狂躁的非日常と日常

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2006年01月20日
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カテゴリ: マンガ関係

いまはいい奴です。
というか今は知りません。
2行目は正確には「そのうちいい奴になっていきました」が近いかな。

彼に関する私のエピソードはそんなにありませんが、
一揆という居酒屋さんが大学近くにあってよく行ってました。
ってワタシはそんなに行きませんでしたが…。
若かりし頃のK村くんはよく食べる子で(寄生虫を飼ってました←ウソ)
かわりにその頃はあんまり飲めなかったのかなー?そこらへんは覚えてませんが…。


そうするとみんなはバランスを取るためにあんまり頼みません。
なぜ頼まないかがわからん空気の読めない奴だったのかも知れません。
まあ、自分の欲望(食欲)に忠実やったんでしょう。(自分に)素直な子として認識してあげましょう。

で、その後も気にせず追加しまくる彼。なんか食べているところ以外は記憶にありません。そんな彼を見ていた私は(ワタシも酔っていたのでしょう)彼に説教します。「飲み屋は酒を飲むためにあるところだ!食い物を食べに行くところじゃねえ!」なんか微妙に説教する観点が違うのですが、気にしてはいけません。そんな私も食べ物が無いと飲めないタイプなんですから。

その後なんだかんだと居酒屋一揆でバイトをするようになった彼は、後日ワタシにこういいました「やっぱし、居酒屋はお酒を飲むところですよね、だって食べ物のオーダーをさばくのってめんどくさいですもん。お酒なら注げば終わりだし」

…私の心は通じたのでしょうか。

そんな彼がワタシに貸してくれた本がみなもと太郎著 「風雲児たち」 です。そのころは2?巻しか出てなかったと思いますが、面白かったですねー。その独特な視点。特に稀代の悪人としてよく書かれる田沼意次を市場経済を導入して改革を図ろうとした人間として描いていたのはびっくら。
ちょうどその付近で半村良の 「妖星伝」 を読み返していたので人物像がえらい違います。
妖星伝は田沼時代が基本になっています。なぜなら作品成立年代が田中角栄が「今太閤」と呼ばれていた時代ですから、半村良自身も「いま(角栄時代)の日本の状況を歴史にあてはめると田沼時代だとおもった」(引用が正確ではありませんごめんなさい)みたいなかんじで時代の設定をしています。


現在に至ります。去年の年末に8巻がでましたがまだ安政の大獄にもなってないのね。(一応安政年間になったですが…)

今のところまで読んでいて思うのは、吉田松陰って「松下村塾」を作ったりした偉い教育者みたいな印象があるけど、吉田松陰門下生っておかしなのばっかだし、そんな生易しい方ではなかったのね。ってとこかなー。読者がそう思うように書いているのでしょうが、国を動かすっていうのはこういう狂信的な人の力が必要なんだなーって思わされます。周りにいる人にまで狂わすほどのカリスマ性がみなもと太郎の描く吉田松陰には出ています。あの・目に…。





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最終更新日  2011年06月19日 21時54分05秒コメント(0) | コメントを書く


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