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夜半から今朝にかけての雨で子滝桜の開花が進みました。「催花雨」春に早く咲けと花をせきたてるように降る雨の事ですが雨は一日で良いと思うのですよ咲いても雨に濡れて風に煽られてすぐに花落ちてしまいます。蕾のままに落ちてしまった子滝桜もありました今日は、一日中、小雨模様。明日も一日中、小雨模様の予報です。折角咲いても花びらが全部開き切る前に地面に落ちてしまうのが可哀想‥そんな桜の姿を見上げるようにポリアンサスと菊の新芽と蕾がこの雨でぐ〜〜んと伸びてきました。こちらは、雨が降って元気いっぱいです。話はガラリと変わって我が家の前は、また水道工事が始まりました。あいや〜〜今日はどの方向へ車を出してどこから我が家に向かって車を走らせたら良いのでしょう‥我が家をぐるりと囲んでの水道工事みたい。お正月から、この周辺はず〜〜っと工事が続いています。毎日ほぼ、異なる迂回路を通って車の出し入れをしています。家の前です。今日は小雨なので工事は続けるとの事です。少々、音がうるさいので午後から工事が終わる夕方5時まで日帰り温泉に行ってついでに買い物もしてきましょう‥か‥子滝桜は形が良いでしょう成長点のV字が良いのですよ。三春の滝桜とよく似ています。やはり「血は争えない」かなにほんブログ村にほんブログ村
2024.03.25
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立春から数えて15日目ごろ「雨水」を迎えます。空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になると言うような意味です。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされています。今年は暖冬で急激な気温の上昇で昨日も今日も全国的に平年よりもかなり気温が高くなっています。我が家も枝垂れ梅や椿、沈丁花に加えて木瓜の花が一輪開花しました。お天気は曇りでも気温は、午前中なのに16度もあります。一雨くるかしらね‥水辺の鳥が美しい波紋を作っていました。三寒四温と言うけれどどうも今年はそれが上手く当てはまらないようです。体調を崩さないように御身が一番大事ですにほんブログ村にほんブログ村
2024.02.19
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<奥州三大関所>越後及び関東から奥州に抜ける関所は三ヶ所ありました。日本海に面した「念珠関」太平洋からは「勿来の関」そして下野の国からの「白河の関」平安時代までの大和朝廷の勢力圏の境界の関所です。いずれも今でも新潟県から山形県、栃木県及び茨城県から福島県と県境になっています。白河の関所は江戸時代の白河藩主松平定信が探し出したと言われています。白河の関は奥州への玄関口という事です。高校野球の優勝校は「仙台育英高校」やっと夢が叶った 2022年の夏の甲子園。燃える思いの大旗の「白河の関越え」を果たしましたね。素晴らしい決勝戦でした。昨日、仙台育英の高校球児たちが仙台に凱旋しました。地元の人たちの熱狂ぶりも凄かったですね〜詳しいことは「河北新報 HP」に載っています。(写真はネットからお借りしました)白河の関には私も行ったことがあります。関東から東北に行くにはどうしても通らなくてはいけない道です。また、ここは歌枕として古来有名であり此処より外は「陸奥」として多くの都人の旅情を掻き立てる場所でもありました。昔の歌人の詠んだ歌を少しだけ書き並べてみました。「都をば霞と共に 立ちしかど 秋風ぞ吹く白河の関」 能因法師「たよりあらばいかで宮こへ告げやらむ今日白河の関を越えぬと」 平兼盛「ゆく春のとめまほしきに白川の関をたえぬる身ともなる哉」 和泉式部「白川の関屋を月のもる影は人の心をとむる成りけり」 西行法師「都にはまだ青葉にてみしかども紅葉散りしく白河の関」 源頼政「夕づく夜入りぬる影もとまりけり卯の花咲ける白河の関」 藤原定家「行く人を弥陀の誓ひに漏らさじと名をこそとむれ白河の関」 一遍上人「関守の宿を水鶏に問はふもの」 松尾芭蕉「卯の花をかざしに関の晴着かな」 河合曾良白河の関は福島県ですが宮城県の仙台にとってもこの関所は重要な場所です。奈良時代や平安時代の頃のことはあまりに遠くて分かりませんが幕末から明治にかけて白河の関は、小説やドラマ、映画などに何度も登場する場所です。会津戦争も白河の関を新政府軍に突破されやがて、仙台藩も政府側に付き会津藩は白旗を挙げることになるのですがとにかく「白河の関」は東北地方では深い意味を持つ場所であるのです。コロナ禍3回目の夏、ようやく、明るいニュースが報じられました。優勝、おめでとうにほんブログ村
2022.08.24
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「処暑」処暑とは、厳しい暑さの峠を越した頃。朝夕には涼しい風が吹き、夜には心地よい虫の音が聞こえてきます。暑さが和らぎ、穀物が収穫の時を待っています。が、同時に台風の季節の到来でもあります。加えて七十二侯(8/13~27日頃)では綿柎開(わたのはなしべひらく)にあたります。自然は季節の恵みだけでなく、厳しい災害をもたらす脅威でもありこうした災害に備えつつ、実りの秋を迎えるためにも、夏の疲れはこの時期にしっかり癒やして労っておきたいものです。(早寝早起きも宜しいかと‥)夜空に目を向ければ夏の星座がとても美しく見える頃です。夏の星座と云えば織姫、彦星、鵲(白鳥座)、七夕に由来する星です。その夏の大三角形が今頃はとてもハッキリと見えます。「お天気ネット」から分かりやすい「夏の大三角形」の写真をお借りました。下の写真を参考に上の写真と見比べて夏の大三角形を追ってみては如何でしょうか‥こと座の一等星「ベガ」(織姫)わし座の一等星「アルタイル」(彦星)白鳥座の一等星「デネブ」(鵲)です。一般的には7月7日が七夕ですが国立天文台では旧暦7月7日に相当する日として、「二十四節気の処暑を含む日か、それよりも前の処暑に最も近い新月の瞬間を含む日から数えて7日目」を伝統的七夕と呼んでいます。処暑を迎えると外に出て星空を見上げていても涼しい風が頬を撫でて虫の音も日々賑やかになってゆきます。そしてなんとか「天の川」らしきものもふんわりと見えて来ます。と、私は簡単気に言っていますが予備知識があるから、すぐに星を見つけられるので誰でもすぐに夏の大三角形や天の川に標準を合わせることは難しいものです。(全天は広くて大きのです。)因みに、夏の星座のこのトップ3は東京でも見ることは可能です。それぐらいに明るい星々なのです。この夏の大三角形に横たわる天の川は暗闇でないと見つけることはできないと思います。さてと、昨日、庭仕事のやり過ぎで今日は、整形外科でリハビリをしてきました。裏庭は昨日のままです。今日は流石に手をつけません御身は大切に‥ですねにほんブログ村にほんブログ村
2022.08.23
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2022.北京オリンピックが終わるや否や大国ロシアとウクライナの戦争が始まった‥双方、それぞれに言い分はあるだろう‥私には、どちらが正しいとは言えない‥どっちも正しくてどっちも正しくないのかも知れない。日本も対岸の火事ではないけれどこんな悲惨なことが嘘の様に「暖かい」陽射しに柔らかい風の「三月」を迎えた。「春」ですね〜春は、「春」と言うだけでどこかへ出かけたくなる気分にさせます。寒くて雪や氷に覆われていると心まで凍りついて「前」を向かなくなりますが「春」は、どんな姿形は分かりませんが「あ〜春が来たんだ〜」と身体全身の細胞が認識します。今宵は「三月」の「月名の異称」を少し書いてみます。「弥生」「建辰月」「花月」「嘉月」「桜月」「称月」「禊月」「蚕月」「桃月」「宿月」「花見月」「早華月」「夢見月」「花津月」「春惜月」「晩春」「暮春」「末春」「殿春」「春草」「春宵」「春抄」「花老」「華節」「花飛」まぁざっとこれくらい私の「暦の本」には記載されています。こうした「月」の呼び名は日本書紀にも書かれており定かではありませんが私たち日本人はかなり古くから季節の移り変わりを美しい「月」の呼び名を付けていたのです。「春」を三つに分けて「初春」は立春から啓蟄の前日まで「仲春」は啓蟄から清明の前日まで「晩春」を清明から立夏の前日までとしています。そして、春全体を「三春」と言います。「桜」の花は早咲きを含めれば「春」全体に咲き誇る日本の「国花」ですね〜にほんブログ村にほんブログ村余談毎度の事ながら月の異称をパソコンのキーボードで打っても一回で出てくることはありません。一つ、一つ、一文字づつ打たないと漢字が書けないおバカなパソコンです
2022.03.01
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昨日、二十四節気の「雨水」を迎えた。昨夜から雨が降りはじめた。「雨水」だから「雨の夜?」でも、妙に暖かい夜だった‥夜の12時で気温は6度もあった‥春を呼ぶ雨です。今日は朝から雨模様夕方になってもまだ雨空が広がっている。西の空が明るくなった‥時間は夕方の4時半頃。青空がのぞいている‥あ〜お天気は回復なのです。周りの雲はまだ雨雲で黒いけれど空は青い‥本当に青い‥春の匂いがするように青い‥って‥思っていたら‥一天にわかに掻き曇りいきなりの霰が降る‥凄い音。TVの音も電話の音も車の音も聴こえない程の「霰」が降る。10分もしないでこの有様。地面は真っ白「霰」は固い‥指で押しても潰れない‥そのあと、10分ぐらいで天気は又変わった‥夕焼けです。西の空にはまた、青空が見えはじめた。それから空は赤く染まった‥(忙しない‥)季節は確実に「春」を間近に迎える準備をしている。さて‥疑惑の「北京冬季オリンピック」が閉会式を迎えている。さぁ、閉会式は最後まで見なくちゃ‥このオリンピックは羽生君の災難から見ていないから‥では、TVへ‥にほんブログ村にほんブログ村
2022.02.20
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1月〜12月まで「月」にはそれぞれ和風月名とか月の異名があります。7月の異名は一般的には「文月」ですがどうして、「文月」なのでしょう<ウエザーニュースではこう書いております。>稲の穂が実る頃という意味の「穂含月(ほふみづき)」が転じて「文月」になったという説があり、さらには、むかし七夕に書物を干す行事があって書物(文)をひらく(披く)という意味から、「文披月(ふみひろげづき)」と呼ばれるようになり、それが「文月」になったという説もあるようです。他にも七夕月相月 秋初月 歌見月 女郎花月建申月七夜月などがあります。一年の後半が今日から始まります。お床のお軸を変えました。先日、「西山御殿」にお伺いしたので水戸光圀の「梅里先生の碑陰並びに銘」を飾りました。このところ、我が家の庭には返り咲きの花がいくつかあります。(つつじ、木瓜、西洋桜草など)その中で、春に咲いたバラのホーカスポーカスが花は小さくなったけれどまた咲きました。黒バラに黄色の斑入り。普通は、お床にはあまり飾りませんが頑張っている花を愛でたいと思ったので一輪飾りました。山吹の返り咲きは毎年のことですが桜の頃に咲いた山吹がポツリポツリと咲いています。枝垂れ桜の葉が鬱蒼としているのでなかなか日が当たりませんがそれでも3輪、花を付けました。昨日、煎茶道の友人から美味しい新茶が届きました。高級なお煎茶です。お菓子も一緒に送られて来たのでとりあえず、一煎点ててみました。フワフワの生地の中に桃ゼリーが入っている程よい甘さのお菓子です。お煎茶も出来の良い甘く香りも良く飲んだ後に清涼感が広がるお茶でした。西山荘のお抹茶のお出し方を意識して赤い大きなお盆に置き合わせしました。今日は肌寒いので暖かなお煎茶も「いとをかし」ですよ。今日は早朝から雨です。各地に警報が出るくらいの大雨ですが当市は、それほど多くの雨は降っていません。白い鋸草の花も一枝花入れに挿しました。一見、白い花ですがうす〜いピンク色を漂わせる花です。このBlogの一番最初の写真が鋸草の葉の部分のアップです。「のこぎり」のような葉の形状ですが実際に、この葉は触ると痛いのですよ。さぁ、今日は「木曜日」「写経」の日です。気持ちを落ち着かせて雨の音と風のゆらぐ音を聞きながらゆっくりと写経をしましょう。にほんブログ村にほんブログ村
2021.07.01
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本降りですね〜開花した子滝桜が雨にとっぷりと濡れています。この時期に降る雨を「催花雨」または「菜花雨」と言います。春の花々が早く咲くようにと催す雨という意味です。春の季語にもなっています。日本は「雨の国」ですから雨の用語がたくさんあります。特に春と秋には数多くの雨の名前があります。せかされて咲いた桜の花は見頃は短くて満開を過ぎてから雨が降るとその身を散らしてゆきます。こんな時に降る雨を「花の雨」と言います。同じ意味を持つ雨の用語は他にもあります。「桜雨」「桜流し」など‥日本語の表現は多彩で奥が深くて細やかですね。白い椿や白い木瓜などは雨に打たれると花びらの色が茶色く変色してしまいます。頭の大きな椿などは本降りの雨に打たれるとそのままの形で地面にぽとりと落ちてしまいます。雨が降っているのにそんなに寒くはありません。やっぱり「春の雨」なのですね〜庭の窪んだところに雨水が溜まります。そこに十二単の花が芽を伸ばしてきました。秋に咲く小菊の新芽も負けじと範囲を広げています。今日は天気予報によれば一日中「雨」です。猫のマオも外に出たくても雨を見ては諦めて寝ています。私も今日は外出はしません。雛仕舞いをしたいところですが湿気が多い時には片付けは避けなければいけないので今日は雛仕舞いも無しです。こんな日のために撮り溜めしてしている華流のドラマでも一気見して夜は夜で古代史のおさらいでもしようかと思っています。全国の桜の開花が促される「催花雨」になりそうですね。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2021.03.13
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「勤労感謝の日」「我慢の三連休」の最終日です。昨夜の地震は怖かったけれど全然知らない人だって大勢います。地震の恐怖を知らない人が羨ましいですよ〜そんな話をしながら友人を家まで送って行きました。夕刻の色合いが深くなって筑波山の向こうが燃えている様に見え始めました。同じところで写真を撮っているのに瞬く間に山燃える色に変化していきます。友人が言いました。「こりゃあ、山火事みたいに赤いわね〜」「そうね〜柿の葉も真っ赤よぉ〜」茜色に染まる夕暮れには柿の葉も特別赤く見えます。献上柿の収穫もとっくに終わって売り物にはならない柿が取り残されていました。小雪を迎えて里は冬景色に色模様を変えていく途中ですね〜秋の名残冬の始まり何があって季節は只々移ろいゆくだけです。雨も降っていないのに柿の葉は美しく照り葉の状態を保っています。大きな雲が筑波山の上を覆い尽くしています。友人の家が見えてきました。「今日はご馳走様。送ってもらって助かった〜〜ありがとうさんね。」「私も送ってきて良かった。おかげでこんなに美しい柿畑と筑波山を見る事が出来たわ〜」日本語の色の表記は美しいと思った。今夜はぐっすり眠りたいわぁ‥にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2020.11.23
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万葉集からの出典となった「令和」という新たなる元号。初春の令月にして気淑く風和らぎ梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫らす梅の花は万葉集は120首詠まれているのに対して桜は42首である。以前、梅と桜は「国花」を争った花である。梅は、春の目覚めを教えてくれる花であり万葉集の頃の貴族たちの庭に植えられていたのはきっと梅の花であったように思う。新しい「令和」時代はどんな時代になるのだろう。春に花が咲き、皆に喜ばれる実を結ぶ梅の花。明るい未来に馥郁たる香りで和やかな時を歩んで欲しいと祈るばかりである。にほんブログ村にほんブログ村
2019.04.01
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春の土用2018年4月17日(火)春の土用入り〜5月4日(金)春の土用明け(18日間)戌の日4/24(火)に「い」の付くものや「白い」食べ物を食べると良い。例えば、イチゴ、イカ、しらす、大根など‥とモノの本に書いてある。また、土を司る土公神(どくしん・どくじん)という神様が支配する土を犯したり動かしてはいけないとされている。これもモノの本に書いてある。土を犯すと言っても畑仕事などは良いのだろう‥しかし、家を建てたり、引っ越ししたりするのは良くないらしい。科学的に考えれば季節が大きく変わる約半月余り無理をしないで、旬のものを食べ、五月病やイライラ病、花粉症に風邪、体調不良に気をつけて日々を過ごし夏を迎えなさいということなのだろう。昨夜から今朝にかけてかなり肌寒い‥どうやら、風邪を引いたようである。旅の疲れを癒しつつ、のんびりと1日を過ごしましょう‥庭いじりぐらいなら、土の神様「土公神」も怒りにも触れないかも‥それとも、草取りも土を犯すのかしら?
2018.04.17
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小さな港町を通り抜け交差点を右に曲がるとそこに「月の砂漠」があった。鄙びた漁村とは思えない風景が目に飛び込んできた。作詞 加藤まさを 作曲 佐々木すぐる1 月の砂漠を はるばると 旅のらくだが 行きました 金と銀との くら置いて 二つならんで 行きました2 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもで結んで ありました3 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上着を 着てました4 ひろい砂漠を ひとすじに 二人はどこへ いくのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘を越えて 行きました だまって越えて 行きました誰でも知っているあの有名な童謡「月の砂漠」である。この「月の砂漠」の歌詞を作った舞台としての「御宿海岸」作詞家 加藤まさを所縁の「月の砂漠記念館」にやってきた。歌の歌詞通りにラクダに乗った王子様とお姫様が居る。なんともはや、絵になる風景だった。夕日が綺麗な日には、きっと美しい二人の姿がもっと映えることだろう。記念館の中には、それは、それは、可愛らしいものがたくさん展示されていた。メルヘンは歌詞だけではなかった‥まぁなんと‥小さいものにも心を込めて‥その続きは、また明日にほんブログ村にほんブログ村
2018.03.25
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兼題を何にしようかと決める際に重要なことは、読者が、決められた文字をどのように解釈して使ってくれるかどうかに掛かっている。兼題は、「日 出 海 湖 沼」今まで、お正月らしい、文字や干支、地域名などを兼題としていたのですが、今年は「第17回 世界湖沼会議」が 茨城県で開催されるので「日 出 海 湖 沼」を選んだと言う訳です。俳句、川柳、短歌、和歌、連歌、狂歌、都々逸などは言うなれば、文字遊び(ご不快になられた方には申し訳ない)です。如何に、上手に文字を並べて、その思いを詩にする。簡単に言ってしまえば、一つの漢字を音読み訓読み幾通りに読みこなせるか?あるいは、その漢字の意味や使われ方をどれくらい知っているか?です。それは、作品を作るにあたってその季節への思いとか郷土への愛着とか、家族、友人、習慣、風習、その時々の自分が感じたことを決められた文字から詩として作り上げてゆくこと。茨城県には大きな湖の霞ヶ浦や沼、そして、長い利根川があります。太平洋に面した海岸線は、ほぼ南北方向に伸び、延長約190kmの単調な形状をしています。目立つ山は筑波山ただ一つです。兼題の「海 湖 沼」が県内のことと判ればいくらでも新春に相応しい作品がつくれる筈です。毎日新聞水戸支局と選者の私とで毎年、移りゆく世の中をことを考えつつ兼題を決めます。さて、今年も多くの作品が寄せられました。ハガキやメールで集まった作品は90作品になりました。その中から、もっとも優れた作品5つが昨日、紙面に掲載されましたので改めてご紹介致します。秀逸1、海を見渡す駅舎で拝む 心新たの初日の出 <日立市 市川てまり>2、赤い鳥居に白波立てば 初日 海より昇り来る <水戸市 摩耶 連>3、海風冷たく吹いてはいるが 穏やか日差しの初詣 <北茨城市 白川桐花>4、涸沼(ひぬま)の夕日がゆく年ならば くる年 日の出の大洗 <ひたちなか市 田中 優> 5、元日早々 ヘラブナ釣りは 利根川辺りか流源湖(りゅうげんこ) <古河市 川島あんず> △ 海に湖 山 川 沼と 日の立つ処(ところ)に明くる春 <緑仙>ちなみに、日立駅の駅舎は全面ガラス張りなので太平洋がよく望めます。赤い鳥居が岩礁に立つ大洗海岸は、初日の出の時には大渋滞するほどの日の出スポットです。また、涸沼という沼は日本三大しじみとして有名なヤマトシジミの産地であり涸沼は夕景がとても美しい場所です。坂東太郎と呼ばれる利根川はヘラブナ釣りも盛んな場所で大晦日から元旦にかけて、太公望が集まります。応募して下さった方々の郷土への思いを受け止めながら作品を選する私も「日の立つ処」日立市の由来にもなった語句から一つ作りました。都々逸を嗜まれる皆さんが作った作品を選をするのは私ごときでは荷が重いのですが十何年も続けて選者をさせていただけることが幸いに思います。にほんブログ村にほんブログ村
2018.01.17
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お正月の室礼を考えながらあれやこれや納戸からいろいろな箱を出しては「あ〜これもだいぶ飾っていないわぁ〜」とか‥「あ〜これ懐かしいわぁ〜」とか‥「お父さんは娘思いの孫思いだったんだわぁ〜」とか‥そんなこんなでちっとも捗らないお正月飾り。すると、「ピンポーンと玄関のインターホンが鳴る。「は〜〜い!」と玄関に行くと新聞屋さんの集金です。「今年もありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。 はい、領収書と干支カレンダーです。」「今年もお世話様でした。」「良いお年をお迎えください。」 しばらくしてまた、「ピンポーン」と鳴り、誰か来たみたい。今度はガス屋さん。同じような会話をして「良いお年をお迎えください。」と‥気を取りなして室礼を思考中‥すると、また、誰か来たみたい。今度は、保険屋さん。「どうぞ、良いお年をお迎え下さい。」とカレンダーを置いてゆく。 お正月の室礼はいつになっても決まらないしこれじゃあ、納戸も部屋も箱が出しっ放しで片付かないじゃないあっ、また誰か来たみたい‥ディサービスのケアマネージャーさん。親切な方で介護のいろいろな情報を教えてくれて来年のカレンダーを渡しながら「良いお年をお迎え下さい。」と‥ケアマネさんが帰ると入れ替わりに町内会の区長さんがやってきて「火の用心」のビラを配っていると言う。そして、思い出したように‥「あっ、もう良いお年を‥ですねー 改めて良いお年をお迎え下さい。」と‥なんで、みんな今日なんだろういつまでたっても終わらない広間のお正月の準備。あらあらどうしましょうや‥明日は、朝から夕方まで今年最後の病院のハシゴですよぉ〜時間が取れませんよ〜28日には、室礼が出来ていないと‥時計が3時半を回っている‥外を見た‥風は強いけれど柔らかな陽射しが差し込む。何やら、少し日が伸びたような気がした。「どうぞ、良いお年をお迎え下さい。」この決まり文句の日があと5日続きます年末の優しい気持ちの表れの日本語ですね。にほんブログ村にほんブログ村
2017.12.26
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今朝の雨脚は強く、今日は一日中雨の予報だったのに午前10時ごろから雨は止み、日差しが少しあり、夜になってからしとしとと雨が降り始めた。長月九月もそろそろ終わる。夏の名残の花々が、まだまだ頑張って命を繋いでいる。朝顔は、今も毎日咲いてくれる。九月も終盤を迎えると朝顔は天気が悪いと午前10時半ぐらいまでは萎まずに咲いている。松葉牡丹の花も色とりどりに咲いている。松葉牡丹をポーチュラカって呼ぶ人がいるけれどやっぱり、松葉牡丹とか滑莧(すべりひゆ)って呼んで欲しい。カタカナだと花の意味が分からないじゃない?百日紅も、まだまだ元気に咲いている。暑かったような冷夏だったような夏が行こうとしている。そんな季節の架け橋になるような花を総称して「残花」と言う。一般的には「残花」とだけ言えば「散りゆく桜」を指すが残花の前に季節用語を入れればおのずといつの季節かが指定される。西は今も暑くて東は先月から肌寒い。2017年の夏は異常気象だったと言えそうである。にほんブログ村にほんブログ村
2017.09.28
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日本は、「雨の国」そう教えて下さった茶の湯のお家元。「雨の国だからこそ、雨の言葉がたくさんある。季節ごとに雨の言葉を使い分けなさい。」と‥春雨、春驟雨、菜種梅雨、春雨百穀、春霖、慈雨、次雨翠雨、瑞雨、どれも春に限って使われる雨の言葉。そして、今日の「催花雨」春に開花する花々は、この時期の一雨、一雨で蕾が膨らみ、花が開きます。まるで、雨が花に咲くようにと催促しているかのような雨なので「催花雨」と言います。雨が降ると寒くても確実に春が近くなってきたと感じるこの頃ですね。白い木瓜の花が咲いた。やはり、雨に催促されたからかしら?草も1日で背丈を伸ばすようになって私の庭仕事もそろそろ準備をしなくてはいけない季節になります。にほんブログ村にほんブログ村
2017.03.07
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正月の最も優美な遊戯は?と問われればそれは「百人一首」と私は答えるだろう。わが国で詠み出された和歌は、万葉集以来その数は夥しい。しかし、広く愛誦され、長い歴史の中で一般家庭に及ぶまで親しまれてきた和歌は、百人一首に及ぶものは他に無い。いわゆる、百人一首は藤原定家の撰と言われ定家が京都洛西嵯峨に有していた小倉山山荘の襖の色紙形だったらしい。天智天皇から始まる百人の歌人の代表的な和歌を一首ずつ選んだというのがその云われである。百人一首の遊び方、つまり、カルタ取りは大まかに4つに分けられる。1、散らし取り 無秩序に百枚の札を散らしてその周りに円陣を作って カルタを取り合う。2、源平合戦(紅白戦) 参加者の人数を任意に分けて 百枚の札を五十枚宛各陣が持ち、相対して取り合う。3、競技かるた 一対一の個人対抗戦で持ち札二十五枚で取り合い 速く無くなった方が勝ちである。4、リレー競技 競技かるたのように行うが 両陣営が同数で組み、定めた枚数の読み札で選手を交替して 一対一で取り合う。なんにせよ、記憶力、思考力、集中力、注意力などが必要であり情操面や文学面にも役立ち、誠に良い遊戯だと私は思う。久しぶりに「百人一首」を棚の奥から取り出してずらっと並べてみましょう。多分、全部、憶えているに違い無い。何しろ、二歳からやっている百人一首、そうそう簡単に忘れるものでも無い。にほんブログ村にほんブログ村
2017.01.10
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この頃、今一つ二つ三つと意味がよくわからないカタカナ用語が乱立していると思いませんか?どういう意味なのか使っている人は詳しく易しく説明してくれないかしら。日本人なのに、横文字ばかりの言葉で話させれても私にはよく分かりませんよ。例えば、最近よく耳にするカタカナ用語ってアジェンダレガシーコミットアクティブリスニングコストパフォーマンスプライオリティーメディアリテラシーコンプライアンスアテンドオピニオンリーダーコンセンサスワイズスペンディングダイバーシティーサステイナブル などなど日本語表現が出来るのであるなら日本語で話して欲しいと思いますよ。日本人同士なんだから。私がよ〜く理解しているのは「サスティナブル」「サステイナビリティー」だけ。これだけは、きちんと勉強したのでそもそもが分かっていますが、他の言葉は、はっきりとは分かりません。私だけが不勉強なのかしら?皆さんは、ちゃんとご存知なのかしら?甚だ、疑問の「カタカナ」です。にほんブログ村にほんブログ村
2016.12.03
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敬老の日が過ぎたあたりだろうか?各新聞社で「ことば」について述べている。「日本語」「敬語」「若者ことば」「世代間ことば」「ネット用」等々。「ことば」は「言の葉」それは、「言霊」「ことば」は、声に出したり、文字にすると「力」を得る生き物のようである。若い人たちが生み出すコトバは、言霊の宝庫のようではあるが、一過性のものとも言える。その若い世代が親になれば当たり前のようにそれは、ほんの一部であるにせよ受け継がれてゆく。日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字(音読み、訓読み)外来語の順列組み合わせが多分、世界一、複雑なのではないだろうか?英語は、どんな難しくても26文字の組み合わせでしかない。中国語も漢字のみの組み合わせだ。比べて、日本語は、文字表記だけでも三種類ありひらがなにするか、カタカナにするか、はたまた漢字で書くかでその意味合いがなんとなく変わってくる。若者ことばは、私には意味不明なものが多い。それだけ自分が歳を取ったことになるが、美しい日本語表現が粗雑になっていくような感もある。言葉は、子供の時、と言うより、お母さんのお腹に中にいる時から幼子は、少しずつ覚えて行くそうだ。やはり、小さいうちから覚えないと大人になってからはちゃんとした言葉遣いを覚えるのは厄介で困難であるように思う。私もそんなに丁寧な言葉遣いをしているわけではないが、極力避けているのは、言葉を端折って短く言うことや、はっきりとした意味も分からずに外来語を使うことである。とある人に、なぜ、言葉をは端折るのか?と尋ねたところ、「長く言うと時間の無駄だから」と言い返された。それから、もう一つ、なぜ「ら」抜き言葉なのかとも尋ねた。「別に、らがあろうが無かろうが通じる。」と笑って答えた。日本語の文法を全く無視している。嘆かわしいことだと思った。そろそろ、喪中はがきの印刷受付のチラシや看板が見受けられるようになってきた。そのチラシを見ると、喪中の挨拶文、寒中見舞いの挨拶文が、ほとんどどれも同じ内容文であり而も、横書きもある。(ハガキの裏面の柄も喪中ということを全然考えていないようだった)喪中はがきの横書きなど礼儀を欠いているとしか言いようがない。こんなことを平気でやってしまう印刷請負会社が多々あるところが日本語の危機なのかも知れない。にほんブログ村にほんブログ村
2016.09.24
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兎に角、使い慣れておくことが肝心である。敬語は大きく三つに分かれている。1.尊敬語 その人自身や、その人の行動、その人の所有物や、その人がおかれている環境などを高めて表現することにより、その人に対する敬意を表わす。 2.謙譲語 自分や、自分の行動、自分の所有物や、自分がおかれている環境などをへりくだって表現することにより、相手に対する敬意を表わす。3.丁寧語 「お」「ご」などの接頭語をつけたり、「です」「ます」をつけたりすることで、丁寧な表現をすることで相手への敬意を表わす。 週刊誌にこのような記事が掲載されていた。 ↓「大人の敬語」と書いてある。簡単な言葉遣いではあるが、慣れていないとそう簡単に口からスムーズに出てこないような言葉である。丁寧な敬語が使えると「品格」が上がると言われているがただ、敬語が使えれば良いというものではない。品は「教養」と「美意識」が高くなるとそれに伴って高くなる。つまり、「教養」と「美意識」と「品位」は<三位一体>の関係にある。どれ一つも欠けることはないのである。にほんブログ村にほんブログ村
2014.07.09
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誰にでも丁寧な言葉遣い。マニュアルで覚えた通りではなく敬語も使い分けて頂きたい。親しい間柄とてあまり無骨な言葉遣いは如何なものか?軽い調子に慣れてしまうと丁寧さに欠けてしまう。ついうっかりと口から飛び出してしまう無作法な言葉。「おもてなし」の文化を世界に発信したいと言いながらも「おもてなし」の言葉の由来も意味も理解していないままの人たち。そういう人たちは難しいわね。先ずは、一つ一つ丁寧な言葉を覚えてから一から始めましょう。さりとて‥‥今更ながら伯母の口癖が思い出される。「言葉遣いが丁寧で咎められるなどございませんわ。」本当に丁寧な言葉遣いの伯母であった。にほんブログ村にほんブログ村
2014.06.02
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新暦であれ、旧暦であれ日本の場合、暦を決める上で重要なのが二十四節気。地球上から見た太陽が、一周して戻ってる一年を二十四等分したものである。本日は「寒露」毎年、だいたいこの頃であり、戌月の正節で秋の山野に宿る露の意味であり、朝夕に寒気を感じ始め、五穀の収穫も盛んで雁が渡り、そろそろ菊の花が咲き始める。日脚も短くなり、燈火が恋しくなる夕方。今宵もそうして更けてゆくのだが台風24号の影響で西日本では真夏日が観測され、雨風も強く、蒸し暑い一日だった‥しかし、夜になって風も冷たくなってきた。季節が移り行く様がよく解る「二十四節気」。日本語は美しいと思う。一番上の写真は「染付 兎形皿」伊万里焼17世紀頃の逸品。<佐賀県立九州陶磁器文化館 所蔵>にほんブログ村にほんブログ村
2013.10.08
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十一月になりました。庭の小菊が今年は殊の外綺麗に咲きました。<わが生命 菊にむかひて しづかなり 秋桜子>「十一月の異名」神楽月 かぐらづき葭月 かげつ神帰月 かみきづき鴨月 かもつき ちょうげつ建子月 けんしげつ広寒月 こうかんげつ辜月 こげつ朔月 さくげつ霜月 しもつき霜降月 しもふりつき霜見月 しもみつき章月 しょうげつ千月 せんげつ達月 たつげつ露隠葉月 つゆごもりのはづき天正月 てんしょうづき子月 ねづき復月 ふくげつ雪待月 ゆきまちづき雪見月 ゆきみづき竜潜月 りゅうせんづきさて、この異名をどう扱うかがそれぞれの個性であり、教養である。にほんブログ村にほんブログ村
2012.11.01
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「僕の日本語、変ですか?」「例えが悪かったのでしょうか?」「教え方がどこか間違っていますか?」「理解してもうらうにはどうしたら いいのでしょうか?」「あまり直接的では失礼ですよね?」ちょくちょく、こんな話を私に問いかけつつ話かけてくる若き先生は、とある生徒さんの覚えが悪いので長きにわたって日本語表現に悩んでいらっしゃる。この若き先生を私は応援している。30代で、こんなに60〜70代の人に懇切丁寧に教えて下さる先生はいないと私は彼を高く評価している。気付かない人はいつまで経っても気付かない。わざと素知らぬふりでもしているのだろうかと思うくらいに気が付かない。素直さに欠けると言うか‥ああ言えばこう言うなのである。屁理屈を言ったところで「右」は「右」「左」ではないのである。「前」と「後」の区別が付かなくてどうする?出来の悪い生徒はだいたい、先生が言ったことと反対のことをする場合が多いのである。どんなことでも基本は差して難しくはない言葉で表記されたり、話されたりするものである。理解力が足らないと、必ずと言っていいほど例外的なことを持ち出して話をゴチャゴチャにしてしまう。また、先生の話をちゃんと聞いていないし、メモも取らないし、復習もしない。それでは、覚える訳もない。若い先生は、年配の方に何かを教える時に困る事がたくさんあるのだ。何しろ、相手は親子程、年齢が違うのだからいろいろとやりにくい。私も、かつて、同じような経験をしている。なかなか、分ってもらえないと自分の教え方の未熟さと、年齢のギャップを感じ、思い悩んでしまう。しかし、今回、問題になっている人は本当に日本語が通じないのかと思う時がある。かなりキツメの皮肉を言っても何処吹く風である。ここ、3〜4年、私の周囲でもこんな人が増えている。優しく言えば付け上るし、正直に言えば言った私の方が傷ついてしまう。困った‥そんなこんなの苦い体験をBlogに書き残している私である。時間のある方は読んでみて下さい。勿論、私も日々反省をし精進をしておりますが「先生」つまり、何かを教えて下さる方を泣かしてはいけない。にほんブログ村にほんブログ村関連記事↓<いい加減に気付けよ><はったり><世間の体裁><どんどん、どんちゃん><身だしなみ>
2012.10.01
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毎年、一番乗りの「暑中お見舞い」を下さる方は「かづさや」さんのご主人。七月の最初の頃に届く。梅雨の真っ只中なので「五月闇」の頃であるが暦上は「仲夏」「小暑」と云う。暑中見舞いの葉書がぱらぱらと届くのは梅雨明けから大暑、土用の丑の日の周辺が多い。今日届いたお茶の先生から届いた暑中お見舞いの内容がとても心に染みた。その一下り‥「美しい四季があるのは嬉しい事ですが 最近のお暑さには少々考えさせられます。 どうぞ、お元気で、又お目文字を!」本当にその通りで気象用語に「猛暑」が取り入れられ気温が35度を超える日が昔よりはるかに多くなった。私も元気な内にシャキッとしつつ、しとやかに「夏のご挨拶」にお伺いしましょう。にほんブログ村にほんブログ村
2012.07.23
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私は、〇〇資格〇級。俺は、この間、〇〇の資格を取った。兄妹で〇〇の〇〇級なんだ。先日、「筆運び」を習いに来ている生徒さんから突如、質問された。「先生は、書道何級ですか?」困った‥私は書道とか書家の資格は持っていない。嘘をついても仕方がないので「私は、書道は特別習ったことはないのよ。」と答えた。「え~~~~~~~!」と返された。書道を教えているとは一言も云っていない。ただ、自分の名前と住所ぐらいは上手に書きたいから、そのコツは教えて下さいと頼まれたから、コツを教えているだけである。今時、筆で字を書くことなどほとんど機会がないのが実情。書くとしたら、やはり、住所と名前を芳名帳に書くぐらいである。生徒さんは、笑って納得してくれた。勿論、ちゃんと書道を習いたいなら書家の先生をご紹介する。もう皆さん、子どもではないのだから全く知らない白紙の状態で書家の門戸を叩くのはどうかと思うのである。(以前、私はそれで大恥をかいてしまった) それ以来、ちゃんと習っていない‥)取りあえず、「硯にむかひて‥」の精神ぐらいは知っていた方が恥をかかずに済むからである。それに、出来る人は「資格」があろうがなかろうが上手と云うか、お見事な出来である。(自分もそうなれば良いと思っている)先ずは、筆に慣れることが一番であるにほんブログ村にほんブログ村
2012.07.20
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パソコン暦は、もう15年にもなるがまだ、なんにも使いこなせない状態。ブログもこうして毎日、記事をUPするようになって3年程度‥パソコン教室にも行っていないのでパソコン用語が分らないまま、現在に至っている。インターネットの普及は凄まじい勢いであまりの速さに、とても付いては行けない。ところで検索エンジンと言うのか検索サイトと言うのか「Google」で何かを一生懸命に探していることを「ググっとする」と云うそうだ‥「グーグル」だから短くして「ググ」なのか‥?日本人気質なのかも知れないね。大昔から言葉を端折ってしまう癖は代々受け継がれているんだね~例えば「急がば回れ」「論より証拠」「桃栗三年」など、もっと長いことわざなのにこれで話が通る。又、 人の名前や 固有名詞も短く短くしてしまう。パソコンもパーソナルコンピュータ(Personal computer)を短くして作られた造語。いつだったか、メールで新年のご挨拶で「あけおめ」と云うのも流行った。やはり、日本語は正しく使わなくては‥と言いつつ知らない内に「ググッと」している自分がいるにほんブログ村にほんブログ村
2012.06.26
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尋常小学校の唱歌「鎌倉」1.七里ガ浜(しちりがはま)の磯伝(いそづた)い、稲村ケ崎(いなむらがさき)、名将(めいしょう)の剣(つるぎ)投(とう)ぜし古戦場(こせんじょう)。2.極楽寺坂(ごくらくじざか)越え行けば、長谷観音(はせかんのん)の堂近く露坐(ろざ)の大仏おわします。3.由比(ゆい)の浜べを右に見て雪の下村(したむら)(注4)過行(すぎゆ)けば、八幡宮(はちまんぐう)の御社(おんやしろ)。4.上(のぼ)るや石のきざはしの左に高き大銀杏(おおいちょう)、問わばや、遠き世々(よよ)の跡(あと)。5.若宮堂(わかみやどう)の舞(まい)の袖(そで)しずのおだまきくりかえし返せし人をしのびつつ。6.鎌倉宮(かまくらぐう)にもうでては、尽きせぬ親王(みこ)のみうらみに悲憤(ひふん)の涙わきぬべし。7.歴史は長き七百年(しちひゃくねん)、興亡(こうぼう)すべてゆめに似て、英雄墓はこけ蒸(む)しぬ。8.建長(けんちょう)円覚(えんがく)古寺(ふるでら)の山門(さんもん)高き松風(まつかぜ)に、昔の音やこもるらん。明治や大正の頃の作詞家は素直で判り易い歌詞を書く。稲村ケ崎は、本当にこの歌の通りの場所である。先日もブログ(2012.6/6記事)に書いたがこの「鎌倉」と云う歌の4番の歌詞にもある鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れてしまったことは返す返すも残念!にほんブログ村にほんブログ村
2012.06.18
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日本には、雨に関する言葉がたくさんある。今年も梅雨のシーズンがやって来た。「梅雨」と言っているが私は「雨季」だと思っている。「雨季」が終わると「乾季」の真夏が「夏日」「真夏日」「猛暑日」「炎暑」に「酷暑」を連れてドカッと日本の「空」に居座る。とは云え、我が国は「雨の国」である。とにかく、雨の呼称が多い。少し、挙げてみよう。「驟雨」「地雨」「小糠雨」「雨だれ」「ひそか雨」「春時雨」「春雨」「春霖」「菜種梅雨」「虎が雨」「走り梅雨」「翠雨」「卯の花腐し」「梅雨」「入梅」「栗花落」「五月雨」「五月闇」「梅雨の中休み」「空梅雨」「送り梅雨」「戻り梅雨」「夕立」と梅雨明けまでに多くの名前を使い分けている。雨が多いと、湿気が多く、お洗濯もお布団も干せない、傘を何度置き忘れて来たことか…と、嫌なことばかりが思いおこされるが、雨が降ると緑が殊更に美しい、埃もあまり立たない、白い花や白いシャツが一際美しい。雨が降ると、お天気の時とは違う衣食住がある。もう一度、雨を見つめてみると良い。そうだ!「雨は天からの恵み」である。「水は命の源」である。にほんブログ村にほんブログ村
2012.06.09
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今日は真夏日のように暑かった。さぞや、こんな時はビヤガーデンなど混雑することだろう。ビールもサワーも暑ければその量も増える。いささか多量に聞こし召して、ちょっと大きな声で「大将!お愛想して!」と云っている人を見かけることがある。これは、主客転倒で本来は、店側がお客に対して云う言葉である。愛想をよくして代金をたくさん頂くというのが「お勘定」‥<こりゃ失敬!>「愛想」は、漢字の意味の通り「相手への思いやり」「相手への好意」の意味である。「愛想」は、店側にはあった方が良い。また、男女問わず「愛想」の良い方が良い。「無愛想」「愛想尽かし」「愛想笑い」「愛想」を良くするのは結構人生において難しく複雑な想いを抱える事がしばしばある。にほんブログ村にほんブログ村
2012.06.08
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人が使う言葉には、その人の「育ち」その人が身につけた文化的価値観という情報が組み込まれている。つまり、言葉遣いで「育ち」が分ってしまんですね。そう言えば、昔、昔の映画『マイ・フェア・レディ』(My Fair Lady)も「言葉」を重要視した内容だった。その主演女優オードリーヘップバーン曰く「美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。」「美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。」なるほど‥にほんブログ村にほんブログ村
2012.02.17
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「福は内」「鬼は外」と追儺の儀式が終わり一夜明けて「寒明け」となった。神様は、ちょっとだけ寒気を緩ませて「立春」もどきの朝を下さった。今日だって決して暖かくはないが昨日や一昨日よりいくら肩の力が抜けるような気がする。さて、こんな時期に一度くらい使って頂きたい言葉がある。「探梅」と「薄氷」春入る頃の美しい日本語である。禅語に 「梅花和雪香」 (梅花雪に和して香ばし)とある。馥郁たる香りの梅を雪の中探して歩く。手洗い鉢や池などに薄らと張る氷や解け残っている氷は、いずれにしても水温むがもうじきであることを告げている。心に潜む邪悪な鬼を追い払って春告げ鳥と笑顔の光を取り入れよう!余談二十四節気が新暦に添うていないと言われる昨今であるが「暦の上」だけでも良いではないか‥失礼を承知で書いているが大概の人は二十四節気を言えないし、知らないようでもあるのだから‥にほんブログ村
2012.02.04
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