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2017/02/06
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カテゴリ: 徒然なるままに


呉駅の海側には、戦艦大和の資料館である大和ミュージアムがあり、そのそばには、実際に使われていた潜水艦が丸ごと設置されていて、これを「鉄のくじら館」といいます。
正式名称は海上自衛隊呉史料館。
海上自衛隊の広報用施設で、無料で入れます。

まさしく、「鉄のくじら」
実際に使われていた「あきしま」という潜水艦をそのまま利用しています。


隣に併設された資料館では、「掃海」についての展示がされていました。
掃海とは、海に施設された機雷を除去することです。

日本の自衛隊は基本的には戦闘はしないことになっているので、得意な「掃海」で国際貢献を行っていますね。


確かに、戦争の後には、地上には地雷が、海中には機雷が残ったままになり、戦争後も安全な交通が妨げられます。
そういった戦争の負の遺物を片付けないと、戦争は終わらないんですね。

これが機雷。
海底におもりがあり、ワイヤーで機雷を海中に浮かしています。
これに観戦が触れると、当然爆発します。


この施設は、潜水艦のことについて詳しく展示してあります。
潜水艦は、懐中深く潜行することで、相手に「恐怖心」を抱かせる。
「沈黙の艦隊」というかわぐちかいじのコミックを読んだことがありますが、実に面白い内容でしたね。
潜水艦は肉眼で見えないからこそ、「存在」自体が脅威。
闇夜には、ちょっとした音にも必要以上にびびってしまう、そういうものでしょう。


外から見ると大きく見える潜水艦ですが、さすがに中は狭いです。



中央にあるのが潜望鏡です。


レーダーらしきものがあります。


館長室もさすがに狭いです。


乗組員は、三段ベッド。
寝返りできないくらい狭いですね。



ご飯が潜水艦の形をしてます。


入場無料なので、呉に来られた際には、ちょっと入ってみるのもいいですよ。

実は、昨日、ビデオで「アメリカンスナイパー」という映画を見ました。
イラク戦争で伝説なった、実話のスナイパーの物語なのですが、単なるヒーローものとは全く違いました。
戦争の悲惨さと同時に、それでも戦いに行かなければならない男の葛藤を描いているわけですが、結局戦争というのは、家族を巻き込み、子供たちを巻き込み、栄光の一方で、心の闇も生んでしまうんですね。
それでも銃を手に家族や、仲間を守らなくてはならないという矛盾。

日本人は平和ボケなんて言われますが、本当にそう思います。





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Last updated  2017/02/06 06:21:27 PM
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