ロズモンドの華麗にフランス en France

今

今　南仏にいます。7月の中旬にここに引っ越してきました。ノルマンディの緑が恋しいです。前回はロック君は音痴かもしれないブログを書いていましたが、その後　一週間後に再挑戦。ミューズの歌い方に合わせて歌っても一本調子だったので、思い切って演奏だけで歌ってもらったら、なんとうまいじゃないですか。音痴じゃなかったんですね。英語の発音も良かったし、聴けてラッキーだったとさえ思いました。そのロック君は実は遺伝性の病気を抱えています。血が固まりやすい病気で不治の病とされています。男性は実際はそれほど問題にはならないらしいです。最初、聞いた時、もう私はショックでした。それが原因で大好きなスポーツも加減しないといけないと言われたらしくて。さて、ロック君、教えていて、呑み込みが早いので、もうちょっとやる気をだせば、いい線いくのになあ、と思っていました。本人の第一志望は理数系。が、高校1年時の勉強不足と膝の靭帯部の骨折事故のために1年落第。その後、高校の進路指導からは、メカニックな分野を選べば問題なし、とされていました。彼の時にやる気のなさは、そういったことからも来ていたのではないか、と後になって思いました。ある日、彼から珍しく口を開いて、高校の進路指導から最終的に第一志望の理数系のクラスに受け入れが認められた、と多少はにかみつつ嬉しそうに話してくれました。本人はよっぽど嬉しかったんだと思います。私も嬉しかったですね。人間、多少、ハードルが高いものに挑戦していると思うと、やる気も違ってくるんですよね。さて、そのロック君、彼のお母様の許可も得て、引越しを手伝ってもらいました。すごく頑張ってくれました。その日はすでにお小遣い稼ぎのために広告ビラ配りを午後した日で、なんだか今から思っても申し訳なかったなあ、と。不治の病を抱えている人に。ほんとうは、引越しの最中に教授カップルもお手伝いで来て下さっていて、その日は主人が手料理をするとか話していたので、ロック君にとっても何か興味深い話がたくさん出てくるのではないだろうか、と思っていたのですが、物事はまるで違う方向へ。もうそれは恐ろしく疲れる引越しが夜中まで続いてしまって。引越しは専門家に任せるのが一番です。それにしても南仏のじりじり焼く太陽にはもうめげまくっています。なんか主人は小屋作りに燃えていたので、私はもうかかわらないようにしていました。湿気がないのが幸いです。南仏ではセザンヌはもう英雄なんですね。彼の名前の高校もあるし、たしか大学も。南仏プロヴォンスの街には画家の名前があちこちに刻まれています。小さな美しい田舎を守るクロード・モネのジヴェルニィーとは格段の差です。ロズモンドのフランス CHIC PURE16　パリ一人旅プチガイド　Bon voyage!　パリの一人旅は危険か。Bon voyage!　川下 笑里歌さんのハープ演奏をご試聴ください♪ごっちゃ箱