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日曜にぽっかり一人。映画でも観るか、と思ったら、ものすごい人出。そうでした、春休み。ドラエもんは満席だけど、目当ての「ブロークバックマウンテン」はそこそこの入り。最初は気構えてた。「ど、どっちがレスリー・チャン?」って。でも、なにしろ映像が美しくて、丹念につくられているし、音の入れ方も抜群にうまい。純粋に映画として楽しめましたね。内容的には何一つ寄り添える要素はないんだけど、そのテのシーンもそれほど違和感なく。ほら、男の子同士がよくベタベタちちくり合ってるのを見るじゃない。子供だけでなく、高校生とか、いいトシしたおっさんでもいたりする。そういうのを見るのは嫌いじゃないし、微笑ましい感じもしないでもない。それが高じて…。ま、やっぱりわからんけど。何より、主役の二人の熱演が光る。たぶん、そうとう考えて創り込んだんだろうな。若いのに頑張った。ジェイク・ギレンホール(しつこいようですが、今年は全部見ます)はもちろん、ヒース・レジャーの不器用ぶり。脇もいいです。しかし、難しい役というのはわかるんですが、やっぱり、最後まで突き詰めることはできません。あれもアメリカってことだけで。まあ、同じアカデミー賞でも「ミスティック・リバー」なんかよりずっと好ましいけど。それにしても、日曜の真っ昼間、ゲイのカウボーイの映画を一人で観る女。隣もそうだったけどね。たぶん今日の観客も、私同様、アカデミー賞いちおうチェック組、というやつでしょう。毎年思うんだけど、そういうとき満席になるのを、このところ見たことがない。これはどういう…?日曜劇場「輪舞曲」。最終回は平たくいえばありきたり。韓国の二人、上手いなー。感心しました。そこいくと竹野内、進歩ないなぁ。表情のバリエーションが貧しすぎる。自分ではわからせてるつもりなのかな。鏡見て練習しよう。いや、そういう問題じゃないか。エモーションの問題か。
2006.03.26
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中野の光座で、前から気になっていた松本修演出MODEの「唐版 俳優修業」。初めての小屋は昭和のニオイがプンプン漂うかなりイイ(あやしい)感じ。階下は佐世保バーガー。壁はアスベスト…かな。入場時に、同行の友達が階段でつまづいて、チケット切りの机で顔を打つ。「ヤな予感」。ゲン落としか、それとも、芝居の神様にからかわれているのか。開始まで昭和歌謡がガンガン流れて、和みながらも適度なプレッシャー。久々に聴いた浅野ゆう子。小柳ルミ子の星の砂はいい。芝居のほうはというと…唐さんでした。けど、昔ほど苦しくなかった。後味も悪くないし、途中、清々しささえ感じたもの。演出が若い(1コ下)からかな。それとも、私が成長したからか。オンタイムで見たかもしれないけど、なにしろまったく覚えてない。当時の私に唐演劇は荷が重過ぎて、いつも吐きそうになりながら見てたから、いまは何一つ自分の中に残ってないの。無理やり誘った友達は、終始違和感どっぷりだったらしい。「ここ、何かいる。早く帰りたい」だって。芝居を見るときに限られる緊張感みたいなものを久々に味わった。なんだろうな。そんなにまでして、と聞かれても、たまに嗅ぎたくなってしまうアングラ臭。ともすれば落下しそうになる自分を、ギリギリのところで引き上げる。滑落感と、水際寸止め感みたいなもの?それに繰り返し襲われるんだ。おお、ちゃんとついていけてる。まだイケる、いや、ダメ、もう…みたいな。肝だめしなの?客層は、20代もいるけど、総じて高めかな。やっぱりキーワードが、成田闘争、カナリヤ、水平発射…。わからなくてもわかるけど、わかっている人との落差は歴然なんだろうな。まだまだです。てか、どうしようもない。BS「わが青春のグループサウンズ」。息を飲むほどヤセてたり、やつれてる人もいたりして、切なくて見たり見なかったり。年代も上とはいえ、フォークの人たちとの違いをしみじみ考える。なんだかんだいっても、テレビにあんまり出なかった人たちのほうが、いい感じで年をとっている。それに比べて、GSの人たちの成れの果て感。水っぽいというか。声も大して出ないしなー。焼酎じゃなくてウイスキー焼けか。あれほどキャーキャーいわれると、やっぱり潰しが利きにくいか。やっぱり、最初から多くを望まないのと、一時でも夢を見ちゃったのと、人生の振り幅の大きさによるか。それとも単に印税の問題か。まあ、いいか。みんな久々にテレビに出て楽しそうだったし。けど、加橋かつみがピンでスパイダース歌ってたのには笑った。「違うだろッ」と思わずツッコむ。しかもイキイキしてるんだもの。
2006.03.21
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横浜で、娘の写真部の作品展を見る前に、カレーミュージアムで昼食。なぜって、パク森カレーを食べられるから。そう、本当に、ただカレーが食べたかっただけなの。横濱カレーミュージアムは、イセザキモールの途中のゲーセンビルの5階。入口前で、ゴージャスそうな衣装のお姉さんが2人も待機。ていねいにエレベーターの乗り方を教えてくれる。この時点で採算を気にしてしまう私。だって無料だし、ただカレーを食べたいだけだし。いろいろブースはありそうだけど、一直線にパク森カレーへ。だって空腹だったし、ただカレーが食べ…。実際、全国12の名店があって、食べ歩きができるらしい。カレーの。5階と6階は吹き抜けになっていて、みやげもの屋(カレーの)もあったりして、小さな小さな、小さなラーメン博物館みたいなつくり。無料だけど。けど、カウンターの隣で食べていた中年男性は、明らかにサラリーマン風。彼もただカレー(たぶんパク森の)を食べに来ただけで、さっさと立ち去る。そうだ、そうだよねッ、彼のニーズにミュージアムはない。パク森カレーは…どうなんでしょうか。おいしかった、と思うんだけど、なにしろ本場の(高円寺?中野?)味を知らないから。でも、食べながら気がついたことがある。私はカレーが大好き。けど、あんまりカレーの味がわかんないんだよね。ていうか、どんなカレーも好きなわけ。インドカリーも、タイカレーも、海の家のうどん粉カレーも、学食のカツカレーも見分けがつかず、みんなおいしいと思ってしまう。すみません。ということで、横濱カレーミュージアム。企画意図がわからない。あのような建物の中に、いろんなカレー詰め込んで。しかも、カツカレーたぶんないし。おみやげのレトルトあるのに。
2006.03.14
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テレ朝「新・京都迷宮案内」。いつもハッと気づいてチャンネルを替えるので、オープニングを見そびれていて、今日初めて見たら、全編橋爪功なんですね。京都の町に佇む功、鴨川を眺める功、コートを翻して走る功、苦悩する功の横顔…。そりゃ主役だから当たり前なんだけど。今回は新だけあって、舞台を府警記者クラブから社会部に移してある。中身は変わらないんだけど、これが開き直りともとれるキャスティング。んまあ、若手がただの一人もいないの。これまでも決して若々しいものではなかったが、せめて紅一点(野際さん失礼)の大河内奈々子や大路恵美の代わりに、なんと国生さゆりをもってきた。もうね。ここまでくれば文句もいえません。ジャニーズへの挑戦状。ときめきもない代わり、これほど安心して見られるドラマもないです。いや、別の意味のときめきがあった。今回のゲストは峰岸徹だったけど、どうも気になるんですよね、生え際が。あんなにあったかな。しかも絵に描いたようなロマンスグレー。かぶってますかね。前はどうだったっけ?と記憶をたどる。ボケ防止。そこいくと、驚くのが西田健。最初に見たとき悄然としました。い、いいのか?ウルトラ科捜隊。もののみごとにハズしている。あんなにまでススんでいたの?てことは、これまでかなり投資していたでしょうに。本当に、後先考えての毛つ断(失礼)決断なのか?いろいろ思いが交錯してしまう。いや、これも、10chだからできたことなのかもしれない。そういや、むしろイキイキしているもの。「これが真実の俺」。リスペクト・ショーン・コネリー。大人たちを解放するテレ朝。そういえば、今日終わった「けものみち」も、若手皆無に近い。星野真里も妙にフケてて怖かったし、仲村トオルの妻に網浜直子!よくぞ発掘。ここでだけ光る涼子、若村真由美、作りたい放題。佐藤浩市がまともに見える。もう土俵が違う。別のフィールドでやってる。キャスティングから何から。他局とダブってる役者もたぶん、バランスとれるんでしょうね、むしろ力が抜けて。「相棒」も「はぐれ刑事」も長続きの秘訣はそこか。やっぱり顔がいいだけで芝居できない人がいると、それなりに緊張するのかもしれない、現場も。残念なことに「時効警察」は終わってしまうけど、「富豪刑事」が始まるらしい。いえ、深キョンはずっと下手でもいいんです。ヅラといえば、「ヅラデカ」。あれ、どうしたんだろ。やっぱり配給先が見つからないのかな。
2006.03.09
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新宿で打ち合わせが終わって、思いついたのが、紀伊国屋サザンシアターでやっているシベリア少女鉄道。秋元康さんだかがホメていたので、前々から見たいと思っていたんだけど、誰を誘っても、劇団名を言うだけで引かれてしまう。中には「水野晴夫?」発言も何人か。で、一人で。当日券は1時間前からというので、昼抜きで並ぶのはつらいから、高島屋地下のイートイン(なんかミラノにある店らしい)で腹ごしらえ。でも、連日満員と聞いていたわりに、すんなり入れました。客層はなんだかつかみきれん。オトナなのか若いのか、一人客も多いし。両サイドは男一人。小太りのサラリーマン風と熱心にパンフを読むオタク風?カップルは学生で、女の子はキレイどころ。うーむ。肝心の芝居は…おかしい。いや、面白いッというんではなく、ヘンです。確かに。スラップスティック、かな。にしては大変常識的なセリフ回し。設定も普通で、でも、何か(つっても、わかりやすいんだけど)のサインをきっかけに、ワラワラ崩れていく。いや、ワラワラでもないか。周りを見ていると、どうもこれはお約束らしい。役者もうまいんだか、ヘタなんだか。自力で間をとっているようにも思えないけど、ちゃんとうまくハマる。脚本を書いているところが見たい。帰り道、「難しかった」と話している人々がいた。なんか、制作系かな、身内で話題になって、グループで見に来た感じ。確かにわかりにくいかも。でも、「なんだろ」と思いながら一人でニヤニヤしてしまう。何も残らないけど、なんかクセになる。何回か見てから結論出そう。
2006.03.02
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