カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。卸先のお店からも喜ばれています、ありがとうございます。
秋晴れの気持ちのいい毎日ですが・・・今日は立冬だそうです、しかし朝の焙煎スタートの時まだ10℃切りません。
最近毎日、70歳の新人バンドのデビューアルバム「SKYE」を聴いてます。ギター鈴木茂、ベース小原礼、ドラム林立夫、キーボード松任谷正隆・・・4人がレジェンドと呼ばれる名人なので・・・演奏は言わずもがなのありそうでなさそうなとっても気持ちよい東京ロックで聴けば聴くほど絶妙のグルーブです。
4人ともに歌は専門では無いのでそれなりだろうと思っていたら、まるで10代の新人のような切迫感があって、それに惹きつけられてびっくり、ヘビロテしてます。
コロナ感染が減ってきて・・・ライブを楽しむのを少しずつスタートしようかなと、明日月曜は新宿サザンシアター生志・昇太二人会が昼間の会なので行ってきます。二人ともに若手の頃から知ってますが、いつの間にか60前後となっていて、キャリア重ねての芸が楽しみです。
そんなこんなで、三木のり平さんの息子のり一さんのTwitterを楽しみにしているのですが・・・
「芸風というくらいだから風なんであって、お客は芸人の風を愛するので、志ん生、せんの馬生、小三治師はいい風で寄席の空間を満たしお客は風に吹かれに寄席に足を運んだのです。ちゃんとした芸とか上手で立派な落語聴きたくて会場へ行くわけじゃない。芸風なけりゃ落語は今に新劇みたいになっちゃう♪」と先日Tweetしてました。
なるほどなぁーと思いますね。
あんまり下手だと聴いてられませんし・・・確かにちゃんとした芸かどうかとかも気になりますが・・・心地よい風に吹かれるような気分の良さを求めているところがあります。それがライブの魅力なんでしょうねー、配信やDVDではなかなか難しいです。
前座さんを聴くときは、上手い下手は気にならなくて、自分にとって気持ちのいい芸かどうかで追いかけるかどうかになっていますね。まぁ、好みかどうかってなってしまいますが・・・リズムとメロディが気持ちいいか、好みかどうか大きいですね。
これって、カフェや飲食店にもそのまんまですね、勿論自家焙煎店も・・・お客はその店の心地よい風にあたりたいってことあるでしょう。
勿論、不味かったり、高かったりでは心地よい風なんか吹きません。
そうそう、卸先のカフェに向かう時、色々な店の前を通るので気にしていますが・・・コロナ禍になって気がついたのが・・・店全体に「ウエルカム」な雰囲気を感じる店と、そうではない店があることです。
コロナ禍の非常事態なので感染対策をきちんとするのは当然ですが・・・それでもお客さんにやさしいウエルカムな空気感のお店と、きちんとしているだけに堅い雰囲気のお店があるように感じています。
お店の中に入っても感じますが・・・入口周りは特に感じます。ひっそりとしたお店でもいい風を感じる店とそうでない店がありますね。特にコロナ禍で緊張やストレスが大きいので、カフェや飲食店では対策しつつリラックスしたいです。
「芸風なけりゃ落語は今に新劇みたいになっちゃう」・・・落語は大衆芸能ですから新劇みたいに特定のファンだけになったら似合わないですね。
なんか秋晴れで気持ちいい陽射しや風の日が続いています、さかもとこーひーはそんな風を感じる店でありたいです。
そうそう、晩年の談志師の落語は「江戸の風」をテーマにしてました。
若い頃からテーマが「伝統を現代に」から「業の肯定」へと変わって・・・老年に入る頃「イリュージョン」となり・・・晩年は「江戸の風」に行きつきました。
さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
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