くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

くずみ さくやのダイエット&SnowMan好きブログ

PR

Profile

久住咲夜

久住咲夜

Calendar

Favorite Blog

良き風 New! kono52さん

2007.12.13
XML
カテゴリ: BLコミックス
本当は「それもこれもが恋ってもんだろ。」が読みたかったのですが

それなので、最近のコミックスを購入してみました♪
...って今検索したら、在庫あったーっ!!!
えっ、増刷したのかしら?それとも真に受けて注文したらまた
「在庫無し」メールとか...(苦笑)

「ビューティフル マイスカイ」
日の出ハイム先生
海王社




初出勤の「研修」で、借金の回収人、巽さんから客との
やり方を教わったが、それ以来巽さんが気になって仕方無い。
「オレのとこに来い」と生活の面倒まで見てくれる巽さん
でもあれ以降指一本触れようとしないんだ。
オレの胸はぎゅっと苦しくなって...。


日の出ハイム先生のお話を、じっくり読むのは初めてです
何よりもタイトルが綺麗で(BL本の中では)
潤之介のお話と、同じ仲間のセイヤのお話、
ちょっとおばか(他に言い様が...・苦笑)な学生のお話
幼なじみ同士の甘酸っぱいお話、一冊で
色々な気持ちが読めます♪




あらすじの2人のお話ですが、すごく潤之介が悪い意味で
「今時の子」というか...だからちょっとさくや戸惑います(笑)
親の借金のために体を売ることになる潤之介なのですが
巽が現れて、借金の説明を受けて数時間の内に「仕事」を
することを決めて。

その葛藤の描写が少なくて...ちょっと色々伝わらないかな。

子供がね、そういうのって簡単じゃないと思うんだ
すごく設定は現実的なのに、感情が薄くて。

確かに、覚悟する無表情の場面や。「...」で痛さや切なさを
ここで思うんだろうな、というところはあるのですが
あまりにも淡々としていて、読んでいる方は
ついていけないというか。
でも、巽との「研修」での覚えさせることはしっかり
覚えさせながらも、どうに優位に自分が気持ちよくなっていくか
教えているのが巽って優しいなと思うし、
潤之介が渡した分厚い封筒(お金)を複雑な顔で見たり。

なによりも、この場面の笑顔で封筒を差し出す潤之介は
苦しいほど、さくやには痛々しく美しいのですが。

潤之介も返金第一を考えて、住む所も借りないで事務所に
暮らしていのを巽が知って、同居することになるのですが
すごく巽は優しいんですよ~。
回収人とは思え無いくらいに(苦笑)
たとえ「印象に残っていた子供」だとしても、こんなに人に
懇意にしたらそんな仕事出来ないと思うんだけどな、と
現実的に、皮肉に考えてしまいますが(汗)

さり気なく、少しずつ巽へのアプローチというか、
子供の甘えの様な描写は出てくるのですが、どうしても肝心な
ところ(「親と構って欲しい子供」どまりで)まではいかない為か、
この2人に「恋愛感情」があるなんて最後まで
気付きませんでした(笑)
今、あらすじ書いてて潤之介ってこんなに巽が好きなのか!と
思ったくらいだし(苦笑)
「売り物のカラダじゃなくなったら、抱いてくれる?」とか
負債者本人じゃない潤之介からはお金は受け取れない。と
辞めさせたり...最後近くになってお互いの
言葉と気持ちが一気に描かれているのですが、それまで
あんまりにもさり気なさすぎたせいか、読んでいるさくやが
実感わかないというか(笑)

すごく、設定は痛くて使いたくない言葉ですが「汚い」世界なのに
お互いの気持ちが切なくて綺麗だから、惹かれます

がっ、さくやここまでさり気なさすぎると苦手(苦笑)
ショートムービーを見るようでお話はまとまっていて
綺麗なのですが、うーん...なんて言ったら良いんだろう。
こころが穏やかのときは読める本だけど、それ以外のときは
奇麗事すぎて読みたくない。みたいな
短い言葉と感情で「伝われ」って感じで、余裕が無いときは
読まないかもしれないな


ビューティフル マイスカイ番外編

潤之介の先輩のセイヤのお話で、こちらは割り切って
「気持ちよさ」を求めているのがまたこれが切ないなぁ
この世界はそんな人だらけでは、決して無いけどね
今だからこその設定なんだろうなぁとおもいます

「職場」で使うホテルの従業員、タイキとセイヤのお話ですが
タイキのセイヤへの興味から恋に変わるのが淡々としていても
こっちのお話のほうが、気持ちが明らかにあって良いかな
「好きな人としかしない」というタイキと
「好きな人にはされたことがない」というセイヤの
言葉遊びみたいな駆け引き手前の会話や、恋を自覚したタイキが
セイヤは「客」と街で会っても無視するという事を知って
きっと想いは伝わらないだろうと、これを最後に
どこかで会っても無視されてしまえばいい、と
セイヤを指名するのが切なくて。

その場では別れても実はお互い気を使っていただけで
両想いで、セイヤは好きな人と抱き合えたから。と
「仕事」を辞めて、それを知った
タイキは、潤之介がセイヤに渡されていた携帯番号を
飛びついて奪い取るのが、もぅ...(苦笑)
電話がかかってきて喜ぶセイヤの「タイキくん...!」の
セリフがとても、喜んでいるのが伝わってくる様で感動でした


デュアルコミュニケーション
アイロニカルエスカレーション

これが、大学生同士のおばかなお話です(苦笑)
意地っ張り受けと、ガサツな攻めのお話で恋人同士でも
すごく「まずカラダを」って感じで、いちいち下品だし
衝動に素直っていたら良いんでしょうが(笑)

受けも何だかんだいって喜んでいるので、お似合いの2人
なんですけどね。
でも攻めも、遊んでそうないい加減そうだったりするのに
一途なのかなぁと思えたり、深く設定を読んじゃいけないような
これはこれっ!て読むようなお話なのでなんとも言えません(苦笑)

「ビューティフル~」の雰囲気を壊してくれちゃっているような
いやいや、このお話があるから中和されているような(汗)


ジャンプ!

幼なじみの高校生同士のお話ですが、攻視点でも
どう考えても受けは攻めが好きでしょう!?なんです
言葉とか仕草とか。
お家がお隣さんなので、偶然窓から受けのひとり...を
見てしまい、意識するようになって戸惑うのですが
それを何かに落ち込んでいると思った受けが
「笑ってくれると嬉しい...好きだから」と告白をして
ハッピーエンド♪
そうなんです...攻めがめちゃへたれさんで(苦笑)
受けのほうが男気溢れてたわ...。
すごくありきたりな、甘酸っぱいお話ですが日の出ハイム先生の
素朴な絵にはあっているお話だなぁと思います

悩みすぎた攻めが、受けの声が聞きたいと「盗聴器とか...」と
思うのが、情けないのに考えることはちょっぴりダークで
笑えましたが(汗)

正直、日の出ハイム(どこまでが苗字なんだろう・笑)先生の
「ビューティフル マイスカイ」のお話は絶賛されている方が
多いので、さくやはどうしてそう思えないのかなぁと(苦笑)
ちょっと悩みましたが、もうちょっと気持ちが欲しかったんです
雰囲気で伝わって。じゃなくて
設定が重いのに、飄々としていて...うーん。
絵もシンプルというか、表情の変化(特に目)が
あまり描かれないせいか、解らなすぎて。
絵とお話の雰囲気があっているといえば良いのでしょうが
もうちょっと色々とはっきりして欲しかったな

さくやは最後のやり取りを読むまで
潤之介は「優しくされたから(最初の人だから)」。
巽は「同情」としか思えませんでした。
これがドラマとか映像だったら、役者さんのちょっとの変化の
表情でも、気持ちは伝わりますが漫画なので...。

でも、すごく印象に残らないけど「綺麗」なんです
不思議と。何かは残るみたいな。
だから、これからも何度も読み返してやっと何か
掴めるんだと思いますが、今のさくやにはこの感想になります
簡単には「ひとつの感想」として書いてはいけない様な、
でもほんとはただ「シンプルに読めばいい」なような。

時々読むのに良い、大切なお話になりました♪





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.12.13 19:24:43


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: