ロシア生活2004-2012

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koshka0467

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2005/06/28
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カテゴリ: 観劇記
6月最後の1週間は、


一夜目はロシア(正確にはグルジア)出身で
アメリカにわたった振付家ジョージ・バランシンの作品。
舞台装置は何もナシ、ダンサーは
女性が白のレオタード、男性が白のシャツに黒のスパッツ、
とまるで体操服のようで、
あれあれ、どうなるんだろう?と思っていたら、
彼らがまるで音符のように、

曲はバッハ(18世紀)、ビゼー(19世紀)、
ストラヴィンスキー(20世紀)の3曲でしたが、
それぞれの振付が音楽と時代の雰囲気を確実に体現していて、
音楽って楽譜以外でもこういう風に視覚化できるんだなぁ、
と感銘を受けました。

二夜目はボリショイ劇場芸術監督だった
レオニド・ラヴロフスキー振付の諸作品のガラ・コンサート。
『ロメオとジュリエット』の舞踏会シーンが
重厚かつ圧巻で、音楽もとても気に入りました。
作曲者はプロコフィエフ。
そういえばマリインスキーで観て感動した

もしかして私、この人の音楽好きなのかも。
CD買いにいくことに決めました。

三夜目は『白鳥の湖』。
日頃クラシックとはあまり縁のない私ですが、
チャイコフスキーのこの作品は全て聞いたことがあって、

予想外だなー、とおもしろかったです。
大変長い作品だと思っていましたが、
カットされた部分もあるのか案外さくさく話は進み、
上演時間は2時間40分くらいでした。
それにしても、
バレエって白鳥を演じるために作られたんじゃないか、
と思うくらい、踊り手が白鳥そのものに
見えてしまいました。
なのに『白鳥の湖』って初演は失敗で、
レパートリーとして定着するまでに
だいぶ時間がかかったといいますから、
不思議ですねぇ。





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Last updated  2005/07/05 12:50:29 AM
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