狂躁的非日常と日常

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2021年07月02日
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先日飲んだのは天城の「なかじまや」さんで購入した「​ トカイ フルミント ドライ 2018 カルピヌス 750ml [白]Tokaji Furmint Dry Carpinus ​」です。

トカイっていうのはマジック・マジャールで有名なハンガリーのワイン産地。
マジック・マジャールはワインとは何も関係ないサッカーのお話で、1950年代に最強を誇ったサッカーのハンガリー代表(4年間無敗だったかな?)の愛称です。

そんなハンガリーのトカイはとっても有名なワイン産地。
記憶の中ではローマ時代にはぶどう栽培がされていたと言われる歴史ある場所で、史料的に遡っても12世紀くらいには作られていたようです。
そしてワイン産地なのに世界遺産にも指定されています。

ここのワインの特徴はとっても甘いワイン。
ソーテルヌと同じ貴腐菌由来のとっても甘いワインが有名です。

今は辛口の方がワインの主流なのですが、昔はワインといえば甘いものでしたからね。
昔がそもそも甘いもの自体がそんな時なかったのでとっても貴重なのですわな。
ステータスも高かったんです。
そしてWWW2後は共産圏に入っていたので貴重な輸出品かつ西側にとって鉄のカーテンに遮られた神秘なワインとして、チェコのCZ75(前期型)と同じように神聖視されるに至りました。

実際は計画経済のせいで品質向上が図られなくなって微妙になったとかいうお話も聞きますけど、飲んだことねーもんなぁ。

1989年の民主化運動以降、いっぱいえらいことがあって大変苦労されたと思うのですけど、おそらくでいうと、トカイに残ったのは

●歴史ある醸造地としてのブランド
●安い土地
●安い労働力
●市場の自由化(EUに2004年加盟)

だったと思うんですね。

ワインは好きだが産地ではないので百年戦争するくらいの国ですからさあ大変。
イギリス資本が東欧にバカスカ落ちてワイン造りのレベルを向上させます。

っていう感じな東欧ワインの現在になっちゃったのですけど、トカイワインはそんな歴史あるワイン産地ですよと。

ワインを作っているのはイギリス資本じゃなくて家庭経営のワイナリーさんだそうです。

17世紀から続くカルピヌスがあるのは、ハンガリーの北東部でスロヴァキアとの国境にある世界三大貴腐ワインの産地として有名なトカイ。このエリアの最南端のトカイ山の麓の西側に位置します。Edit氏とIstv_n氏の兄妹でワイン造りを行なっている家族経営で、2人ともハンガリー国外で修行を積んでいます。フランスやドイツ、アルゼンチンなど世界に名だたるワインの本場に出向き、大手ワイナリーで研鑽を重ねました。 Editは12歳からワイン造りに参加。収穫前にして病に倒れた父親に代わって兄妹だけで収穫したのがきっかけでした

で、あきらっくが面白くて買ったのは「フルミント ドライ」ってところ。


これに貴腐菌がつくと甘口ワインになるわけですね。
それのドライ(=辛口)ワイン。


柑橘に洋ナシ、白い花の香り。透明感のある味わいに非常に豊かなミネラルときれいな酸味。余韻も長く、土地のテロワールを表現したワイナリーを代表するキュヴェ。


ちょっと湿度の高い日本の梅雨時にいいワインですねー。

うまうま。





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最終更新日  2021年07月04日 16時56分18秒
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