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2023/10/11
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カテゴリ: ちょっとおでかけ


福山城といえば、新幹線の駅に最も近い駅として有名で、新幹線に乗っていても間近に見ることができます。

こちら、お城の全体図。
福山藩は10万石であったらしいのですが、城の規模は「100万石クラス」と言われ、福山の人の自慢でもあるようです。

こちら、天守閣の最上階に設置してあったパネル。
「水野勝成見参」とありますが、福山城を築城したのが「水野勝成」です。
水野勝成は、徳川家康の従兄弟にあたるのですが、若いころから無鉄砲で、小牧長久手の合戦の際には、兜もかぶらずに戦場を駆け回ったりして、父親が激怒、家を飛び出して、諸国を放浪。
九州などでも数々の勇名をとどろかせたのち、1598年に父親と和解し、家康の配下となり、関ヶ原の合戦でも活躍。
そして、西国の外様大名の抑えとして福山藩10万石を与えられました。

福山駅の裏側にでると、そこはすでにお城の石垣。
実は、福山駅そのものが、もともと「お堀」を埋めて作った場所にあるので、福山駅を通過しただけで「入城」したことになるとか。

お城への坂を上ると、正面に立派な櫓が見えます。
この櫓は「伏見櫓」と言われ、京都の伏見城から移築されたもの。
重要文化財に指定されています。

福山城は、桜の名所としても知られています。

この門も福山の大空襲で被災を免れて残ったもの。

縦方向に筋状の鉄が取り付けてある「筋鉄御門」も重要文化財。

鐘楼と伏見櫓。
いずれも空襲を逃れて現存している建物です。


こちらも、伏見城から移築されたという湯殿。

木の扉に「五七の桐」が彫られていますね。
「五七の桐」は、現在、日本国政府の紋章となっていますが、豊臣家の象徴でもありました。

福山城は鉄筋コンクリート造で、内部は博物館になっています。

内部は撮影禁止なので、残念ながら写真はありませんが、こちら、撮影可能な「火縄銃体験コーナー」。

天守閣の最上階から福山駅方面を望む。


明治維新期に、安政の改革を行い、日米和親条約を締結した際の老中筆頭が、福山藩主の阿部正弘でした。
国防を強化し、勝海舟を起用したのも、阿部正弘です。
筋鉄御門越しの伏見櫓。

改修が終わって福山城の見どころの一つが、天守閣の北面に張られた鉄の板。
北側にはお堀がなかったことから、北の防御力をアップするために鉄板が貼られていたのだとか。

鉄板が鋲で固定されています。

福山を代表するホテル。「ニューキャッスル」。


福山城と福山駅はこんなに近いです。
途中下車してもすぐに行けます。

カープ坊やとコラボした、福山城マンホール。

とっても行きやすいお城ですので、桜のシーズンは特にいいと思います。





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Last updated  2023/10/12 10:09:43 AM
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