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朝から良い秋晴れのお天気朝から忙しいです朝からバタバタしていました洗濯、お布団干しや夏物、冬物を入れたり出したり扇風機を仕舞ってストーブや炬燵を出したり庭掃除もやらなくちゃ‥あ〜っと言う間に午後も3時を回ってしまいました。庭の八重桜、枝垂れ桜もほとんど葉を落としました。少しは庭掃除が楽になるけれど散り積もった枯れ葉の掃除はまだまだ続きそうです。大忙しの一日ですがお天気晴朗で今宵の「十三夜」を拝めそうです。室礼も変えました。十五夜のお軸ですが今年は飾っていないのでしばらく、兎と月を観ていましょう。溶岩石にやっと飾った赤い水引。松毬にプラタナス。脇床には川の石と小さな兎の絵皿。十五夜も十三夜も両方、観られる今年は福の神にもご降臨してほしいので恵比寿大黒も飾りました。棚の壺(花入)は人間国宝の「松井康成」の練り上げ。秋摘煎茶の用意をしました。お煎茶はお抹茶よりも特に茶葉を選びます。小さな茶碗、小さな急須、盆巾、茶巾、茶入れに茶合。もうじき、栗ご飯も炊きあがります。いきなり、秋が深まって慌ててしまいます。先日のように今夜も美しい月の写真が撮れると良いなぁ〜と思いながら夕食の支度です。にほんブログ村にほんブログ村
2021.10.18
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コロナウィルスは相変わらずですが緊急事態宣言が解除になり自民党の新しい総裁が決まり皇室も異例づくしで慌ただしい‥そんな9月長月が終わりました。10月神無月は台風16号から始まることとなりました。今日は一日中雨の天気予報です。朝からしっかり雨が降っています。広間の室礼を変えました。秋らしく見えれば良いのですが‥お床のお軸は今しか飾れない「枯蓮鶺鴒図」この軸の絵のように今現在の蓮田はすっかり枯れてあの美しかった蓮の花の面影すら無い状態です。もうボロボロのお軸ですが表装をし直した方が良いかとも思ったのですが枯れた蓮にはこのままの方が却って風情があるのではと思い至っています。でも、もう来年は飾れないかも知れません。脇床も変えました。水晶の玉は神無月、神様がいらっしゃらないこの時期に我が家を見守っていてくれるといいます。先日、煎茶道の親先生から秋摘み新茶を頂きました。茶壺はずっと使っているものです。冷酒から温燗、そして熱燗へとお酒が美味しくなる頃なのでいろいろな杯を飾りました。松笠は佳き事をじっと待つと言う意味で飾り瓢箪は邪気を払うと言われ瓢箪の中には神が宿るとも言い伝えられています。気分を新たに短い秋を自分流に楽しもうとしております。お酒が美味しい季節は食べ物も美味しい。誰かと一献、傾ける日もこの秋にはやって来ると願っています。今日は、10月の初日。台風なので外出は致しません。ご好意の秋摘み煎茶を一煎頂くことにしましょう。にほんブログ村にほんブログ村
2021.10.01
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パラリンピックが始まりました。オリンピック&パラリンピックの開催‥心から祝えない気持ちがあります。国民には自粛、自粛と言ってオリパラは特別と云うのがどうしても納得出来ず昨夜の開会式も途中で観るのを止めました。8月もいよいよ終盤です。お床の室礼を変えました。「動かせば蚊も寄りつかぬ腕かな」毎年のこの時期に飾っているお軸です。花は小菊三種、矢羽ススキ、秋海棠、熊笹。脇床も変えました。色紙は「一切皆空」意味は、深く考えれば甚だ難解です。茶道具の戸棚を整理していると奥の方から訳の分からないオブジェが見つかりました。いろいろな輝石で作られている置物です。室礼を変えると気分も変わります。あーでもないこーでもないと考えながら、お掃除も兼ねての広間の室礼はとぉ〜ても楽しいです。室礼を終えて一休みにおやつを頂きましょう。栗とサツマイモの大福です。これが意外と美味しかった‥栗が丸々一個入っていましたよ。にほんブログ村にほんブログ村
2021.08.25
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8月に入ってとにかく「暑い」朝早くに起きて庭仕事をしたいけれど朝の6時には、もう28〜29度もある庭仕事は20分で終了広間の室礼をしましょう。葉月‥耳に心地よい響きです。夏らしい絵柄の団扇を飾りました。花は、庭仕事で刈り取った草花。お床には毎年飾る白い珊瑚で太古の地球の歴史を垣間見ましょう。珊瑚は古生代(5億7500万~2億5000万年前)ぐらいから海の中で生まれました。大昔ですね〜そんなことを考えながら室礼をしていると暑さも忘れてしまいます。今夜は、冷酒にしようかしら‥などと思いながら瓢箪の徳利を置いてみました。硝子のぐい飲みもイイものですよ。ゲリラ豪雨があっちこっちで雨や雹を降らせているけれどこちらは、一滴の雨も降らずで暑い。雲が湧いてもいつのまにか無くなってしまいます。せめて見た目ぐらい涼やかにですね〜二階にさっぱりとした香りの香があったのを思い出し階段をトントンと駆け上がりトントンと降りてきたのですが最後の一段を滑って踏み外して肩をぶつけてしまいました。「いた〜〜〜い」血は出ていないけれどなんだか、全てのやる気が失せてしまいましたにほんブログ村
2021.08.02
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今年も京都の祇園祭の山鉾巡行は中止。「京都新聞 【2021祇園祭】前祭「拝礼巡行」(2021年7月17日 京都市内)それでも規模を縮小して開催されています。「祇園祭」とは‥日本三大祭の一つであり本来は「祇園御霊会」と呼ばれ平安期の貞観11年(869年)に洛中を疫病が流行った時にその退散を祈願して、長さ二丈ほどの矛を66本を立てたのが始まりとされています。「こんこんちきちん こんちきちんと京の音色が通りゆく」何しろ、1100年以上も続いているお祭り。而も、「疫病退散」となれば例年のように大々的なお祭りは挙行出来なくとも感染防止をした上で主要行事は執り行わない訳にはいきませんね。「祇園さん」に随分と行っていないわ〜上洛も一年以上していない‥楽しい場所にも行けなくて本当につまらない夏になりそうです。本日の室礼は少し「京都」をイメージして「香」は「相国寺」のお香にしました。「京」の香りですね。梅雨明けして急激に暑くなって日中は庭に出るのも嫌になります。せめて「お床」の室礼ぐらいは涼しげにしました。冷房の効いた部屋で読書やTVを見たりブログを書いたりと‥今日は、早めに入浴して冷酒で、一献とまいりましょうか‥夕暮れの前からクっ〜と一杯して適当におつまみを作って早々に出来上がってしまい、なるべく質の高い睡眠をとる。これが夏バテしないのかも知れませんね。来月いっぱいまでは大人しく遠出をせずに真夏をやり過ごし、スティホームになりそうです。にほんブログ村にほんブログ村
2021.07.17
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今日は「小暑」梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃。集中豪雨が各地で起こりやすい頃。そして今日は「七夕」星祭とも呼ばれるこの日は五節句のひとつで、短冊を結んだ竹や笹が飾られる風景は、夏の風物詩で新暦で行う場所と旧暦で行う場所があります。「乞巧奠(きっこうでん)」とも呼ばれ一年に一度、七月七日の夜に牽牛と織女が、天の川を渡って会う恋物語が有名です。この二つの星に供え物をし、女子が裁縫や手芸の上達を祈願したというお話は中国の伝説です。2021年、短冊に願いを込めて書いたものの中で一番多いのが「コロナ退散」だそうで「〇〇に会いたい」はコロナウィルス終息後に会いたくても会えないでいる人に「会いたい」という願望で「恋愛」に関してだけではなかったようです。この頃の雨は、毎年、厄介で去年も一昨年も大雨で災害を引き起こしています。私の住むところは幸いにも昨日も今日もほんの数量の雨しか降っていません。その証拠に両日共に洗濯をされた方が割合的に多いのです。まっ、出しっ放しで家を空けるのは少々、不安が広がる空模様ですが家に居た方々は洗濯が出来てホッと一息ついています。それから、もう一つの今日は娘の誕生日ですまだ、通院中ですがなんとか仕事も続けているそうでテレワークの毎日を送っています。本日の室礼花は「黒竹」軸は「一年に 七日の夜のみ 逢ふ人の 恋も過ぎねば 夜は更けゆくも」 柿本人麻呂歌集 『万葉集』 巻10-2032 雑歌より最高気温が29度湿度は85%曇天生暖かい微風が湿気共にまとわりつく夕べ。涼しげにお床を整えました。にほんブログ村にほんブログ村
2021.07.07
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連日、暑い日が続いております。関東地方の梅雨入りは来週になるとか‥6月上旬に真夏日を各地で観測してこのまま、梅雨に入るとジメジメ蒸し蒸しの不快指数の高い季節がやってきそうです。紫陽花の花がぐったりしていたのでたくさん水を撒いてシャンとさせました。我が家で満開の紫陽花。折角ですから花瓶に飾りましょう。お床のお軸も季節らしく「梅雨鯰図」です。とある方が訪ねて来られました。電話では何度もお話ししたことがあるのにお目にかかって直接、お話しするは初めてのことでした。互いに挨拶を交わして広間にお通しするとすぐにお軸を褒めて下さいました。人様のお宅にお邪魔して通されたその部屋が、整えられていたならば日本間ならお床のお軸を一番最初に褒めるのが茶道では常識です。殿方で、お茶に関しては全く何もご存じ無いとおっしゃっておりましたが私は、久しぶりに心から嬉しく思いました。室礼を褒めて頂くのは何より有り難く嬉しいことです。「お抹茶、お点てしましょうか?」と問うと「お抹茶を此処で頂けるのですか?」と少し困惑なさっておられましたが抹茶ならいつでも用意がしてあるので簡略で一服差し上げました。お菓子の召し上がり方などお教えすると少し感慨深そうに‥「お菓子もいろんなのがありますがそれぞれに食べ方が違うのですね〜それに、こんな風にお菓子が目の前に出てきたのは初めてです。勉強になりました。」ととても喜んで頂けました。ご挨拶だけでお帰りになる予定が互いに話が弾んで2時間もお喋りしてしまいました。心の中がカラッとするような殿方に出会ったのはものすごく久しぶりのことです。お見送りをして玄関に戻る途中に庭に目を遣ると「時計草」の花が咲いていました。昨日は「時の記念日」でしたね。記念日に相応しい方が訪れ細やかな造形美の時計草の花が咲いた好い一日でした。今日は朝から大きなモノのお洗濯と庭仕事です。拾ってきた貝殻を敷き詰めました。2週間前に敷き詰めた時の写真がこれで。今日は、これだけ貝殻の数が増えました。一回り、大きくなったのですが判ります微妙ですよねにほんブログ村にほんブログ村
2021.06.11
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裏庭に咲かせているだけではなんだか石楠花の威厳を損ねるように思ったのでお床に飾りました。葉っぱがキレイではないから南天や稚児百合と一緒に花を入れました。お軸の代わりに「一帆風順」の貝殻で描かれた絵で初夏から夏を感じるように掛けてみました。室礼は毎年、大体似ているようで一つとして同じものはなくこうして、Blogに書き留めておくことが私の室礼の有り様です。脇床も今までと違うものを飾りました。房付きの山中塗のお盆がありました。お床の花とかぶってしまいますが使うこともないし時期はこの時期限りの絵なので飾ってみました。やっぱり本物の石楠花とはかなり豪華さに欠けるけれど実際に絵に描く時はこのぐらいの方が風情があって良いと思いましたね〜何故って実際は、こんなに鮮やか過ぎるほど鮮やかでこのまま写生しても絵にはならない感じでしょ久しぶりに埴輪の素焼きを置いてみました。素朴でイイですね〜埴輪の横にはボルダーオパールの原石。たまにはこんなものも飾ってみるのも一興です。真っ赤な石楠花の花言葉は「威厳」「荘厳」ツツジ科の花です。花蜜が多いので花を触っているとすぐに指がべとつきます。これがツツジ科の花の特徴と言えば特徴です。今日は、曇り空で少々蒸し暑いです。そうそう、新茶が届いたのを忘れていましたお冷茶が好いですね〜にほんブログ村にほんブログ村
2021.05.20
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「端午の節句」「端午」は5月の最初の午の日を意味していましたが「午」と「五」が同じ発音「ウ-」であったことから5月5日に変わったとか‥「鯉のぼり」江戸時代、武家では男の子が生まれると、その家の家紋が入った「のぼり」などを立てていました。一方で、町人が力をつけてきた江戸中期頃になると、町人の間では「登竜門」の伝説にちなんで、「どんな環境にも耐え、立派に成長するように」と立身出世を願って鯉のぼりを飾るようになったらしいです。甍(いらか)の波と雲の波、重なる波の中空(なかぞら)を、橘(たちばな)かおる朝風に、高く泳ぐや、鯉のぼりいい歌ですね〜しかし、今や「甍の波」が分からないとおっしゃる人が多いです。また、橘も知らないそうです。やねより たかい こいのぼりおおきい まごいは おとうさんちいさい ひごいは こどもたちおもしろそうに およいでる童謡の「屋根より高い〜」も今ではマンション住まいや高層ビル住まいでは「鯉のぼり」はそれよりも高く飾ることも出来ません。立身出世の鯉の滝上り。男の子は生まれるとすぐに、なんやかんやと期待されて気の毒でしたね〜さてと、今年の我が家の床の間の室礼は今までの「端午の節句」とは違います。ち〜〜〜さな兜。いつもの「兜」はありません。実は、もう飾ることも無くなる可能性が高い兜を、とある施設に寄贈しました。ここなら、これから先も毎年、飾ってくれるとのことです。兜、角樽、金杯、菖蒲の造花一揃い差し上げました。兜は婿に出しても「花菖蒲」の色紙は手放しません。恩師は、絵が上手い!そう思って50年以上の歳月が流れました。 GW最後の日の「こどもの日」ですがお天気が荒れ模様で良かった‥天気が悪い‥雨、風、雷、突風、竜巻、雹など。外出しづらくするあたりが「天の配剤」ですね〜スティホームのGWでした。にほんブログ村にほんブログ村
2021.05.05
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私の室礼の花はほとんど庭の花で設えています。本日の室礼のお軸代わりの色紙は「和而不流 和して流れず」です。かなり前に亡き父がとある政治家から頂いたもので、もう何十年も前のことになります。お花は‥紫蘭と十二単と形の良い五葉松。松の枝が重いので重石を乗せて倒れないように工夫しています。重石は、火山石で富士山から噴き出たものです。今日のBlogのタイトルの「長持ちしています」の意味は、この五葉松です。我が家にずっと植えてあった五葉松を昨年の晩秋に伐採した時の一枝なのです。今年のお正月に飾った五葉松です。↓この写真はお正月の床の間の花です。すでに5ヶ月以上もバケツの中でじっとその命を繋いできた五葉松の一枝です。さすがにだいぶ色あせてしまいましたがまだ、終わっていない五葉松。こんな風に末広に広がる松の枝は花屋さんでは手に入れられることは皆無‥このあとも松葉が全て落ちてしまったとしてもこの枝だけは乾燥させて保存しておこうと考えています。季節は春から夏へと猛スピードで進んで行っていますがこの松は頑張っているなぁ〜と感心しているところです。我が家の庭には今日もまた、夏の花が咲きました。チェリーセージが最初の一輪が花開き矢車菊も花開きました。今、菅総理が緊急事態宣言の記者会見をしています。コロナ、コロナに振り回されて一年以上が経ち私たち人類は、この一年花開くこともなく無防備に過ごしてしまいましたね。植物たちは花が散れば、すぐに来年の開花の用意をしています。そのあたりの準備が素晴らしいですね。話は変わって‥今日は、外出はしていないのに忙しい一日でした。従姉妹がやってきて友人のバラ屋さんがやってきて宅急便が届いて猫のマオが屋根から降りられなくて茶道の友達から電話がありお煎茶の親先生からの長電話もあってあっという間に日が暮れてしました。穀雨が過ぎて次は「立夏」を迎えます。冬仕舞い、短い春、夏迎え‥季節は巡りますね‥先ずは、明日も明後日も皆様お健やかに過ごしてまいりましょう。にほんブログ村にほんブログ村
2021.04.23
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少し春は足早にやって来ているようですが‥自分の過去ブログを振り返ってみると庭の花々の咲き具合は思ったほど、早くに咲いている訳ではなかった。雛仕舞いが終わると私は、だいたい同じような花をお床に飾り、お軸も同じで春蘭に鶯を飾っている。我が家には椿の木が4種類ありますがまだ、咲いているのはこの真っ赤な大きな荒獅子と言う名前の椿と斑入りの玉霞の2種類の椿だけです。今年は八重の水仙がいっぱい咲き、雪柳は剪定のし過ぎで柳状にはなりませんでした。去年の今頃、ちょうど大相撲の春場所が始まっていました。母が入院してコロナ騒ぎが全国的に蔓延してきた頃でした。入院中に母は談話室の大きなTVで相撲を見ていました。そして、私にこう言いました。「この相撲、なんだか変ね。練習試合?稽古試合?見手がいないじゃない?」確かにそうでした。無観客なんて言葉は初めて聞くような言葉で大相撲もしっくりこないと言うかなんだか、パッとしない映像でした。あ〜〜一年なんて、あっという間ですね。世界中がこの一年で随分と生活様式が変わりました。何処の地も、あの南極でさえ新型コロナウィルスに侵されました。そして、一年の歳月を経てコロナウィルスは変異株をいくつも生み出しています。やっぱり、悔しいけれどウィルスの方が人間よりも役者が一枚上手のようです。今までのような生活はもう戻っては来ないのでしょうか‥大勢の人が集まって楽しく賑やかに肩を組み合い笑顔で歌を歌ったりハグしたり耳元で囁いたり‥ヒトは群れて生活する動物ですからコロナ禍での我慢や自粛の群れない生活はうまくやっていけるのだろうか‥今日は春のお彼岸の入り‥これからの毎日をどうしましょう‥って彼岸の両親に尋ねてみたいですね〜春の庭の花々を飾りましたよ。今日は、用事があってお墓に行けなかったけれど明日はお墓参りに行きますね〜って、先週、行ったばかりだけど‥三月と九月はお墓参りが多くなる月なのです我が家の春の花の室礼が出来ました。「春本番」ですよ追記:茨城県の日立市で標準木のソメイヨシノが開花したとのニュース。夜には水戸市のソメイヨシノも開花しそうだとか‥我が家の一本向こうの国道のソメイヨシノもちらほら咲き始めています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2021.03.17
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明治30年以来の2月2日の節分です。1日早くやってきた季節の分かれ目。節分は本来は立春、立夏、立秋、立冬の前日を指す雑節ですがこの2月の節分だけが残って今もいろいろと行事が行われますね。我が家の庭にはこの節分のために「柊」があります。秋にかなり小さく剪定してしまったのであまり枝行きが育っていません。それでも、5本切ってきて家の東西南北に取り付けます。虫食いの葉を取っていると猫のマオがやってきてチョッカイを出します。「マオ君!これはトゲがあるから触ったりしたら痛いよ!」でも、やっぱり気になる「柊」「あ〜〜〜〜〜〜枝をかじってる〜〜〜〜〜」柊も福豆も気になるようで、全然私は節分飾りが捗りません。普通は柊にイワシの頭ですが我が家にはず〜〜っと前から野良猫?がやってきているのでイワシの頭は飾れません。いつの間にかに奪い取られてしまうからです。と言うことで鈴を付けて飾ります。家の東西南北の出入り口に柊と鈴。まっ、これも魔除けになるでしょう。そうそう、今朝の「毎日都々一」に私が選句した作品が今の時世をよく現しているので秀作に選びました。皆様に、ご披露致しますね〜「鬼は外だが今年は呼ぼう(予防)コロナに打ち勝つ鬼を待つ」 Nさん作お上手でしょ‥「呼ぼう」と「予防」は掛け言葉。コロナウィルスコビット19も鬼みたいな存在。人は、鬼とは戦えない。やはり、ここは別の鬼に退治してもらわないと‥広間の室礼も鬼を祓って「春」を迎える用意が整いました。節分茶の用意も出来ました。大福茶にプラス福豆が入る熱々のほうじ茶です。あと、一ヶ月で「桃の節句」もやってきます。春を先取りして愛らしく設えてみました。お抹茶用、お煎茶用の扇子をお軸の代わりに飾ってみました。昨日の白い葉牡丹。暦の上だけではなく今日は雨が上がり最高気温が16度にもなりました。「春」あ〜その音にもワクワクしてきますね。佳き事を祈って願って日暮れ間近に豆撒きをします。現実的に悪鬼邪気のコロナを祓え給い 清め給え 神ながら守り給い 幸え給え。皆様にも福の神が和やかに訪れますように‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2021.02.02
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我が家の庭に初夏に咲くクレマチスは真冬に姿を変えて又咲きます。小さな白い花を付けます。今日は、小さな御所車に小さな草木を飾ります。毎日、震えるほどに寒くて一日中、エアコンもストーブも炬燵も付けっぱなしです。広間の室礼も少しずつ変えて季節の移ろいを感じながら模様を変えてゆきます。今日のお軸の色紙は「三十六歌仙 猿丸大夫」三十六歌仙の36人は以下の通り柿本人麻呂山部赤人大伴家持猿丸大夫僧正遍昭在原業平小野小町藤原兼輔紀貫之凡河内躬恒紀友則壬生忠岑伊勢藤原興風藤原敏行源公忠源宗于素性法師大中臣頼基坂上是則源重之藤原朝忠藤原敦忠藤原元真源信明斎宮女御藤原清正藤原高光小大君中務藤原仲文清原元輔大中臣能宣源順壬生忠見平兼盛猿丸大夫は、生没年不明小倉百人一首には5番目に登場する。「おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき」「ゑ」の字が変体仮名だったので私は幼い頃からこの下の句の札を取るのがとても早かったのを思い出します。さて、さて、謎の多い百人一首ですがもしかしたら、猿丸大夫は柿本人麻呂ではないか?とも言われている。私もそんな気がする。柿本人麿は百人一首では3番目に位置し4番目が山部赤人、当時の歌聖と言われた二人の後に猿丸大夫が選ばれているあたりも非常に興味深い。緊急事態宣言下、どこにも出かけないし大勢で集まることもないのでお正月に出した百人一首を今一度読み返している。まっ、ほとんどスラスラと読めるしまだしっかり覚えている。室礼も変えたし春を呼ぶ和菓子でも買ってこようかと思う。ちなみに、毎日、LINEに weathernewsが送られてくる。今日の天気や今日の服装は?とかちょっとした豆知識、週間予報などを知らせてくれる。その一番最後に「おはようクイズ」があり百人一首の上の句を表記し下の句を当てさせるというクイズ。今のところ、全問正解の私。今日は「あはれとも いふへきひとは おもほえて」謙徳公(藤原伊尹)で45番目に登場する。この下の句を当てる。正解は「みのいたつらになりぬへきかな」失恋の恋歌ですにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2021.01.19
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我が家の広間はとても静かです。年末の束の間のお床の室礼。寒波がまたやってくると気象予報が出ています。太平洋側はお天気ですがもしかしたら風花が舞うかも知れない‥小さな咲き残りの寒菊を南天の葉と飾りました。師走になってもういくつ寝ると‥の頃になっても「難」はどんどん増えてゆくばかりです。「なん」を転じて‥と思えど今日の東京都の新規感染者の人数は949人。数字的に見てもなんだか嫌な感じがします。気持ちを切り替えて頂き物の「山岸の塩羊羹」で一服点ててみました。スティホームで一人優雅な午後のtea timeです。昨夜の羽生結弦のフィギュアは素晴らしかった‥好いクリスマスプレゼントと思いました。今夜もまた、フリーの演技を期待しています。お正月の室礼は目下、思案中我が家は喪中ですもの。いつものような室礼をすることは避けなければと思いを巡らせております。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.12.26
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我が家の庭の小菊も満開です。立冬期間もそろそろ終わり。「冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也」から小雪へと移り変わってゆきます。「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」へと二十四節気は静かに時を刻んでいますね。秋の彩り冬への開門を考えながらお床を設えましたがどうも、あまりに暖か過ぎますね風が強くてまるで台風の風のように音を立てて南風が吹き抜けております。今夜は雨になるらしいです。カラカラ天気でしたから有難い雨になることを望んでいます。茶壺の中には新しいお抹茶が入っています。近日中にお茶の友達がお越しになるのでその時に新しいお抹茶で一服点てましょう。茶入れも箱飾りをしてみました。でも、茶道具はお抹茶のお道具ではなくお煎茶のお道具を設えています。お煎茶の友達が夕方にいらっしゃるので美味しいお煎茶を点てる予定なのですお抹茶の茶道とお煎茶道と両方できる方は思っているよりも少ないのです。どちらにせよ、二通り出来るほうが楽しみが二倍、三倍になるので佳き時間も長くなります。追記フェンスの朝顔がまだ咲いています。今朝も7輪咲いていました。暖かすぎですねにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.11.20
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山野草展を見た帰りに可愛い小菊を見つけました。ポット植えの小さな小菊です。庭に植える場所も無いのでちょっとオシャレに仕立てましょう。このピンクの小菊は花の真ん中辺りに2~3枚花弁がちょこんとあるのが可愛いと思いました。オレンジ色の小菊と一緒に鉢に植えて形を整えます。庭にいくらでも生えている万両を植えて羊歯も添えます。白い化粧砂を施して出来上がり!!なのですがこれでは面白くないですね〜〜閃きましたセミの抜け殻も庭のあちこちの木々の小枝などに引っかかってまだまだ見つかります。このセミの抜け殻にはもう一種類白い何かの抜け殻がくっ付いていました。抜け殻を2個、化粧砂の上に置きます。はい、出来上がりです今、床の間には何もありません。昨日、全部片付けて何を設えようかと模索中でしたがこれでようやくお軸と花が揃いました。台の上に乗せるとカッコが付くものですお軸はいつもは十五夜に飾る「月と兎」ですが今年は10月に2回のお月見があります。十三夜も十五夜同様に晴れて欲しい。そして神無月最後の晦日も満月です。あとは、脇床の室礼と茶湯のお道具を揃える予定です。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.10.23
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新しい総理大臣も決まって秋雨前線も帯状に広がって秋のお彼岸も間近です。季節がようやく変わってくれそうです。室礼を変えました。短冊は「歩歩起清風」「歩」という文字は良いですね。一歩一歩、前に歩くだけではなく「少し止まって」と書いて「歩」ですね。周囲をよく観て清々しく歩いていけば優しく包んでくれる風が起きる。人生は一歩一歩の積み重ねです。今日はお抹茶ではなく冷たいお煎茶にしました。茶道は、抹茶にしろ煎茶にしろ良い事ばかりを教えてくれます。一言で言えば季節の空間コーディネイトをすることですがそこに「おもてなし」の心や気遣い、気配りなど些細なことでも心を込めます。記録的に暑かった夏‥お茶のお稽古も華道のお稽古も春からずっとお休みしています。どんなことが起きても季節の室礼は欠かせません。欠いてしまえば、なかなか元の感覚には戻れないのです。秋めいてきても日中は蒸し暑くやはり冷たいものがまだまだ美味なる頃。新栗の冷やし善哉もまた季節を感じます。茶道のご馳走はなんと言っても「季節の花」です。それも野に咲く花や庭に咲く花で花屋さんで買い求めた花ではありません。今日のお花は‥矢羽芒藪茗荷秋海棠鬼野老(おにどころ)メドウセージ夕方になって風が涼しくなってきました。夏と秋が交錯する九月長月‥で‥今頃になって改めて気付いた感じ‥私、冷やし善哉って結構好きかも‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.09.16
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真夏の名残の白い百日紅。この暑い暑い猛暑の中、めげずに大きく咲いているので一枝、飾ってみました。一枝にこんなに花を咲かせています。この硝子の花瓶は我が家では結構重い花入れで水を入れると益々重くなります。百日紅重が大きすぎて花瓶を選ぶのも考えてしまい上手に花を入れないとひっくり返ってしまいそうなのです当地は台風による雨も風もなくただ暑い毎日が続いていてコロナウィルスではなく日中は、ほとんど外出はしません。ギラギラの太陽に焦げてしまいそうだからです。今日は「重陽の節句」です。庭の菊の花は、まだまだ咲きそうにありません。何しろ、「今が真夏」が続いているのです。でも、少しは見た目に涼しくしましょう。「叶 匠壽庵」の特製水羊羹冷たいお抹茶。外は暑くて今日も30度は軽く超えています。涼しい部屋での「贅沢午後ティー」です。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.09.09
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なかなか涼しくなりませんね〜処暑を過ぎても猛暑日が多い日本列島です。晩夏に飾る「是曹源一滴水」の短冊。季節外れに咲いた帰り花を入れてみました。2020年の夏は花々も変な時に返り咲いています。下野草は初夏に咲くバラ科の花。秋も深まると咲くパープルマジェスティ セージの花湿地帯によく咲く白鷺カヤツリ。なんだか、今一つ季節が噛み合っていない花ばかりです。白鷺茅釣り草はこの炎暑にもう枯れそうです。枯れそうなのに仲間同士、しっかりと手を繋いでいるのが生命力を感じてしまいました。すっかり片付いた母の部屋に熱風が流れ込んできます。この部屋ってこんなに暑かったかしら?母が使っていた時はこんなに暑い日は無かったように記憶している‥??でも今日は猛暑日にはならずで良かった‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.08.24
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昨日のブログでも書きましたが我が家の二階の温度は今日も40度ぐらいあります。せめて、広間の室礼は涼し気に「処暑」を感じるように設えました。色紙は、「川又 南岳(かわまた・なんがく)」先生の『暑』本来なら「暑」は暦の「夏」に飾るもので今は、飾れませんが今年は特別。花は、白い百日紅と新葉の八手です。百日紅はその漢字が表しているように紅色の花が百日もの間、咲いているので名付けられたと聴いています。白いサルスベリは紅色やピンク色とは違い清楚な感じがします。脇床にも涼し気に魚籠に白の小ぶりのサルスベリとほぼ咲き終えたホットリップス。まばらな葉が風を呼んでくれますよ。さぁ、広間に風を入れましょう。ほら、なんとも涼しそうでしょう室礼は、そう見せることが出来れば大体はOKですでも、実際は‥風は涼風には程遠く‥「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言うけれどこの暑さがあと1ヶ月も続く考えると日中の戸外での活動は厳重注意が必要ですね。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.08.22
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熱中症警戒アラートが発動するほどですから毎日、暑いです。広間の室礼を涼し気に見えるように変えました。今年は仙台の七夕祭りもコロナウィルスの影響で中止になったようですが夏の夜空には織姫と牽牛は無事に逢瀬を楽しんでいます。空に横たう天の川も何時も同じように輝いてカササギが川を渡っています。表の庭の萩がそろそろ終わりを迎えています。今年初めて「萩」を飾りました。脇床には夏らしい小物類をいくつか配いました。硝子や貝殻、珊瑚など暑い時には清涼感を漂わせて‥飾るばかりで使いこなしていない硝子‥でも、こうして一年に一度ぐらいは飾って愛でて見るのも一興です。硝子の金魚は私のお気に入り茶道も花道も着付けも3月からずっとお休みしています。母のこととコロナウィルスと重なってお稽古はお休みせざるを得ません。お茶しろ、お花にしろましてや着付けのお稽古などはかなりの濃厚接触になります。当分の間、全てのお稽古は中止ですね〜お稽古が無くても室礼はこれからもマメに変えてゆきます。いくらか「涼し気」に見えましたでしょうかにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.08.08
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今までと同じようにお床の室礼を致しました。思えば、五月の半ばからずっと母の祭壇になっていました。いつも通りの広間になってなんだかふ〜っとす〜っと吹っ切れたように感じております。外は雨が一日中降っておりますが気持ちは左程に塞いではいません。やはり、我が家の広間はこうでなくちゃ‥などと思いました。薄い藤色の擬宝珠が涼やかです。母の本漆金箔の位牌は今、仏壇で父の隣にそっと並んでいます。あとは八月の新盆の用意だけ‥お盆の時までいつもの室礼で一服のお茶を楽しみます。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.07.06
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5月4日(みどりの日)<自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。>と内閣府のHPに明記されています。でも、その裏側には経済が大きく関わっていますね〜大型連休にするためには4/29日も5/4日も休日の方が経済が活性化する。こんなに祝日が多くては「休み癖」が付いてしまう。休み癖が付いたのは週休二日になり金融機関と学校が土日、お休みになったことから‥これもそもそもは経済を豊かにするためとか‥記念日ばかり作ってみたとてそれをきちんと理解して休む人は少ないだろう。休みが多いとダラけてしまう。今の「巣篭もり」状態も有る意味、休みといえば休みである。人は、毎日、決められたルーティーンの中で自分を育んでゆくらしい。仕事や学校、いろいろあっても朝、陽が昇ったら起きて動いて何かを見つけ取得し夕に日が沈めば静かにその日を感謝し夜は寝る!夜はちゃんと寝るのだ!「みどりの日」5月になって夏がやってきた。植物の色は日毎に「みどり」を増してゆく。新緑のシーズン。誰もいない青葉若葉の樹木の下で大きく深呼吸しましょう!昨夜は緊急地震警報がけたゝましく鳴り響く。あっ結構、大きいと感じた。地震は震度4で収まり一安心するとまだすぐその後に小さな地震がやってきた。地震は怖いです家が揺れている時はコロナウィルスの諸々の事など頭の中に全く無いBlogをUPするのも忘れて落ち着かない夜でした。一夜が明けて今日は「こどもの日」「端午の節句」です。誰もこないGWでも室礼は「端午の節句」を意識してお床を飾りました。色紙の横には小さな「兜」も飾っています。小さいけれど可愛いのでずっと我が家にあります。父から後を継いだ我が家ですから今、現在、殿方がいなくてもそれなりに「端午の節句」らしくしています。2020年のGWは誰しも忘れられないGWになりそうですね。観光地も空港も駅も道路や街中もひっそりとしています。不思議な光景の広がっているGW.八十八夜も過ぎたので新茶を頂きましょうか‥静かなのは好ましいけれど多少の不安感もあります。まぁ、何はともあれ「こどもの日」です、ハグも出来ないこどもの日ですが健やかなる「明日の担い手」に幸多からんことを‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.05.05
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八重桜を一枝飾ってお床の室礼を変えました。昨日のBlogに書いたように我が家の表の庭には何種類の花や木が今現在あるのか数えてみました。1、滝桜(江戸彼岸枝垂れ桜)2、八重桜(東錦)3、椿(南蛮紅)4、日本水仙5、八重咲き水仙6、十二単7、ジュリアン8、プリムラ9、木瓜(3種類)10、一人静11、トリアシショウマ12、ムスカリ13、枝垂れ梅14、白梅15、クリスマスローズ13、雛菊(白)14、マーガレット(ピンク)15、エリシマムスプリングパーティー16、スノードロップ17、萩、18、鹿の子百合19、錦木20、山吹21、カランコエ22、ベッピン松葉菊23、ガザニア24、紫ルピナス25、リガーベゴニア26、オプコニカ27、葉牡丹28、芍薬29、黄色水仙30、牡丹31、ミニバラ(ピンク)32、彼岸花33、アザレア(3種類)34、海老根(2種類)35、藪萱草36、擬宝珠37、ブルーサルビア 38、木槿39、つつじ(6種類)40、紫露草41、竜胆42、柊43、二輪草44、菖蒲45、さつき(10種類)46、アンゲロニアセレニータ47、芝桜48、バラ(10種類)49、白丁花50、蔓ムラサキ51、オキザリス(5種類)52、雪柳53、エアープランツ54、シラー55、紫陽花(4種類)56、鳴子百合57、下野58、鋸草59、拓殖60、稚児百合61、苧環(7種類)62、丸葉すみれ63、梔子64、南天65、ヤツデ66、水引67、万両68、弁慶草69、木通70、紅葉(4種類)71、君子蘭72、アマリリス73、アイビー74、ミント75、猩猩袴76、シレネ ピンクパンサー77、小菊(3種類)78、魚竜梅79、千両80、藪柑子81、花海棠82、アネモネ83、チェーリーセージ84、藪蘭85、石蕗(2種類)86、秋明菊87、富貴草88、福寿草89、クレマチス(2種類)90、木犀91、青木92、都忘れ93、連翹94、猫柳95、アリッサム96、オモト97、蛍袋98、シュロの木99、竜の髭100、オリヅルラン101、五葉松102、玉すだれ103犬サフラン104、蔦105、鷹の羽ススキなんと、105種類もありました。去年まではこれに辛夷やモッコク、サザンカ、オオデマリ、ヒバ、糸ヒバ、エニシダなどが鬱蒼としていました。そんなこんなしている内に牡丹の花はどんどん咲いて終わってしまうので最後の花を切ってお床に飾りました。牡丹は存在感がありますね〜さりながら我庭の花々が多いことには自分でもびっくり!まだ裏庭の花木は数えていませんが‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.04.23
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世界中がコロナ戦争の最中になんと、母の主治医の先生が母のお見舞いに来て下さることになりました。時期が時期なので母は病院には行っていません。そこでお医者様が自ら我が家に往診かたがたのお見舞いです。嬉しくも有難いことです。往診はしない病院なのに訪問看護師さんと共にいらっしゃいました。お床の室礼を少し変えました。大きなお軸「富士と桜」を飾りました。お抹茶の用意もお菓子の用意も致しました。母は、主治医のN先生のことが大好き。と〜っても喜んでおります。ほとんど、毎日、ベットで寝たり起きたりの生活なのになんだかソワソワして起き出してきました。身体の状態を診て下さったあとに皆さん、一緒にお抹茶やお煎茶で母の楽しい時間を盛り上げて下さいました。記念に写真も撮りました。母は先生とツーショットで大大満足のようです。優しい先生でN先生は外科医で母の手術をして下さった方です。我が家の八重桜は夕べの雷と大雨で散り始めました。帰り際に皆さん曰く、「お母さんは幸せね〜お花見に行かなくても自分のおうちの庭でこんなに綺麗な桜が見られて‥」ホントにそうですよにほんブログ村にほんブログ村
2020.04.10
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庭の子滝桜も若い葉が出て来てそろそろ終わりを迎えています。庭で愛でるだけではなく広間にも一枝飾りましょう。お雛様の時は違ってだいぶ、あっさりとした室礼ですがやはり、桜色は明るいです。お軸の色紙は京都の清水寺内の地主神社を詠んだ桜の色紙。床の間の室礼。これだけは忙しくても欠かせません。彼岸桜が咲き終わると桜前線はどんどん北上します。子滝桜は危うい2020年の春も変わらずに可愛く咲いてくれました。名残の一枝を花入れすると外で咲いているよりは屋内は風や気温変化が少ないのでしばらくは楽しめます。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.03.25
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お雛様の片付けがなかなか進みませんでした。母の入退院があったりお天気が悪かったり‥今年はドタバタの雛仕舞いがほぼやっと終わりました。新しい室礼には春の花々を盛り花しました。季節がどこか狂っているのかどうかは分かりませんが色々花が咲いてくれています。椿は4種類白い木瓜植木鉢の影で咲いていた小菊クリスマスローズ斑入りのツルニチソウてんこ盛りの花々です昨日は寒くて雨からみぞれ、そして雪に変わりました。寒くて冷たくて雨のような雪でしたので一枚だけお向かいさんのお宅を入れて撮りました。雪が降っているのが分かるかしら明けて今日は朝から良いお天気です。気温は7度で低いけれどお日様の力はスゴイ7度でも暖かいです。庭の子滝桜は雨にも雪にも負けずに咲いています。東京のソメイヨシノもなごり雪の中で開花宣言でしたね。「桜」という花が如何に日本人の文化や生活に深く関わっているのがよく分かりますね。新聞には一面のどこかに取り上げられる「桜」です。今日中には我が家の枝垂れ桜も満開になると思います。いろいろな問題山積の令和の春ですが世界中が頑張っている春でもあります。外出や集会は控えても花を愛でる気持ちは抑えられませんね〜にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.03.15
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暦の上で「春」を迎えたら急に「冬らしく」なって来ましたもう今更、「冬将軍」と言ってもそうそう長続きはしません。いくら一番寒さ厳しい二月でも暦上は「春」なのですよ‥気象予報士泣かせの気候です。お床の室礼を変えました。梅も咲き始め、「大井松田の河津桜」も咲き始めました。「北海道の札幌雪まつり」には、どうにか間に合った雪もあればまだ一回も冬日を迎えず、初雪の観測もされていない場所があります。日本は細長い島国なので気候もだいぶ違うのは承知の亮ですが暖冬の影響は恐るべしですね。広間の感じを少しずつ春らしく装い次の二十四節気の「雨水」を迎える用意をしています。お抹茶のお道具を片付けてしまいましたが最後に一服点てて「お薄」を頂きました。お菓子は「蓬餅」で、きな粉がほんのりでとても春らしいお味です。お煎茶のお道具は小さいものが多いので室礼をする時、色目を考えながら整えます。今回は久々に「四方棚」です。あ〜お煎茶も好いものですね〜違い棚に茶道用の「お扇子」を飾りました。お抹茶もいつでも点てられるように準備はしておきます。(リクエストが多いので‥)お軸は、竹下夢路のレプリカですがタイトルが分かりません。ずいぶんと前から我が家にありました。花は苔盆作りでヒヤシンス(風信子)とアリッサム(庭なずな)で私にしてはかなり珍しい取り合わせですが何しろ「春」ですから、こうしました。夜になって広間の明かりを消して床の間だけのダウンライトで広間を見るとあら〜〜イイ感じじゃない「春」の始まりですね。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.02.04
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上の梅は「八重茶青 やえちゃせい」と言うのだそうです。今日も昨日に続いて良いお天気でその上、気温も高いです。朝から、お洗濯に掃除にフル回転で家事をしています。庭に出たり、洗濯場に出たりしていると白いものが舞っています。 もしかして‥「風花」冷たい空気に覆われて天気が良い時などに見られる冬の現象ですがいったいどこから飛んできたのでしょう(冷たい空気では無いのに‥)と言う事でお床の室礼を慌てて変えました。「風花」の季語は「冬」なのであと2〜3日しか飾れませんね。大晦日の少し前に買った啓翁桜がまだ花を咲かせております。「花屋泣かせ」の長持ちですね〜「木曜日写経」もしました。今月は木曜日が5回あるので色紙と合わせると年明けから6度目の写経になります。筆飾りもしてみました。もうイイ歳ですから筆ぐらい使いこなしたい‥と願いを込めて‥茶筅も新品に変えました。茶の湯は「立春茶会」とか煎茶道は「節分茶会」など、どこの社中もそれぞれに楽しめる時です。随分と日脚が長くなってきました。暖冬でいろいろなところで齟齬が生まれています。なんにせよ、御身を大切に‥「我が身ひとつの春を待つ」です。余談「風花」の舞う速度雪が舞い落ちる速度は一秒間に約一メートルほど。 この「一秒間に一メートル」という速度はちょうど桜の花びらが舞い落ちる 速度でもあると聞き及んでおります。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.01.30
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「元日の写経」毎年、元日付の般若心経を書いている。まぁ、兎に角、書き終えたけれどクシャミを立て続けにしたら少し曲がってしまった。色紙に写経するのは半紙よりもずっと緊張する。罫線も無いし、透写紙も使えない。まっすぐ書くのも文字の大きさも行間も一発勝負で書いていかなくてはならない。お床に飾って香を焚く。唐招提寺のお香は香りが深い。松の内も七草で一旦終了なので室礼を変えてみた。この室礼から↓この室礼へ‥花と鏡餅だけ同じであとは、全部、納戸へ片付ける。出来る時にやっておかないとモタモタしていればあっと言う間に如月がやってきてしまう。お軸は「富士山と桜」から「梅」へと変えた。願いが叶うように「打ち出の小槌」を飾る。「打ち出の小槌とは?」↑日本文化研究ブログに面白い伝説が書かれていました。詳しくは上の矢印をクリックしてください。他にも縁起の良い扇や凧、独楽なども飾る。花は大晦日の朝に生けたものがまだまだ充分に綺麗なのでそのままに‥でも、1週間以上も経つと啓翁桜が咲いてきている。ほら小さな花びらがほころびてピンクの色が愛らしいでしょう。やっぱり桜は佳いですね〜母が半月ぶりでショートステイに行ってくれた。録画溜してある年末から年始のTV番組を見る予定。外は雨あ〜やっと私にも「お正月」がやってきた〜う〜〜ん〜のんびり出来るどこにも出かけず、食料を炬燵の前に置き心置きなく好きなTVが見られる「桜は心の拠り所」今日はちょこちょこTVの合間に咲き加減を見に行こうにほんブログ村にほんブログ村
2020.01.08
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名古屋の駅前の今年のクリスマスのデコレーションです。東京の負けないくらいのキラキラX'masのイルミネーションのお出迎え師走ですから日が沈むのも、あっという間で暗くなります。イルミネーションは大体、日没ぐらいの時間から点灯されます。高島屋周辺のクリスマスツリーです。メリーゴーランドのツリーです。クリスマスソングが流れて道ゆく人々は皆、スマホを高くして写真を撮っていました。店内には色合いが可愛らしいツリーが飾られていました。ピンクのクマですよ名古屋の高島屋は日本橋店と比べると全然イメージが違う。日本橋店は、昭和8年に開業。ジェイアール名古屋タカシマヤは平成12年西暦2000年の開業。21世紀に向かっての新しい形の高島屋なんですね。名古屋の駅前にも中央郵便局があります。ここのツリーは個性的で最初に見た時は、郵便局のものとは思いませんでした。でも、ほら!ここもやっぱり「KITTE」なのね〜東京駅の丸の内KITTEのツリーは今年も真っ白な「WHITE KITTE」です。名古屋のクリスマスイルミネーションは全体的に色合いがとっても暖かく感じました。東京はWhiteやBlue、violetなど寒色系が多いのです。たくさんのクリスマスツリーを見て気分は段々とchiichan60さんのクリスマスパーティーへと近づいています。名古屋の夜ですにほんブログ村にほんブログ村
2019.12.12
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この頃のお天気は1週間に一度ぐらいしか晴れた良き日がありませんね。今日は、やっと晴れてくれたのでお洗濯やら、部屋の模様替えやら、衣服の入れ替え冬の諸々の用意に追われています。十月ももう終わりですね。広間の室礼も変えました。庭仕事もしていますので捨てるには勿体無いアイビーと秋海棠、つわぶき、秋明菊を飾りました。蔦系は這わせて使うとなかなかに良いものです。花を生けるには這わせるもの、枝垂れるもの、乱れ咲くものが風情を感じられて良いものです。庭の花は花屋さんで売っているものと違って花の顔の向きがあちこちなので花を入れるときに少々手間取ります。しかし、それがまた良いのですね。生け花やアレンジメントは剣山やオアシスなどを用いて好きな角度に生けられますが茶花系統はそうはいきません。何しろ、ただ花を入れるだけで抑えたり、挿したりしていませんからちょっとした力が加わるとすぐに形が崩れてしまいます。しばらくは日持ちそうなアイビーの葉です。さぁ、まだまだ冬支度は終わっていません。部屋が暖かくなるものを納戸から出して干してせっせと部屋掃除を続けましょうにほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.10.30
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十月になっても真夏の暑さですね今日も30度を超えました障子が新しくなったのでお床の室礼を変えました。障子が外してあるとこんな感じ‥で、障子が入るとこ〜んな感じです。真っ白な障子を全部閉めるとこんな感じ‥狭く感じますね〜全国的に記録的に暑かった今日ですが障子を閉めると尚尚、暑いですよでもまあ、いつまでも夏が居座っていると秋が怒り出すかも知れない。本気で怒ったら夏も退散せざるを得ない。見た目だけでも秋らしく室礼しましょう。花は、芒、小紫式部、秋明菊我が家の庭の秋の花々です。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.10.02
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茶道のお友達が来ると言うので急いでお床の花を変えました。水引、秋海棠、素馨の三種。秋の茶会関連の話を携えてやってくるに違いない。今度は何の依頼やら相談やらお願いやら‥お喋りな友はいろんな話を混ぜ混ぜして話をするのが常のこと。そんなこんなを考えながら短冊を入れたり出したりしていると何も書いていない短冊が何枚も出てきました。短冊は、白とは限らない。俳句、川柳、短歌、都々逸などをお遊びでやっていますが綺麗な短冊も買っていることに気づきます。諸先輩方に頂いた年代物の短冊もたくさん出て来ました。「歌」「詩」はその場で作って短冊や色紙に書くことが多いのです。また、「書いて下さい。」と頼まれることもあります。文字も大きかったり小さかったり紙の大きさも厚さも固さもまちまちです。今日は台風も考慮に入れてこの一枚の短冊を飾りました。「教外別伝 以心伝心 不立文字」という禅語があります。茶道は、この禅語のように奥義は教えようもないし、亦、習いようもありません。自分で求め探し、自分で得なければなりません。あまり、法則ばかりにこだわっていても仕方ありません。「ただ一枝、一葉に吹く風の行方を御覧ぜよ」にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.09.03
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八月も今日で終わりである。今日も朝から蝉は最後の力を振り絞って鳴いている。八月は、暑いひと月だったように思う。先日のブログにも書いた通り暑い夏は、一ヶ月と少しだ。作物の出来不出来が続出している。野菜や果物、花など天候に左右されるものはいろいろと困難続きであったかと推測される。床の間の室礼を変えてみた。今夏は、百日紅の花が小さい。滅多に飾らないが猫柳の枝を魚籠に入れてみた。細い蔓はワイヤープランツ。和名では「乙女の髪」と言うそうな‥乙女の髪にしては硬い。これは、たぶん、遠目で見た感じを表現しているのかも知れないと思った。脇床には菓子器二種文様は「萩」と「沢鷹」ちなみに右の「沢鷹」の菓子器は私が作ったもの。日が暮れて蝉の声が泣き止んだ。あ〜もう真夏ではないことが耳で感じる。お床に明かりを点ける前の様子がなんとなく秋めいてきたと思った。追記今日も一日中お天気よろしくて日差しが強いいつになったら、たくさん買ってきた花々を植えることが出来るのだろうか‥今日もせっせと水撒きです。(雨、分けてください)にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.08.31
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奈良から戻って生活は日常に戻りました。夏は盛夏から晩夏へ室礼は涼しげに‥整えました。パワーストーンの「水晶玉」を飾りました。とても、古いものですがいつの頃からか我が家にずっとあります。海には行きませんが、貝殻をあれこれ飾って自分のイメージした夏の海を描きたいと並べてみました。涼しげに室礼したいところですが実際は今夏も灼熱地獄で毎日、何かが何処かで更新されてゆきかなり、うんざりする暑さですね‥せめて形だけでも「涼」を求めて‥この程度です(笑)西日本も猛暑だけど東日本も負けない猛暑‥夜になっても気温が下がらず毎夜続く「熱帯夜」です。もうすぐ、暦の上の「立秋」が迫ってきているのにとてもとても「秋」の気配など有り様も無い厳しく命が危険な暑さの連日。あまり、暑いと「蚊」も動きを妨げられるらしい。元気なのは、「蝉」夜になっても時雨れています。一気に大地を冷やしてくれるのは「台風」ぐらいかも知れませんが、被害は被りたく無いものです。人間は、強欲ですね。雨が降らないと文句を言い、降ったら降ったで文句を言い、夏だから暑いのは当然だけど暑い!暑い!と文句を言っています。そして、やがて、秋が来て冬になると寒い!寒い!と弱音を吐きます。まぁ、そんな人間ではありますがそれが人なのかも知れませんね。暑中お見舞い申し上げつつ皆さまのご健康をお祈り致しております。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.08.03
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何しろ、よく育つのでたまには、枝を切らなくてはならない我が家のしだれ桜。今は丁度、成長期の季節。剪定は成長期にはしない方が良いことは知ってる。でも、どんどん、枝を広げて門扉も閉まらなくなりそうなので虫が付かないように用心しながら、長い枝を切り落としています。ただ、切って捨てるだけでは勿体ないのでお床に、そのまま垂れさせてみました。全体の室礼も少し変えました。先日、生徒さんが作って置いていった苔盆もそのまま、そこにあります。広間は、日中は、あまり陽が当たらないしこのところ、お天気もあまり良くないのでどうにか、日持ちして蛍袋も咲いていてくれます。アコヤ貝の貝殻と似たような色合いの紫水晶を組み合わせて飾ってみました。垂れている花や枝は床の間に飾るとカッコイイと私は思っています(自画自賛)追記線状降水帯、バックビルディング現象に見舞われている地域の方々はどうか、安全を確保して我が身を守って下さい。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.07.03
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先日、茶道のお勉強会のあとで一枝、頂いてきた枝ものを飾りました。短冊は、「結果自然成」これは、本来は対句。「一花五葉開 結果自然成」で「一花、五葉開き、結果、自然(じねん)に成る」と訓みます。禅語ですから深い意味があるのですが表面だけ見れば春に花が咲いて、夏に実が成るということになります。ところでこれは、なんの実でしょう‥これは、「蝋梅」の実です。蝋梅はロウバイ科ロウバイ属、中国原産の落葉性低木です。花は黄色で新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在で中国では、ウメ、スイセン、ツバキと共に「雪中の四花」として尊ばれている花です。梅の花もお正月には欠かせない花で双方ともに香りが品良く優しく、春に先駆けて咲く花として茶の湯の世界でも華道の世界でも重宝されています。今頃になると梅と同じように実をつけますが梅の実のように利用されることもほとんどない蝋梅です。初夏には、大きな葉が茂りせっかく実を付けても見向きもされません。庭に植えても放置してしまうと3〜4年で大きくなり過ぎて低く剪定されがちの蝋梅です。花が咲いている時と花が終わって実が成る時とではこんなにも人の扱いが違う花も珍しいと思いませんか?寒い頃にはあんなに持て囃され愛でられたのに‥夏になると厄介者扱いのようにされる蝋梅。蝋梅だって、手のひらを返したような人々の態度に狼狽しているかもしれませんね。しかし、飾ってみるとなかなかに可愛い実ですよ。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.06.19
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幾分、涼しく五月らしい陽気に戻りました。30度越えにはならないので良かった〜「万緑」季節が見渡す限り緑である‥と言う意味ですが我が家の庭は、ほぼ緑一色です。剪定した五葉松の小枝と二輪草、白い十薬の花、鶴日々草が初夏から仲夏へ誘ってくれます。蓋がまん丸の瓶子と水鳥。夏しか使わないガラスのぐい飲みと金魚の紙押さえ。「箸立て」これは、お煎茶道のお道具の一つでお点前の時は、ほとんど目立たない存在なのでたまには、前面に飾ってみました。だんだん、本格的な夏へと向かってゆく室礼です。今夏は、6月に雨が少ないとか梅雨入りが遅いとか言われていますが梅雨には梅雨時の室礼があります。今年はどういう風に飾りましょうか?お床は、涼しげですが、お玄関は、これとは打って変わって情熱的な真っ赤な石楠花を飾っています。いったい何輪ぐらい咲いたのかしら?昨日も、今日もご近所さんに1〜2本切っては差し上げています。(一本が大きいので1〜2本で十分なんですね〜)玄関も居間ももう2〜3回は花を取り替えています。「万緑叢中紅一点」この紅一点は花石榴を指しますが我が家では、石楠花だなって思いました。ホントによく咲いていてくれる石楠花です。過ごしやすい一日になりそうなお天気です。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.05.30
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昨日の大雨が通り過ぎて今朝、裏庭に行ってみると真っ赤な石楠花の花が咲いていました。雨にも負けずです。芍薬や紫蘭、マーガレット、クレマチスは大雨で全部、ダメになってしまったけれど石楠花は、燃えるように咲き始めていました。一輪、切って飾りましょう。序でに、室礼も変えましょう。色紙は「藤の鞘」で画家でもあった茶道の家元がささっと書いて下さったもので、今の時期しか飾れません。いつも思う事だけどどんな花でも描けるってスゴイなぁ〜って尊敬してしまいます。お家元は、いつでも「好きな花を言ってごらん!」とおっしゃって私たち弟子のリクエストに答えて絵を書いて下さいました。頭の中に多種多様の花がインプットされているのでしょうね。現物を見ないで描くなんて私には到底出来ないことですよ〜久しぶりに文人飾りの墨と硯を飾ったのに筆のセットが見当たらない‥どこへ仕舞ってしまったのか?あ〜〜あ‥仕舞い忘れが多くなってきたように感じるお年頃ですね〜室礼を改めると気持ちも変わります。夏物もそろそろ出し始めましょうか‥明日からは暑くなりそうです。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.05.22
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新元号「令和」の時代の幕開けです。昨夜はまさに大晦日のように全国津々浦々でカウンドダウンが行われ花火が上がり、新しい元号を祝うイベントが行われました。昨夜のうちにお床の室礼を変えました。「令和」と書かれた書はございませんので「和」を飾りました。一に曰く和を以って貴しと為し忤ふことを無きを宗とす。と、聖徳太子は申しております。どんな時代になるのか?それは、誰にも分かりませんが今の世の人々の叡智で新しい世界が築かれてゆくことでしょう。しかし、残念ながら地球温暖化問題はこのまま続いてゆき、自然災害は脅威となることは間違いない事だと思っています。防災に関しては気を引き締めてゆかねばなりませんね。ともあれ、無事に新天皇陛下が御即位し誠にお目出度く祝着至極に存じます御代替わりにはたくさんの儀式を行います。簡潔に述べれば譲位践祚の式即位礼大嘗祭この四つですが細かく分かれていて昨日から本日までにも難しい名の儀式が宮中で行われました。ご譲位なされたと言うことがとても明るい御即位の礼になり国を挙げてのお祭りのような賑わいです。平成の折には「自粛」「自粛」で悲しい幕開けでしたが「令和」は本当に晴れ晴れとして華やかな心で迎えることができて佳うございました。午前中にお墓参りにも行き、父にもちゃんと報告しました。「卯の花が匂う垣根に‥夏は来ぬ‥」の歌詞の通り、5/1の卯の花が咲きました。季節は春から夏へと移ります。余談今朝は我が家は「お雑煮」昼食は「お赤飯」夕食は「お寿司」にします。にほんブログ村にほんブログ村
2019.05.01
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暮れに活けた白梅が半月余りを経てだいぶ花開いてきました。小正月を迎えて大正月の室礼から小正月へと模様替えです。お軸に描かれた白梅と本物の白梅がちょうど上手い具合に互いに咲いて寒さは増すばかりですがお床は、なんとなく小さな春が来たようです。風邪がなかなか抜けず寝たり起きたりの私ですが室礼は変えねばいけません。大正月が片付かないのも困ります。お正月の花と床飾りを変えて気分を小正月に持って行こうとしてはいるんですが‥やっぱり、身体の具合があまり良くありません。こうやって季節は少しずつ、春へと向かっているんですね。暖かい飲み物でも飲んで休みましょう‥疲れた‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2019.01.16
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毎年、あまり代わり映えのしない新年の室礼ですが今冬は、南天が綺麗に実ったままでしたので飾りました。脇床にはお屠蘇やお神酒、頂き物の大吟醸を飾り‥金杯を並べてみました。年神様にはお好きな杯を選んで頂きたいと思いいっぱい飾り置きしました。お花も広間にお玄関にたくさん飾り、梅の花が部屋が暖かいので少し咲き始めたようで良い香りが立っています。おせち料理やお酒は勿論のことですが今年はお茶のセットを「抹茶」と「煎茶」と二組設えました。朝からお抹茶を点てたり、お煎茶を点てたり焙じ茶を点てたりと数種のお茶を頂きました。お菓子も小さいものにしました。水次にも鶴の水引をあしらい、お正月らしく飾ってみたらあ〜ら、素敵じゃない?こうして、豊かな時間を過ごしております。でも、このブログは元日に書いたもので実は、本日は都内へお出かけです。にほんブログ村にほんブログ村
2019.01.02
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月落ち烏啼いて 霜天に満つ江楓漁火 愁眠に対す姑蘇城外 寒山寺夜半の鐘声 客船に到ると、「楓橋夜泊 張継」のお軸を飾ったのですが霜の降りる様子もない暖かな日が続いています。冬椿がなんだか妙に大きく咲いているのも暖冬のせいなのでしょうか?そしてまた、この椿は花びらが全〜〜部開いてしまうことが無いのに中が丸見え状態で咲いています。もう一つ付け加えるならばピンクの絞りも今冬はよく出ています。花はヤツデ(花がやっと終わりました)椿(玉霞)の花椿の実小菊(二種)照り葉(鳴子百合)蔦以上、七種の花です。さて、本日の室礼にはお煎茶の「入り子」のお道具を飾りました。二組飾っていますが作者が同じなので似ています。でも、作られた年代が15年も違います。手前が新しく奥が古いのです。どんな分野の人でもだんだん年を重ねて数多のことを乗り越えて行くとさり気なく無駄を省いた「簡素美」に到達するようですね。入り子茶碗は五客。宝瓶(急須)の中に五客のお茶碗が入りその宝瓶は白い建水の中に入り始めと終わりには白い建水だけが手元にあるということになります。室礼の全体図はこんな風に仕上げました。う〜〜ん平年ならもっと冬らしく設えるのですが何しろ、あったかいので‥冬というよりは春みたいなお床になってしまいましたまっ!こんな年もあるのでしょう‥これもまた、思い出に致しましょうか‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.12.05
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「命が危険なほどに暑い!」まるで「火炎地獄」のような日々が少なくともあと一ヶ月は続くと言う。被災地での片付け作業はどんなにか酷なことでしょう。効率が悪くても15分作業して15分休む。一刻もはやくと思わないで我が身を大事にして欲しいと祈るだけのこの頃。お床の室礼を真夏のバージョンに変えました。南岳先生の「暑」の一文字には数々の真夏の思いが込められていることを知っている私には夏にはこれが一番だと思っています。脇床も季節に応じてガラスの器を飾る。冷酒を入れる瓢箪型の一瓢。どこかの海辺で拾ってきた貝殻は懐かしい海の思い出が蘇ってきます。私の住まいするところは雨がほとんど降っておりません。雨が降らないと農作物にかなりの影響が出てきます。何しろ、雨らしい雨は6・20以来、降っていないのです野菜の葉ものの値段が高くなっています。お花の値段も高くなっています。庭の木々が照り返しと熱風のため枯れてきています。お天気はどうしようもないのですね‥お空は神様の域、神域ですものね‥人は手を出せないし、文句を言ったところでどうにもならない‥神様、お願いです。涼しい風と少しの雨を下さい。あ〜祈りは届かないのかも‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.07.17
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二つの茶会に貸し出していた五葉松をまた、我が家のお床に設えました。枝を切ってしまっているのに五葉松には2番目の新芽が出始めました。先日、ブログにも書いた「河骨」の絵はこんな風に床の間に鎮座しています。五葉松は、なんと言うか季節を問わず、どう生けても格好の良い枝です。「松樹千年翠」という言葉もあるように、松は古葉、若葉の入れ替えはあるものの季節の移り変わりの中でもその翠を保っています。古松に見る年月を経ても翠は変ることの無い一色で世界観を作っています。「松に古今の色無し」の語で示しすように本当に松とは格調の高い樹ですね〜台風が過ぎて暑くなっても梅雨は梅雨。まだ、五月闇の状態ですが少し、先の真夏の海を思い浮かべながら貝殻を飾りました。どれもこれも海岸で拾ったもので遠い海、近くの海、それぞれに思い出があるんですよ。さて、前回の茶会で着た着物も記録しておきましょう。着物のコーディネートもいつも同じというわけにはいきませんから覚えておくためにも写真に残しておきます。台風が接近中の茶会だったので濡れても惜しくない小紋の着物に白い絽の名古屋帯。夏の着物や帯はたった一回着るだけで汗染みになりやすい。お手入れが面倒な夏の着物類です。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.06.12
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時計草を探したが見つからず真っ白な蛍袋も見つからず雨が少し降ってきてもう時間がないので探すのを諦めた。今日は「時の記念日」だから遅れるわけには行かない。台風が接近していて雨風が強くなるかも知れない。「時間には余裕を持って」と言うことにして家を出て友人の茶会の助っ人に出かける。四畳半の小さな茶室に初夏らしいお道具を設える。友人は、準備をしながら私に言った。「私って、つくづく雨女ね。」「仕方ないじゃない?相手は台風だもの。太刀打ちなんて出来っこないじゃない?」「そうは言っても雨だとお客様の足が遠のくじゃない?あ〜私っていっつもこうね‥いっその事、梅雨明けにすれば良かったわ。」「またそんなことを言う‥台風なのに思ったよりも雨も風も大したことないし真夏日や猛暑日の茶会よりも過ごしやすくてずっと良いじゃない?」「そうかしら?」「そうよ、茶会が終わるまでお天気が荒れ模様にならなかったら大成功になるわよ。」そんな話をしながら茶会の準備が終わり、静かな茶会が始まった。お客様は思っていたよりも多くて安堵致しましたわぁ花とお菓子を褒められて私は嬉しかった茶会。友人も雨の割りにはお客様が多くてほっとしたとか‥まずまずの出来のお茶会でした。花はシンプルに紫陽花とアケビの蔓お菓子は「松月」お点前さんは、まだまだこれからだけどなんとか合格ラインをクリアしていました。「毎回、お手伝いしていただいて本当にごめんなさい。私、もっとしっかりしなくちゃね‥」五十歳代で「お席持ち」を遣りこなすのだから友人はとても努力家です。シンプルな茶会ができました。そうやって一つ一つ身について行くのでしょうね私はいつでも助っ人にかけつけますよ!頑張りましょう!にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.06.10
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「啜り茶」とは?蓋付きのお茶碗にお茶の葉を入れてそこに温めのお湯を注ぎしばらく時間を置いてから蓋を少しずらしながらお茶を味わうことです。今回の私のお役目はお床のお花と炉屏代わりのお花。そして、お玄関のお花を担当させていただきました。我が家の五葉松の貸し出しですね茶会の進行係、及び、お客様ご案内の係、お菓子の盛り付け、お運びの指示担当ですがお昼ご飯などでスタッフがいない時にはお童子もお点前もやらねばなりません。つまりは、ほとんど全部の責任が掛かってしまいましたさて、啜り茶の会には新茶という事もあってたくさんのお客様が来て下さいました。お抹茶の諸先生方でも啜り茶はあまりご存じないものですから毎回、飲み方の説明もしなくてはなりません。啜り茶ですから啜って全部飲み干します。お茶は、親先生が九州のお茶を3種類ブレンドしてそれは、マイルドにお味でまさに「甘露」でございましたよ。今回、初めて「お点前」をなさったKさん。「私、緊張のあまり、手の震えがなかなか止まりませんでした。いろいろなところで間違えてしまいましたが良い経験をさせていただきました。」と私の耳元でそっとおっしゃいました。誰にでも最初はあるし、お茶会は「お稽古」ではないので上がってしまって当然だと思います。茶会が終わったのは午後三時。やっと一枚、記念写真を撮っていただきました。あらあら、かなり、乱れている私ですね〜〜朝一番に撮って貰えば良かったわ〜お天気晴朗、しかし、かなりお暑い。皆さん、汗だくの「啜り茶の会」でした。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.06.04
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庭の木々の剪定をしているとこんなに立派な五葉松も伐ってしまうことがある。勿体ないので、床の間に設えてみました。自画自賛ですがなんとも良い格好の松です。絶対にお花屋さんでは売っていない枝物になりますねー気温が上がって日本酒も冷酒で頂くのが美味しい季節になりました。そこで、お猪口や冷酒を入れる瓶子や御神酒入れを飾ってみました。この写真にある小さなお猪口は骨董品でとても小さく一番小さいものは口の直径が4センチ弱しかありません。薄くて唇に当たる感触が、なんとも良いのです。さて来月初めに煎茶の「新茶の啜り茶の会」が行なわれます。また、今年もディレクター役で参加です。茶会の全般の監督は有難いお役ではありますが責任も重いし、茶会が上手く回るかどうかも見なくてはいけませんから神経を使います。頑張らなくちゃ‥ですね!にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.05.22
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5月5日は「端午の節句」今は「こどもの日」と言っていますが男の子のお節句です。連休の後半の土曜日今日はお天気も良くそれほど気温も高くないので皆々様、絶好の「お楽しみDay」となりそうですね〜本日の室礼は、毎年飾っている兜。(殿方がいらっしゃらなくても我が家は飾るのですよぉ〜)長く垂れ下がっているのは我が家の滝桜の枝。どうしても、頭や顔に引っかかってしまう枝を一本、切って飾りました。もっと剪定しなくちゃ通れなくなってしまうほどに大きく成長した枝垂れ桜です。最後のエビネも切って飾ります。もう、先月になるけれど輪島に行きました。その時に見た「棗」の数々。私も持っているので小納戸から出して本日の室礼に飾ってみました。「宝尽し」の文様の輪島塗の棗です。あら、私の棗もなかなかに美しい!確か、この棗を買ってオマケに付いてきたのが「二泊三日 九州の旅2名様」でした。今思えば、二人分の旅をプレゼントしてもまだ儲けが出るという代物ですね〜〜そんな時代もあったのです。さて、春の土用が明けて今日は「立夏」新緑も風もさわやかです。庭の芍薬が咲きました。愛らしいピンク色。芍薬は、とても香りが良い花。「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」美人のたとえで女性の美しい姿や立ち振る舞いを意味することですがこの三種類の花はどれもみんな「漢方薬」ですね〜我が家にも芍薬が咲いてやっと三種類が揃いました。端午の節句と言っても、子供もいないし、男性もいないから特別何もすることはありません。では、庭仕事の続きをしましょう昨日から剪定している「五葉松」モッサリーノになっています〜頑張りますよあっそうそう枝垂れ桜の枝って長いのよ。これは、細い枝だけど2メートル半ぐらいありました。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2018.05.05
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