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本日のワインは、ドルチェット・ダルバ2009年、生産者はブルーノ・ジャコーザです。ピエモンテ州クーネオ県にある方のアルバ(Alba)産のドルチェット100%のワインとなります。ジャコーザといえば、高品質なバローロやバルバレスコで有名ですが、とても高くて普段飲みは到底ムリ。でも、ドルチェット・バルベーラ・ネッビオーロ等はぎりぎり週末ワインの価格帯(特にドルチェットは唯一、二千円台)なので、手軽にジャコーザのエッセンスを知ることのできるワインだと思います。さて、感想です。エッジが青紫がかった濃いルビー色。グラスからは、ムラサキの花、タラゴンやペッパーミントのような「すっ」としたハーブ香。口に含むと、熟したプルーン、ワイルド・ブルーベリー、ダークチェリーなど細やかな果実の要素が沢山存在しており、それにカカオやラテなどが溶けこんでいます。他には、インク、スパイスなど。タンニンは肌理細やかですが、酸は19℃以上だと強く出すぎる感があります。逆に16℃以下だと果実味がベタに感じますので、自分的には17~18℃で頂くのがベストかと。
2011.05.29
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本日のワインは、ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート・ラチェント2008年、生産者はモンタルベーラです。wikiによると「カスタニョーレ・モンフェッラートは人口1,248人のイタリア共和国ピエモンテ州アスティ県のコムーネの一つである。」との記述があるけど、1,248人っていつの数字やろ。品種はルケ100%、知名度が低いイタリアの地元品種で、当然なかなか手に入れる機会がない。我が家の記録によると2003年にサンタガタ社のを飲んで以来、8年間で僅か3本位しか飲んでいない、印象はいいんですけどね。このワインにより知名度が上がり、他の生産者のものも輸入されるといいのだけど・・・。さて、感想です。まだ青紫を残した濃いガーネット色。グラスからは、バラ、プルーンのジャムやレーズンなどのフレッシュながらも熟度を感じさせられる香り。口に含むと、さくらんぼやアセロラ、野に生えたスグリ等の小さな赤い果実が感じられます。香りと同様フレッシュながら舌の上にねっとりと絡みつく濃厚さと、ぐみや石榴のような心地よい苦味がいい感じで混ざりあっている。派手ではないけどハーブやスパイス感もあり、ルケって品種がよく表現されており、美味しいな~と思います。一日飛ばして三日目には、より甘くなったフルーツキャンディの香り、味わいはライトになっているけど「しっかり感」を残した軽さがとても面白い。4,500円の購入価格は妥当に思えるが、せめて3,000円を切れれば、断然コストパフォーマンス感が上昇するので、ルケ布教の為にもそれ位になって欲しい一本です。
2011.02.13
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本日のワインは、ランゲ・ネッビオーロ2006年、生産者はマルヴィラです。ピエモンテは、ランゲ地方、当然ネッビオーロ100%となります。エチケッタでは、水車をイメージした両端に天使と海蛇?がバランスをとっていますが、「良い方向にクルっと回転させる」という意味合いのワイナリー名とのことです。さて、感想です。フチが僅かにオレンジっぽい、透明感のあるガーネット色。グラスからは、白い花のパウダリーな香りが零れてきます。喉越しは滑らかで、北のワイン的な冷たさを感じます。果実はぐみ、さくらんぼや野葡萄など。草をちぎった香り、フレンチタラゴンのようなハーブ香、そして心地よいミルキー感があります。酸も果実味と同様に山果実系のものです。大変バランスのいいワインですが、2006年ということで落ち着き感も出てきており、2,680円の価格は充分に納得できます。
2011.02.03
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本日のワインは、バローロ・ラ・モッラ1987年、生産者はエリオ・アルターレです。ネッビオーロ100%。アルターレはバローロ改革の旗手ということで、80年代後半のこのワイン、選別はもちろんバリック熟成もされていたのかもしれませんね。早く飲んで美味しいバローロは、古酒になっても美味しいか?禁酒が二週間ぶりに解けたので、ちょっと贅沢です。さて、感想です。全体的にレンガ色掛かったガーネット色、色調はやや薄め。グラスから零れる香りは、バラ、ローズウッド、杏、シェリーや甘草、デイルなどの華やかな香り。口に含むとドライ感というか枯れ系の香りが押し寄せる。干し杏、ドライオレンジピール、剥がれた木の皮、乾燥アニス、キルシュワッサー。樽香は珈琲香が感じられるが思ったより強くない、細やかなタンニンと一体化している感じ。開栓当初、ビネガーのような酸が支配的だったが、1Hあまり後から果実系の酸に変化した。果実味もぐんぐん厚みを増したため、バランスがかなり良くなり力強さが出てきた感じ。二日目も美味しく飲めました。87年のピエモンテは素晴らしいとは言えない年でしたが、20年の熟成でも充分耐えられるポテンシャルを持っていました。流石です。
2010.09.18
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本日のワインは、コステ・セッラ・セシア ネッビオーロ2006年、生産者はアントニオーロです。ネッビオーロ100%。ピエモンテで州でも北なガッティナーラ地区のワインです。2010年のガンベロ・ロッソにて、同ワイナリーのクリュ、オッソ・サン・グラート2005が年間最優秀赤ワインに選ばれています!さて、感想です。レンガ色がかったガーネット色。香りはフランボワーズやチェリー、グミなどの小さな赤い実、プラム。他にはインクや紅茶、ミネラルに白い胡椒。オレンジを思わせる果実を思わせるとてもしなやかな酸をもっています。また、タンニンも柔らかく緻密で、全体のバランスがとてもよい。ビーフシチューなどドミグラス、そしてバターを使ったソテーにとても合うのではないでしょうか。2180円、安いです。レストラン等にいいのではないかと。
2010.06.15
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本日のワインは、バルバレスコ2006、生産者はリバータです。ネッビオーロ100%。バルバレスコ、随分飲んでいませんでしたが、異例の安さ(百貨店で1900円)だったのでおもわず購入しました。さて、感想です。暗めだが透明感のあるガーネット色。グレープフルーツやオレンジのような酸が支配的ですが、タンニンや果実味が不足している感はありません。ラズベリーや木苺、ワイルドブルーベリー、少し獣臭やぐみのようなエグさもあり、テーマは「野生」って感じです。他には鉄やサビ、カカオなども。グラス一杯位を翌々日に飲んだのですが、干しイチジクのニュアンスが強く美味しい。意外とポテンシャル高いのかも。
2010.05.22
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本日のワインはドルチェット・ディ・ドリアーニ・サン・ルイジ2007年、生産者はドルチェットのスペシャリスト、クイント・キオネッティ。「ドリアーニ」はバローロで有名なモンフォルテ・ダルバからもうちっと南下したドルチェットの銘醸地です。北浜に移転した、ビランチャのシェフおまかせコースと共に頂きました。さて、感想です。赤紫がかった中程度のルビー色。香りはプラム、赤スグリやラズベリー、チェリーなど。スパイシーさも持ち合わせています。樽系の香りを感じない、ストレートな果実味。すこし甘くて酸っぱくて、茎の苦味があって・・・。料理の邪魔をしない、そして、皿と皿の合間にはすっと前面に出てきてフレッシュ果実味を楽しめる、チャーミングなワインです。
2010.03.16
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本日のワインは、ロエロ2006年、生産者はマテオ・コレッジアです。ネッビオーロ100%で、ベースラインの赤です。4月に一度飲んでいますが、その時は円やかな果実味中心の印象でした。さて、感想です。若干濃い目のガーネット色、透明感があります。開栓後の若干のシェリー香りに続き、プルーンやアメリカンチェリーのような黒い果実系の香り。それから酸化鉄のニュアンスもあります。でも今回は思っていたよりもタンニンが強い。悪い意味ではなく、あくまでも渋みを中心にして、木の実や酸、旨みをまとわり着かせていている感じ。ネッビオーロとして一本スジが通っています。購入価格2380円はコスパ大。
2010.02.13
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本日のワインは、モスカート・ダスティ"ソリ・ルキン"2007、生産者はモンキエロ・カルボーネで、名前の通りモスカート100%で造られています。以前にアップした、アルネイス100%の"チェク"と同じ生産者です。ピエモンテのロエロ地区でとてもエレガントなネッビオーロを醸しています。さて、感想です。色合いは明るいストロー色。泡立ちは思っていたより強め。細かくはないけれど爽やか感がいい感じです。香りは正にマスカット。そしてパイナップルやもも、みかんなどのニュアンスも感じられます。味わいは、全体の8割が「甘っ」なんですが、フレッシュな酸と泡立によるものか強く舌に残らず、とてもきれいな余韻です。アルコールも5%とビール並みなのですいす~いと1本いっちゃいます。
2009.12.05
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本日のワインは、ロッソ・ディ・ロッカ(おそらく)NVです。造り手はロッカ・アルビーノ。セパージュはネッビオーロ80%、バルベラ10%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。阪神百貨店のイタリアフェアで見かけて購入しました。さて、感想です。ルビー色そのもの。香りはフレッシュなブルーベリー、赤のカシスなどの小さな赤いベリー系。他には赤胡椒、ヨード香など。酸やパウダリーなタンニンは強めではあるけど不思議と果実味にマッチしています。食事ワインとしては肉料理、特にジビエに合いそう。価格2000円あまりは単体ではイマイチ、食事の友としてならそれなりに満足できるのではないでしょうか。2002年に訪問した時は、ワインは白1種類、赤はバルベーラと単一畑のバルバレスコ2種類しか生産していませんでした。醸造所の拡張工事を始めたばかりでしたが、今ではこの樽熟成室も広く、綺麗になっているんだろうなぁ。
2009.09.29
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本日のワインはランゲ・ネッビオーロ2003、生産者はニコレッロです。当然ネッビオーロ100%。なんとなくブランドイメージがカセッタ(バローロ89年飲んで失敗)、ベルサーノ(バローロ90年飲んで失敗)っぽくて今まで敬遠していました。が、エチケッタを比べてみると「昔のガゼッタ(オーナー名)社=今のニコレッロ社」が判明。イメージ変えたかったのかな?でもまあ1580円なら失敗してもOKか、ってことでチャレンジです。さて、感想です。暗めのオレンジ掛かった、ガーネット色、透明感があります。果実はプルーンやプラム(というかすもも)などの黒や赤い果実が中心。酸味が際立ってはいるけれどへんな補糖感もないしミルキー感もあり、そしてタンニンのこなれ具合が結構イケます。お買い得かも。
2009.07.17
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本日のワインはバルベーラダスティ・スペリオーレ1974、生産者はカステッロ・ディ・モンテグロッソです。あまり古酒は飲まないので(と言い訳)、コルク抜き失敗しました。コルクかすを目の細かい濾し器のフィルタでデキャンタした状態で飲みました。バルベーラ100%です。さて、感想です。色調はモロ、紅茶。透明感のある赤煉瓦がかったそれはいかにも古酒の趣です。香りはヴィンサントやほうじ茶など。果実味・・・というよりも舌の上に残る甘さが、かつて熟れた果実だった名残りを感じさせます。酸は柑橘系と黒酢が混ざったような感じ、タンニンは明確には認知できませんが、やはりその温かみのようなものを感じます。ワインに果実味を求める方にはあまりオススメできませんが、古酒好きな方にはいいかな、と思います。実際、クリーンというかまっとうな熟成を感じます。
2009.05.31
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本日のワインはバルベーラ・ダルバ2006年、生産者はパルッソです。名前のとおり、アルバ市周辺で収穫されたバルベーラ100%です。モンフォルテの丘あたりの畑なので力強い味わいなのでしょうかね?因みにオルナーティは畑名ではなく、地域名です。さて、感想です。最初は木の香りが強く感じられ、バランスがイマイチの印象でしたが、1.5時間あまり放置するといい感じに酸が立ってきました。香りはブラックベリーやダークチェリーのシロップ漬けや赤いカシス。白粉や墨汁のような香りも。果実の強さ及び濃厚さはありますが、後を引かないので飲みやすいワインです。その分複雑味に欠け、全体のバランスにおいては、同じパルッソでもランゲ・ネッビオーロの方が一枚上と思います。
2009.04.05
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本日のワインはパフォイ・ロッソ2000、生産者はイカルディです。セパージュはネッビオーロ100%です。ヴィーノ・フルッタを前面に出したこのワイン(ルカ・マローニは絶賛)、我が家では、2002年に1999と2001を飲んだ記録がありますが、1999の方は今まで飲んだネッビオーロでもかなり上位であった印象。幾分熟成を経た今回の2000年、どうでしょうか。さて、感想です。透明感のある、レンガ色がかった僅かに薄めガーネット色。エッジのグラデーションは広め。香りは白い小さな花、バラ、生プラムやオレンジ、洋梨。さらに土、ミネラル、三温糖、そして全体を覆うモカ香。甘い果実味は、初々しさこそ無くなって来ましたが、依然力強さを保っており、酸や暖かなタンニンとのバランスもとれています。そして、フィニッシュの芯の苦味もほんのり心地よいです。昔のパフォイみたくフルーツ爆弾っぽさは薄れてきましたが、複雑さが増し十分に美味です。ところで、この年までボトルはブルゴーニュタイプ。2001からボルドータイプに変更されています。ご存知の方、教えてください。
2009.03.02
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本日のワインは、ランゲ・ネッビオーロ2004、生産者はマルヴィラです。セパージュはネッビオーロ100%です。昔、イタリアワインを飲み始めた頃、ロエロ・スペリオーレ1997を飲んだのを覚えています。今回はランゲ地区。ターナロ側の両岸に畑持っている・・・。地主さんですかね。さて、感想です。グラスに注いだ時より、その甘い香りは周りの空間を満たし始めます。白い花やバラ系やバニラの混合香。口に含むと更にイチゴ、チェリー、アセロラのような小さな赤い果実がハーブやスパイスなどの香りが現れては消え、意外と複雑。すごくジューシーで美味しいじゃん!?と思いきや、時間が経つと渋みや酸味がそれなりに強くなり、「らしさ」が出てきます。ある意味、これがネッビオーロの醍醐味ですよね。
2009.02.19
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本日のワインは、クオラム・バルベーラ・ダスティ1998、生産者はアスタエです。ブライダ、キャルロ(ミケーレ)、コッポ、プルノット、ビエッティのいいとこ取り?のバルベーラ100%でリカルド・コッタレラさんが造ったプレミアムワイン。1997年がファースト・リリースで、それを2001年に増村さんで買って飲んでいるみたいなんですけど、当時のメモには「味わい」を記録していませんでした。この度98年が手に入ったので、とりあえず「味わい」を記録しておきましょう!さて、感想です。色調は濃いルビー色でエッジもまだまだ赤く若々しさを残していますが、これは飲んでみての感想も同じ。酸の円やさが約10年前のワインだということを思い出させてくれるのみで、フランベした洋梨のような甘みをもつ果実味はいまだ若々しく、非常に細やかなタンニンも十分存在しています。そして、このタンニンを中心にワイン全体が調和している感があります。香りはプルーン、プラム、チェリーとブルーベリー、バニラ香と若干のインク。フィニッシュに僅かにビオっぽい香りもしますが、造りによるものかどうか。ロバート・パーカーは、このワインに96点をつけ2008年位までが飲み頃と評していますが、今でも十分美味しいし、これからもまだ当分はイケると思います。
2009.02.11
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本日のワインは、バルバレスコ・ブリック・ロンキ1999、ロッカ・アルビーノです。セパージュはネッビオーロ100%。ここは2002年、現地からの前日予約にも関わらず大変親切に案内してくれた思い出深いワイナリーです。当時は醸造所の拡張が始まったばかりで、畑名入りの2つのバルバレスコ(バリック熟成のヴィニェート・ブリック・ロンキ、大樽熟成のヴィニェート・ロレート)とバルベーラのジェピンのみの生産でした。今では、ノーマルバルバレスコ・普及タイプ・ドルチェット・白もあり、事業が順調に拡張出来ているようで、ちょっと嬉しかったりします。さて感想です。濃いめのガーネット。全体的に僅かにレンガ色がかって来ています。柔らかな花の香り、バラかな?果実の香りはプラム、杏、他にはスパイス、セメダインなど、ココアやエスプレッソの香りも強いです。バリック熟成の1999年なのでそろそろイケるかな?と開けたのですが、まだまだタンニック、酸も強く、粘度も強いです。現段階では少しずつ舌の上に乗せ、味わうレベルでしょうか。セラーの97年2種は当分忘れることにいたします(笑)。今回が「りりたな日々~別館」今年最後の更新です。つたない感想・文書を見ていただいた方どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
2008.12.30
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本日のワインは、ラ・セルヴァーティカ・アスティNV、生産者はカウドリーナです。このスプマンテに初めて会ったのは高木幹太さん著「イタリア銘醸ワイン案内」でした。2000年に発売された本で、そのあたりから飲んでいるのでかれこれ8年にもなりますね。エチケッタがロマーノ・レヴィでかわいいのと、爽やか甘系なのでワイン初心者にも喜ばれるため、お気に入りお土産ワインの一つだったりします。今回は、2006年収穫分のすこしオールドなヤツをクリスマスに。泡があまり立ちません。もともと強い泡ではないのですが、2年以上”飾り”としてタンスの上に放りっぱなしだったせいか、かなり弱くなっているように思えます。モスカートの香りにデラウエアの甘さ。酸味が若干後退しているようで、さすがにちょっとバランスが崩れています。甘口は普段あまり飲まないのですが、(フレッシュな状態の)このワイン、美味しいと思います。いくら酔狂な私でもエチケッタだけでは8年も買い続けません、ハイ。
2008.12.26
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本日のワインは、ガッティナーラ ポデーレ・デイ・ジネプリ2001、生産者はネルヴィ(NERVI)です。NERVとちゃいます(笑)。セパージュはネッビオーロ100%。ネッビオーロといえば、バローロやバルバレスコ、普及ラインでもロエロやランゲDOCが先ず思い出されます。ひょっとしたら飲んだのは初めてかも・・・。さて、感想です。色調は思いっきりネッビオーロ。香りはすみれ、チェリー、プラムなどから、時間が経つにれ野いちごなどの赤い小さな果実に変化。樽香はベースの部分に落ち着いており、果実香が前面に出ています。タンニンは、果実味や柑橘系の酸の粒子一つ一つに入り込んだかの様な一体感として存在しています。翌日以降は、チャーミングで且つエレガントな感が際立ってきました。笑われそうですが、ブラインドだと私は良く出来た村名ピノノアールと答えるかも、ははは。でも、飾り立てられていないネッビオーロの美味しさを再確認できた一本でした。
2008.12.23
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本日のワインは、アナシェッタ2007、生産者はレ・ストレッテです。葡萄品種はナシェッタ、ピエモンテの土着品種のようです。ブライダのイル・フィオーレ(シャルドネ・リースリング)にも入ってますね。ワイン名もそこから取ってきたのか、ANAS-CETTA、Aで始まりEの上にトレマ(ウムラウト?)が付いています。何で?さて、感想です。香りは、白い花、と白桃(そのままやん)やさしい湿り気を帯びたグリーンノーツ、ハーブ、甘さを持ちながらもラムネのような清涼感。フレッシュな果実味は中程度の濃さですが、酸とのバランスは非常によく翌日も「そのままのバランス」でした。美味、オススメです。我が家の白のお気に入りになりましたが、次のヴィンテージは果たして手に入るのでしょうか。
2008.12.07
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本日のワインは、バローロ・ミエ・ヴィーニェ2003年。生産者はアッコマッソです。バローロなのでネッビオーロ100%となります。2002年に続き2003年も、「ロッケ」「ロッケッテ」(共に単一畑名)は生産されず、畑ブレンドのこのワインとなりました。正直、ロッケッテ・リゼルヴァ2001年との抱き合わせ販売であったため、購入しました。さて、感想です。明るめのガーネット色で透明感があります。香りはチェリー等の小さな赤い果実、ポプリ、腐葉土などの品のいい香りがします。酸・タンニンは十分に抽出されていますが、非常にエレガント。果実味やグルタミン系の旨みとのバランスもとても良いです。古典派バローロとのことですが、もう十分飲めるレベルにはなってきていると思います。モチロン、まだまだ寝かしておく方が、後々の楽しみは増えると思いますが・・・。
2008.10.12
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本日のワイン、ランゲ・ネッビオーロ2004。生産者はパルッソです。ネッビオーロ100%。9月半ばのワイン会で飲んだワインのひとつで、リリース当時飲んでいますので3回目となります。さて感想です。綺麗で透明感のあるガーネット色。香りは小さなミックスベリーや乾燥バジリコ系ハーブ。前回飲んだときより、クリーミーさを強く感じました。バローロに対し、奥行き、余韻は今一歩及ばないけれど軽快でモダンな旨みを感じさせます。週末ワインにピッタリかな。
2008.10.08
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