美味しいワインと出会う旅

エトナ・ロッソ [2006] グラーチ

シチリアのエトナ山の北斜面で出来るワインです。数年前にシチリアに行って良い印象を持っているので買って飲んでみました。

イタリアワインほど現地で飲むのと日本で飲むのの差が大きいワインはないと何時も思いますが、これもそう言う印象です。空気と食べ物が違うからでしょうね。

元気な割にエレガントなワインです。しかしイタリアワイン特有の香りの無さ、（葡萄の香りはあるのですが、熟成香を感じません）が飲んでいて楽しくしてくれません。

同じエトナ・ロッソならこちらのワインがお勧めです。

エトナ・ロッソ［1999］　ラ・カラブレッタ

販売店資料より

ネレッロ・マスカレーゼ100％。
エトナ火山北斜面、パッソピッシャーロの標高600m～700mに位置する畑。火山灰質の砂岩を多く含む土壌で、鉄分と窒素を大量に含むエトナ山の特徴である黒々した土壌。
収穫は手摘みで10月17日。1hあたりの収量は50キンタル。

ステンレスタンクで12日間のマセレーション・発酵ののち自然な状態でマロラクティック発酵が行われ、さらに12か月熟成し、ノンフィルターでボトリング。6か月程度のボトル熟成を経て出荷。

年間総生産量5000本。