草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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2020年10月07日
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今回は、人間て素晴らしい、をテーマに書いてみようと思います。

 人殺しが三度の飯よりも好き、と言うと少々言い過ぎになるかも知れませんが、ともかく残念ながら欠

点や短所の多過ぎる人間ですが、私も紛れもなくその一員である生命体を、悪くばかり見ていたのでは、

何か夢見が悪くて仕方がありません。そこで、自己弁護も含めて 人間礼賛 を、可能な限り盛大に展開

してみたいというのが、今回の目的です。どれほどの成果が期待できるのか、とにかく始めてみましょ

う。

 マザーテレサ、の名前がいの一番に私の脳裏に浮かんで来ましたよ。ご承知のように、マザーテレサは

ノーベル平和賞を受賞していますが、とびっきりに素敵な女性です。マリリンモンローのお色気も勿論素

晴らしいのですが、人間的な魅力と言うと点ではテレサの足元にも及ばないでしょう。私は人類の為に、



もに、心温まる気持ちがします。有難う、テレサさん。

 次に、伝説の人物・行基菩薩を挙げておきたい。日本全国に今でも様々な伝説が残っており、庶民の生

活と暮らしを幅広く手助けした生き仏様であります。普通の意味ではそう呼ばれませんが、真の意味の英

雄豪傑とは、私はこの様なお方をこそ、そう尊称でお呼びしたい。文字通りに庶民に寄り添い、庶民の生

活を底辺で支え、社会事業を通じての菩薩行を実践した稀有な御方なのです。

 次は、私が勝手に押しかけ弟子になった哲学者のソクラテスの名を挙げたい。彼は宗教家ではありませ

んが、絶対者との対話を通じて、深く、深く、誰よりも「神」なる存在に触れて、熱く尊崇の念を胸に抱

いていた宗教心の篤い賢人でした。このあとに人類の教師とも呼ぶべき偉人賢人の名を連ねるのでは余り

に芸がありませんので、少し変わった視点で人間を、人類を眺めてみたいと思います。

 母親のご苦労ということなのですが、その代表の様な産みの苦しみ、陣痛に着目してみたい。私は男で

すから体験する事は出来ませんで、話に聞くだけでありますが、並大抵の痛さではないようです。母親に



忍ぶ。本当に尊い事と頭が下がります。

 男にはその代わり、と言っては語弊がありますが、兵役という苦役がありました。今の日本は徴兵制度

がありませんから、自衛隊にでも入らない限りは戦争とか戦地での直接体験はなくて済むのですが、一昔

前までは、そうはいかなかった。否応(いやおう)無く兵士として戦場に駆り出され、祖国の為に命を捨て

なければならなかった。兵士として祖国に命を捧げるのは名誉なことと無理矢理に教育された。男子たる



 どんな時代に生まれても、人間に変わりはないのですから、死ぬのはどの様な理由があろうとも嫌であ

ります。しかし、自分の死によって掛け替えのない父や母、兄弟同胞の命が守られるとなれば、話は違っ

てきます。戦争で死ぬのは嫌に決まっていますが、誰かが戦わなければいけない時が来たならば、そして

それが避けることの出来ない事、運命であると見極めた時、人は甘んじてそれを受け入れて来た。それ

は実に立派なことであり、滅私奉公の美徳の極致でありました。

 滅私奉公などと聞くと、反射的に野蛮で古臭い、唾棄すべきものと決めつけている心の狭い御仁がい

る。どの様な美徳にも、裏側があるのは当然でしょう。私の利益を後回しにして、公の為に尽くして死ぬ

。これこそ日本の誇る武士道精神の精華でありました。死が避けられないとき、男子たる者、甘んじて

死を受け入れ、見事に果てる。腹切り、切腹のベストな形でもあります。

 私は、自分の人生での体験から、男とは生来「女々しい、女の腐ったような惰弱な性質の者」と知りま

した。その反対に、女とは本来「雄々しくて、闘争的な一面を持つ」とも認識しております。よい悪いの

問題ではありません。神はそのように男女を区別されて造られた。男女それぞれが互いにその弱点を庇い

あってこそ、社会が延いては世界がより安定した、美しいものとなるように。

 だから、男女ともに自己の弱点を最高度に克服した姿こそ、文句なく美しいわけであります。男女共に

ナイスなカップルはいるわけで、素敵だと感じるのは二人が揃っているからなのでしょう。とりわけ、私

などは白髪と皺とで飾られた媼と翁の仲良く寄り添う姿を、最も美しいものと感じる者であります。昔か

ら老人夫婦として表現される神のあり方が、安定して美しいと感じるのは、宜なるかなと首肯できるので

す。

 こうして見ると、人間の美しさとは上辺の美々しさには無く、内面の、精神的な輝き・オーラに懸って

いる事が知れますね。魂の美しさに関しては一朝一夕には実現できない道理で、どうしても成熟する年季

というものが不可欠なのでした。

 若さの美しさには、それなりの魅力があるのですが、時間によって日々に磨きがかけられる一層の輝き

の点で、今ひとつ物足りない気がするのは、私だけでありましょうか。

 年を取るほどに命が輝きを増し、美しさに円熟味が加わる。これは人間以外の野生動物には見られない

現象で、野生動物の場合には一定の年齢でピークを迎えたあとは、ただひたすらに退歩し、衰弱するだけ

であります。

 私は前回、人間の知性を贅物などと軽視した発言をしましたが、知性には良い面、長所も当然ながらあ

るわけで、視点を変えれば、これ程に素晴らしい利器もないわけであります。

 譬えば、恋愛という人間独特の文化であり、男女間の愛情交換の在り方であります。この最高のものが

宇宙でも最高度に素晴らしく、美しい形を生み出すのも、人間の知性の賜物のでありましょう。

 野生動物の場合には、次世代に命を繋ぐ生殖行動としての恋の季節は、年に一度か二度、交尾を終える

と直ちに己の世代の役割を終えて、あの世へと旅立つのが普通なのですが、野生を逸脱した人間の恋の

季節はこの動物界にあっては、「異常」な広範囲に広がっている。一定の年齢が来ると「四六時中、年が

ら年中」発情していて、男女と共に異性を牽引し合う。

 この異常な現象によって、私などは望外の幸せに浴したわけですので、有難いと思わないわけにはいか

ないのですから、文句など付けられた義理ではないのですが、ともかく、動物界にあっては人間の生殖に

繋がる所謂恋の行動は例外中の例外だと言える。

 また、LBGTと呼ばれる恋愛行動も人間に特有のものと思われますが、これも人間が獲得した知性と深

く関係しているようですので、人間文化の特徴の一つと言う事ができるでしょう。

 常軌を逸した御蔭で人間は、一つの美しい文化の世界を築くことができている。有難い事だと素直に思

う。

 人間の祖は、バイブルによれば神の意志に背いて知恵・知性を身につけたようだが、こうしてみれば何

も悪いことをしたとは思われず、むしろ、知性によって人間は初めて人間の独自性を自己のものとした。

そう言える。だとすれば、私が神の意志に反してと言ったのは訂正を要するかも知れない。

 ダメと言われれば、そうしたくなるのが人情と言うもので、賢明なる神はダメなる禁止の言葉で、却っ

てそれを勧め、唆したのであろう。きっと、そうだと思う。

 だとすれば、知性は創造主の神から見ても、人間を完成させる大事な要素であった筈だ。そう正しく認

識した上で、私たちは知性という諸刃の刃を呉呉も心して、用いなければならないのだ。

 この大切な知性を不断に磨き、努力して更に重要な道具・手段とするための営みは、人間としては欠か

すことの出来ない、必要不可欠な要素だ。

 中でも、親の躾に始まる子供の教育は、その中でも、最高に大切な事柄であろう。何をどう学ぼうと各

自の勝手である。一見は、そう思える。しかし、実際はそうではない。断じて!

 そうです、宗(むね)として教えなければいけない事柄がある。現代では宗教と普通の教育とは厳しく区

別されている。と、言うよりも、私に言わせれば、大人たちが難しく、厄介だから、そこから逃げてい

る。

 そうとしか思われない。読み書きソロバンと言う、実生活を営むい上で必要であり、欠かすことが出来

ない学びの上に、本当の学びが要請されて然るべきなのに、である。それが私の提唱したい 宗教 なの

であります。

 所謂既成宗教ではなく、宗として教えるべき学びである。これを私は真実の宗教と呼んでいる。難しい

のであります。しかし、教えの羅針盤の針はしっかりと「絶対者の神」を指し示している。一代や二代で

簡単に完了する学びではない。しかし、人として生まれた以上は、この真の宗教を外して、学問は成立し

ない。それは、一体何なのか? ソクラテス流に言えば、自己を、自分を正しく知る為の 自問自答 を

終生継続し続けること。これである。

 大人たちは言うであろうか。一体、自分にも出来ない事をどうやって後輩たる子供たちに教えたらよい

のか。私は、こう答えます。教える必要のない事。ただ、宗教の大切さを指し示せばよいのであります。

 答えのない、終わりのない旅に旅立つこと。これだけが大切な事柄なのですからね。

 今回は、このくらいにしておきましょう。次回の予告ですが、久しぶりに「神からのお告げ」がありま

して、『 魂の貴族 天上界からの使者 』と題して書くつもりです。どうぞ、ご期待下さいませ。





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最終更新日  2020年10月07日 09時03分06秒
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