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2009/08/10
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カテゴリ: ヴォーヌ・ロマネ


ルネ・アンジェル ヴォーヌ・ロマネ[2002]

これは良いワインですね。素晴らしいピノだと思います。残念な事はタヒチで心臓麻痺のため49才で他界されて04がラストヴィンテージだと言う事です。

この暑い時期に飲んでもへタレません。温度が上がると駄目になるピノが多いのですが、このワインフラットなままついて来ます。これは結構凄い事です。栓を抜いて冷房の無い部屋で5時間、液温25度以上になっても冷たかった時と変わらず美味しいです。等身大で味が変わって行くだけです。ちょいと吃驚ですよ。

一言で言えば薄旨系の部類に入るワインでしょう。ただ凄くバランスが良く、果実味がエレガントで余韻が長く良いですよ。熟成感もありますが、若い時から美味しかったのでしょうね。バラやラズベリーの香りも長続きします。愛すべきヴォーヌ・ロマネです。大変気に入りました。

販売店資料より



●感想・・・・
 やっぱり2004年は好みだ~!うっすらと甘さを感じさせる赤い果実味。幾分オリエンタルチックなハーブの香り。しっかりとしながらも滑らかなタンニンの味わい。・・・幾分こなれてきたところもありますが、しっかりとした風格を保った久々の村名ヴォーヌ・ロマネです。・・・・って事なんですがやっぱり2004年。ごく僅かアフターに残る青っぽさ、が非常に残念。食事とか合わせて飲めば気にならないと思うけど、ワイン単独でじっくりと観察してしまうと、もとがいいだけにやっぱり気になる・・・・。あと5年ぐらいは十分に寝かせて美味しそうになるけれど、この2004年的痕跡は残りそうな気がしちゃう。これがなけりゃリアルワインガイド番外編的には今飲んで91点ポテンシャル92点なんだけどな・・・・・。と、瞬く間に一本空いてしまいました。(2008.02.02 いのまた)

●・・・予想を上回るオイシサに、思わず追加してみました。で、もう一度飲んでみたのですが、このボトルにはあまり青っぽさがありませんでした・・・スルスルと飲めます・・・・。

●バーガウンド.comでコメント見つけました。
  「Spicy, elegant and nicely pure black cherry and plum aromas combine with racy, precise and sweet light to medium weight flavors underpinned by dusty tannins and a delicious, punchy and moderately long finish. This will benefit from 5 to 7 years of cellar time. Tasted: Jan 01, 2006 Score: 86-89 Drink: 2009+

●この2004年のワイン、バックにフィリップへの追悼文が書かれています。残念ながら・・・・フランス語読めません。やはりバーガウンド.comのコメントですが2004年の事に少し触れていますのでご参考までに・・・・
  「As readers may have heard by now, the larger-than-life Philippe Engel passed away last May at the age of 50, leaving behind many shocked and grieving friends and family members. He will be dearly missed by everyone who knew him and those who were devotees of his wines. His brother Frederic Engel, who has worked periodically at the domaine in the past, received me on this visit and explained that the future of the domaine is in question, and indeed it may very well be sold. Engel explained that because of inheritance tax issues, the domaine's holdings will probably be leased to someone for a few years but whether it would be a lease with a sale kicker or exactly what form the transaction might take was too soon to say. And because of the timing of Phlippe's death, the 2005 crop was sold off as grapes so there will be no wine from the domaine in 2005. Similarly, Engel could not say whether there would be one for 2006 or whether other arrangements, such as the lease possibility I noted already, would be made. The 2004s reviewed here were vinified by Philippe and a long term employee of the domaine essentially did the elevage by himself.」






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Last updated  2009/08/10 01:01:51 AM
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