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ペッパーランチのO157事件が気になって調べたらシンガポールのペッパーランチのホームページに調理法が動画で乗っていました。
他人事とは言え、同業者ですし、私の店でも牛肉扱っているので調べました。
メニューが此処に載っています。
http://www.pepperlunch.com.sg/menu_ppl.asp
調理の動画が此処に出ています。
http://www.pepperlunch.com.sg/howto.asp
この動画を見ると一面だけ焼いた肉をお客さんに焼かせるシステムの様です。
確かにシズル感もあって、ジュジュー焼くのは楽しそうですが、鉄板の温度は230度から80度の様です。菌が死ぬのは80度は必要なので鉄板が冷めて来るとギリギリの温度です。
焼き肉屋さんの直火の温度と比べるととにかく低いですね。
この調理法だと、生食しても良い肉を使わないと怖いですね。客は肉を6面焼くのは面倒だし、一部分が生焼けでも食べてしまうでしょう。牛肉は生でも食べれると思っている人が多いですから危険です。
今回の角切りステーキは合成結着肉の様ですから、なおさら危険です。完全に焼けば安心ですが、客に任せるのは無理があります。ビール飲んで話に夢中なお客さんは肉など見ていないで適当に転がして終わりです。鉄板の温度はドンドン冷えて行くでしょうし・・・
元々の商品設計に無理があったと思います。加工場で菌が入った、運が悪かったという話とは違いますね。合成結着肉は黴菌の塊ですから芯まで火を通さないと非常に危険です。じっくり焼く必要のある肉です。
逆に言うと、今まで事故が無かったのが不思議なくらいです。
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