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2011/06/15
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カテゴリ: 環境問題について
HIROSIMA.jpg




今は大学生になった息子達がまだ小さかった頃、家族で来て以来だと思います。

入館料は大人50円。
こんなに安かったかなあ、と思いましたが、そもそも営利目的の施設でもないので、できるだけ入りやすいほうがいいですね。
中に入ってみると、かなりの人が見学をしていました。
1年間の入館者は100万人以上で、外国人も10万人以上いるようです。

私が多くを語る必要もありませんが、資料や遺品を見ていると、失われた命には、それぞれ人生があって、暮らしがあって、家族があって、夢も希望もあったのだということが伝わってきます。
20万人とか、30万人とかいった犠牲者の数ではなく、そこには一人ひとりの「暮らし」や「思い」があって、その一つ一つが掛け替えのないものであるということも分かります。

今回、資料館の地下で「黒い雨」と題した被爆者の絵画展を行なっていました。

その中に、黒い雨に向かって、大きな口をあけて雨を飲もうとする子どもの姿が描かれているものがありました。

黒い雨とは、原爆の二日後に広島市周辺にだけ降った「原爆の雨」です。
原爆投下後、やけどした被災者が水を求めて川に飛び込んだり、「水をくれ」といううめき声があちこちから聞こえたという話はよく聞きますが、そういう状況下で降り始めた黒い雨を、天に向かって口を開いて飲もうとした人がたくさんいたとのこと。
飲んだ人は、激しい下痢と嘔吐に苦しんだと資料にはありました。

福島の原発事故はいまだ終息の目処も立たず、酪農家が将来を悲観して自殺したというニュースもありました。
1945年の広島・長崎の原子爆弾投下。
1954年の、ビキニ環礁での米国の核実験で死の灰を浴びた第五福竜丸。
そして今回、福島での原発事故です。

「核」というものが諸刃の剣であることがよく分かります。

これまで、私自身も「原発は安全だ」と信じきっていました。
「核の平和利用」という、なんだか耳ざわりのいい言葉に、特に迷いもなく原発を肯定していたのだと思います。


今となっては、一刻も早く原発事故が終息に向かうことを祈るばかりです。

ともかく、国民一人ひとりが、もっと政治や行政に関心を持って、しっかりと見極めていくということが必要ですね。
今の政治状況を作ったのも国民ですし、公務員の体質を作らせたのも国民なんですね。
無関心はそれ自体が罪だと思いました。

本日もご訪問、ありがとうございます。


資料館の地下は無料なのですが、「黒い雨」の絵画展とともに、はだしのゲンの漫画と当時の写真などの資料で分かりやすく説明した企画展も行なっていました。
とても分かりやすい展示です。
広島にお住まいの方も、ぜひどうぞ。

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Last updated  2011/06/15 12:59:30 PM
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