲まれて両方相手しなきゃいけないから、真ん中のボールが取れないし、取れてもすぐに囲まれる。頑張ってるけど、苦労してる。助けるのは、青のボランチのうちの1人か、サイドハーフのどっちかだろ?自分のゴールから頭の上を越えていくボールを眺めているボランチがだめ。攻撃なのに敵を引き連れて、ボールが来もしないサイドに張り付いたまま、ボーっとしているサイドハーフもだめ。おまえに似てないか?」「そんなことないよ。中に入るじゃん!。」「見ててみ。ボール奪っても攻撃に移れない。闘える人が足りない。守備だけでは勝てないし、守るだけになっているのは、リスク冒して攻撃しに行かないからだ。攻撃しないから、却ってどんどん押し込まれる。バックもビビッてラインを上げられない。」「ふむ。けど、3バックだから、上がれないんじゃん。敵のサイドが高いから。」「そーだろうな。けどこのままだと一生攻め続けられることになる。センターエリアを全部支配されているからな。守備にも攻撃にも鬼のように走り回る役目を誰かが引き受けなきゃいけない。それが出来てピンチを乗り切れれば、流れが変わる。」「ふーん。」「ボランチが一人上がると言ったが、他にも例えば、ボランチかハーフがバックラインに入り、4バックに変更してライン全体を押しあげてコンパクトにするなんてことも考えられる。ピッチ上で、そういうことを自分で考えられる選手にならなきゃならないんだぞ。」「ふーん。」「クリ、人ごとみたいだけど、ハーフやボランチをやるおまえが、ピッチの中で考えなきゃいけないことだぞ。上から見てるように考えてなきゃな。」「ふむ。けど、ピッチにいたら、上から見れないよ。」「じゃあ、どこを敵に衝かれてるか?どこが危険か?どこが狙えるか?を感じること。それが何でか?どうすればいいか?を考えていくようにしていくしかないな。」「試合やってて見つけるのは難しーよ。」「けど、それは、勝つために必要なことだろ?分からなけりゃ、負ける。基本は、センターを空けないことだ。探してみれば?見つかったら、じゃあどーすればいいのかを考えて実行する。」「そんな、試合中に考えられないよ。指示出すのは監督の仕事じゃん。」「そーだな。監督の仕事だ。じゃあ、おまえは、監督から指示が出るまで動けない人になるのか?監督の言う通りにしか動けない人でいいのか?ピッチに出たら、自由と責任を持ってサッカーを楽しめるのに、それを放棄するのか?」「言うと思ったよ。」「勝つためにどうしたらいいかって考えないってことは、誰かに任せてしまうってことじゃん。サッカーってのは、それを考えるのも楽しみのひとつ。勝つことに執着があるなら、考えるようになるはず。それがマリーシアや。マリーシアが身につかなけりゃ、世界に勝てるわけがない。世界のサッカー少年には、“かんとくー、攻撃の人数足りないから、マークとシステム変更の指示してくれ~。”って指示出す中学生だっているんだぜ。」「わーかったよ。けど・・・。」「ん。今はできなくても、っていうかやってなかったとしても、これからやればいいんだ。そのために試合形式の練習やミニゲームがあるんやろ?ゲーム形式の練習を練習と思ってるからダメなんじゃないの?勝つためにどうしたらいいか?勝つために必要なこと、足りないことはないか?って、いつも考えてれば、経験が積まれて、本当の試合でもやれるようになる。日ごろから、そういう習慣をつけなきゃだめよ。」「んー。」「指示に従って来たボールを処理してるだけじゃ、ロボットみたいなもんだ。目的に向かって頭もつかってどんな手段も使うターミネーターにならんかい。」「人間でいいよ。」
2010.02.14
コメント(0)
サッカーには、闘わなければならないことがたくさんある。目の前の敵や、難しいボールと闘うことはもちろん、監督の目や観客、勝たねばならないというプレッシャー、故障、痛み、スランプ、そういったことに対しても闘う前から負けて、怯んでしまって、積極的に闘いを挑めないのであれば、サッカーはやれない。チームの中に闘わない選手がいれば、そこから破れて突破されるから、チームにとってもマイナスだ。勝ち負けがあるからサッカーは面白い。勝つために闘うから、楽しい。勝つために自分の能力と判断でプレー出来ればもっと面白い。その判断の結果が、成功したときは最高に気分がいいし、失敗すれば、むちゃくちゃ悔しい。両方含めてサッカーは楽しい。楽しむためのキーは、“自分で判断すること”だ。監督に何か言われるかもしれないとか、親や観客に何と思われるだろうかなどを気にして、プレーに自由やチャレンジ精神を失っては、サッカーとは言えない。監督の言うことは、良く聞くべきだ。だけど、監督の言う通りにはする必要はない。親や応援の声を聞け。だけど、その声はおまえの力にはならない。力に出来るかどうかは、感じ方次第だ。敵の観客のブーイングを聞けるように働け。敵にも認められるぐらい頑張った証拠だ。サッカーは自由で、チャレンジするもので、その分、自分の責任を果たす努力を怠ってはいけない競技だ。ピッチ上で、判断し、決断し、実行するのは、自分自身だからだ。人に委ね、人の指示で動き、人の顔色を伺ってばかりで、自分の意志を持たない奴に闘う力はない。自分の信じる道を進む男でなければ、サッカーは面白くない。自分がコレと決めたら、まっしぐらにそれを目指すことのできる自由、そのチャレンジに対して自分のベストを尽くし切る責任感、怖れず、勇敢に最後まで闘う心を失わない精神が必要だ。信じた自分のやり方で、自分の能力を100%発揮しようとする頑張りが続かなければならない。色々な困難と闘う勇気と根気を持ち、自分に負けないで自分の信じる道を飽くことなく突き進む人でなければ、サッカーは、上達しない。サッカーで闘うべきことは、自信をなくしたり不安に思ったりして、人に頼ったり委ねたりする自分のこころだ。「クリ、今日の試合、2年に遠慮してたろ?」「え、そーかあ?」「自分の仲間に遠慮してどーすんじゃ。2年だろうが、3年だろーが、仲間のボール取っちゃうぐらいの勢いでいかんかい。戦闘モードに入るのが遅いぞ。ランプがついたり消えたり点滅してたぞ。最初から、ウルトラマンか!」「わーかったよ。」「クリ、自分の責任を果すのは、まず守備からだ。自分にスイッチを入れるためには、まず、奪え。自分の察知力と走力を駆使して、体を張って奪いに行かなきゃならん。」「うん。」「ゲームが始まったときに、まずボールを奪うことから入ると、心と体が戦闘モードに入りやすい。」「ふむ。」「守備的に引いて守れってことじゃないぞ。相手のボールやルーズボールをアグレッシブに前から奪いに行けということだ。」「けど、最初にさー、ボールが逆サイドに行ったら行けないじゃん。」「何、細けーこと言ってんだ。そん時は、逆サイドまで出かけて行かんかい。」「えー?」「スイッチ入るの遅いんだから、おまえはそれぐらいでちょうどいい。」「へー。」「攻撃になったら、自分のアイデアで、自由にプレーしてもいい。例えばコンタクトする前に素早いプレーで交わしてもいいし、自分から突進するのも自由。が、守備は違う。自分の体を犠牲にして守らなきゃいけない。その義務を果せない奴には、攻撃で自由を行使する権利を与えられない。その責任を果せる奴だけが、楽しい攻撃の自由をもらえる。」「ふむ。」「自分と自分の体、チームの意識を高めて戦闘モードのスイッチを入れることが、攻撃に速さとリズムを与える。闘いは、そこから始まる。開始5分の危険な時間に闘争心があったまるのを待ってたら、点とって下さいと言ってるみたいなもんや。闘うべきことはそこにある。ポジションやエリアなんかじゃなく、最初こそ全開で行け。」「らじゃ。」
2010.02.11
コメント(0)

「トミのボールキープ、うまいか?」「うん。」「できるようになりたい?」「できるけど、もっとうまく。ボール失わないようにしなきゃいけない。」「何が問題?」「・・・。」「テクニックは、おまえと変わらないじゃん。」「ふむ。後ろ向くのがうまいんだよ。」「そーか。悪いところは?」「・・・・。」「完璧?」「トミさあ、敵が来たら、横に横に持って行って、結局、取られてしまうんだよね。落とせーっていうのに落とさなくて、持ちすぎる。」「そーか。なんで?どーしたらいい?」「周りが見えてないから。パス出さないもん。」「ボールキープは何のため?」「味方が上がるのを待つのと、パスのタイミングも・・・。」「そやな。もうひとつは、ボールキープしながら、DFのマークをはずすのもある。」「ふむ。」「ボールを持ったときの位置やアングルにもよるけど、キープしながら、ボールを運ぶこと、パスコースを見つけることと、タテに抜けるチャンス、突破口を見つけることだ。その穴は、場所と時間で開いたり閉じたりする。タテ突破に行こう行こうとするのは、おまえのいいとこ。武器だぞ。それ忘れんなよ。」「うん。」「トミのいいところは、ボールのタッチ数だ。素早く細かくタッチしてボールを止めないところ。出てくる相手の足に反応するのが速い。少しづつ常に動かして、敵の足のタイミングをはずす。」「ふむ。」「ただ、それに夢中になって、キープの目的が分からなくなってしまうこともあるなあ。」「うん。」「視野の確保が、問題な。おまえはどうじゃ?」「クリは、見えてる人だよ。」「ほんまか?」「トミよりはね。」「レベル低。」「視野を広げるのは、一人練習のときのリフティングでもできる。リフティングしながら、左右を確認する。時々やってる奴けど、リフティングは、全てそれにしろ。首を振るだけじゃなくて、左右に何があるか確認しろ。ボールタッチやジンガも同じや。」「ふむ。」「基本練習のときのアルゼンチン式も一緒だ。」「そーだね。」「常に姿勢を立てて、走りながら周りを見る。」「わかった。」「ボールを見ながら、視野の端で、周りの動きを感じなきゃいけないし、タイミングをはずさずパスしなきゃいけない。寄って来る敵は、いらっしゃいませだぜ。厄介なのは、二人。敵の足との素早さ勝負になる。」「ふむ。」「キープのカギはスクリーン。自分の身体を壁にして相手から遠い位置でキープ。背中に来た敵を感じてターンで抜いて行くことだ。」「ふむ。」「けど、人対人でなきゃ、ゲームでなきゃ身につかないことの方が多い。サッカーは、相手がいて、奪い合いだ。敵の能力も違うし、状況も毎回違う。ミニゲームなんかでまず突っかけて、抜く練習をすることや。」「いつもやってるよ。」「そやな。けど、それは、一か八かで突破を狙うってことでしょ?強引に。悪いことじゃねえ。けど、その突破の確率を上げなきゃいかんし、抜けないときでも、ボールを失わないように頑張ることだ。そこにトミから盗んだ技術を生かせ。」「ふむ。」「突破しようとしたけど(あ、行けない。)と思ったとき、仕切りなおして、強引に行かずに回ることも時には必要だ。」「仕切りなおしてってなによ?」「再チャレンジするために態勢を立て直すってことだ。」「ふーん。」「まわしながら、回りながら、スキを見つけて、そこだーって突っ込んで行くんや。」「大げさ。」「敵を抜くには、自分の体をスクリーンにして、肩・背中を当てて前に出ろ。2mドリブル(2m幅で、DFを抜く1対1の練習。)、何のためにやっとんじゃ。その応用やで。」「そーか。簡単。」「そやろ。背中当てた瞬間、回るか交わすか感じたままに動けばいい。」「おとーさんを抜くほど、簡単じゃないけどね。」「やかまし。相手がデカかったら、どうする?」「んー。頑張る。」「頑張るなよ。相手より速く動くか、当たられる前に動くかだ。いいポジションでボールを受けて敵が来る前に処理できるように、事前に見ておくことが必要。実戦で磨くしかない。ゲームやミニゲームでどんだけたくさんチャレンジしたかだ。」「ふぁーい。」よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.01.25
コメント(0)

「今日の朝練、何やった?」「一人だからね。ドリブルドリルだけど、コーン抜いたあとにシュートまでやってるよ。」「ふーん。」「あのね、シンは、スペースにボール出して抜けるのがすごく速い。」「そやな。」「あれに負けないように練習やった。」「ほー。」「それと、トミが、ボールを持ってドリブルして敵に囲まれたとき、サイドに交わしてボールキープするじゃん。あれも。」「おお。うまい奴を見て自分で課題を見つけて自主練するのはいいことだ。成長したやんか。その、自分で感じて考えるところが大事。すばらしい。人のいいプレーや失敗を見て自分の経験にしてしまうのが一流選手や。見ることってのは、そーでなくちゃいかんな。それで、どーやって?」「へ?」「じゃねえだろ。どーやったらできるか自分なりに考えて、練習やったんだろ?」「んー?抜くのはスピードドリブル。ルーレット。抜けてから、急加速。」「そっか。スピード重視でドリブルしながらコントロールする練習やな。注意点は?」「あんま、わかんないよ。思い出してマネしてた。」「そーか、いいことだけど、アドバイスしてやろか?」「いーよ。」「そんなこと言わずに聞けよー。」「わかったよ。」「なんでえらそーなわけ?」「いーじゃん。」「・・・。あのな、シンのいいところは、常に前に行こうとする姿勢だ。気持ちも。走りながらボールを出す。腰の入ったいい走りができるのもそこに秘密がある。ボール出すより、走るのが先で、走りながらボールを蹴る感じやな。体が常に前に行くから、スピードに乗って行ける。」「ふむ。」「けど、欠点もある。」「ん?コントロールできてないってこと?」「まあ、今はな。ミスも多い。焦りすぎ。けどそれは、すぐに取り返しに行ってるから問題ない。それだけじゃない。」「なに?」「常に前。ほぼ100%、サイドをタテに抜けたがる。空手家らしく、突進する勇気はすごいな。ただ、脚力にものを言わせた外への突破は得意だけど、中に切り込んで行けない。なぜだ?」「んー。テクニックはあんまないからね。特に左足使えないしー。」「それもあるが、その前に、周りが見えてない。中にスペースがあっても外に行く。前方しか見えてねえから、中を向いたときは、切り込んで行くこともあるが、基本的に自分の見える範囲が前方の狭い角度の範囲なんだよね。」「そーかも。」「ということは、ファーストタッチで前にドンと出して突破するのと、場合によっては、外をフェイクにして切れ込むのと両方できれば、シンより上だよな。」「ふむ。」「どーすりゃいい?」「受ける前に周りを見とく。」「せーかい。受ける前に周りが見えて、どこにスペースがあるか見えてれば、ファーストタッチで、サイドにも中にも両方、空いてるルートや危険なエリアに入って行ける。」「ふむ。」「シンのような脚力をつけることも大切だけど、もらう前の視野の確保、広い視野が持てればもっといい。それに、インサイドでもアウトサイドでも、シンのように走りながらボールを出して、そのまま、駆け抜けて行く動きが加われば、絶対いけるぞ。」「うん。」「シンはボールコントロールがイマイチだから、足にボールが付かなかったりするけど、おまえは、インもアウトも使うし、アウトでスピンかけて、思いっきり出すこともできるだろ?」「うん。」「そのテクニックを使わない手はない。動きながら、方向を変えて、全力のまま抜ける。」「うん。」【一人練習】●コーンの7~8m前で、上に投げたボールをファーストタッチで前に出す。●そのままスピードに乗ったアウトドリブルで、コーンを抜ける。※コーンはDF。ボールを敵に晒して寄って来るところを方向転換しながら抜いていく。DFは、実践ではじっとしていない。間合いを考えながら練習。●最後は、マークをずらしてシュート。「クリ、そこはロナウド・ターンやろ。」「なんで?」「止めてもいいが、それだけじゃあ、付いてくるマークははずせない。」「そこから、抜くんじゃん。」「せっかくそのスピードで入ってんのにもったいない。そのスピードを活かして切り返せば、一人目は、すでに死んでいる。」「古くない?」「スピードドリブルには、スピードに乗った切り返しも含む。クイック転換しろ。そこからの左足クロスもあるし、奥だけじゃなくて、そっち側からも抜けるじゃん。動画見たろ?ロナウドターン。」「見たよ。使ってるよ。いつも。ラボーナも。」「そーか。けどラボーナはよけいじゃねえか?ドリブルダッシュのスピードをもっともっと上げて、置き去りにするターンが決まるようになれば、楽やでー。ロナウドのように2回、3回続けて中に入ってもいいし。」「そだね。」「中に行く動き、シンにも教えてやれよ。」「やだよ。」「何で?ライバルだから?」「そーじゃないけど・・・。」「まあ、いーよ。シンよりうまくなりな。」「うん。」今までチームメイトのプレーを見ても、比べたり、(取り入れよう。)なんてしたことなんかなかったのに、競争意識が芽生えてきたのか?(普通の人は、もう少し小さいときから芽生えるものだけど・・・。)まあ、なんにしてもいいこと。ライバルに負けないように頑張れ。よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.01.24
コメント(0)

新インナーゲーム~インステップキック※ キックの基本は、当たる瞬間までボールの芯を見ること。※ ターゲットをしっかり確認したら、ボールを目で追わず、下を見たままでよい。(プレー中は、見ないことも多いが、基本練習では必要。)※ 足の何処にボールが当たるか?ボールの何処に足が当たるかを見る。感じる。【インステップキック】~面を作って押し出す。※面を作る。1) 足首をピンと伸ばして、足の甲の中心に当てることを意識する。2) 最初にバウンドするまで無回転。3) ボールの真横から10センチほど手前に立ち足を置く。⇒蹴り足の面が地面に垂直な状態で当たる。A)タカハラリフティングB)素振り~3歩助走 ※強く蹴ろうとする必要はない。腰が前に行けば、強いボールになる。※重心移動1) 腰を地面と水平に動かす。2) 腰で押し出す。3) 蹴った後、蹴り足を踏み込む。※足の振り。1) 前後に大きく開く。(股関節伸展)2) コンパクトなバックスイング。(蹴り足がお尻についたところから蹴りだす。)3) リラックスしたバックスイングから、インパクトの瞬間に足首を固めることで、スイングスピードが増す。■ 低く無回転で飛び出し、縦回転で転がっていく伸びの良いボールを目指す。■ ボールとの距離によって、立ち足側に体を倒す。(立ち足外エッジ)■ 前後に大きく開くように踏み込む~そのときのバックスイングは、お尻につくように、コンパクトに。■ 踏み込み、即スイング(ヒット)のタイミング。■ バックスイングでリラックス~インパクトの瞬間、足首固定。(足指を掴むように曲げる。)■ インパクトの瞬間にピシッと足首固定することで、ヒザ下のスイングが速くなる。■ 腰の前移動を使って威力を増す。蹴ったあとは、腰ごと前に出る。※ 腰を使った重心移動ができていない(足スイングだけで蹴る)とボールは浮き上がりやすい。※ 重心移動でボールを押せば、インパクトでスイングを止めてもボールに威力が出る。【インステップロングキック】※クロスなど高さのあるボール。■ ボールより後ろに踏み込む。立ち足のつま先をターゲット方向に向ける。■ インステップ~スワーブでヒット。~ボールの下を蹴って逆回転も練習。ついでに。【インサイドキック】■ 地面を滑るように転がるインサイドキックでのパスを目指す。■ 基本は、ターゲットに向かって真っ直ぐ縦回転していくボール。■ ボールに垂直に当たる面を作って(つま先を上に向けて足首を固定)バックスイング。■ その面をボールの芯に当て、まっすぐにターゲット方向に出す。~ターゲットに向かって押し出す。(カカトから出て行く感じ。)■ バックスイングと踏み込みからヒットするまでのタイミングが大切。■ ヒザの曲げ方(上げ方)でボールに当たる場所を調整する。■ ボールの外側・内側、ボールの中心・上・下に当たったときでボールの質(回転や高さ)が変わる。■ 時間のない咄嗟のキックでも短く速いバックスイングで対応する。【横方向インサイドキック】■ アプローチは、インステップキックと同じ。■ 踏み込み足のつま先をターゲットに向ける。■ ボールの回転を知る。【インサイドロングキック】■ インステップと同じく、腰の移動で威力を出す。■ 立ち足のつま先をターゲット方向に向ける。■ インサイド~スワーブでヒット。~ボールの下を蹴って逆回転も練習。よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.01.14
コメント(0)

【インサイドキック】「左足のキックの精度がイマイチなんだよね。特に左足。」「OK。ターゲットは、オレの右足。インサイドキックで、ノートラ(ダイレクト)。」「へーい。」「ボールの芯を、当たる瞬間まで見る。」「見てるよ。」「見てる気になってるだけだな。じゃあ、まず、オレの右足をしっかり見ろ。」「ふむ。」「ターゲットの確認がしっかりできたら、転がってくるボールの回転を見る。回転の仕方によって、蹴ったあと跳ね返ったボールの飛び方が違うぞ。よーく観察しなよ。」「ふむ。」「ボールに当たるくるぶしの下の面が、目標に向かって正対(垂直)してれば、その方向にボールは飛んで行くってことはわかってるやろ?」「うん。」「それがわかってりゃ、十分だ。転がってくるボールを見て、蹴る瞬間は、ボールから目が離れないように、顔を上げない。下を向いたまま蹴る。インサイドキックだから、ほぼ、顔の真下で、足に当たるはずやで。」「ふむ。」「ボールを追うな。下向け、下向け。」「クリ、10本蹴って、ほとんどオレの右足に9本。とんでもないところに1本だけ行った。」「ふむ。」「だんだん、いい転がりになってきてる。なーぜだ?」「ボールの芯に当たる感触が良くなってきた。」「ん、だべ?それが真芯を見ろって言ってる意味だ。しっかり見れれば、おまえの足が、自然にいいキックをするようになる。」「それだけで、何で、ボールの精度がよくなんだろね?」「おまえの身体は、おまえが頭なんかより、もっと才能を持ってるってことだ。」「そんなあ。」「頭で、あーしなきゃとか、こーしなきゃと考えるより、自分の足を信じて任せる。おまえのしなきゃいけないことは、ターゲットの確認と、ボールの確認―最後までボールに集中することだけだ。」「ふーん。」「よし、あと10本。」「へい。」「今の、よくオレの右足に来たな。」「来るボール見てるとき、動くの見えたもん。」「蹴るときも見えた?」「ボール見てたけど、動いてるのは、わかった。」「すばらしい。けど、動きに気を取られてボールから目が離れないように気ぃつけろよ。」「うん。」「今のは、動いて、“サッカーの目標は止まっちゃいないぞ。”って言うつもりだったんやけどな。」「へへ。ズルしたってだめだよ。」「ズルはねえだろ。練習だ。じゃ、今度は、おまえが動け。左右に振るぞ。ターゲットは左足。確認しろ。」「へーい。」「下向け。ボールから目を離すな。」「へい。」「けどさ、ボールばっか見てたら、敵の動きで狙い変えなきゃいけないときもあるじゃん。遠藤とか、ボール見ないよ。」「そーだな。芯でボールをキック練習だからそーしてるけど、試合になったら、そんなものは関係ねえ。蹴り方なんかより、狙ったところにタイミングよく蹴りこめるかどうかが一番だ。敵味方の動き読んで蹴るには、顔上げていることも必要だ。足元にあるボールをコントロールするときはな。」「じゃなんでボール見たまま蹴るのよ?」「芯で捉える感触を体と足に覚えこませるためだ。」「ふーん。」「サッカーのゲームになったら、ターゲットの確認も一瞬でしなきゃいかん。チラ見で、しっかり頭に入れる。どんな速度で、どっちに動いているか、敵の動きもな。集中の対象を一瞬ごとに切り替えていく必要がある。」「忙しいね。」「そや。その作業は、おまえの頭や感覚が担当する。それ以外のプレー、ボールを蹴って、いい転がりや適切な球筋でターゲットまでボールを届けるのは、おまえの足や体が、自然とやってくれる。ボールに集中できていればね。」「うん。」「ゲームだったら目の端や関節視野でボールを見なきゃいかんし、時には見なくても芯を感じて蹴らなきゃいかん。」「ふむ。」「今のうちに芯の感触を十分覚えることと、足元にない難しいボールの時には当然、ボールから目を離さず蹴るクセをつけなきゃいかん。」「ふむ。」「滑るように走るインサイドキックの原点は、芯を見抜いて、芯を打ち抜くことだぞ。」「へーい。」【続く。】よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.01.13
コメント(0)

「じゃー、失敗してもいいんだね?」「その言い方、なんか、ひっかかるな。」「だって、言ったじゃん。」「失敗してもどうでもいいってことじゃないぞ。成功するために、失敗を怖れるなってことで、いい加減に手を抜いてやれってことじゃない。向上心をなくしちゃ、アスリートはおしまいだ。」「じゃなに?」「失敗したらどうしようって思いながらやると体が萎縮するから、失敗する可能性は高くなる。失敗するとか成功するとかは考えず、やるべきことに集中することが大切って言ったんだ。」「ふむ。」「心をリラックスさせると、身体にも余計な力が入らず、パフォーマンスを発揮できる。頭で余計なことを考えると身体に影響が出るってこと。」「ふーん。」「けど、頭と身体を別々にするなんてことは難しいから、頭で考えることを1個にしてそれだけ考えれば、いいだろってことだ。」「ふむ。」「リラックスさせるためには、ボールを蹴るなら、蹴ることに集中すればいいんや。失敗したらとか、成功させなきゃとか、心配せずに、ボールを蹴ることだ。」「別に心配してないけどね。」「けど、プレッシャーの掛かる緊張した試合になるとそーはいかない。普段から、プレッシャーや不安よりもボールに集中することのほうを、頭の中いっぱいにする習慣つけることが必要だ。」「へーい。」「ま、おまえの場合は、終わったときに、大いに反省は必要や。けど、どうすれば成功したかっていうことを考えればいいだけで、失敗したからといって、落ち込んだり、くよくよすることはない。失敗は、そこからたくさんのことを学べるし、次に繋がるんだから。」「ふむ。」「成功すれば、次のステップを目指せるし、失敗したら次に繋がる。結果を怖れて、固くなったら、パフォーマンスが発揮できないから、どっちも得られない。プレーの最中は、あれこれ考えることを止めて、サッカーすることに集中すればいいんだ。」「へーい。」【ターゲットをはっきり認識する。】■ そこに至るまでの軌道をイメージする。■ 浮かばなかったり、失敗のイメージが出たら、やり直してもう一度イメージしなおせばよい。「フェンスに結んだタオルをよく見ろ。」「見てるよ。」「しっかり見て頭に入れろ。」「入ったよ。」「そしたら、そこにボールが当たるのをイメージする。弾道も。」「うん。」「どんな弾道だ?」「かっこいい弾道。」「具体的に言え。」「左足で蹴ってバーの上から、斜め下に曲がって落ちて当たる。」「おお。すばらしい。あとは、ボールの芯に集中して蹴るだけだ。」【誰かのフォームをマネしてみる。】■ 中村俊輔か?メッシか?クリスチアーノか?■ どう走って、足の振り方、タイミングはどうか?「FK、どんなイメージ?」「無回転ブレ球。C.ロナウド。」「OK。やってみろ。」「あちゃ。失敗した・・・。」「失敗してもぜんぜん問題ない。初めからできるわけないし、今、おまえの足は、こうしたら失敗するということを経験してインプットした。悪いことじゃないんだ。おまえの体を信じて、成功や失敗のことではなく、足の上げ方とか細かいことを考えず、ロナウドのイメージだけを思い浮かべて、何度も蹴る。」「だけど、どこが悪いか見てよ。」「悪くない。マスターするための途中だ。初めからうまくいくはずがないやろ。悪いとすれば、C.ロナウドをイメージする力が弱かったってだけだ。も一回、イメージして見ろ。」「ふーん。」「今の良かったでしょ?ブレたよね?」「結果は良かった。今、おまえが蹴ったときのフォームは?」「んー。まあまあ。」「まあまあ、じゃねえだろ。いい悪いは関係ねえって言ってるだろ。今、蹴ったフォームが、どうなってたかを知ることが大切。結果を追うな。蹴り方がイメージ通りなら、あんなボールいつでも蹴れるようになる。もっとすごいボールも蹴れるようになる。イメージしたことに近づいているかどうかを自分で感じられたかが、この練習だ。も一回、目ぇつぶって、イメージ!」「ふぇーい。」よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.01.11
コメント(0)

もうすぐU13。敵には、2年生が半分以上。「クリ、声出せ。」「分かってるよ。」「まず、敵のボールを奪う。インターセプト、ルーズボール、セカンドボールで負けないことから始めろ。それに集中してれば、押し込まれてても流れは変えられる。」「うん。」「耐えなきゃいけない時間の頑張りが、必ず、チームを救う。ハーフだろうが、サイドだろうが、関係ない。中盤のボールは全部取りに行け。」「うっしゃ。」負けてしまいましたが、サイドハーフのクリは、途中から、ボランチにチェンジ。最後まで走り回ったて十分汗を流した結果でした。」【集中スイッチ】※ 体のリラックスと心の集中を生み出す深呼吸。~集中が緊張や不安を越える。1) お腹をへこませながら、口から4秒吐く。下腹を膨らませながら3秒鼻から吸う。10回繰り返す。2) FKやコーナーキックのとき、一息吐いてから踏み出す。(C.ロナウド)※深呼吸するときもした後も胸を張って堂々とすることで、その効果が高まる。【声出しの重要性】※大きな声を出すことで、集中スイッチの深呼吸と同じ効果が発揮され、それがチーム全体に波及する。1) 深呼吸して、大きな声を出す。2) キックオフ前の円陣で、大きく深呼吸を一回させる。(大きく吐いて吸う。)~緊張をほぐす。その後、大きな声で気合を入れる。(集中力を高める)3) プレーが止まったとき(キックオフ、FK、ゴールキック、ファールなど)に「集中!」と声をかける。4) 指示や要求は大きな声で。~指示される選手だけでなく、周りの選手にも聞こえれば、意図が理解できるので次の動きやサポートの動き出しが早くなり、連動しやすくなる。※ 「集中!」の声掛けでチームの集中力がアップし、救われたチームは数多い。(プロでも。)※ キャプテンに限らず、中心になる選手が声を出してチーム全体の集中力を高めていけば、チーム全体のパフォーマンスが上がる。【インターセプト】※試合開始と同時に相手のボールを奪い取ること、奪いに来る相手より先にボールを確保することに集中する。※インターセプトは、チーム全体の士気を上げる。遠くのボールに素早く反応したり、難しいボールにひるまず対応したり、烈しく勇気あるプレーが、何も言わなくてもチーム全体に与える影響は大きい。※また、インターセプトを察知するために集中することで、自分自身のパフォーマンスが高まっていく。※インターセプト、セカンドボール奪取は、チームの疲労を抑えるためにも効果的。【集中の科学】■プレーを難しくしているのは、心理的な要素である。プレーヤーは、プレーの最中に余計なことを考えすぎている。自分の動作を頭でコントロールしようと、頑張り過ぎている=萎縮し、ビビッている。結果について意識過剰になり、敗戦やミスの影響を心配しすぎている。心配が多すぎて、プレーに集中できていないのだ。■不安や心配は全部捨ててしまえ!!深呼吸の息を吐くときそんなものも一緒に吐き出せ。目をつぶってやるべきことだけ考える。■人に頼らず、自分の力で、強い相手に立ち向かうということは、自分の能力を高め、色々な学習(経験)ができるということ。サッカー人生はここで終わりではない。そう考えると少しでも若いうちに、厳しい試合、厳しい相手と戦うことが、自分の能力を上げてくれることになる。レベルを上げてくれる強い相手との戦いは、歓迎するべきだ。歓び、エンジョイして来い。■プレーを簡単にするには、動作を自分の体の潜在能力に任せ、自分がやるべきことに集中することで、パフォーマンスは上がる。自分の潜在能力の全て=自分が思っている能力の120%が出せる。そこでスーパープレーが生まれる。※ 具体的にいうと、「相手の体格が大きい」とか、「年上だから」とか、「自分のチームは弱いからどうしよう」と考えたり、「ミスしたらどうしよう」、「負けたらどうしよう」、「突破できないかも」などと考えていれば、自分の体が動かないということ。※ そんな余計な心配を捨てて、まず1点を奪うために「今その瞬間に、その場で」やるべきことをしっかりやれば、自分のパフォーマンスは高まっていく。そしてそれがチームに好影響をもたらす。チーム全体が能力以上のパフォーマンスを発揮することもよくある。※ 「今、ここで」やるべきことに全注意力を向けること。「今、ここで」やるべきこととは、相手ボールやルーズボールを奪い、ゴールに向かって突き進み、積極的にゴールを狙うことだ。※ 体格がよく強い敵でも、捨て身で来る相手には、ビビる。まして足元の技術がなければ、プレスしただけで、ミスをするやつは必ずいる。ガンガンプレス(奪いに行く)していれば、突破口はいくらでもある。高く速く強い2年生なら、明日の相手は、もっと上にいるはずだ。そうじゃないってことは、でかくても怖れる必要はないということ。例え、うまかったとしても集中の科学が、おまえを助けてくれるはずだ。よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村
2010.01.07
コメント(0)

※ いかに、余計なことを考えずにプレーに集中するか?※ その集中したときの感覚を覚えるにはどうしたらよいか?【深呼吸】「手のひらのどこか1点決めて見つめる。」「へ。」「じーっと見てろよ。」「見てるよ。」「(あ、こんなところにマメができてる)とか、(手相がへんだ)とか、考えてないか?」「考えてる。」「ダメです。何も考えずに見つめる。ハイ、深呼吸して、もう一回。」「む。」「また、何か考えてるでしょ?」「はい。」「はい、深呼吸して、もー1回。」「考えてしまうじゃん。」「そーだ。それが、ふつう。」「へ?」「繰り返して、だんだんと集中できる時間を長くする。」「ふーん。」「次、ボールを見る。」「見たよ。」「ボールだけを見て何も考えずに見つめる。」「見てるよ。」「(はい、また深呼吸)って言うだろなー。とか考えてるやろ?」「よくわかったね。」「はい、深呼吸してボールに集中。」「へーい。」「ゆっくりやれ。6秒吐いて、4秒吸い込む。腹式呼吸な。」「ふむ。」「呼吸しながら、じっと見る。」「何の意味があるのよ。」「ボールに集中する練習。」「それは、わかってるよ。」「サッカーやってるときに、手のひらをじーぃっと見つめてるわけにはいかないんで、ボールを見たら反射的に集中モードに入る練習。ボールを見て、深呼吸したら、スイッチが入る。条件反射で、そうなれば、いちいち意識しなくても、集中できるやろ?プロの中には、看板や、掲示板で集中する人もいる。」「ふーん。」「リラックスした集中状態が必要だ。深呼吸が助けてくれる。身体をリラックスさせて、心を静かにし、ボールに集中する。」「心を静かに?」「何も考えず、波のない静かで平らな水面のような状態。余計なことを考えていない状態は、心が乱されず、静か。」「ふーん。」【対面パス】「目をつぶる。」「へ?」「ボールが転がって来たら、方向も回転もバウンドもよーく観察しておいて、蹴る瞬間、目をつぶる。」「なんで?」「ボールに当たる足の感触、角度がどうか?を感じる。」「ふーん。空振ったら?」「またやればいい。」「ふむ。」「それと、音を聞け。」「へ。」「いい当たりのときの音、ちゃんと当たらなかったときの音。それぞれ違うから、どんな音がするか聞き分けろ。」「へーい。」【集中トラップ】「次。5mトラップ。」「なにそれ?」「5mから思いっきり蹴るんで、それをトラップして返せ。」「えー。」「集中してないと間に合わないぞ。間に合わなかったら、ぶつかる。」「えー。」「トラップして足に当たる瞬間まで目を離さず、ボールを見ろ。」「へーい。」「よけるな。」「だって・・・。」「そんな反射神経で、プロのボールがとれるかー!」「こんな近くだったら、プロだって、後ろ向いてよけるよ。」「やかまし、顔面ブロックでも何でも止めろ。」「石崎君すごいね。」「もっと速いの行くぞ。」「どーぞ。」「お。その態度、生意気な。」「楽しんでない?」「楽し。」「なにそれ・・・。」にほんブログ村
2010.01.04
コメント(0)
「1歩めのスタートが遅い。」「だって、どっちに来るかわかんないから、見てからじゃないと動けないじゃん。」「守るな。守備のときでも安全よりは、リスク張って攻撃的に行けばいいじゃん。」「そーは思うけど、なかなか行けない。どやってやったらいい?」「1歩目のスタート。誰よりも早く反応してスタートすることだ。あっちかな?こっちかな?なんて迷っているうちに遅れてしまうんじゃねえか?シンプルに考えろよ。やばいと感じたり、チャンスと思ったおまえの直感を信じて、一か八かで勝負するしかないやろ。外れても50%。当たればヒーロー。何もしなかったら、何も成果は生まれないまま終わってしまうと思わないか?」「クリの勘は当たるからね。」「そやな。テスト以外は。」「なにそれ?」 困難や障害は、それがよく見える位置まで行けば、違った見え方で見えて、姿がはっきりわかる。たいして大きな問題ではないとわかる場合も多いし、何をすればいいか解決方法も見つけやすい。考える前に今現在いいと思う方向に一秒でも早く動きだすことが大切。走りながら考えろ。 問題がわかれば、最初の方針をいくら修正したっていいし、決して恥ずかしいことではない。勇気を持って決断したほうが、後悔しない。ゴールさえ、はっきり見えていれば、むしろ修正、変化しながら動いた方が、速くたどり着く。その"見える位置"までは、何はともあれ、動かなければ行けない。悩む前にスタートし、動きながら、変化しながら、よく見ること。心配しなくてもおまえの潜在能力~ポテンシャルは、おまえの望む方向におまえを導く力を持っている。 「行けたのに行かなかった、足が出なかった。ミスした後にすぐ行けば、取り返せたとか、のんびりしてたおかげで、敵のチャージで奪われたとか、あそこで切り返していれば、コースが空いて狙えたとか、上がれたはずなのに、ゴール前まで飛び込んで行けなかったとか、そういう後悔をしなきゃいけないときが、全力出し切れず、面白くないときだろ?」「うん。」「ビビッたり、余計なプレッシャー感じて動けなかったときとかは、フラストレーションが残る。」「ふむ。」「どーせなら行けよ。結果がどうなろーが、できると信じて。失敗したって失う物は何もない。行けば歓びをつかめるかもしれない。行かなきゃ後悔するかもしれない。行くっきゃねえだろ?」「そだね。」 「スタートの1歩目は、集中しているかどうかにもかかってくる。」「そーだね。」「まず動いて、やってみて、そうやって面白くなってくれば、集中もさらに高まるから、あれこれ悩まなくても体が勝手に反応してないか?」「まーね。」「まあ、集中してれば、意識せずにやってるから、(そー言えば)程度にしか覚えてないかもしれないけどな。」「うん。」「プレー中に悩むなってことだな。あーしよう、こうしようと考えることより、集中の力が勝っているときは、スタートが早くなるし、一直線に目的に向かう分、結果もよくなる。逆に言えば、考えずにすぐ素早く、目的に向かえば、集中力も高まってくるんじゃねえか?」「ふむ。けど、どうやったら、余計なことが浮かばなくなるかなあ。」「できん。無理。」「けど、余計なこと考えるなとか、悩むなって言ってるじゃん。」「できんけど、悩むな。」「どーゆーことよ?」「誰にでも雑念は浮かぶ。次から次へと、あれやこれやと浮かぶ。」「ふむ。」「それを無理やり消そうしたり、浮かんでこないようにとはしない。そうやって考えてること自体が、雑念にとらわれているってことだ。浮かんでも、そこらへんに放り出しとけ。」「どこの?」「頭の中のどっか端っこ。」「ふむ。」 ※よけいなことに勝つぐらい集中していればOK。雑念に触らないで、無視して放りだしておく。散らかってきたら、いったんプチッと電源切って頭の中を再起動。※頭の中にゴミ箱作ってドロップしてフタしとく。ゴミ箱が溜まったら、空にするか、ゴミ箱ごと黒板消しで消す。 「浮かぶのは止められないけど、リセットボタンは作れる。自分でスイッチになるものを見つければいいんや。」「どんな。」「深呼吸とか、声を出すとか、ガッツポーズとか。」「はあ。」「自分で"集中!"とか"うっしゃー!"と叫んだ瞬間に雑念をリセットして、やるべきことに向かうぞ、集中するぞって決めればいいんじゃねえか?頭振って雑念を頭からふるい落してしまう奴もいる。C.ロナウドはFK前に1回深呼吸するよな。(よし、狙いは決めた!)ってな感じに見える。」「ふむ。」「自分の顔たたいたり、こすったり、吼える人もいる。"気合だー。"みたいな。あれも雑念を払って集中モードに入るセレモニー。集中スイッチだ。」「おし。じゃあ、お父さんの顔たたいてリセットしよー。」「何すんじゃー。」 C.ロナウド スーパーフリーキックの秘密
2009.12.12
コメント(0)
「理科のテストどうだった?」「だめだった。」(クリ)「あんなに勉強してたのに?」「うん。想像以上の問題ばっかだった。」(クリ)「あんなこと言うのよ。先生と面談してて大笑いになったわよ。あんたの想像力なんて大したことないんだから、しっかり勉強しなさい。」(クリ母)「おまえ、勉強してたんじゃなくて、想像してたのか?」「うん。」(クリ)「イメージやシュミレーションを持ってトライするのは、いいことだ。」「そーでしょ?」「こらこら。」(クリ母)「けど、イメージする能力が低くては、失敗する。イメージするための基礎になる学力がないとな。理科なんて、参考書とかで必要なとこだけ暗記すれば、OKだろーに。」「いや、計算問題があるなんて知らなかったもん。みんなほとんどできてなかったよ。」(クリ)「バッカじゃないの?他の人もできてないからって安心してるんだから・・・。」(クリ母)「察知力が足りないんやな。」「いや、想像を超えてたって。」(クリ)「察知するためには、失敗も成功も両方いっぱい経験しなあかん。それを元にシミュレーションしたイメージをいくつも持っとく必要がある。俊輔がいつも言ってる"引き出し"って奴だな。」「ああ。」「おまえの引き出し、少な過ぎ。」「ふん。」「おまえの想像を超えていたということは、勉強しなきゃいけない範囲を、全部やってなかったか、問題や課題に対して、深く理解できていなかったからだろーが。」「違うよ、見たこともない問題出たもん。」「おまえが見たこともないだけで、基本を応用すればできる問題だったはずや。忘れてしまってたか、そうでなくても問題集とかしっかりやれば、出会えてるはずや。学校の勉強以外にもしっかり勉強しろってことだろ。」「そんなのずるいよね。」「そんなクレームより、学校で習った、見たことある問題をしっかりできたかだ。その分だけ正解でも、いい点取れるはず。」「だからー、想像を超えた難しさだったんだって。」「なにわけのわかんねぇいいわけしてるんや。」「・・・。」「ハンドしたって、審判が認めれば、WC行ける。ハンドで取られた点だってWC行けなくなることもある。」「カンニングとかしてもいいわけ?」「あほ。ソコじゃなくて、納得できないことや不条理なことがあったとしても、そんなの関係なく困難を乗り越えてこそ、サッカー選手だろってことだ。」「むちゃぶりー。」 「想像やイメージの中なら、どんなことでもクリアできる。想像を越える出来事は、おまえの想像力がないから現れる。」「・・・。」「まず、見ろ。実際うまい人のプレーを見たり、DVDや動画で、イメージを頭に入れる。失敗や成功の経験、日頃の練習から、イメージの幅を広げる。想像するのは無限だ。」「イナズマイレブンみたいな技もできるね。」「中一にもなってそんな悲しいこと言うなよ。小学生じゃないんだから。」「想像の世界じゃん。」「そんなとこまで行ったら、空想の世界っていうんじゃ。現実に近いところにしとけ。」「へーい。」「そういう作業をいつもやっていれば、必ず実践で役に立つ。」「サッカーの話じゃなくて勉強のことだよ。」「おー。そやった。勉強のときは、まず基礎となる知識を頭に入れなきゃいかん。それができて初めて、想像力にパワーが出てくる。基礎ができてなかったら、いくら応用しようとしたり、想像力を使おうとしても意味なし。どんなにがんばっても、ほんのちっぽけな想像しかできない。そんなんじゃ、すぐにおまえの想像を超える出来事ばかり起きてくる。」「へーい。」 「サッカーで引き出し(イメージ)というのは、次のプレーや対応の選択肢。多いほうがいい。選ぶ選択肢は、自分がそれを実行できるスキルを身につけていなければならず、(できないけどこういう選択もある。)というのでは、"引き出し"とは呼べない。」「頭で考えるのは簡単だけどね。」「簡単なことは何もない。」「へーい。」「例えば、攻撃では、大きく3つある。シュート、パス、ドリブルの3つ。その3つのうち、攻撃方向へのコースは、前、右、左、上の4つ。それに敵や仲間の動きも絡んでくるが、自分や自分たちの得意技や形を持つことが、引き出しを増やすということ。そのうちから、一番点に繋がりやすい選択肢を選ぶ。」「ふむ。」「選択肢は、経験の中から増やしていかなければならない。引き出しは、試合や練習での多くの失敗の経験からしか増やせない。選んだ選択肢を実行するためには、成功させるためのスキルが必要だ。練習するしかない。」「やっぱし?」「やっぱしだ。」 「イメージトレーニング例」※ イメージの中で、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を働かせてみよう。1) 目の前の空中にオレンジ色の時計が浮かんでいます。2) その時計は、どんな形ですか?文字盤の色は?数字は何色?針の色は何色ですか?3) その時計が時を刻む音は、どんな音ですか?4) その時計の形がだんだんと変化していきます。5) 文字盤の色が変わります。だんだんと黄色になって来ました。6) 時計から何かいい匂いが流れてきました。どんな匂いですか?7) 時計の針がポッキーになりました。食べてみましょう。何味?8) 時計が、あなたの手のひらの上にひらひら降りてきました。軽いですか?重たいですか?9) その時計に、羽が生えてきました。10) 時計を空に向かって放り上げてください。時計は、そのまま羽ばたいて、空に飛んでいきました。11) 時計の後姿が見えますか?空はどんな天気ですか? 風は吹いていますか?強く吹いていますか? その風はあなたを夢に運んでくれる上昇気流です。もっともっと強くなってきます。 ((10)以降、おまけ。) ※イメージしてみよう。1) 壁の向こうにいるGKは今、どこに、どんな構えでFKを待っている?2) GKの逆を突いて、ボールを蹴ってみよう。3) 敵のサポーターが、大合唱。何と言ってる?4) GKが跳んだ。ボールはどんなふうにゴールに突き刺さったか?5) GKはどんな態度?どんな顔?6) おまえは、サポーターに向かってガッツポーズ。どんな? 【早野宏史】サッカースーパープレイヤー育成DVD
2009.12.07
コメント(0)
「ボールに足が当たる瞬間、"ヒット"って言ってみー。」「何それ?」「いいから。蹴り方なんか余計なことは、何にも考えなくていいから。」「ふむ。」「ボールが足に当たる瞬間に言うんだぞ。ボールが足に当たるところを見てなきゃできない。当たるとき、目が離れてるぞ。勘で言うなよ。」「へーい。」「ボールを見るなら、ボールの高さ、スピード、回転の仕方までしっかり見て、そのボールの中心に当てる足のキックポイントがしっかり当たるように蹴る。インでもアウトでもインステップでも、ボールの芯に足の芯を当てる。」「ふぁーい。」「プロの選手は、FKで、ボール曲げるとき、ボールの中心やボールの中心から2~3cm外側を蹴るとか言ってるだろ?」「ん。」「ということは、蹴る瞬間に、ボールの中心がどこにあるのか、センチ単位で正確にわかってるってことや。それぐらいでないと、プロにはなれんってことだ。」「ん。」「ボールの芯。ポン(踏み込み)・ピュン(蹴り)のタイミング!」「芯に集中すればいいって言ったじゃん。」「そーなんだけど、タイミングはおまけ。自分で言ってた今のおまえの課題だろ?」「へへへ。オッケー。」 【基本】※ボールの芯に足の芯を当てることを意識し、目を離さない。•■ 基本練習。2mから5m。正面・前後・左右に振る。•■ 足首固定。押す。•■ バックスイング(蹴り足のカカとを速く深く)注意。【ティーキック】•■ 斜め2~3m前から投げたボールをフェンスに向かってキック。•■ 基本練習の強キック版。野球のティバッティングのサッカー版。•■ ポン(踏み込み)・ピュン(ヒット)・キック。踏み込みと同時にスイング。【ロングティーキック】•■ フェンスまでの距離を10mにする。•■ 斜め5m前から球出し。•■ ターゲットを確認し、そこに到達するまでの弾道をイメージする。【ボレー】•■ 10~20m前・横・斜め後ろから放り投げたボールをゴールに向かってキック。•■ 遠くから来るボールが近づくとき、ボールの高さ・速さ・回転をしっかり見ると同時に、目の前に来て、さらに集中。キックの瞬間までボールの芯から目を離さず捉える。■自分の好きな選手のボレーをイメージ。 「ノールックはダメってこと?」「いや、ボールを見ずに、敵の動きやターゲットを見ながら蹴ることはもちろんある。フェイントとか、間接視野でボールを捉えることもサッカーには必要だからな。」「だよね。」「今日は、ボールの芯や足を当てる点を見て正確に当てよーってことだ。周りの状況に惑わされず、結果に対する不安や恐れを忘れてそれだけに集中すると、潜在能力のおかげで、脳からの命令なしに、体が自然と反応して、"蹴る"ということに体中の神経が連動する。そうやって、キックの精度や身体操作のレベルが上がっていく。T・W・ガルウェイという人の書いたインナーゲームっていうやり方。」「けど、前言ってたテニスの奴でしょ?」「そー。それを応用してみようと思ってな。」「ふーん。」「やってみると結構、(ああ、こうすればこうなるのか。)って発見があるかもしれない。サッカーでは、目線を上げたまま蹴ることもあるので、うまくなってくると集中が雑になって、インパクトの焦点がボケていることもある。基本のキは、ボールの中心を捕らえること。さらに精度を高めるためにしばらく原点に戻ろう。」「ふむ。」「時々、自分でもチェックしなよ。」「どーやってチェックするの?」「ゆっくりしたボール、近くから投げたボール、タカハラ・リフティングで、ボールの芯を見る感覚を、思い出すようにしたらどーや?目を離さず、蹴ったあとも目・顔が、残っているようならいいんじゃねえか?高原もそんなこと考えながらあのリフティングやってるんじゃねえかなあ。」「なるほど。やってみる。」 「インナーゲームでは、頭の中で先に映像をイメージすることが大切。シュートだったら、ゴールに向かうボールの弾道やうまい人のフォーム。かっこいい自分でもいい。そういうイメージが、明確にあれば、あとは、何も考えず、しっかりボールを見るだけ。1球1球ごとの結果で、がっかりしたり、満足したりしないで、ボールを蹴ることに集中する。結果は、いずれついてくる。気にせんでもいいぞ。」「ふぉーい。」 「集中キックで、クロスボールから、シュート練習。」「集中キックって何よ?」「さっきから言ってる蹴り方に名前付けたんだ。」「名前付けたって先に言ってよ。」「今、思いついたんや。ターゲットを確認して、後はボールに集中。ボールの回転、高さ、スピードを見る。蹴る瞬間にはボールの芯を見る。ボールの芯に蹴り足の芯が当たるまで目を離さず、しっかり見るってことや。」「ずーっと見てたらけっこー大変だよ。」「何言ってるんや。ボールの出どころから、飛んで来るのをワイドに見ていて、近づくほどに絞って、インパクトで瞬間的にキュッと一点集中。ワイドとフォーカスの切り替え。」「ふむ。」「ボールが来たら、目と耳と鼻で、見て、飛んで来るボールの音を聞き、インパクトの音を聞け。ボールの匂いを嗅げ。」「においはないでしょ?」「その気になれば、匂いもわかる。」「わかるわけないじゃん。」「匂いがあるのかないのかよーく感じようとしてみろ。もしかしたら、犬の運チついてるかもよ。」「えー。」「空振りすなー。」 S.ジェラード・プレー集
2009.12.06
コメント(0)
「ボレーやろう。」「へーい。」「ボールから、目を離すな。」「見てるよ。」「いーや、見ているようで、最後の最後、足がボールに当たる瞬間までは見ていない。当たる瞬間には、もうボールの行方を目で追ってる。顔はもうゴールに入ってる。当たる瞬間まで見ていれば、顔が蹴ったところを見たまま一瞬残るような感じになるはずだ。」「ふーん。」「ボールを見るなら、飛んで来るボールのスピード、高さ、曲がり方、回転の仕方を見ろ。そうやってボールを見てると、人間の体は自然にボールの来る場所に寄って行くようになってるし、当たるところまでよーく見てれば、ボールの芯にしっかり足の芯が当たる。」「なんで?」「人間の体って、集中して見ているものに引き寄せられていくもんなんや。」「ふーん。じっと見てたら、顔で蹴ったりして。」「おまえなら、ありえそーで怖いわ。イメージすること大事やで。集中してれば、引き寄せられるようにイメージ通りの動きになるってことだ。」「なーんだ。」「脳が感じたり、考えたりすることに反応して、体がそうなるし、動くようにできてる。ネガティブに失敗するかもとか失敗したらどうしようって考えてるとそうなる。幸せな自分をイメージして、そうなるように今やるべきことに集中すれば、幸せになれる。低い弾道の強烈なシュートやペルナンブカーノをイメージして、ボールの芯に当てることに集中すれば、必ず、ボレー得意になっていくだけでなく、キック力がアップする。」「ふむ。」「遠くから飛んで来るボールを見て、どんどん近づいて来たら、ボールの芯を見る。ワイドな視野から、焦点を絞って、蹴る瞬間、当たるまで、ボールの芯から目を離さない。見ているつもりでも、蹴る瞬間に目で追ってしまうことはよくある。気がつかないうちに雑になって目が離れるから、時々思い出さなきゃだめだぞ。」「へーい。」 集中というのは、おまえのパフォーマンスや潜在能力を100%引き出すツールだ。集中を生み出すエネルギーは、ENJOYすること。やってることが楽しいと思えれば、熱中できる。集中力は誰にでもある。発揮するにはENJOYできる環境かどうかにかかっている。1)今、自分がやりたいように思いっきりできる環境ならば、自分の能力を十分発揮できる。⇒外部からのプレッシャーや、自分の中で自分にささやく不安や後悔を忘れてしまうこと。 誰にも文句や評価をされず、自分の自由に自分の責任でトライできることは楽しいことだ。2)目標や目的がはっきりしてれば、そのために今、何をすべきかが具体的にわかる。⇒人やボールの位置、戦況をよく見て何をすべきか決定できていること。自分がやるべきことが具体的に決まっていれば、それに全力を傾けるだけでよい。例えば、狙うゴールの場所とか、蹴るボールのポイントを決めてそれを全力でやる。 何かに熱中して、自分の能力を100%発揮できると、満足感が得られる。 イメージすること。そうすれば、イメージに近づく。3)自分が学習ができること。⇒負けても失敗してもがんばったプロセスや結果から、自分がスキルを学べること。 何か新しいことを発見したり、覚えたときって嬉しいだろ? ターゲットを定めたら、自分が間違ってるんじゃないかとか不安になったり、悩まないことだ。悩みながらでは、動きが鈍くなり、スタートも遅れる。詰めも甘くなる。信じて行くことだ。人間は、考えたり、じっと見たものに引き寄せられる。不安や雑念を気にすれば、ますます気になる。そしてそれに引き寄せられる。悩めば、却って悪い方向に引き寄せられる。 「ボールの芯食って低い弾道の強いシュートを打ちたいとか、敵の動きを察知して、インターセプトをばっちり決めるとか、達成感や爽快感を感じる目標は、プレーごとにもあって、楽しめる。自分の中に。誉められなきゃいけないとか、失敗しちゃいけない、賞品取らなきゃいけないとか、プレー中に余計なことを考えることが、却って、集中できずに結果を出せない原因になる。そういうプレッシャーを無くすことが、集中力が放っといても活躍する環境だ。目の前のことに具体的な目標を持ち、今それをひとつずつクリアしていくことで、どんどんステージが上がっていく。」「うーん。」「勉強の集中は、問題を解くことにチャレンジして、解けてうれしーと思えるかどうか、この問題解けたら、女の子にモテると思えばがんばれる。それとおんなじだ。今やってることの楽しみを見つけること。それをやったら、どんないいことがあるか考える。それがはっきりわかれば、あとは、今、目の前のことに集中するだけだ。ターゲットが明確なら、それに向かってプレーすることができる・・・あ、勉強することができる。」「うん。」「ボールや目の前の状況に向かって一途に向かって行くこと。何も考えなくていい。他の人や物は関係ない。自分が追いかけるものに対して、傍若無人でいい。おまえの心がおまえにささやく不安や後悔や命令も忘れろ。」「・・・?余計なことが自然と浮かんでくるんだよね。」「そりゃ、そーだな。雑念が浮かばない状態にはならないよ。誰だって、雑念だらけや。」「どーしたらいいのよ?」「雑念を気にしないことだな。気にしていれば、心がそっちにだんだん引き付けられてしまう。」「だから?」「頭の中に、ゴミ箱作れ。パソコンのデスクトップにあるような奴。」「なにそれ?」「いろんな余計なことが浮かんできたら、ゴミ箱にドラッグしてポイと捨てて、フタしとけ。まとまってきたら、ゴミ箱を空にしてもいいぞ。」「間違ってゴミ箱に入れたら?」「どうせまた浮かんでくるから、プレー中は大丈夫だ。」「なんで?浮かんできたらまた困るじゃん。」「そこらへんにほったらかしとけ。集中してれば、なんにも邪魔しないから大丈夫だ。」「ふむ。」 「と、いうわけで、シュート練やる。」「はい。」「勘で蹴るなよ。ボールの芯を最後までしっかり見て蹴るんやで。」「ふぉーい。」「振り子やで。」「ほんとに、イジメ系好きだね。」「たまにじゃん。」「いつもじゃん。」「それが、オレのエンジョイだ。おまえをうまくするっていうターゲットが明確だから、それをエネルギーにして集中してるんや。よかったなー、うまくなれて。」「なに言ってんのかわかんないよ。」「GO!」
2009.12.05
コメント(0)
「エンジョイって言うけどさー、楽しそうに、へらへら笑っちゃってダメなんじゃないの?」「ん?あのなぁ、エンジョイって確かに楽しむって事だけど、ヘラヘラ笑いながら手抜きで何かをやることとは違うぞ。」「そーなの?」「たとえば、おまえが、プレステやってるとき、ヘラヘラしてるか?」「してるときもある。」「・・・。その答えは求めていなかった・・・。一人で笑いながらやってたら、怖いわ。」「へへ。まあ、でも真剣にやってる。」「そーだろ。そのときおまえは真剣に集中してやってるじゃん。まじめな顔っていうか、挑戦者のようにやる気に満ちてると思うよ。体揺らしながら、一生懸命ゲームをしてるとき、お母さんがご飯だよ~とか言っても聞こえないじゃん。」「うん。」「返事、良すぎないか?今の。」「それで?」「それで、疲れるくらい一生懸命ゲームやって、ステージクリアしたら、すごい嬉しいけど、クリアしなくても自分の力を出し切って、やってる間中、熱中できたら、(楽しかったー、またやりたい。)って思うだろ?」「うん。」「それだよ。それが、ゲームを楽しんだってことだ。」ヘラヘラ笑ってない。真剣にやってる。ご飯も食べずにやってる。そしておまえは、終わった後に満足感じているはずだ。」「そだね。」「ひとつひとつの敵の攻撃をうまくかわすこと、その敵を倒してステージをクリアすること、上のステージに上がっていって、最終ステージをクリアし、Congratulationの文字が出てくること。途中でゲームオーバーになってうまくいかなくても、めげずにそれに何回もチャレンジする。」「うん。」「それがエンジョイということだ。何でも同じだけど、全力を傾けて挑戦すること、自分の持てる力を試すこと。敵の倒し方を見つけたり、新しい戦闘ツールを発見して、自分のスキルが上がること。結果はどうあれ、また、やりたくなる。なぜ? それが、楽しいからだろ?それがエンジョイ。楽しむことだ。」「ふーん。」「誰の目も気にせず精一杯やってる。失敗したからって、何てこともないしな。自信がないとか、失敗したらどうしようっていう不安もないし、ただ純粋に上に向かってチャレンジしているだけ。雑念もなく、ゲームに集中している。」「ふむ。」「サッカーでは?」「んー。またやりたいとは思うけど、勝てば楽しいけど、負けたら楽しくない。」「そーか。でも負けても、またやりたいってことは、勝ち負けよりももっと楽しいことが、サッカーにはあるってことかもよ?」「そーかなぁ?・・・うん。」「ゲームといっしょさ。全力でボールに集中し、敵が作り出す困難に立ち向かい、それを乗り越えるために、自分の持ってる100%の力を出し切るってのが気持ちいいんだ。自分の実力を発揮できたとき、すごい満足感と達成感を味わえると思うよ。この前のすごく集中してやってた試合のあと、負けたけど、お前結構満足そうな顔してたぞ。喜んではいなかったけど、(やりきったー。)ってな顔してた。」「うん。負けたけど、"自分はけっこーがんばったなあ。"と思ってたもん。」「エンジョイしなとか楽しめっていうのは、今、その試合に集中し、困難を乗り越えて行くために全力を尽くせってことだ。」「うん。」「この集中してっていうところが、カギだぞ。他のよけいなことは考えず、たとえは、怖れたり、不安がったり、気にしたりせず、自分のプレーに没頭すれば、自分の力を全て出し切れる。おまえの潜在能力が100%発揮される。」「なんで、集中で100%力出せるの?」「集中していると、おまえの頭が、あーしよー、こーしなきゃいけないって考える以上のスピードで、練習で鍛えたおまえの体が反応したり、対応したりするからだ。脳が考えて、体に指令を出す前に、体が勝手に動くんだ。脳からの指令が届くより速い。」「ふーん。」「周りや自分自身でも気づいていない力が出る。そのためには、没頭できる環境を作り出さなきゃならない。リラックスして、余計なことを考えず、熱中できるように、さっき言ったエンジョイすることを忘れないことが一番だ。」「試合のときとか、緊張するし、リラックスなんかできないよ。力入れてなきゃだめじゃん。」「そーだな。リラックスというより、熱中するって考えたほうがいいかな。リラックスっていうのは、脱力するってことじゃなくて、脳や心の緊張や不安をなくすってことだ。エンジョイすることに一生懸命になれば、よけいなことやプレッシャーを感じないでいい。それが中途半端だと、集中できないし、楽しめないってことだ。」「うん。」「じゃあ、イジメ系練習しようか?」「えんじょいしたくない。」 「集中してチャレンジできていれば、やってる最中に次々襲ってくる敵の難問に、次々答えながらクリアしていく面白さを、ドキドキ、ワクワク楽しめる。ネプリーグでトロッコに乗ってるみたいだ。襲ってくる敵、手強いDF、敵の繰り出すすごい技や俊敏な動き、すんごいシュート・・・クリアできたら最高だ。ゲームより楽しいぞ。何しろ、ほんとに、自分の体で感じる。ドキドキ感が違う。だから、スポーツは面白いんだ。」「でも時々、ヒューって奈落の底に落ちちゃうんだよね。」「それでも楽しいだろ?」「賞品もらえないじゃん。」「クリ、その場その場の結果じゃないんだよね。たとえそのときは、乗り越えられなくても、自分の力を100%出し切ってチャレンジしたなら、自分の能力の限界は必ず上がる。次にもっと大きなご褒美がもらえる。目の前の賞品よりももっと大きな歓びになるだろ?」「そーかぁ?やっぱ目の前の賞品のほうが・・・。」「・・・。」 楽しむっていうことは、■自分の全力を出し切れた爽快感・満足感。■何(不安・心配・プレッシャーなど)にも束縛されず、自分の思うとおりに動けること。■次々出てくる敵の攻撃を迎え撃ち、クリアしていくドキドキ、ワクワク感。■自分のスキルを上げるツールを発見すること、またはスキルが上がったと確信できること。■仲間から認められ、頼られ、仲間といっしょに何かを目指す一体感や歓び。そういうことを求めることが、楽しむということ。そういうことを得るために、今そのときにやるべきことに没頭することが、集中ということ。
2009.11.23
コメント(0)
「何とかしてよ、クリのこの数学のテスト」(クリ母)「おお。夢の30点台だな。」「38点だよ。」(クリ)「あほ。おまえ、ほんとに危機感ねえなあ。」」「点数言うのも恥ずかしいでしょ。先生も首傾げてたわよ、集中力がないんだよ。単純なミスばっかりで、もったいないんだから。」(クリ母)「アホなんやから、しかたないやろ。」「そーだよ。次がんばればいいんだよ。」(クリ)「何言ってんのー。こんな点数今までとったことないのにまったくもー。普通にやればできるのにいい加減にやってるから腹が立つのよ。集中力つけるトレーニングしてよ。」(クリ母)「集中力?そんなもん、誰でもやる気になれば、できるだろうに。集中したときのクリはすごい能力を発揮するぞ。一夜漬けで、英検合格してたじゃん。」「忘れた頃にしか出せない集中力なんて役に立たないでしょ!」(クリ母)「へーい。」(クリ)「その集中力をたまにしか発揮しないからダメなのよ。ほんとにー。」(クリ母)「たいがい、先生が好きか嫌いかとかそんなんで、成績なんて決まるんや。嫌いな先生だったら、集中なんかできん。楽しくなけりゃあ集中できん。なあ、クリ。」「そーだよ。」(クリ)「中学にもなってそんなんでいいの?アッという間に受験だよ!」(クリ母)「クリ、公園グランドで集中力養成トレーニングやるぞ。ビシビシ。」「はーい。」(クリ)「あ、逃げたね。まったくもー。」(クリ母)「クリ、集中力は、誰にでもある。要は使い方とか、発揮の仕方にうまいヘタがあるだけで、やろうと思ったら、できるはずや。」「んー。そーかなぁ?」「あのなあ、ケアレスミスが多いってのは、集中力がないんじゃなくて、あるってことだぞ。」「なんで?」「集中力が強いから、1点にフォーカスが集中して、全体が見えなくなってるんだ。」「ん・・・?」「落ち着いて最初にテスト全体を見渡したら、簡単なところやサービス問題がわかるし、計算問題なんか、検証できるんやから、完璧にすれば、それだけで、40点ぐらいあるはず。」「ふむ。」「おまえはテストの文章問題だったら、真ん中辺りまで読んで、わかった!って閃いて、問題を最後まで読まずに理解しないまま、解答始めてしまって、へんてこりんな計算になってパニックに陥るとか、最後の“何センチですか”の“センチ”を見落として、しょうもないミスになってしまうかだろ?」「ひひひ。よくわかるね。」「よく、クイズ番組で、“何とかは、何々ですが、では何々は?」っていう引っ掛け問題の最初のフレーズを聞いただけで、ピンポンとボタンを押して、ブーっと鳴らされるのにそっくり。集中していて早い分だけ、引っかかりやすくて、出題者にとっては、思い通りに操れるアホな解答者。」「そのとおり。」「あほ。」「へへ。」「全体にも注意すればいいだけだ。全体の中の色々な部分にもフォーカスしなきゃ。ワイドな視点や考え方も持てば、流れや大筋が見えるから、もっといいポジションに動ける。テストで言えば、問題の回答方法や求めていることをわかって、ノウハウに当てはめるだけだってわかる。そーすれば、素っ頓狂な答えにはならなくなるだろ?」「ふむ。」「マルチスクリーン知ってるでしょ?モニターがいくつも並んでる奴。いっぱいあるモニターにそれぞれ違う映像が出ている。」「ん。」「その中でフォーカスすべき映像は、真ん中のメインスクリーンに映し出す。サブスクリーンとメインスクリーンを一瞬一瞬、切り替えながら、進めていかなきゃいけない。」「うん。」「分散集中と一点集中。ワイド視点とフォーカス視点。」「なにそれ?」「分散集中は、ワイドに全体の中の大事な場所にいくつか同時にしっかり観察するってことだ。そのうちのどこかから、ボールが飛んでくる。そのボールをメインスクリーンに映し出して、奪う瞬間、蹴る瞬間は、ボールの芯の1点だけに焦点・・・フォーカスを合わせて集中する。そのあとはすぐにまた分散集中に切り替えて、ワイドに全体を見て動く。」「ふーん。」「おまえの目は2つしかないから、一瞬で遠くまで見たり、前後左右を見ながら、動く必要がある。それができたら、偏った集中にならなくてすむ。“何々ですがー、”っていうのに引っかからなくてすむ。」「うん。」「・・・。おまえ、よっぽど引っかかってるようだな?」「へへへ。おとーさんに似たんだね。」「やかまし。何々ですがーっていうのをお前が相手に仕掛けてフェイントで抜いて行かんかい。 松井のプレー見て、勉強しろー。」松井大輔 ル・マンプレー集 (みかん堂サッカー動画)
2009.11.21
コメント(0)
小さなころは、ピッチの外でも中でも、元気のいい暴れ者がいて、チームを引っ張っていた。性格のキツイ、ヤンチャな子やいじめっ子、うそつき(約束なんか守る気のない奴)そんな子がピッチでは頼りになる。"人のこと考える前に自分がボールに。"という積極的な姿勢がプレーの強さになる。遠慮しているようでは、ダメだ。人なんか関係なく、自分の興味に邁進できる子の方が強い。 「人のことなんかどうでもいいっていう性格の悪い子じゃなきゃレギュラーになれないんだったら、ずっと補欠のままでいいから、やさしいクリのままでいるほうがいいわ。」クリの小学生時代にクリ母が、よく言ってた。(それじゃあ、クリがいいわけないじゃん。)「性格のいい子でもうまくなったり、中心になって引っ張れる選手になれるはずよ。日本代表の人たちもいい人ばっかりに見えるもん。ああなるには、どうしたらいいのかねぇ?」とも。(代表選手だって、TVに映るときだけ猫かぶってる可能性もある。) ピッチの中では尊大で、傍若無人で、一心不乱。人のことなんか考えないでエゴイスティックになれて、終わると思いやりのあるいい人。そんなことあり? ピッチの中での傍若無人、エゴイスティックな姿勢は、プロサッカーを見る側からすると、頼もしく、見ていて面白い。少なくとも若いうちは、ピッチの外でも暴れん坊ぐらいでないと・・・。と考えると、子供のころやんちゃでなければ、大成はしないのか・・・?やんちゃな子でもおとなしくても、ピッチ上では激しいプレーができる選手に育てばいいのだが、問題は、やさしい奴でもピッチ上でやんちゃになれるのか?どうやってなるか?だ。純粋にサッカーを追及するサッカー大好き人間であれば、代表にだってなれると信じたい。ユース、高校以上になってくると素直で純粋な人間でなければ残らないというのもよく聞くが・・・。 日本代表で今年15得点を上げた岡崎を応援したくなる。ピッチ外でのインタビューなどを見ると、素朴で純粋な印象。とてもゴール前でのプレーからは想像出来ない。18日のアジアカップ・香港戦・前半。ペナルティエリアで倒されながら、痛がりもせず、そのまま即立ち上がって松井にパスを出す。ゴールに対するひたむきさを感じる。笛も仲間も敵もなく、ゴールあるのみ。倒されても、倒されても、突破を試みるゴール探求者でもある。ゴール前で自己中であることは間違いないが、エゴイスティックという言葉から受ける傲慢なイメージとは違う純粋さを感じる。普通のFWだったら、まず、PKをアピールしているところだ。セルジオ越後なら、「マリーシアが足りない。」って怒るだろう。 ヨーロッパや南米の老獪なマリーシアを持ったFWとは違う印象を受ける。人種が違い、歴史が違うが、これが日本のサッカーであり、日本サッカーの可能性ではないか。巻や一時の久保とかも純国産・岡崎系。ケガも含めて彼らは世界に通用しなかったが、岡崎なら、通用するかもしれない。嗅覚とテクニックも備わっている。サッカー先進国のFWが持ってるうまさはなく駆け引きや狡賢さもない。ヨーロッパに行ったら物足りなく思われるのだろう。南米・ヨーロッパで歴史的に培われてきたマリーシアの壁は高い。確かに今はまだ、強豪国相手に点は取れていないが・・・。 見ている人間にも伝わるサッカー大好きだという気持ちやひたむきさ。TVで見る岡崎から個人的に受ける印象で言えば、素朴でいい奴(優しい奴)なのに、ピッチの上でもがんばっているお手本に見える。キーワードは、最後まで「集中」だ。一心不乱、サッカーに夢中。ゴールに夢中。FWがいないといわれた日本のFWスタイルはそれでいいじゃないか。賢くない。時には騙される。うまくない。失敗もする。・・・が、一途で行けば、見てて楽しい。他の国、サッカー先進国にはないプレースタイル、日本のスタイルであればいい。純粋さ、ひたむきさが、駆け引きや狡猾さに一泡拭かせてくれるのを見てみたい。南アフリカまで、あと7ヶ月・・・。 ピッチの上では、周囲の目や言葉、評価への怖れを持たず、自分の心で自分にささやく不安や後悔に耳を貸さず、まっすぐにボールとシーンを見つめて、自分がありたいと思うところへわき目も振らず走ることさえできれば、やんちゃもやさしいも関係ない。集中のためのキーワードは、サッカーが大好きかどうか。サッカーに夢中になれてるか。アジアカップ2011予選 香港0-4ジャパン (みかん堂サッカー動画) 2011.11.18
2009.11.19
コメント(0)
「クリ、やっぱ、お前が、上がって行って、シュートするところが見たい。」 「だから?」「Aチームでももっとガンガン前に行けよ。もちろん守備サボってたら、替えられるけど。行き過ぎーって言われるくらいでいいから。」「ダメじゃん。」「ダメじゃねえさ。楽しいことしろよ。誰のためにサッカーやってるの?自分勝手では、チームにならないけど、守備のバランスや約束事守れば、あとは、やりたいことやる。それが、個性でもあるんだぞ。スキがあれば上がる選手。それでも守備に徹する選手。いろんな個性があるけど、今、自分で自分の可能性を試さないでいつ試す?」「・・・。」 「ピンチになったら、ポジションなんか構わず、ゴール守るために体を投げ出さなきゃいけないし、点が取れると思ったら、バランス崩してでも、自分で取りに行くこともあって当然。臨機応変。ポジションによって、あなたボールを奪う人、あなたパス出す人、あなた点取る人って決められてたら、楽しくも面白くもねえだろ?サッカーじゃない。オレだったら、自分で奪って、一人でいっぱい交わして行って、強烈なシュートで点を入れられたら、一番楽しいと思う。チョー気持ちいいぜ。」「そりゃそーだけど、みんながやったら、ダンゴサッカーじゃん。小学生じゃないんだから。」「中学サッカーでダンゴ、それも面白い。中学ダンゴの中を抜け出せるような奴が、突破力を武器にできる。今のうちから、戦術枠にはめられて、機械のように動くだけじゃあ、喜びは半減すると思うなあ。喜べないないなら、結局は、ダンゴでも同じことじゃん。運動会でも文化祭でもお祭りでも、自分が中心になって参加した方が楽しいのとおんなじだ。お前らには、もっともっと可能性があるのにもったいない。」 「おまえ、FWやってるときは、点取ろう、点取ろうって狙ってるのが良くわかる。そのために、小芝居とか入れて、工夫してるじゃん。」「プルアウェイっていうんだよ!」「ボールもらってすぐ前を向くために自分のアイデア出してるじゃん。小さな頭と体使ってフル稼働してるのがわかる。」「うん。・・・小さくないよ。」「FWやってるときは、そうやって楽しそうに見えるのに、他のポジションだと、そう見えない。」「そぉ?」「サッカーが大好きで、楽しくて仕方ないっていう奴の中から、プロになる選手が出るんや。たとえ、なれないまでも、サッカーと一生、楽しく付き合える。」「ふむ。」「ってことは、お前が楽しいと思える、大好きになれるサッカーじゃなきゃ、おまえのためにならないってことだろ?それじゃあ、がんばれないだろ?楽しいから、うまくなりたくなる。練習がんばれる。そうしたらもっと楽しくなる。」「そりゃあ、わかるけど。」「自分の持ってる力を全部発揮するのは気持ちいいだろ?だったら、自分から発揮しに行けばいいじゃん。やるって決めて、やればいいんだ。」「んー・・・。」「お前も他のみんなも、特にBチームの人たちは、自分で自分の力を過小評価してしまってると思うよ。自信がないのか、人任せにして、そのうち自分のやるべきことも人任せになってるのもいるよなあ。できるんだから、信じてやればいいのに。」「ふむ。」「今失敗しても必ずできる。集中するのは今だけど、勝つのは次でもいいんだぞ。失敗して笑われたり、怒られたり、バカにされたりすることを恐れてるんだろうな、きっと。」「そーでもないけど。」「そんな結果のことばかり考えんなよ。今、やろうと思っていることを思いっきりやるだけじゃん。失敗したって、誰も命まで取られやせんのだ。全力でトライしたけどシュートはずしたとか、敵に奪われて点に繋がったって、お前という人間の価値まで低いと評価されるわけじゃあない。たかがサッカーの試合に負けたぐらいで、人間の価値が下がってたまるか。それより、チャレンジしない人間、全力を出し切ろうとしない人間のほうが、よっぽどつまんない人間だ。先がない。めちゃめちゃ怒られたって、しばらく試合に出してもらえないぐらいのこっちゃで。」「そりゃ、そーだけどさ。」「けど、なに?」「・・・。」「評価はずーっとあとから出るもんだ。やる前から自分で自分の評価をしても意味なし。失敗するかも?とか、ダメかも?って、起こってもいないことを悩んでも仕方ないだろ?自分で成功を捨ててるみたいなもんですよ。自分の限界を自分で低く設定してる。自分が自分の可能性を信じないで、誰が信じてくれるんだ?少なくても自分自身は、自分を信じなはれ。」「ふぁーい。」「捨てなきゃいけないのは、自分のやりたいことじゃあなくて、後悔と不安と怖れだ。ゴミ箱にドラッグして、完全に削除してしまえ。大丈夫だ。集中できれば、おまえの動きは、半端じゃないから。人より激しく差が出る。」「なんで?」「気まぐれ君だから。」「へん。」「怒られるかも?とかこの前も失敗したしなあ、どうしようなんて考えて、中途半端なプレーしてたら、自分の持ってる実力を発揮できないぞ。」「失敗することだってあるじゃん。」「集中してさえいれば、おまえの動きは、活き活きして、取れるもんなら取って見ろっていう自信や闘志にあふれて見える。心配しなくてもそんなプレーに徹していたら、結果は後からついてくる。自信にあふれたプレーをしてると、コーチから見ても、ちょっとしたミスなんかどうでもよくなる。何言われようが、得意の"へへへ。"って舌出してりゃいいんだ。」「うん。」「中途半端なプレーって言うのは、思い切りが悪くておろおろしたり、ビビったプレー。力あるのに、躊躇するおかげで、下手に見えてしまうんや。そうならないようにするには、結果を気にせず、ボールの動きに集中して走るだけでいいんだ。」「んー。けど、やってるときにどうなってもいいって思えないじゃん。」「そーだな。だから、ターゲットの確認は必要。それから先は、例えばキックやシュートだったら、蹴る時、ボールに全神経を集中する。」「ふーん。」「フル稼働してみろ。おまえが集中したとき、絶対に評価される。余計なことを考えるな。今、この場所でやるべきこと、サッカーに集中し、ボールに集中することだ。」「んー。やれるかなぁ?結構疲れるし。」「一流の選手は、最後まであきらめないぞ。」「一流じゃないもん。」「一流になりたくないか?」「なりたいけど。」「なりたいならなれる。一流になった姿や動きをイメージして、一流の選手のように振る舞え。一流選手のように動け。まずは、顔と態度からだ。ピシッとした顔せんかい。」「してるじゃん。」「それで?」「もう、いいよ。」「・・・。」「とにかく、堂々と冷静に、ピッチの上では熱く、一心不乱に、泥にまみれてボールを追いかけろ。」「・・・。」「何、どーした?」「一龍(いちりゅう)ラーメンなら知ってるんだけどね。」「ぐるぐる巻きにしてチャーシューにしたろか!」 アジアカップ2011予選 香港0-4ジャパン (みかん堂サッカー動画) 2011.11.18
2009.11.15
コメント(0)
「蹴るときにしっかり踏み込んで、大きくバックスイングしてると相手にバレる。」「なにそれ?」「あのね、敵とかターゲット近くにいる人に、どこに蹴るのかバレてしまうから、インターセプトしやすいじゃん。」「おお。そーだな。どーすりゃいい?」「んー?あんま、バックスイングしないほうがいいんじゃない?」「バックスイングがなかったらキックできねえだろ。相手にバレるのは何故?」「大きく踏み込むのと大きくバックスイングするから。」「方向がバレるとか、見破られるというより、蹴る前に、相手の足がお前のボールに届いたり、インターセプトに走った敵が受ける味方に追いついてしまうってことだろ?蹴るタイミングがゆっくりで対応しやすいってことだ。それを変えりゃあいい。」「ん?だって、バックスイングはしっかりやれって言うじゃん。」「そうだ。強いキックには、バックスイングが要る。ただし、大きくバックスイングするために振り出しのタイミングや足の振りが遅くなったら、バレるってことだな。キックに威力も出ないし。蹴る前の最後の一歩を大きく踏み込んだら、それだけバックスイングは大きくなる。」「ふム。」「最後の一歩を小さく、というより、蹴るのを敵に悟られないようにする。踏み込みが大きかったり、蹴るぞっていう予備動作がわかりやすいと敵に見破られる。」「うん。」「それに、蹴る動作を始めてからインパクトまでの時間がかかるとわかりやすいだろーな。大きなバックスイングをして、そのままゆっくりスイングしてたら、対応されてしまうわな。始動(踏み込み)からキックまで、コンパクトに一瞬でヒザ下を振りぬけば、対応できない。」「そーか。」「グッと踏み込んで、グィーンと足を振るんじゃなくて、タン!と踏み込んでタン!と蹴る。"タ・タン"のリズム。それなら、敵が足を出す暇もないし、インターセプトを狙っている奴が先回りできる時間もない。」「うん。」「ただ、そのとき股関節が折れた前かがみの姿勢だと、小さくステップ(バックスイング)したときの股関節が屈曲したままで、まるっきり力を出せない。小さく素早く、しかも強いキックは、スッと立ったいい姿勢からしか生まれない。弓のしなりを忘れるな。」「へーい。」「走るのと同じで、踏み込みは、前に大きく踏み出すんじゃなくて、走る途中のように真下にドライブ。と、同時に後ろ足(蹴り足)が前にスイングされる。」「ふむ。」「走るのと同じタイミングで蹴れば、悟られにくくもなる。やってみな。」「OK。」 「そーだ。その速いリズムなら、わからない。読みにくい。」「どのリズム?」「踏み込みとスイングの始動がほとんど同時に行われるってことだ。」「なーるほど。走るのといっしょだね。」 「フリーキックやコーナーのときは、プレッシャーがない分、わりとゆったりできる。蹴り方によっても違うけど。」「ん。」「お前の場合は、左足のほうが、特にタイミングがゆっくりのような感じだな。踏み込みからキックまでのタイミングが早いのはロベカルや本田圭佑の画像見てイメージしな。」「ふぁーい。」 「上のレベルに行くなら、これからは、インステップもインサイドも同じバックスイングで、振り下ろすときに変えることもできなきゃいかん。方向もそう。蹴る瞬間に変えることができなきゃダメだ。」「ん。」 「蹴り方を読まれるなら、それを逆手に取るのもマリーシア。」「ん。」「キックフェイントのときなんかは、大きく踏み込んで、大きなバックスイングすると、相手が読んで動くから、逆を取りやすいってことだから、それも頭に入れとけ。」「うん。」「そんなことわかってることなのに、今さらって感じだけど、自分で苦労して考えてわかったら、忘れないよな?」「あたま、いーからねぇ~。」「ためになったねぇ~。・・・もう中学生か。」「中1だよ。」「・・・。」
2009.11.07
コメント(0)
「今日、ハットトリックしたよ。」「おお。すっげーじゃん。」「へへ。」「中学でハットトリックってのは、なかなかできないぞ。相手にもよるけど。」「うん。」「ポジション、どこだった?」「FW。」「おまえ、最近、FW多いな。やっぱ、点取れるポジションにいる方が楽しいだろ?」「うん。たのしー。」「どうやって取った?」「1点目は、普通に裏に抜けてパスが来て、GK交わした。2点目と3点目は、斜め後ろから来たボール持ってドリブルで抜いて入れた。」「そーか。何人抜いた?」「2点目は1人。3点目は2人。」「そーか。点取らせてもらっただけじゃなくて、自分でもチャレンジしたのはいいことだ。お前の、ボール持ったらすぐ前を向くクセが、FWで生きてるなあ。いいこっちゃ。」「クセじゃなくて、積極的にゴールを狙う姿勢だよ。」「それBチームでか?」「そー。」「Bチームだったら、ほとんどFWだから、その方が楽しいんじゃないの?」「うん。けっこー。」「Aチームでもハットやってほしいなあ。」「んー。」「Aでは出してもらえなかったのか?」「Aでも出たよ。左ハーフで、1アシスト。」「あそー。いいじゃん。どんなアシストだった?」「左サイドで上がって行って、クロス入れる振りして、キックフェイントでDF交わして、少し中に切れ込んでから、裏に抜けたケンにフワっと合わせた。」「おー。お前、それって、昨日見てた、ジュニーニョ・ペルナンブカーノのプレーと一緒じゃん。」「うん。普通だったら、クロス上げてたと思うけど、切り替えして中に入ったんだよね。」「昨日の画像が効いたんじゃねえか?やろうと思ってたの?」「いや、なんか知らないけど、そうした。」「おお。それだ。イメージが、頭に入っていれば、ボールに集中しているだけで、イメージ通りのプレーが実現できる。イメージがいくつもあれば、プレーの幅が、どんどん広がる。俊輔がよく言う引き出しって奴だ。いいねえ、それだぞ。今から、また100回動画見ろ。」「やだよ。」 「とにかく、自分が持ったイメージに対して一途に向かっていくことが大事やで。ひとつひとつのプレーに対して、ゴールまでのイメージを浮かべてやれ。」「ふぁーい。」「イメージはいっぱいあったほうがいい。そのとき、いろんな障害が出てくる。敵のDFが強ければ強いほどお前の力の限界を試せる。そして限界が上がっていくんだ。そういう困難に立ち向かって、クリアしていくのを楽しいと感じることができたら、サッカーはもっと楽しくなる。勝ち負けだけじゃなくて、集中してチャレンジすることで、自分の全力を出し切れたら、気持ちいいぞ。」「なんかよくわからないけど、うん。」「そーか。まあ、イメージを持って、集中してやれってことだ。」「うん。」 「イメージを追いかけながら、FK練習しようか。」「どうやるの?」「右足FKはC.ロナウド。左は、ホンダケイスケ。右のクロスはベッカム。左は俊輔。最後にPKは、コロコロ遠藤。」「やるやる。」「おい。顔も態度もなり切れ。」「へ?」「C.ロナウドのときは、上目使いで、足広げて構える。ホンダは左右に揺れながらえらそうに歩いて、やっぱ足を広げて睨む。左だったら、ロベカルの長い助走を走り抜けて行くようなFKのやろうか。ベッカムはさらっと蹴る。右腕が特徴。俊輔は頭バサバサかきながらボールセット。外に振り上げる。」「ん。」「ガチャピンは、そのままいけるな。」「なんでよ!」 本田圭佑FK動画ロベルト・カルロス 伝説のアウトサイドFK
2009.11.03
コメント(2)
「今日の練習どうだった?」「別に変わった練習はしてないよ。」「お前の調子はどーだって聞いてるの!」「別にぃ。まーまあ。」「あそ。ミニゲームはやったのか?」「やったよ。」「人ごみの中に積極的に入って行って、俊敏にプレーできたか?」「んー。今日は、抜こうとしたけど、なかなかうまくいかなかった。ボール受けたらすぐ敵が寄せて来て、ごちゃごちゃになって。」「ふーん。どーしたらいいと思う?」「んー?」「寄せの早い敵がいるとき、どうやって受けたらいい?」「そっか。ボールを動かす。」「そーだな。おまえ、受けてから、見て、動き出してんじゃない?1STタッチで動かすトラップや動きはいつも練習してるじゃん。なぜ、それやらないの?」「んー。」「ボール受けてから、顔を上げて見たら、敵が来る。あっと思ってカカト体重になる。何とかしようとしてももう遅い。わかってるのに、それを忘れてやろうとしてなかったら、できるわけないじゃん。」「へーい。」「スティーブン・ジェラードって知ってるか?」「リバプールでしょ。」「そー。ジェラードのドリブルは、メッシやC.ロナウドみたいなテクニックドリブルではないけど、敵のラインを抜くドリブル。ボールタッチの前に加速するトラップだ。」「ふーん。」「ボールを受ける手前で、スピードを落とすんじゃなくて、加速しながら受けると同時にスペースに出して、そのままDFの間を切り裂いて行く。」「ふム。」「どーやったら、加速してそのままスペースに走りこめる?」「んー。トラップの前に見る。」「そのとおり、ジェラードは、常に、スペースがどこにあるか、どこにスペースができるか見ている。狭いDFの間でも抜けるラインを探している。」「ふム。」「シュートできるなら、30mでも打つし、できなきゃ、わずかに空いたラインに突進していく。わずかな隙間でもタイミングやスピードだったり、敵の動きの逆なら抜ける。」「ふーん。」「空いたラインにトラップボールを出せばいい。敵が右から来たら左に。または、逆をとるとか、足技に自信があっても、敵の寄せが早ければ、なかなかそこで交わすのは難しい。」「ん。」「ボールを動かすこと。お前が動くこと。それが、答えやな。じっとしてたらやられる。」「うん。」「ジェラードの動画をよく見て、イメージを作れ。何回も見てイメージができたら、自然とそういう動きができるよ。お前の年代は。」「できないかもしんないじゃん。」「できないかもしれないとか、うまくやらなきゃとか、考えなくてもOK。頭悪いんだから、脳からの指令でやろうとしちゃいかん。お前の元気な体が自分でやってくれる。イメージできてれば、あとは感じるままにどんどん動く。実際、やるときには、今やるべきことに集中してやるだけ。何回もトライしていれば、体が自然と近づいてくれる。大切なのは、しっかりイメージを持つことだ。」「ふーん。・・・頭悪くないよ!」「今かい! いつも吉本見てイメージが出来上がってるから、乗り突っ込みの間は素晴らしいな。それだ。うまい選手の動きを良く見てイメージができれば、考えなくてもできる。」「へい。」
2009.11.02
コメント(0)
「クリ、集中できてる?」 「できてると思う。」「思う・・・か。この前の試合の感覚は、思い出せないのか?」「なんとなく。」「・・・そーか。"集中力"というのは、目の前のことを成し遂げるために最大限の能力を使うスキルってことだ。」「スキルって何だっけ?」「技術とかやり方だな。」「ふーん。」「目の前のことっていうのは、試合で勝つこととか、勉強で問題を解くとか、目的のために、今、自分がやろうとしていることや、やらなければならないこと。」「ふむ。」「サッカーの試合だったら、一瞬一瞬、ボールの動き、敵味方の動きを注意深く観察して、次の展開に全能力を使って対応していくということ。」「ふむ。」「ぼんやり、集中するなんてことは、ありえない。自分のやるべきことを成し遂げるために全精力を傾けて察知するということだ。」「うん・・・。」「集中ができれば、プレッシャーを感じていても、自信がなくても関係なくなる。この前の試合で、腰の痛みを忘れたように、勝つこととか目の前のやるべきことに夢中になっていれば、そのほかのことは、忘れてしまう。」「ふーん。」 〔集中ルーティーン〕「集中してる状態を自分で作り出さなきゃいけない。余計なことを考えずに、やるべきことに没頭する状態にする。」「どーやって?」「イチローが打席に入る前にストレッチして、屈伸して、バットを立てて袖を引く。毎回毎回同じ動作をしてるだろ。あれは、イチローの集中力を高める方法。毎回同じ儀式をして、それをやることで、打席に入る心構えを作って行く。プリショットルーティーンとかプリプレールーティーンとか云われてる作業だな。」「ふーん。」「ロナウジーニョとかも天に向かって十字を切って試合に臨む。"行くぞー!!"って戦闘モードに入る儀式だ。」「ん。」「おまえも何か儀式を考えたらいいんじゃねえか?」「どんなの?」「たとえば、何回かジャンプして、深呼吸して、"よしっ。"って気合を入れるとか。」「ふーん。」「戦闘モード、集中モードのスイッチになるような動作がいいな。自分で考えろ。」「十字にしよーっと。」「おまえ、クリスチャンじゃねえだろ。」「そんときだけの神頼みだよ。」「・・・ちょっと違う。」 【集中】「ボールに集中するなら、ボールがどう回転しているかわかるくらい見ろ。キックするときには、ボールの中心に当てる。当たる瞬間まで見るクセをつける。ボレーのときなんか特にそうだ。」「やってみる。」「ただし、サッカーの場合は、試合の流れやピッチ全体にも集中して見なきゃいかん。ボールだけに集中してると、周りが見えないからな。ボールに集中するのは、ひとつひとつのプレーのとき。ボールの動きや全体を注意深く見て、ボールに近づくほどフォーカスしてピントを絞る。」「ピントを絞る?」「全体の視野から、ボールだけに絞る。いくつかのことに同時に集中しながら、必要な瞬間に1点集中。すぐまた視野を広げる。フォーカスを広げたり絞ったり。それを連続して繰り返さなきゃいけない。」「ふーん。」「ボールはもちろん、敵と味方の動きを見て次を予測したり、これからできるスペースや自分が動いてできるスペースにも頭を使わなきゃいけない。」その繰り返しをやってれば、結構忙しいぞ。アガったり、他のことを考えたりする暇はない。それが、90分間、集中を切らさないってことだ。」「ふむ。もたないね。」「あほ。それがサッカー選手じゃ。だから、勉強もまじめにやれって言ってんだろ!普段の勉強のときから、少なくても45分間は集中して、10分休んで、また45分。2時間はがんばれるようにしないとな。」「そこなの?」「そこもじゃ。」「ふぇーい。」 【呼吸】「深呼吸教えてやる。」「なに?」「鼻から吸って鼻から吐くこと。それと、吸う時は、腹を膨らませる。吐くときは、へこます。」「腹式呼吸ね。」「そーじゃ。そのとき、プレッシャーかかってるなとか、上がってるなあと思ったら、大きく深く深呼吸をする。吐くのを吸う時間の2倍かける。そうすると、心が落ち着く。心を平静にする、冷静になる深呼吸だ。反対に、乗らないなというときには、短い呼吸を繰り返す。だいたい1秒間で吸って吐くぐらい短く。これをやると交感神経が刺激されて、体に力が入る。燃えてくる炎の呼吸だ。」「それ使う。」「この呼吸方法は、アスリートが、結構使ってる。野球の守備のときとか、テニスのサーブリターンのときに選手たちが、球を待ってるときにやってる。」「じゃあ、ゴールキックとか、コーナーキックのときにやればいいわけね。」「だけじゃなくて、試合に入る前に、朝、ボーっとしてるときとか、体と頭を起こすのにも使える。キックオフ前に気合を入れるのにもいいな。」「おっけー。でもそん時になると、すぐ忘れちゃうんだよね。」「まあ、その前に自分の状態を冷静に分析できるかどうかだな。今日、今の調子はどうかなって、いつも考えるようにして、それがわかったら、心を落ち着かせるか、心と体をシャキッとさせるかを選べばいい。」「わかった。」「お前の場合は、たいがい、ボーっとしないように炎の呼吸が必要や。」「そんなこと・・・・・・やっぱ、必要かも。」「・・・。」
2009.10.10
コメント(0)
【9の字ドリブル】コーンは相手DF。切り返してかわす。コーンに向かってドリブル。敵(コーン)の前にボールを晒すと同時に右足インフックで交わす。すぐにダブルタッチ(左足イン)で抜ける。コーンの後ろを回って、リズムよく次(スタート地点)のコーンへ。繰り返し。晒したボールを素早く切り返す。晒してから切り返す動作を一瞬で行う必要がある。その緩急の変化が大事。DFがすぐに足を出して奪いに来ることを想定して。「クリ、この前の試合で分かったろ?強い相手は、寄せと動きがゼンゼン速い。そんなタイミングや加速で抜けるか?奪われて点取られた時のことを思い出せ。あんな悔しい思いをしたくなかったら、速く、速く。」「うん。」「インタッチの後は、背中で相手をブロックするように、抜ける。」「おっけー。けど何で、くの字ドリブルなのよ?」「お前が通ったあとを見てみ。数字の9を反対から書いたみたいだろ。まっすぐ棒線を伸ばして、急に方向転換してぐるりと回る。」「無理やりだね。」「そーじゃ。悪いか?」「何すねてんの?」「やかまし。50回。」「いい名前じゃん。」「遅いわ。」「インサイドだけ、アウトサイドだけ、組み合わせ。それぞれ左右に抜いてみる。」「ん。」「コーンの前で止まるようではだめ。実践の相手は、走りよって来るから、近づいた、即、方向転換。ダブルタッチ目も間髪入れずに前に出す。」「へい。」「おいおい、そのまま方向転換?」「え。そっか、フェイク入れた方がいいね。」「絶対ではないが、頭の中で、ゲームを想定して、敵の顔を思い浮かべながら、やった方がいいぞ。」「ふぁーい。」【3個抜きシュート】パスを受けたら、コーンに向かってドリブル。抜いて次のコーン。もうひとつ交わして中に切れ込んでシュート。または、外へ出てクロス。「クリ、コーンの位置は、サイドを突破してゴールに向かうお前を阻止しようとするDFの位置。実践じゃあ、動いて奪いに来る。そっち(右サイド)から切れ込んだら、左足シュート。アウトでマークをズラしたらDFの足が出る前に一瞬で打たなきゃ間に合わない。2ステップシュートの見せ所だぞ。」「うん。」「ドリブルだけやっても実践で使えん。実践のための練習しなきゃ。ドリブルのひとつひとつが、正確でも、それが繋がって流れていかなきゃ使えん。のんびり抜くなんかできないぞ。実際には、コーンみたいにじっとしてないんだからな。敵は。向かって走ってくることを想定したタイミングで交わせ。もっとスピード上げろ。スピードを上げて走る途中でボールを扱ってる感じ。それでもコントロールできなきゃ、実践で使えん。」「うん。」「抜いたあとが大事。何のためにドリブルするの?次のプレー、シュートしたり、ゴールに結びつくプレーのためにドリブルするんやろ。時間は、一瞬だ。ゴールの位置、オレ(味方)の位置を確認しながら、ドリブルし、マークをはずし、キックする。忙しいでー。精度よりもスピード、素早さが第一で、精度は、練習で高めていく。」「らじゃ。」【2m幅ドリブル】「このコーンとコーンの間で、オレを抜いて、その先のゴールにシュート。」「えー。幅2mもないじゃん。ゴールも1mじゃん。」「そーだ。素早い、連続する動きの中で、体を当て、敵をブロックしながら、抜いていく技術がなきゃできない。」「ありあり?」「もちろん、引っ張るわ、押すわのありあり。」「アルゼンチンから、卒業したら?」「やかまし。スピードとか素早さで抜くのと、ゆっくりでも敵をブロックしながら抜くのと両方ともできなきゃ、抜けない。これは、サイドの狭いスペースでタテ突破するときとかに使える。」「ふム。」「コーンの幅の間でオレを抜いて、ゴールを決めたら1点。コーンの幅の外に出たり、ボールをとられたら、オレに1点。」「えー。無理―。」「無理って言うな。」「へいへい。」「10点取ったほうが勝ち。」「このルールで、8対9だよ。よわー。」「やかまし。負けてるくせに。次ゴール入れたら、ジュースおごってやる。」「うっしゃ。」「ジュースね。」「今のルーレットは、良かったな。あれなら、十分試合でも使える。背中できつく当たって回ったタイミングも良かった。」「ジュースね。」「さっきのエラシコと今のは使える。次は、インインのダブルタッチでやってみろ。」「ジュースね。」「わかったわい!」
2009.10.03
コメント(0)
砂浜でランニング。柔らかい芝生や砂の上で、走ったりプレーしたりするには、地面が衝撃を吸収して、地面からの反発力を使えない分、足が強くなければならない。砂浜ランニングは、下半身強化に最適だ。ドイツやイングランドの選手たちがジャンプやコンタクトで足腰の強さを見せるのは、若いころから、芝生のピッチでプレーすることが多いからではないだろうか。柔らかい地面が、上から下におろした脚の力を吸収するので、さらにそれを上回る脚の力で地面を押さなければならない。また、アフリカやジャマイカの陸上選手たちが、整備されたアンツーカーのグランドではなく、原っぱでトレーニングしたり、幼いころから丘陵などの柔らかな地面で走りまわっていることで、強い足腰が自然と作られているのではないだろうか?上り下りの負荷だけではないように思う。そういえば、都会っ子よりも田舎の少年の方が足腰は強い。少年団やクラブで小学校から走らされている今の都会の子供たちの方が、速く、強くてもよさそうだが、実際は、小学生時代に野山を駆け回って遊んでいた昔の田舎の子供たちの方が強い。整備されたアスファルトの上などで、遊び、生活し、通学していると、地面から受ける衝撃を吸収するために、着地の瞬間にヒザを曲げて衝撃を吸収せざるをえないのかもしれない。着地する足(ヒザ)を真下に伸ばして、地面反力を活用しなければならない。ヒザが曲がり、地面についている時間が長くなれば、速く走ることなどできないし、足腰が強くもならない。= 瞬間的な爆発力が出ない。柔らかい河川敷の芝生(原っぱ)、砂浜、山道(坂)など、グランドでない場所でのトレーニングで、基本的な足腰、身体能力を鍛える。「クリ、砂の上は疲れるか?」「んー。なんかだるい感じだよね。」「そーだな、そんな中でも足を真下に伸ばして着地することと、左足のつま先を開かないように気をつけろ。」「わかった。」「真下に伸ばしてしっかり着地しないと砂の柔らかさに負けて、弾むように走れない。弾め、跳べ。」「やってるよ。」「もっと、高く、しっかり!」「海に遊びに来たんじゃないの?」「しっかり、自分の走りのスタイルを作り上げるためじゃ。いやならやめれば。」「んー、ざんねん。」「ノンスタイルか!」砂だらけのボールとマーカーを波打ち際で洗っていて、突然の大波にびしょ濡れになった親子でした。
2009.10.02
コメント(0)
「クリ、お前のは、腰痛というより背筋痛だな。腰痛なら、もっと下の方が痛い。」「そーなの?」「うん。オレも腰が痛いときがあるけど、仙骨のすぐ上のこの辺りだ。」「ふーん。クリのは、背骨の横だもんね。」「猫背気味だから、腹筋に比べて背筋が弱いんだろうし、左右のバランスか動かし方のクセで、負担が来たんだろうな。練習や試合のあとのケアをちゃんとしなきゃな。」「ん。」「それと肩甲骨と連動したダイナミックな動きや走りを身につけなきゃな。」「なにそれ?」[歩行]「クリ、左足のつま先が外を向く。まっすぐ前向きに着地するように気をつけろ。」「らじゃ。」「クリ、お前の故障はどうも左足に問題がある。」「何で?」「外頸骨はどっち?」「左足。」「オスグットの時のヒザは?」「左。」「腰っていうか背筋が痛いのは?」「ほんとだ。全部左だね。どうしたらいいのよ?」「足の長さは左右同じだし、歪みがあるわけではないから、身体操作に問題があるはずや。」「うん。」「左側に無理がきてるんだから、基本になる歩き方、走り方から左足を見直さないといかんな。」「ん。」「着地の時、左足つま先が外を向くために、膝が内側に入る。左足首が外に折れてインエッジに体重がかかる。外頸骨付近、ヒザ、腰に負担がかかる。ってことだろ?」「そーか。」「この前、ストレッチしてた時、左の骨盤の方が開いてるみたいって言ってたろ?」「うん。」「左足つま先が開くのが原因なのか、骨盤が開いてるからつま先が開くのかはわからないが、気をつけた方がいいのは間違いない。」「骨盤を?」「いや、動きのクセを修正しつつ、骨盤はウイングストレッチや姿勢を直して改善してこ。動作の修正を邪魔しない柔軟性があればいいし、ニュートラルポジションがホントのニュートラルな位置になっているように気を付けてみよー。オレももう少し勉強してみる。」「はい。」[走行]「クリ、左足のつま先気をつけろ。胸を張れ。姿勢。後ろから見てるとスイングの時、左足が外に流れてから前に行くみたいだ。」「えー。」「離陸したあと、外に行く。離陸した後は、カカトがケツにつくように上がって、すぐ前。まっすぐな。後ろも前も。」「それでか。」「左足の方は、ヒザの曲がりが大きいぞ。地面反力を吸収してしまう。上から真下にトンと下ろす。ヒザはまっすぐ。」[腕振り]「スイングのタイミングを早く。力強く真下に降ろせ。そのあと、地面に居着くなよ。地面から受ける反動で、ポンポン、次々にスイングしていかなあかん。」「へーい。ポンぴゅんランだね。」「ランの字が乱(乱れる)になってるぞ。力が入って、肩がいかり肩になってる。」「何で、そーなるんだろ?ダッシュしてる時は、自分じゃわからないよ。」「そりゃそーだな。ヒジを横に張って腕振ると、後ろに引いた時に肩甲骨が上に上がりやすい。手じゃなくてヒジを後ろに引くように振れ。前は、ヒジが体の横に来たとき自然に折れて前に出るのに任せとけばOK。肩甲骨は、骨盤と連動する。ヒジを引いて大きく動かす。」「ふぁーい。」「どう?」「どうって、どーだった?」「自分では、いいと思う。」「だいぶいいじゃん。その方が胸がスッと立って姿勢もよく見える。カッコ良くなった。モテるな。」「あっそ。」「腰はどうだ?」「痛くないよ、ゼンゼン。」「そーか、じゃあ100本は走れるな。」「あ。こ、腰が・・・。」「シュミレーション!」〔背筋トレーニング〕「ストレッチと背筋強化で直る。しっかり毎日やりなさい。」「痛くなったら?」「トレーニング休めばいいけど、強くしなきゃあ、いつまで立ってもまた出てくるぞ。」「へーい。」「うつ伏せに寝て、右手と左足を同時に上げる。できるだけ高く上げる方がいいが、最初のうちは、上がらない。対角線の手足を上げることで、背骨に負担が少なくなる。腕は、肩の付け根から、足も股関節から上げるようにすること。柔軟性も増す。」「ふむ。」「ウイングストレッチとか、その他でも、伸ばして気持ちいいストレッチ方法を自分で見つけろ。ポイントは、肩甲骨、骨盤、股関節が連動してること。」「へーい。」
2009.09.21
コメント(0)
「クリ、試合が始まったら、ケガとか、調子悪いとか関係ない。休むと言わないで黙って試合に出るのはいいが、チームに迷惑をかけるようなら、出ない方がマシ。ピッチの中にいる以上は、痛いだのちょっとタイムだの言えるわけないし、誰も手加減はしてくれない。敵は逆に狙ってくる。」「うん。」「集中していけ。ボールに集中すれば、痛みなんか関係なくなる。」と言って送り出した試合。案の定、動きは悪く、腰(背筋)の痛みを気にしているのは明らか。たちまち、3点を奪われた。意気消沈。3点目の奪われ方が、悲しかった。キックオフのバックパスを受けたボランチからさらにセンターバックのクリへパス。そこに敵FW二人が怒涛のように走りこんできて、あわてたクリがボールを奪われゴール。「・・・。」それからです。自分のミスを取り返すぞという気持ちが見え始め、厳しく当たり動き回る。後半は、Aチームが登場。緊迫した試合になったが、7分過ぎ、クリが再びサイドバックでピッチへ。さすがに緊迫した展開ということと、負けているということ、何より先ほどの失点があるのか、気合いが入っている。走り方などプレーに腰の痛みなど感じさせない。「クリ、あの1点は余計やったな。何をモタモタやってたんだ?」「・・・。」「それまで、腰が痛い痛いって思いながらやってたろ?」「うん。」「けど、後半は、いい動きしてたじゃん。」「前半の途中から、腰痛くなかった。って言うか、忘れてた。」「後半も気合入ってたじゃん。」「うん。前半が終わった時に、“少し休んだら、また行くから準備しとけ。”って言われて、痛いの思い出す暇がなかった。」「そーか。右から上げたアーリークロスもよかったぞ。」「でしょ。結構抜けたし、突破されなかったよ。」「今、腰は痛くないのか?」「そーいえば、少し痛い。」「じっとしてても?」「うん。」「そーか、家帰ったら、ちゃんとケアしけよ。これが終わったら、5日間、練習もなしで完全オフだからな。」「うん。プルプル(マッサージ)してね。」「けど、何でだと思う?」「何が?」「試合が始まる前から痛そうにしてたのに、3試合目の途中から痛くなくなったんだろ?」「うん。感じなかった。」「正確に言うと、お前が自分のミスで入れられたあの1点のあとから、痛みが消えた。あんだけ痛くてひ弱そーに走ってた奴が、しっかり走って当たってたじゃん。走り方から全然違う。」「そーか。集中してたからか。あれが集中ってことなんだね?」「その通り。ミスを取り返さなきゃっていう思いが強くて、お前の中で、腰の痛みより試合やボールの行方の方が大きくなったら、痛みなんか重要じゃなくなる。感じなくなる。」「うん。」「あの集中がいつもあれば、もっともっといいプレーヤーになれるぞ。試合中に親とか観客のこととか考えてカッコつけたり、腰のこととか、その他のことでもいろんな雑念を頭の中で考えてるといいプレーはできない。」「うん。」「ゴールすることだけを考えて、ボールを奪い、突破してシュートを打つのに集中すれば、今日のようなプレーになる。雑念を捨てて勝つことに集中した状態がいいプレーを生む。」「うん。」「やっと集中って何かがわかったか。良かったなあ。失敗してみるもんやな。コーチもあんなプレーをしたおまえをよく次の試合に出してくれたと思うよ。あのコーチ、エライ。」「へへ。」「あのあとのおまえのプレーを見たからやで。あそこでシュンタローになってたら、なかったね。」「うん。」「勝つぞっていう強い意識で強い集中力を引き出せば、痛みを超えられる。俊輔も闘利王も、ケガしてても試合中は感じさせないだろ?」「そっか。」「いい経験になったなあ。集中が何か、わかっただけでも、今日は良かった。集中できれば、お前の力を十分発揮できるってことだ。体が絶好調なら、すごいことになるぜ。」「うん。」「これからの試合で活かせれば、今日、痛いのを我慢して試合に来た甲斐があったってこと。忘れたら、意味なしやで。試合じゃもちろん、練習でもあの集中の感覚でやれ。」「わかった。」
2009.09.20
コメント(0)
![]()
会話で負けないこと。人と話すとき、ちゃんとした対応ができているか?相手の目を見てしっかり話せるか?相手の話をしっかり聞けるか?人に任せっぱなしの行動や流されるままに行動してはいないか?スネたり、ひねたり、あきらめたり、知らん振りしたり、情けない行動になっていないか?それが、もう1対1の闘い。対人関係の初めの一歩で、しっかり闘っていると言えるか?相手に負けない自信を練習で培っておくこと。練習のとき、自分から積極的にやれているか?言われるがまま、練習をこなしているだけになっていないか?課題を持って自主練を続けられているか?そういう準備ができていて初めて、高いレベルになっても1対1で負けない選手になれる。できてなければ、闘う前から負けている。準備ができてりゃ、“行くぞ!”っていう気魄がみなぎってくるはずだ。攻めるときには、積極的に仕掛ける。奪われたら必ず奪い返す。抜いた後のプレーまでしっかりやり切る。守るときには、絶対に抜かせない気魄を持って対抗する。そういう当たり前の心構えをしっかり持って徹底的に実行できるかどうかが、1対1の強さの源だ。対人関係のスキルと気構えができて初めて、ボールを扱う技術が生きてくる。技術があっても試合でそれを発揮できないのは、そういう心の経験や準備ができていないからだ。恐い思いやビビッた経験が多けりゃ恐いものなんてなくなる。たっぷり、ビビッて心を鍛えろ。試合で相手を抜く技術は単純だ。俊輔の切り返し。ロナウジーニョのエラシコ。C.ロナウドのシザース。みんな単純な技だ。タイミングとキレ、素早さ、一蹴のスピードアップ、相手との駆け引きで抜く。それを身につけるには、トライを重ねて、失敗と成功の経験を積んでいくしかない。抜いてやるっていう積極的な心があれば、トライはできる。ドイツの選手とか、技術ではなく、気持ちで抜いて行く。ゴールに向かって前に前に進もうとする気魄がすごい。それだけでも抜くことはできる。テクニックで抜ける可能性が50%なら、気持ちで抜ける可能性も50%。テクニックと気魄が重なれば、可能性は高まってくる。【サイドのタテ突破練習・背中を向けるコーンドリブル】「敵のマークをズラして脇を抜ける瞬間、敵に背中を当てる。」「うん。」「左タッチライン沿いを抜けるときは、左足でボールをコントロール。抜けたら、内側に入る。」「分かってる。敵の前に入って進路を塞ぐんでしょ。」「その通り。顔まで外に向けちゃあだめだ。前をしっかり見とかないとな。」「うん。」「背中を向けてドリブルできれば、敵の出した足に当たったってサイドに出るから、マイボールになってボールは失わない。」「そだね。」【サイドでポスト・反転ドリブル】「FWでクサビのパスを受けるだけじゃなくて、サイドでも敵を背負って受ける時はある。」「そりゃあるよ。」「その時の準備を練習しよう。」「ん?」「後ろを向いたまま後ろの敵に腕を伸ばして敵の位置を確認。そこから、来たパスに向かって出る。敵が離れれば、パスをもらってすぐに反転して敵に正対する。敵が付いてきたら、パスを受けてシザースでフェイントで背中の敵をズラしてから裏に抜ける。。または、自分の背中をスクリーンに使って、振り返りながら、ワンタッチでインかアウトフックで敵の脇を抜く。ボールにスピンがかかるから、自分に戻ってくるから、しっかりフックしても大丈夫。」「ん。」「背中に(敵を)背負って、パスを受けるときや敵の前に出て受けるとき、考えなきゃいけないのは、ボディフェイクやボディアングルだ。」「ん?」「ボールを受ける準備段階が大切ということや。例えば、敵と背中で密着しているところから、逆に動いてから前に出る。たとえ少しでも敵は、それに合わせて動く。そこから急加速。マークを後ろに引っ張っておいて前に出るとか、横にも同じように動くようにしよう。」「できてるよ。」「ホントか?たとえ1mでも、一瞬でも、必ず動きを入れてるか?」「んー。たぶん。」「たぶんじゃアカン。クセになるように、頭に入れとけ。」「ふぁーい。」「敵を背中で押さえ込むとき、半身の体制では、敵のプッシュに耐えられない。背中全体を着けて、ジャンプ前にかがむときの姿勢で、相手を押さえる。」「ああ、敵のヒザに乗れって奴ね。」「そー。背中全体で受けていれば、抑えておくのも、体の向きを変えて相手の重心を崩すのもやりやすい。」「ふーん。」「半身だと、おまえの背中側からDFが足を出しやすい。受ける瞬間は、次の動きのために半身になってもいいけどな。」「うん。」「けど、抑えたまま、固まってしまっちゃ、次の動きができない。ボールが来たら、後ろ向きシザースとか、横に動いてみると、視界も開ける。」「知ってる。コーチも言ってた。」「そーか。思いっきり行くぞ。」「へん。ぜんぜん大丈夫だよ。来て。」(この!)シチュエーション別1対1ドリブルテクニックチームトレーニングに活かせる!親子でもできる!世界で認められた1対1指導の決定版ジュニアサッ...
2009.09.12
コメント(0)
子供の身体には、色々な問題が出る。痛みの原因は、たいてい疲労であるような気がする。足や腰、背中の筋肉に張りがある。身体の中の流れに支障があるとき、どこかに痛みが出る。身体が発信する危険信号。中学になって練習も激しくなり、成長期の最中にあり、精神的にもきつくなる。やさしくすれば、甘えてしまうし、厳しくしすぎて痛めてしまっては、問題。本人に決めさせるしかない。自分で判断し、自分でケアして、身体のことを自分で考えられるようにならなければいけない。「クリ、どういうときに痛む?」「普段はなんともないけど、走ったり、左足でボール蹴り続けると痛い。」「そーか。背骨の左側の筋肉が痛いんだろ?「腰痛とはちょっと違うと思う。筋肉痛じゃねえか?ぶつかったとか覚えはないのか?」「背中とか腰とか、体中いつもぶつかってるからわかんないよ。」「そりゃそーだな。」キネシオテープ、テーピング、バンテリン・・・色々試してみましたが、良くはならないので、病院に連れて行こうと決めていましたが、伸縮包帯でコルセットのようにぐるぐる巻きにしたら、痛くなかったとのこと。その体制で次の練習もOK。3回目ぐらいで、痛みもなくなってしまった。痛み始めてから3週間ぐらい。注意は必要だが、まあいいか。というわけで、病院にも行かずに回復。「おまえ、猫背に問題あるんじゃ。前から言ってる通り、お腹が凹んで猫背の体勢になるときに衝撃を受けると、真っすぐな姿勢よりも身体のどこかに痛みが出やすい。猫背を早く直せ。」「気をつけてるから、前よりゼンゼン良くなったでしょ?」「まあ、そーだけど。まだまだ上半身をスッと立てて、視界確保しながら、走ったり、プレーしたりできるようにはなってない。C.ロナウドで行け。」「ほーい。」「クリ、猫背、気をつけろって言ってんだろーが。」「気をつけてるときは大丈夫だけど、忘れるとなるんだよ。」「そーか、いつもいつもそればっかり気にしてるわけにはいかんもんな。」「そーだよ。」「だからって偉そーに言えるか!癖が直るまでしばらく我慢して気をつけるしかねーだろーが。身長が伸びてる時期に背筋を伸ばしてないとすぐ止まるぜ。もったいないぞ。」「へーい。」「にしても、なんかいい方法はねえかなあ?自分で考えろ。」「えー。」1) 肩甲骨を背中の中心に寄せる。2) 寄せた肩甲骨は、上に上がる。それを下に引き下げる。3) そうすると、胸が張られ、すっきり姿勢が良くなる。4) その姿勢でいる。立ってるときも座ってるときも、歩くときも、走るときも。5) 気を抜いてダラーっとして勉強してるときに姿勢がくしゃくしゃになる。イスを引いて机に座れ。6) サッカーしてて、ボールに集中して行くときは忘れてもしょうがない。普段から気をつけることが大切。7) 走るときの前傾もお腹が凹んでかがむようにならないように。「スッと真っすぐ立って、首を前に突き出す。アゴを引いて真っすぐな頭の位置に戻す。これを10回ぐらい繰り返す。」「ん?」「そうすると、脳が、自然な頭の位置や背骨の湾曲を調整するらしい。やってみ。」「ふーん。」「そうやってから、肩甲骨を寄せて姿勢を正す。」「ふん。」「どう?」「なんもわかんない。」「あらま。」腰の痛みが出て、包帯をコルセットのように腰に巻いて練習してから、背筋が伸びました。実際、1年の始まりに測ったときと比べて、背が7センチほど伸びています。色んなところの痛みは、成長痛でもあるのでしょう。色んなところの痛みをクリアしていくたびに、身体が強くなっていくように感じます。これからは、身体の成長と強さも必要。「毎日のトレーニングやってる?」「やってるよ。背筋、腹筋、大腰筋。」「プライオメトリクスとスイングジャンプはサボってるね?」「何で、分かるの?」「おまえに足りないのは、身体、足腰の強さだ。怠けるな。自分に負けてちゃ、相手には勝てん。」「ふぁーい。」「成長しているときは、トレーニングの効果もすごくよく出るぞ。頑張った分だけ、強くなる。サボったら、いい時期を逃してしまうぞ。」「はーい。」「涼しくなってきたから、今度の休みからは、体力強化だな。」「まだ、暑いよ。」「やかまし。スポーツの秋じゃ。寝るのにもいい季節ってかーさんも言ってたろ。」「1年中じゃん。」背骨「すっきり」ストレッチ―猫背や背骨の歪みを直す整体法日本伝統のコアトレがすごい! シコふんじゃおう腰痛は脳の勘違いだった―痛みのループからの脱出
2009.09.09
コメント(0)
![]()
「クリ、ボールの下に足が当たるから、トラップが浮くんだ。」「・・・ん?」「ボールの中心に足を当てなきゃボールは上がる。足が地面に着いてるときや、地面から離れる瞬間、上から斜めにボールの下に潜り込ませるようにトラップするとき、ボールが足の上に乗っかるから、当然上に上がってしまう。それとボールに当たる足の面の角度が、上を向いてるときも浮くよな。」「うん。」「ひとつは、足を浮かせてトラップする面をボールの下じゃなくて、中心に当てれば上がらない。」「なっちゃうんだよね。」「足の面は、足だけ前に出してボールを迎えに行ったら斜め上を向く。懐深く、身体の奥でトラップすれば、足の面は上を向かない。もう少しだけ前に踏み込むか、身体が前に行けば、体の奥でトラップできる。」「その方がいいね。」「待っちゃだめだぞ。DFの前に出なきゃ取れない。」「うん。」「こら、楽すんな。ダッシュで前に出ながら、ボールの中心に当てて足元に止めるのは、結構難しいやろ。意識しすぎて、足が硬くなってる。浮かなくても跳ねてしまっちゃ同じ。ブラブラ・リラックス。そのうちに、慣れるし、上手くなる。待ってて楽しようとしたらアカン。ボールにぶつかるように猛ダッシュしながらでも、ピタッと止められるようにならなきゃ試合で使えん。常に敵と競り合ってることを忘れんな。」「へい。」「いい感じ。インサイドだけじゃなくて、インフロント、アウトサイドでもやれよ。」「うん。」「OK。じゃあ、そこから、切り返しにしようか。」「まだ、やんの?」「ガンバレ、中学生。」1) コーンの後ろから走り込み、コーンの前でトラップ。※ファーストタッチで、1~2m動かしてパスを返す。インフックアウトプッシュバックサイドエラシコ2) 1)と同じ。※ファーストタッチで動かしたら、さらにもう一度切り返してパスを返す。インフック~クライフアウトプッシュ~エラシコバックサイド~クライフエラシコ~エラシコ3) ファーストタッチで、足元(身体の奥)に止め、パッと動き出す。※浮かすことも必要。ボディフェイクを入れながら、敵のチャージを呼び込んで交わす練習。エラシコインフックバックサイドアウトプッシュ「切り返すなら、足首深くで当てないと、浮いてしまう。足先でやろうとするから、足の甲に近い部分にボールが乗って上がるんだ。」「じゃあ、ボールを浮かすときは、足先の方がいいってことだね。」「そーだな。度合いによるけど・・・。どこに当てれば、どういうボールの動きになるか、考えながら、試して、自分で見つけろ。」「へーい。」「浮かさないコツがわかったら、次は浮かして交わすトラップも、ファーストタッチで、ダッシュに移る大きなトラップも両方使おう。一瞬でDFを置いていって、シュートやパスに繋げるのが大事。」「うん。」
2009.09.05
コメント(0)
![]()
「おとーさん、このHPに“正常な子供は外頸骨を持っておりません。”って書いてあったよ。クリは正常じゃあないってこと?」「おお、そーか。子供のうちの15%ぐらいしかないって書いてあるな。おまえ、良かったなあ。他の人とは違うってことじゃん。」「へ?」「他の人にはないもの持ってるってことは、他の人にはない個性があるってことだし、他の人と違う個性があるっていいことだぞ。」「でも、痛いんだからダメじゃん。」「他の人が経験できないことを経験できるってことじゃんか。素晴らしいね。」「そんなわけないじゃん。」「そーだよ。そのことと、上手くつきあいな。必ず直るから大丈夫。痛みは一時的にあるけど、周りの筋肉が強くなってくれば、なくなってくる。」【有痛性外頸骨】舟状骨の内側に発生する種子骨の一種。(種子骨とは先天的に発生した小骨片で、関節包の周囲や腱などの中に存在しており、摩擦の軽減に関与すると考えられている。)外脛骨は子供の15%程度の頻度に認められ、8~9歳頃にレントゲンで確認される。有痛性外脛骨とは打撲や捻挫などによって外頸骨の周辺に関液包炎や腱鞘炎、軟骨炎が生じ、痛みを引き起こす疾患。左足くるぶしの前下辺りに骨が隆起して飛び出しているところがあり、ボールを蹴ると痛む。押すと飛び上がるほど痛がる。整骨院に行ったが、足や脚などの疲労を取るという治療で、一時的に痛みはなくなるものの、すぐにまた痛がる。やはり、しばらく休むのが一番だろうが・・・。「わかった。自分で、自分の身体はわかるやろ。自分で決めていいぞ。痛くて蹴れないとか、全力で思いっきりできないのなら、しっかり休むことも大切だぞ。」「ん。わかった。」というわけで、サッカーの後には、アイシング、足首を回したり甲周りのストレッチ。スポンジパットを張ってみたり、サポーターやテーピング、インソールの土踏まず部にパッドを入れて上げたりを試したりしながら、サッカーを一度も休むことなく、痛みはそのうち薄れた。5月ごろ、少し出ている外頸骨が分かり、6月の末から、痛がり、8月初め、1ヶ月半ぐらいで、痛みは気にならなくなった。「クリ、中村憲剛の本を読んでたら、憲剛は、右足のちょうど外頸骨の位置に出っ張りがあって、それをホットスポットと呼んでいる。そこが出っ張ってタコのように硬くなっていて、ボールをそこの部分で蹴ると、上手く蹴れるらしい。足のスイートスポットなんだって。」「中村憲剛もクリと同じ?」「中村憲剛の場合は痛みがなかったから、自分で気が付かずにホットスポットって名前までつけて、武器に変えてるけど、おまえと同じ外頸骨を持ってるんじゃないかと思うな。」「へへ。そーかなあ。」「そーだよ。今じゃあ、ゼンゼン痛くねえんだろ?」「蹴ってもゼンゼン大丈夫だけど、押すとまだ少し痛いよ。」「そーか。アイシングとマッサージ(ストレッチ)ちゃんとやってるか?」「もうアイシングはしなくても大丈夫。」「ふーん。自分の身体は、自分でしっかり管理しろよ。中学生なんだからな。」「はーい。」「足の筋肉強化にゴムチューブとプライオメトリクスは、続けろよ。痛いとこだけやっても意味はない。足トータルで疲労を取って、強化しなきゃだめだ。」「ふぁーい。」「足が強くなって、痛みがなくなったら、もっとキックの練習して、そこをホットスポットにしてしまえ。」「OK。」子供の身体には、色々症状が出てきます。おかげで次から次へと色んな勉強をさせられます。オスグッド、踵痛、外頸骨と出て、回復したかと思ったら、最近は、腰が痛いとも言っています。疲労なのか、練習がイヤとか人間関係での気持ちの問題か、身体操作や姿勢に問題があるのか?まあ、サッカーやりたくないと言わないので、サッカーに対する気持ちは大丈夫なようですが・・・。休むかどうかは、本人が決めればよい。親はただ、「大したことあるか。」と言っているだけ。中村憲剛のスルーパスの極意
2009.08.31
コメント(0)
「クリ、この間、左サイドの1対1で、右足裏で引いて後ろ通してパスしたろ。大外から上がって来たジーニョにパスしてサイドを突破させた奴。」「あー、アレね。いいヒールパスだったでしょ?」「おう。1回目はな。けど、後半2回目の時は、カカトに引っかけて、バウンドさせたやろ。ジーニョが追いつく前に、タッチを割ったやんか。」「へへ。ちょっと回転かけようと思ったら、当たり損ねた。」「クリスチアーノ・ロナウドの影響か?」「誰でも使ってるじゃん。」「だったら、C.ロナウドの動画良く見て研究しろ。ヒールでもグラウンダーの速いパスが出るぞ。まだまだ修行が足りん。」「へーい。」「けど、ああいうアイデアパスやフェイントにどんどんチェレンジすんのはいいことや。見てても楽しい。成功したら、めっちゃ嬉しいやろ?」「うん。気持ちいいよ。」「次は、ゴール前のチャンスで、決められたらいいなあ。」「うん。やるよ。」「けどなあ、キレが悪かったら、相手に読まれて奪われる。ヒールでも芯に当てて、正確なパスができるようにしなきゃ。」「へーい。」「それと、あの2回目は、中に切り込むチャンスだったと思うぞ。」「どーゆーこと?」「あの時ついてた敵は、1回目と同じサイドバックの選手やった。」「そーなの?」「ソコ、見えてないのね。」「あそ。」「同じ奴だったから、後ろからジーニョが上がってきたとき、きっと警戒してたと思うぞ。」「ん。」「右足で引いた後、相手がジーニョを警戒した瞬間に、プッシュして中に切れ込んで行けば、相手の逆を取れて簡単に中に入り込めたはずだ。」「ん。」「1回目は、バックサイド、2回目は自分で中にドリブルってことだと、3回目は、DFも迷う。ますます、どちらも決まる可能性が高くなる。」「そー?」「ダブルタッチとかエラシコで自分でタテに突破する技も決まりやすい状態になる。」「んー。」「そういうのもマリーシアだ。頭使って相手を惑わす。」「ん。」「例えば、相手が前を塞いだとき、ホントに蹴って相手にぶつけたり、ぶつかりそうになれば、2回目のキックフェイントには、必ず、引っかかる。弱い奴だと、顔をそむけたり後ろ向くから、簡単に抜けるし、置いて行けるから、パスも楽に出せる。」「それやってるよ。練習で。」「そーか。試合でもそーいうことを考えたりやったりすることがとっても大事。それに面白い。」「うん。」「ただし、その前に、自分の技のキレ・・・素早さ、タイミング、加速スピードをつけないと、何をしても通用しないんだから、小細工の前にしっかり練習して、技のレベル上げとけよ。」「へーい。」「とりあえず、C.ロナウドをしっかり見て、技の完成を目指せ。ヒールパスだって、鋭く速く出せるように練習しろ。蹴る前のアクションが大きいと意外性がなくなるってことにも気をつけてな。素早く小さいアクションと、タイミングを掴むこっちゃ。」「おーけー。いつもやってるから大丈夫だよ。」「なんか、そんな小技ばっか、やってるんじゃねえだろうな。」「そんなことないよ。好きだけど。」「いや・・・。」「なんですぐ疑うわけ?」「小技の部分だけじゃなくて、クリスチャーノのスピードを学ばなきゃいけんぜよ。」「らじゃ。・・・ごまかしたね。」C.ロナウド足技テクニック動画
2009.08.17
コメント(0)
![]()
「クリ、小学生の頃とあんまり変わらないようでは、話しにならんな。」「久しぶりだからだよ。」「そーじゃなくて、スピードをもっと上げないと通用しないだろってこと。小学生の間は、基本的な足元、ボールに慣れることが目的だけど、中学でやるドリブルスラロームは、試合で使うために精度はもちろん、スピードを上げないと使い物にならん。どんな練習も実戦を想定してやれ。」「抜く相手は8人もいないよ。」「あほ。試合じゃあ相手は動いて、襲ってくるんだぞ。止まってるマーカーなんか、何十個も連続で抜けて初めて試合と同じや。」「ん。」「問題は、敵が出してくる足や身体のスピードより素早くボールを動かせるかどうかだ。マーカーが動いて前に来ることを想定して、間合いが詰まる前に動かすつもりでやれよ。」「1対1やったほうが、実戦練習になるよ。」「おまえがクタクタになるまでやってからな。」「それでも勝てるね。」「言うねー。ファールありだぞ。」「いつもそーじゃん。」「ふん。じゃあ、最初から、5往復ずつやってからな。」「ズルっ。」「ウダウダ言うとらんとはよせんかー。」「へいへい。」「インもアウトももっと速く、大きく。そんなダンスみたいなドリブルじゃあ、抜けないぞ。」楽に続けられる幅とスピードでは、相手もついてこれるってことだ。自分がやっとできるぐらい動かせば、スピードと技術を上げることになる。」「ひー。」「キックフェイントはどうした?演技がヘタやな。」「顔マネはうまいけど、演技はだめだね。ウソつかないから。」「それがウソだろ。」「へーい。」「ラスト。決めてくれよな。」「うっし。」「最後のマーカー飛ばしたぞ。」「バレた?今んところ編集でカットしといて。」「編集でけへんわ。世間はごまかせてもオレの目はごまかせん。敵はもっとごまかせんぞ。」「えー。」「じゃねえだろ。もう一回。」「もう、30回ぐらい同じのやってるよ。」「良かったなあ、それだけやれば、得意技にできるぞ。」「何言ってもだめなわけね。」「当たり前です。」「ひー。」「また、最後の飛ばしたぞ。」「んー。」「やってるうちにだんだん、体重が後ろに残ったまま、足だけの操作になってくる。腰の引けた形じゃあだめだ。松井みたいに前傾で。」「ん。」「ボールスピードについていけなくなって、失敗する。メッシドリブルで行け。つま先の近くで操作するんじゃなくて、インもアウトも足首付近で深くタッチしろ。真横に動かせるし、身体が前に行くから、重心が浮いたり、後ろ体重になるのを抑えられる。」「・・・わかった。最後のコーンはずして7個にすればいいんじゃん。」「それは、ちがいます。」「マーカーは敵の足だ。当たったら敵の足に引っかかったのと同じ。その後、すぐに足を出してリカバーしろ。実戦では、良くあること。その時の素早さが実戦に使える。」「ん。」「そー、それ。できるじゃん。やっとできたな。」「うん。」「そんじゃあ、せっかくできたのにもったいないから、忘れないうちにもう2回やっとこか?」「言うと思った。ぜんぜんラストじゃないもんね。」「いやなら、お好きにどうぞ。辞めてもいいよ。自分で決めな。」「やりゃあいいんでしょ!」「反抗的なその態度。自分のためだぞ。いやならすぐやめろ。」「イヤじゃないよ、やるって。」「すぐ動け。じっとしてるとやぶ蚊に襲われるぞ。」「虫除けスプレーしてきたもんね。」「素晴らしい。おまえ、だんだん、マリーシアが身についてきたね。」「でしょ。」「実戦で使えるようになるためには、徹底的に身体に覚えこませるしかない。」「ん。」「身体が自然に動くように。敵の動きや足に咄嗟に反応できるまで。ミスした瞬間のリカバリーが一番大切。一番、素早さの練習になる。」「うん。」「今のクラブじゃあ、個人の技術向上の練習は少ない。勝つための戦術が優先だ。力のある選手を集めて勝つのを目的にしている感じだな。」「ん。」「だから、個人の技術は、自分で高めていくしかない。部活なら、1年の間は基本練習ばっかりしてるはずだ。」:「じゃあ、中学の部活の方がいいの?」「いや、どちらとも言えない。クラブで力のある選手に囲まれて、実戦で揉まれて強くもなることができるし、色んなうまい人の技も見れる。試合の相手もバリエーションが多いし、違う学校の仲間とかいっぱい友達が増える。」「そーだね。」「ただ、技術やスキルを上げていかなくちゃいけない選手にとっては、部活の方が、毎日、同じ学校に通う仲間と練習できるし、近いから朝練も集まりやすい。」「ふーん。」「ただし、3年生までひとつのチームでコーチも少ないから、結局、自分でやるかどうかにかかっている。どっちにするかは、自分で決めればいいんだ。」「ん。」「今は、クラブに入っているんだから、基礎的な練習を個人でしっかりやって、それをクラブの実戦練習で試して磨いていくってことだな。」「ふーん。」「どっちを選ぼうが、自分で考えて自分で決めて、決めたら自分に負けずにしっかり続けることだ大事だそ。」「ふぁーい。」※ マーカーコーンスラローム~2往復ずつ。1) マシューズ(両足インフック・アウトでさらに出す。)2) 足裏(転がしてインフック。)3) ドラッグ(インでドラッグ、インストップ。)4) 片足インアウト5) エラシコ(左右交互)※ つま先タッチで浅く、足首タッチで深くボールの方向転換。※ 素早く動きながらボール操作ができること。※ インフック、アウトプッシュを大きく速く。※ マシューズ、ドラッグでのキックフェイントを大きく。ジェネオン エンタテインメント ジネディーヌ・ジダン/リオネル・メッシ/ワールドイレブン シリーズ EXTRA ジダン/メッシ-栄光の継
2009.08.14
コメント(0)
「クリ、あのボレーシュートは、見事だった。」「うん。気持ちよかった。」「あの高さから落ちてきたボールをよくあの低い弾道で左スミに決められたな。」「うん。少しアウトにかけたんだよ。」「ペナルティエリアの外45度だったもんなあ。やるときゃ、やるね。」「あたりまえじゃん。」「その前のループで上げたスルーパスも良かったなあ。点にはならなかったけど。」「ユッキが、走りこんで、GKとぶつかった奴?」「そー。右から来たパスを1STタッチのアウトで一人交わして、二人目をルーレットで抜いてループでスルー出したのは、カッコ良かったぞ。」「うん。」「と、いうわけで、今日は、ボレーとドリブルを課題にしよう。」「えー。できてんだからいいじゃん。」「何言ってるんだ。あのいい感触を忘れないうちに自分のモノにしておかなきゃもったいない。」「褒めて、嵌めようとしたね。」「そんなことはない。久しぶりに嬉しいプレーだったぞ。」「そー?」「そー。あの二つのプレーで、次の準決勝の先発が決まったんだと思うね。あんまり褒めないケンコーチからも、“ナイスプレー、ナイスプレー!”って大きな声が掛かってたじゃん。」「じゃあやろっか。」「キャッシュ君、やろー。」基礎練とボレーシュート練習。1) 右だけ、左だけのリフティング、タカハラリフティング。2) トラップしてボールが浮いている間に首を振って左右確認。3) 左右に5m振って、ボレーで返す。4) 前後に来るボールを前で、バックステップ&ボレーで返す。5) 斜め前からの浮球シュート。6) 横からの浮球シュート。7) 自分より後ろに来るボールのボレー。8) DFを振り切って前で打つ動きを入れる。「自分より後ろにあるボールをボレーが難しい。すぐに上にフカしてしまうから気をつけろ。」「1回落としてもいい?」「うん。下がりながらボレーする練習だけど、間に合わなかったら、落とすしかない。」「ん。」「左足もな。」「右のアウトでもいいんでしょ?」「OKだけど、全て右でできるわけじゃない。左から来る高いボールは、左でないと当らないだろ?」「わかった。」「左足も自由に使えるようになんなきゃ。」「ん。」「オレが見たボレーで一番忘れられないのは、2000年のアジアカップで、右から来た俊輔のFKを、名波が中央左から走り込んで蹴った奴。ペナルティエリアの外からミドルだった。」「ああ、知ってる。この前動画で見た奴ね。」「そー。インサイドキックのようにバックスイングして、当てる瞬間、インサイドでしっかり面を作って強烈なシュートだった。俊輔のアイデアも名波の反応とシュートも日本のレベルアップを感じさせる一発だった。」「ふーん。」「あれを目指してやれ。」「あい。」「自分より後ろに来た浮球は、上で当てれば当てるほど、フカしてしまう確立が高い。1番は、下がって自分より前に持ってくること、2番目は、できるだけ、下に落ちてきたところを叩くほうが、上がりにくい。そこまで待てないときは、身体を倒す。ボールが後ろにあればあるほど、身体が倒れて、最後は、オーバーヘッドになる。当てる位置が高ければ、ジャンピングオーバーヘッド。バイシクルシュートだな。」「なるほど。」「頭で分かっても咄嗟の判断ができるかどうかだ。練習あるのみ。実戦では、敵も寄って来る。簡単にはいかないぞ。状況によっては待てないから、前に出てきて、キックするほかない。DFを振り切る動きや抑えながら蹴るための腕の使い方も必要だぞ。」「どんどん来て。」「おまえ、ボレー、うまいな。好きか?」「うん。得意だよ。」「そーか、得意なら、もっと磨いて、“ボレーのクリ”って呼ばれるぐらいになれよな。難しいボールでもできるように、色んなボールを捉える練習しなきゃ。」「ん。」「考えたら、実戦で飛び込んで来て蹴るシュートは、ほとんどバウンドして浮いている場合が多い。ボレーの虎になったら、シュートがうまいって事にもなるね。」「うん。」「右アウトボレーもおしゃれだが、左足も同じようにできたら素晴らしい。左足リフティングが、右とおんなじくらいできないといけないし、プレッシャーの中で相手より前に出てできるように鍛えないとね。」「オッケー。どんどん来て。」「おしゃれヒールボレー、狙いすぎ。」「練習しなきゃ。」「いいけど、そればっかやってもプレッシャーの中では、ヒール空振りすることもある。基本的なボレーをしっかり決めてから、おしゃれキックを練習しろ。」「えー。それしないと、面白くないじゃん。松井(大輔)になれないよー。」「そーか?・・・。お任せします。」日本が世界に誇るレフティー名波浩。至高のMFが明かす珠玉のサッカー観がたっぷりと詰まった1冊。藤田俊哉、山口素弘、桜井和寿との対談も収録。夢の中まで左足松井大輔のドリブル・シュート・クロス・パスといった攻撃スキルを完全収録。テクニカル図解、連続フォト、本人実演のDVD。松井大輔のサッカードリブルバイブルDVD抜き技&魅せ技スペシャル
2009.08.13
コメント(0)
「クリ、4の2乗はいくつ?」「はち。」「あほ。何で、足し算なんや?」「あ、16、16。」「夏休みの宿題のココ、間違ってるやろ?」「ほんとだ。へへへ。」「へへへじゃねえぞ。そういうのをケアレスミスっていうんじゃ。サッカーで、味方と勘違いして、敵にパスするみたいなもんじゃ。」「あぁ、昨日、フジがやっちゃった奴ね。」「フジが、敵にいいパス出して、みんな大変なことになって、最後、ショーがナイスセーブしてくれたから良かったようなものの、点取られるとこだった。」「うん。みんなびっくりした。バイタルエリアでパスだもんね。ショーが反射神経よかったから助かったけど。」「そこじゃない。おまえのその数学のケアレスミスと同じだって言ってんの!それが致命傷になって、負けてしまうことがあるし、それで1点足りなくて、不合格になることもある。」「大丈夫だよ。クリは、頭いいから。」「あのね、どこからその自信が湧いてくるわけ?頭良くても努力しない天才は、普通の人以下になってしまうんや。変な自信持っていれば余計にタチが悪い。」「・・・。」「頭良くて、何でもできるのに、テストの点数が悪いのは、テクニックがあって、足もそこそこ速いのに、結果を出せない左ハーフと同じや。やる気、積極性、努力が足りない。いい加減にしかやらないから、ケアレスミスや勘違いでボール失ったり、チャンスを逃したりするんや。」「ひー。」「4の2乗を間違うってことは、才能があるのにそれを活かせないサッカー選手と一緒。もったいない。細心の注意と判断を持って、しっかりやれば、いい選手になれる。」「ん。」「数学もサッカーも、同じや。集中して、しっかり最後まで、ひとつのプレーをきっちりやりきることが大事やで。」「ふぁーい。」「夏休みの宿題全部やったのか?」「かんぺき。」「ほんと?」「ほんと。」「あ。忘れてたのがあった。」「あのね、どういう闘い方で勝とうっていうゲームプランがしっかりしてないのと同じやな。」「またサッカー?」「ゲームプランが立てられない奴にはサッカーはできん。学校の宿題忘れる奴は、どこか戦術に穴が開いてて、負けることになる。」「へーい。」「夏休みの宿題が終わったら、おかーさんが買ってきた数学のドリルをやるぞ。数学も基本がわかったら、いっぱいトライして経験を積むしかない。」「相手が強すぎて、自信をなくしたらどうするの?」「チャレンジしねえ奴に、答える義務はない。」「夏やすみって短いねえ。」
2009.08.12
コメント(0)
「クリ、サイドハーフ、久しぶりにやって、準決勝だったから、最初緊張してたろ?」「うん。ちょっと。」「動きが硬かったもんな。自由に動き回れてない。」「うん。自分でもそー思った。」「ボランチやってるときと、サイドバックやサイドハーフやってるときでは、ピッチを見るときの視野と身体の向きが違う。」「ふん?」「サイドからは、身体を斜めにして、前と後ろを見なきゃいけない。ボランチの場合は、敵ゴールに正面を向いてプレーすることが多いから、やりやすいのかも。サイドからだと、前に出るということは、おまえにとっての横に行くということだからな。左サイドだったら、左の方向に。」「ん。」「今の世界のサッカーは、みんなそーやで。サイドから起点を作って攻めていく。ロナウジーニョ、メッシ、俊輔もサイドハーフや左右のFWだ。」「最初、攻めあがって、左からクロス上げたの良かったでしょ?右でアーリークロス入れたのも見てた?」「おー。見てた。その二つは良かったよ。けどな、あの動きが少なすぎるんじゃねえか?FWの役目も担ってるってことを忘れてんじゃねえよ。」「ん。」「できるのにやらないように見えたぞ。チャンスはあったろ?攻めより、守りに重点を置いているように見えた。」「コーチが、ポジションを色々行ってきたからだよ。」「コーチの指示は正しいさ。けど、攻めあがった上で、コーチの言うポジション取らなきゃ。必死で、全力で、戻ってポジション取ればいいんだ。」「どこのポジションにいても、誰にも、もちろんコーチにも遠慮せず、自分の判断で、攻めあがれ。中に入って奪い、外に開いて突破する。シュートも常に狙っていろ。そーでなきゃ面白くない。楽しくやろーよ。」「そーだけど・・・。」「失敗や、仲間からの罵声や、コーチの言うことなんか、気にするなよ。一瞬反省すればいいだけだ。」「けど、相手が強いときは、守備しなきゃいけないじゃん。上がって行って失敗したら、カウンターになるし。1点目取られたのもそーだったじゃん。」「攻めて失敗したから、カウンター喰らったな。そん時は、必死で取り返すしかない。それでいいんだ。取られたボールを取り返す。取られた点を取り返せばいいじゃん。」「・・・。」「今は、それを練習している段階だ。9回失敗しても1回成功すれば、点に繋がる。そのうちに2回、3回になるように頑張ればいいんだ。」「ん。」「10回トライのチャンスがあるのに10回何もしなければ、1点も取れない。10回に1回でも成功するなら、トライする価値があるし、成功ゼロでも確実に次に繋がる。」「うん。」「失敗したら、何か言われるんじゃないかとか、チームに迷惑をかけるんじゃないかとかは考えんでもいい。この先、そーやって自分のアイデアでトライして、経験を積んだ結果が、上のレベルになってチームに貢献できることになるはずだ。」「ん。」「失敗したことを忘れずに、練習して、レベルを上げればいいのだよ。その気があれば、大きな失敗ほど将来の自分の糧になる。」「カテ?」「活躍するためのエネルギーになるっていうこと。」「ふーん。失敗は成功の母だね。」「どーも軽いけど、その通り。練習して自分を磨くぞっていう意識を、失敗した当日だけでなく、普段も持ち続けなきゃだめよ。悔しさを忘れんなよ。」「忘れんのは、得意なんだけどねぇ。」「あほな・・・。」
2009.08.10
コメント(0)
![]()
「ねえ、ねえ、今日のクリ、1試合目でボランチやってたんだけど、すっごく良く動いててね、守ってるときは、バックのとこまで走ってるし、何回もゴール前まで上がって行ってシュート打ったりしてたよー。」(クリ母)「ふーん。」「レギュラーボランチより、いいみたいだったよー。」(クリ母)「まあ、前からやってたポジションだしな。要だってことも分かっているから、責任感が出てくるんやろなあ。それに比べると確かにバックの時は、他人事みたいなプレーだよな。」「バックより、ボランチの方がいいんじゃない?」(クリ母)「オレもそー思う。クリには合ってるかもな。運動量が多いし。」「そーでしょ、そーだよね。」(クリ母)「だからっちゅーて、今のサイドバックやサイドハーフがだめだってことではない。、クリに足りないところを見つけたり、色んなポジションを経験して、もっといいプレーができるようになるんや。今は、どこでもしっかりこなせなきゃ。コーチもそー思ってるはずだ。第一、 タクに比べて、まだまだ、負けてるところも多いだろーに。」「そーかなあ。」(クリ母)「そーだ。強いチームとやっても負けない当たり方とか、ゲームを作る力とか、キック力だってまだまだ弱い。体格的な問題が多いけどな。だから、バックで、大きな相手にもしっかり体当てたり、負けないボディアングルややり方も覚えなきゃいけない。それが、クリのためになるの。」「へーい。」(クリ母)「クリとおんなじ返事すなー。」「はい、はい。」(クリ母)「・・・。」「けどね、センターバックでも、サイドバックでも、サイドハーフでも、ボランチでも、サッカーで一番楽しいはずの、攻めたり点を取りに行くってことを目指さないと楽しくなくなる。点を取れる喜びを知って、自信をつけたら、また目標も出てくる。どこに居ようが、攻撃にどんどん参加して、コーチに止められるぐらいでないといかん。」「ふん、ふん。」(クリ母)「勝負して抜いたり、シュート打ったり、攻めることに、今、積極的に行かなきゃいけない。コーチの指示やポジションに縛られて、動き回れないなんてことじゃだめだ。守備は、これから先、その気になればいくらでもできるが、攻撃は、色んなパターンやアイデアを試した経験が要るし、テクニックも要る。勝負して一対一に勝つ面白さや、楽しさ、難しさを経験してなきゃいかん。勝負や試合に勝ったときの爽快感を味わえれば、これから先もずっとサッカーを続けていける。」「ふーん。」(クリ母)「レベルを上げるにしても、今のうちから、小さくなってるようじゃあ、だめだな。」「そーだねえ。」(クリ母)「しっかり戻って、しっかり当たって、攻撃を組み立てれるようにようになれば、2ボランチもありやで。面白いと思うよ。」「ふーん。」(クリ母)「クリ、おまえボランチやってるときの運動量は、何であんなにすごいわけ?」「へ?」「サイドバックの時とゼンゼン違うじゃん。」「そーぉ?」「そー。後ろから前から、左、右のサイドまで動けてるじゃん。ぜんぜん違う。」「サイドバックは、守り重視だから、相手が強いとなかなか動けないんだよ。」「そら、そーだろーけど、長友は、1試合で15km走るって言われてるの知ってる?」「知ってるよ。」「ウッチーもそうだけど、サイドバックが一番運動量が多くて当然だぞ。ボールを追いかけないフリーランやムダになる走りも多いけどな、犠牲になって。」「ん。」「ボランチの時には、ショットガンのように放射状にアチコチ出かけて行くのに、バックになったとたん、後ろに張り付いてるなんて、信じられないよ。ある意味、ボランチよりもサイドバックの方が、前に出て行って深く入り込んだり、シュートの機会が多いもんだぞ、ふつーは。」「そーぉ?」「そーだ。何で?」「けど、相手がガンガン攻めてたから、守備が忙しかったんだよ。」「それは分かる。けど、そういう状況を打ち破るには、そーすればいいかを考えなきゃな。サイドにいるボランチのつもりで動けばいいんだよ。センターにいて前を見ているボランチとサイドで、斜めからピッチ全体を把握するサイドバックの違いだけで、前にも後ろにも横にも斜めにも出て行くのがサイドバックだ。」「ん。」「おまえが守備に追われている時間が多いってことは、相手のサイドハーフやサイドバックは、常に高い位置を保てるってことだぞ。分かってる?」「・・・?」「守備の時間が多いのは仕方ないけど、少ないチャンスでも、味方ボールになった時は、思い切って上がっていかないと、いつまで経っても、相手のDFラインが上がったままで、押し込まれたまま、守備の時間が長くなって、よけいに苦しいんや。おまえ一人の力ではできないことも多いけど、両サイドは、高い位置を保って、高い位置でボールを奪って、すぐ攻めに転じるようにしていかなきゃ。」「ん。」「味方ボールになった時は、ヤバそーでも思いっきり走って、DFラインの裏に抜ける動きをする。そーすると、おまえとマッチアップする相手も警戒してずるずる下がる。そこにまたスペースやチャンスが生まれるんや。徐々にチーム全体が楽になる。苦しいときこそ突破していかなきゃ、状況の打破はできん。」「ふーん。」「ハーフをどんどん追い越して、攻撃に参加しなきゃ。攻撃参加してもいいんだよじゃなくて、しなきゃならないんだよ。」「ふぁーい。」「守備だけに追われているサイドハーフは、やらなきゃいけない仕事をやってないのと同じ。働いてないってことやで。」「ん。」シンプルなジュニアTシャツ!ATHLETA/アスレタ 別注 ジュニア プラクティス Tシャツ (RO-696)エイコースポーツ楽天市場支店
2009.08.01
コメント(0)
![]()
“マリーシア”という言葉は、「狡賢い」とか「汚いプレー」と訳されるが、ブラジル選手などへのインタビューを聞くと、「勝つための駆け引き」とか、「状況判断のうまさや柔軟な対応能力」というのも含まれているようです。マリーシアは、相手を出し抜いてでも、勝つため、1点取るために、ありとあらゆる手段を駆使して、何が何でも勝ってやるという強い気持ちから生まれる。生きていくためにサッカーをするようなブラジルや南米では、何が何でも勝たなければならないという意識とプレースタイルが定着していくのでしょう。汚いプレーで勝つぐらいなら、正々堂々とやって負けても構わないって言う人もいますが、そんなに頑なではなく、マリーシアの如く柔軟に対応していかなければ、世界のマリーシアに置いていかれる気がします。いつまで経っても追いつけない。“狡賢い”ではなく、“柔軟な対応力”とか“駆け引き”と訳せば、「日本人にはマリーシアが足りない。」とか、「サッカーにはマリーシアが絶対に必要だ。」という言葉も理解しやすいと思います。「クリ、サッカーで一番嬉しいこと何?」「んー。点入れたとき。」「そっか。点がいっぱい取れたら、楽しいだろーな。」「そりゃ、そーだよ。」「おまえ、楽しいこと自分で捨ててない?」「え?」「相手を抜いて、点を決めたら、気持ちいいぞ。」「知ってるよ。」「じゃあ何で、横パス出すの?」「・・・。その方が点取れると思ったから。」「バイタルエリアでか?」「・・・。」「ボール持ったら、まずは、自分で点取ること考えろ。」「ん。」「それが無理なときだけ、(じゃあ、どうしたら点が取れるか)を考える。」「ん。」「自分で行ったら、監督やコーチにそこはパスだろって言われるか?」「あんま、言われない。っていうか、言われたことない。」「そーだろ?一番楽しいことを目指して頑張ってトライしても何も言われないはずだ。交わし方やシュートの仕方は、アドバイス来るかもしれないけど。」「うん。」「中学1年で、監督から言われたプレーだけを忠実に守って、縛られて、楽しくできないようじゃあ、サッカーなんか、面白くなくなるぞ。」「ん。」「好きなようにやって、コーチから止められるぐらいがちょうどいいんじゃ。ピッチの中での判断は、選手しかできない。柔軟に臨機応変にやるべきだ。コーチや監督は、いつまでもおまえの横にいてくれるわけじゃあない。上に上がったら、また変わってしまうんやからな。自分の判断力を磨くほうが大事だ。」「おとーさんらしいね。」「あほ。おまえのこっちゃ。ちっちゃい歯車やってたら、ずっとそのまま終わってしまうぞ。大きな車輪でゴロゴロ、邪魔になりながらころがって行け。」「?」「とにかく、アタッキングサードに入ったら、まず、勝負。2人、3人のDFの間を割って抜けていくことを考えろ。」「ん。」「自陣で、無理に突破しようするのは“場所を考えろ。”って話になるけど、アタックエリアでチャレンジするのを止めるコーチはいない。もし、そんなコーチのいるチームだったら、いつでも辞めてしまえ。」「ん。」「フェイントもパスも相手の裏を取って決められたら、スカッとするぜ。」「うん。」「中村俊輔は小さい頃から、どうやったら相手の裏を取れるかってことばっかり考えてたらしい。」「ふーん。」「気持ちいいこと、楽しいことをもっともっと追求すればいいんじゃねえか?」「チームがバラバラになっちゃうじゃん。」「それはそーだ。けど、自分が楽しくなかったら、サッカーやる意味もねえじゃん。」「ん。」「自分が楽しくなかったら、見ているお客も楽しくないね。プロになるなら、お客を楽しませるプレーを今から磨かなきゃ。」「うん。」「マリーシアって知ってるか?」「うん。ずるがしこいってことでしょ?」「そう訳されるけど、何のためにやる?」「んー。勝つため。」「そーだ。マリーシアは、何が何でも勝つっていう強い気持ちから生まれる。勝つための執念がない奴には、マリーシアは使えない。“勝つための駆け引き”って訳した方がいいね。または、“状況を考えた臨機応変な動き”。“サッカーセンス”と言ってもいいかもね。勝つという目的がはっきりとあって、最大限できることを考えて、実行できること。」「ふーん。」「勝つ意識をしっかり持って、状況や立場をちゃんと把握しているってことが必要だ。ただ、来たボールを相手にプレーしているだけの選手にマリーシアを持ってるとは言えない。演技も抗議も時間稼ぎもすべて勝つためにやる。プロになるなら絶対に必要だ。」「うん。」「勝つために、インテリジェンスを働かさなきゃいけない。」「ふーん。」「マリーシアを日本語に訳すときに、“狡賢さ”って訳されるから、なんか、いいイメージないけど、マリーシアに含まれるマランダラージというのが、汚いプレーのこと。シミュレーション、見てないところでの反則、言葉の暴力なんかだな。」「ふーん。」「けど、マランダラージは、インテリジェンスの感じられない汚いプレーのこと。勝つために、頭を使って、相手をだましたり、裏を取ったり、大げさな演技したり、時間を使ったりするのが、マリーシア。フェイントなんかもそのうちのひとつだし、おしゃれドリブルもそー。ノールックパスとかもね。頭の良さを感じるプレー。」「ん。」「絶対勝つっていう執念を持って、サッカーをやる選手が、マリーシアを持ってる選手。この絶対勝つっていうところが一番大切。」「ん。」「絶対勝つっていう目的のために、いろんなアイデアをひらめかせて実行できること。その工夫が勝ちにつながり、その工夫や努力にお客さんも盛り上がる。」「ひらめくんだけどねぇ。」「そー。実行できる技術や力を付けるためにしっかり練習しよーな。」「ふー。」「何でため息なんや、アホンダラ。」「マリーシアじゃん。まず、おとーさんをだまさなきゃ。」「・・・ないと思います。」マリーシア
2009.07.20
コメント(0)
全274件 (274件中 1-50件目)

![]()
