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今日ようやく、イタリアのジュエリー「CALGARO」(カルガロ)の実物を手に取ることが出来ました。昨年ジュエリー誌で見掛けて以来の念願です。「ファブリック・ジュエリー」の名前の通り、シルクを8%程度混ぜたシルバー、ゴールドの細糸を編んだ紐状、布状の素材で作られたジュエリーで、布とも金属ともつかない微妙な光沢感と、落ち感が新鮮でした。シルバーは、鮮やかなブルー、グリーン、ピンク、オレンジ、ホワイト、ブラック、ダークブラウンの7色展開。彩色は特殊なコーティング加工で、シルバーの黒墨みも心配ないそうです。(ショップスタッフ談)アイテムは、ネックレス、リング、ブレスレット、ピアスで、デザインのバリエーションはそれほど多くはありません。続いて紹介してもらったゴールドは、さらに驚きの素材感でした。シルバーよりも細い糸状加工が可能なため、編まれた紐がふわふわと柔らかく、触れると伸縮性すら感じられて面白いのなんの!ゴールドはYGとWGの2種類。こちらはターコイズ、オニキス、スモーキークウォーツ、パールなど、宝石との組み合わせで幾つかデザインがあります。かなりボリュームのある今風のデザインですが、素材に高級感があるため、けっしてコスチューム・ジュエリーのような遊びっぽい感じではなく、モダンでゴージャス感漂う印象でした。その分、着けこなすのは力が要りそうです。好みはあると思いますが、久し振りにわくわくするジュエリーに出会えて、楽しいひとときでした。10月にオープンしたバーニーズ・ニューヨーク銀座店の入っている交詢ビル3階「THE CARAT」で見ることが出来ます。
2004.11.30
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いよいよ今週から12月。クリスマス商戦本格化に向けて、社内には「いざ出陣!」の雰囲気が漂います。季節商品でもなく、売り出し商品の絞り込みも難しいジュエリーの場合、メーカーといえども、日頃からそれほど商品の在庫は多くありません。この時期はさすがに、店舗用、催事用など、それなりの準備はするのですが、売り上げ予算を睨みつつ、どれだけの在庫を作るのか、とても頭の痛い問題なのです。売れれば売れる程、サイズ直しや特注などの加工注文が多くなり、工房はそちらの対応に追われて、在庫製作まで手が回りません。片や販売担当者は、普段より多い売り上げ予算を抱えて、在庫がないための売り逃しを極力少なくしたいのはやまやまです。そしてその影響は、PRを担当する私にも及んできます。現在は2月の新作のためにPR活動中なのですが、こちらは新作を紹介して欲しくても、先方の企画内容次第で、別の商品の貸し出し依頼をいただくこともあるわけです。そんな時、普段なら簡単に用意できる商品が、会社に1点もない!ない!ない!なーい!こうして、社内における商品争奪戦が水面下で繰り広げられるのです。
2004.11.28
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昨日、六本木ヒルズの森美術館で開催中の展覧会3つを見て来ました。目的は、「ジョージ・ジェンセンの100年展」。内容は、デンマークのコペンハーゲンにジョージ・ジェンセン工房が出来てから100周年ということで、デンマーク国立美術館所蔵の絵画と併せて、同工房のシルバーウェアやジュエリーのコレクションを紹介する展覧会でした。1904年の創設で、作品はアールヌーボーに始まるものの、その後のデザインの変遷は、世界的な流れとはちょっと違うような印象を受けました。北欧デザインというと、シンプルな用の美が特徴と思っていましたが、今回目にした作品からは、シンプルに見えるデザインの中に、自然の造形が巧みに取り込まれ、すっと伸びたラインに、とても有機的な生命力が溢れていました。会場は、北欧の季節を巡る5部屋からなる構成になっていて、「夏」→「秋」→「冬」→「早春」→「春」が、それぞれの光と色彩で表され、極点に近い厳しい環境の中での季節のうつろいが、人々の暮らしやデザインに強い影響を与えていることが、感覚的に理解できるようになっていました。季節を感じることにかけては、日本人が一番かと思っていましたが、日本の四季よりも、もっとわずかでかすかな変化を感じ取っている北の国の人々の繊細さと逞しさに驚かされました。素晴らしいと思ったのは、今回の展覧会の会場デザインです。今展のコンセプトである「スカンジナビアの文化の基盤となっている“季節”という視点」を、各部屋ごとの壁面、床面の色彩、展示ケースの素材、展示物からの反射まで計算に入れた照明などで表現し、ディテールへのこだわりも随所に感じられました。部屋と部屋の仕切り壁が、境界面に併せてきれいに塗り分けられているのを見たときは、あまりの凝りように、工事の様子までが想像されてしまいました。展覧会のコンセプトと展示物と会場デザインが、ここまで一体となって完成された展覧会を見たのは久し振りだったので、見終わって、52階からの夜景を眺めながらお茶を飲み、しばしいい気分に浸りました。もう会期が終わってしまったので、皆さんにお薦め出来ないのが、とても残念です。ちなみに残りの2つ、「ファッションと色彩 ヴィクター&ロルフ展」と「中沢剛展」も、なかなか楽しい展覧会でした。
2004.11.21
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今年のピンクブームに乗って、店頭にもひんぱんに見掛けるようになった可愛い桜色の宝石モルガナイト。私の働くブランドでは数年前から、ブラジル産の7カラット前後のモルガナイトを使った大振りなリングを発売し、とても人気がありました。ところが、ついに昨日、いったん受注を停止する、とのお達しが…。原因は、ブラジル産の大きなルースが安定して供給されなくなったから、らしいのです。ががーん、ショック!自社のジュエリーの中でも、シンボリックなデザインが印象的で、ブランドイメージ商品として、PRにもたびたび使用し、何より個人的に大好きなリングだっただけに、何とも残念でなりません。3カラット程度ならまだリピート出来るようなので、モルガナイト商品すべてが消えてしまうわけではなく、この先また、大きなサイズのルースが手に入ることもあるらしいので、希望を持ちつつ、待ちたいと思います。それにしても、やはり宝石(特に色石)は、同じものが非常に少ない、希少性の高いものだということを改めて実感させられました。
2004.11.16
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以前の日記でお知らせしたNHKーBSハイビジョンの番組が、今月再放送されることになったようですので、日程をお知らせします。11月21日(日)午前10:00ー11:50「第一回 華麗なるヨーロピアンジュエリー ~愛と栄華のシンボル~」11月21日(日)午後14:05ー15:55「第二回 ロマノフ王朝の秘宝 ~いま開くクレムリンの宝庫~」11月23日(火)午前10:00ー11:50「第三回 “メゾン”の巨人たち ~モダン・ジュエリーの系譜~」11月23日(火)午後14:00ー15:50「第四回 ジェムストーンは永遠に ~遥かなる宝石の旅~」実は、第四回のみ、たまたま録画した人から借りて見たのですが、内容の面白さはもちろん、オープニングのタイトルバックから、わくわくさせる美しい映像でした。今度こそ、知り合いに頼んで、全回録画してもらおうと思っています。まだしばらく時間がありますので、ご興味のある方は、周りにBSハイビジョン加入者がいないかどうか探してみてはいかがでしょう?
2004.11.08
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