青い空の向こうに〜8歳の娘を交通事故で亡くした母のブログ

2015年08月13日
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テーマ: グリーフ(46)
カテゴリ: グリーフ
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主人は、「死んだら、また、ももとみんなで会えるね」と、よく口にする。
私は、
「残念だけど、私は死んだら地獄に行きたい。あなたとももは、天国で幸せに暮らしていてほしい。」
と、答える。

ももを守れなかった自分が今でも許せない。もし、自分の過去にした悪事のせいで、ももが死んだなら、
その罰を受けたい。主人も、主人の家族も、だれも私を責めない。
警察や検事が捜査して、加害者が裁判で刑を受ける。
でも、誰も私を母親として、子供を守れなかったことへの罪で罰してはくれない。

誰かに責めてほしい。怒ってほしい。


事故から1年4か月が経ち、少しは気持ちが落ち着いてきて感じることは、
もし、事故が、私への過去の過ちのためだとしたら、その罰は死んでから地獄へ行くことではなく、
今の、娘がいない残りの人生が罰なんだと思えてきた。

死にたくても死ねない。毎朝目が覚めて、ももがいないことを確認する。
将来への展望は持てない。ただ、ただ、早くこの人生が終わりますように。そんなふうに思える
この場所が地獄なんだろうと。だとすれば、この罰を悦んで受けよう。
そして、罰を終えたとき、彼女に会えるように。

__________________________________________

お墓参りに行くと、毎回「早く、もものところへ行けますように」と唱える。


でも、本当は彼女に会えなくてもいい。

「若くして亡くなった魂は、より高い位へと上っていく。」と、聞いたことがある。

彼女が、私たちには手が届かないほど、えらくなって、ほかの人のために忙しくしていてくれたら、
そのほうが嬉しい。



事故の直後は、彼女の怒った顔しか思い出せなくて、彼女がよく怒っていたこと(宿題を促したこと、ほしいものを買ってあげなかったこと、息子をよく優先させてたこと)を後悔していた。
最後の最後、事故の直前までけんかしていた。私の最後に見た彼女は、私に対する怒りで満ちていた。

それが苦しくて。

でも、自分が彼女を手放そうと思えるようになった今、感じることは、
彼女は、きっと私よりもずっと早い時点で、負の感情は手放していたんじゃないか。
私への怒りや、やり残したことへの悔しさや、みんなにサヨナラも言えずに旅立つさみしさや、
いろんな感情をすべて手放して、みんなへの感謝だけを胸に次の旅へと旅立って行ったんじゃないか。

_________________________________________


「ももちゃんは、お母さんが大好きだったんだよ」
「お母さんが悲しんでいるところは見たくないはずだよ」
と、言ってくれてたのを、なかなか受け入れられなかった。
きっとまだ怒ってるはずと思っていた。

でも、今なら、少し受け入れられる。

仏として、高い所へ行った彼女が、私の母として至らなかったことくらいで
怒っているはずはない。そんな小さなことをいつまでも怒っているほど、
彼女が暇ではないから。
もっともっとたくさんの困っている人を助けるのに忙しいはず。
地球や宇宙や、すべての生命体を巻き込んだ大きな問題に目を向けているはず。

そして、彼女は分かっているんだろう。私が自分の過去を反省して、これからの余生をまっすぐに
人のためになるように生きていこうと思っていることも。

そんな彼女に会えることを夢見て。









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最終更新日  2015年08月14日 02時10分46秒
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