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4. 司法書士は三点セット同時契約をさせると,依頼者に有料老人ホームへの入居を薦める.その次はそれまで住んでいた家の売却を強要する.
司法書士,「財産管理委任契約」,「任意後見制度」,「公正証書遺言」の三点セット同時契約をさせると,司法書士は我が家へ深く介入してくることになりました.それまで金の管理や買い物など,妻が手伝っていたのですが,司法書士が口出しをするようになり,次第に妻と母との関係は引き裂かれる状況となりました.
司法書士はこれまで妻がしていたような日常のもろもろの世話はできません.そこで司法書士は,母に対して有料老人ホームへの転居を強要してくるのです.母は司法書士に説得させられて,言われるがままに,司法書士が見付けて来た有料老人ホームへ入居させられることとなりました.
すると,それまで住んでいた家屋は空き家となるのですが,母に対してその売却を強要してくるのです.
司法書士は, 「将来の相続人の間のトラブルを回避するためですよ」という理由を付けて,家の売却を強く薦める
のです.急いで売る必要はないと思っていたのですが,どうしようもありませんでした.
土地家屋は母の名義の権利書は司法書士の手元に渡っていたので,司法書士が母に「専任売却の同意書」を書かせることも容易なことなのです.
すぐに不動産屋を連れてきて「同意書」を書かせ,それから2ヶ月も経たないうちに,私を完全に排除して,売却契約がなされていました.
しかも,その司法書士事務所の隣のビルの不動産屋が買い取るというシナリオができていたのです.
実勢価格の調査をすると, その売却価格は,調査価格に比べて2割以上も安値 .勿論,司法書士は登記に関わる費用を請求してくるのです.
このようにして司法書士と不動産屋は, 登記手数料,仲介料ばかりでなく,転売に伴う大きな差益を得る
ことになるのです.
私は有料老人ホームへは妻と頻繁に訪問して,入居者の人たちと話をする機会があったのですが,母と同じくらいの歳で,母より少し前に入居した老婆が,同じように同じ司法書士の勧めでその老人ホームへ移り住んで,それ以前に住んでいた家屋をその司法書士に頼んで売却してもらったという.全く同じケースなのです.その老婆は家を売ってもらったことを喜んでいる様子でした.
お年寄りが不動産の実勢価格など知っている筈もありません.知らないことを良いことにして, 財産を持っている独居の高齢者に有料老人ホームへ入居を勧めて,空き家となった家屋を,グルの不動産屋へ安値で売却するというルート ができているのです .
それから間もなくして,その老婆は亡くなったが,今にして思うと,もっと詳しく聞いておけばよかったと後悔しています.
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