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2005/12/17
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カテゴリ: 徒然なるままに

レストランウエディングの先駆けとなった、クリフネカンパニーを率い、年間307回の講演会をこなす人らしい。
中村氏自身の著作がベストセラーにもなっているので、私が中村氏について多くを語る必要はないだろう。

芸人顔負けの流れるような関西弁のトークにまず圧倒されるわけだが、それ以上に内容のある講演会であった。

私が強く感銘を受けた話に「入口」と「出口」の話がある。

入口が「有名大学に入ること」であれば、出口は「そこで、あるいはそれからなにをするのか」ということであり、
「お金持ちになる」ことが目的なら、「お金をどう使うか」が出口である。
「何のために」という出口のことを考えながら生きることが大切だ、と氏は一貫して訴える。

バリバリバリューなんて番組がある。

金を稼ぐのはうまいが、出口のなんと貧相なことか。
そこにある「もの」は豪勢であっても、そこにある精神に「貧相」を感じるのはなぜだろう。

「私はお金はいっぱい持っている。でもお金のために働いてるんじゃありません」
と中村氏は自信身をもって言い切った。
彼の頭の中には「出口」の構想が明確にあるようだ。

自分が今働いているのは何のため?
お金のため?
家族のため?
自分のため?
家族はお金があれば幸せなのか?
自分はどうなのか?

何を買いたいのか?
買ったら幸せになるのか?
その幸せはいつまで続くのか?
束の間の幸せ、
束の間の優越感のために働くのか?



いい大学に入ること、
昇進すること、
結婚すること
お金を儲けること

医者になること、
作家になること
プロ野球選手になること、
芸能人になること

目標だったり、夢だったりするけれども、確かに「目的」ではない。
自分のなりたかったものになって、一体何をしたいのか?
それは何のために?
自分が生きてきた価値をどうやって残していくのか?

こうやって突き詰めてみると、自分の信念がいかに脆く、浅かったかを痛感する。

こうしてまたひとつ気付くわけだが、中村氏は言う。
「気付くことは誰にでも出来るが、動かないと何も変わらない」

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Last updated  2005/12/20 08:47:22 PM コメント(1) | コメントを書く


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