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結構大変なことになっているようです。
かなり前から「中国のバブル崩壊」に関しては言われていていましたが、いよいよなのかな、とも思いますが、私は経済に詳しいわけではないので今後のことは分かりません。
冒頭の写真は、2009年1月に社員旅行で上海に行った際に、ホテルの窓から撮ったもの。
当時中国は、上海万博の前で、ガンガン建設工事を進めていました。
上海森ビルができてすぐくらいです。
中国という国は、誰もが知っているように、共産党一党独裁の国です。
なので、この国には純粋な意味での選挙というものがありません。
民意は操られ、国会の合意も不要で、なによりまず第一に「国策」最優先なので、やることのスピードが無茶苦茶早いです。
あっというまに、南沙諸島を埋め立てて、滑走路を作ってしまうくらいです。
現在日本では、安保法制を巡っていろいろ揉めてますが、中国であれば、議論など不要ですから「明日からこうする」と決めてしまえばいいわけです。
国策のためなら、環境も国民の生活も犠牲にできます。
そういう意味では、自由資本主義圏の民主国家ろは競争条件が全く違います。
植林せずに、生えている木を切って売るだけの価格と、植林をして、「森を守りながら」木を売るのとでは、当然コストも違うし、まともに競争はできません。
これは私の個人的な考えですが、まず、中国は、共産党を解体し、民主主義を確立しなければなりません。
ただ、それをすると、これまで共産党と、党員が行ってきた悪行が白日の下にならされて、「自分たち」がただではすまないので、自らそれを行うことはないでしょうね。
中国経済の崩壊というのは世界中に大きな影響を及ぼすことは間違いありませんが、それをきっかけに、共産党の一党独裁も崩壊して、選挙による政権が誕生し、それとともに、チベットやウイグルといった強制的に中国に編入された地域も独立すれはよいと思います。
一時は混乱するとは思いますが、中国という世界最大の人口を有する地域が、正常な形で国際社会に参加することなくして、21世紀の安定した国際秩序も生まれないでしょう。
ソ連が崩壊し、東欧が解放され、ベルリンの壁が壊された時代、中国でも民主化運動が盛んになり、一気に民主化へと向かうかに見えましたが、「天安門事件」によって、その流れが完全にせき止められました。
その一方で、共産党独裁を維持しながら、資本主義のおいしいところだけを享受してきたといってもいいと思います。
いずれにしても、そろそろ限界ということではないでしょうか。
それでは、すでに6年も前に撮った写真を載せときます。
歴史もあるし、とても魅力的な国です。
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