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私は男一匹、本場のタイへ乗り込んで、日本人だからとバカにされたり、ナワトビとんだ後ガキの代わりに時計係やらされたり、ミットはいつも根性ミット(*注)だったり、試合でタイ人の強い奴とぶつけられても、「これも修行だ」とガマンしたのであります。ところが、「修行だ修行だ」とチンボウして結局、修行だけで終わってしまったという・・・(*注)時間内ひたすらケリまくる、タイの子供がやらされるヒジョーにキツイ練習 こんな私もかつて一度だけサインを求められたことがあります。あれは、タイへ行って三戦目、ホアヒンという海のきれいな片田舎での試合の時でした。控え室などという上等なもんはありませんから、試合場の片隅にあった長椅子で準備をし、「おそらく次だろう」と待っていました。(タイの田舎では試合の順番などあってないようなものなので、「まだ当分先だ」といわれた次の瞬間、「次、お前試合だ!」と急にせかされたりするのであります) その時、先程から遠巻きにこちらをうかがっていた金髪の少年が、父親に手を引かれて近づいて来ました。そしてノートとペンを差し出して、「サインしてくれ」というのです。なんでも少年はスウェーデンから観光に来て、空手を習っているらしいのです。試合を次に控えたスルどい顔の私を見て、毛唐の少年は「これがハラキリサムライか」と思ったのでしょう。私にサインなどありゃしませんでしたが、私はサインをしてやりました。(漢字で名前を書いただけですが)すると、さっきまで父親のかげに隠れていた少年は、もうすっかりセコンドの一員のような顔をして私のそばから離れません。---試合は私が滅多打ちにあい、沖縄海戦の戦艦大和のごとく海の底深く撃沈したのでした。参照 私はだんだん薄れていく意識の中で、なせだか「ああ、お好み焼きが食べたいな」と思ったのでした。そして、試合が終わってのびている私の目に映ったのは、さっきのスウェーデンの少年が、私をノックアウトしたタイ人野郎と一緒に写真を撮っている姿でありました・・・私は、「子供は正直だな」とつくづく実感したのでした。
2006/07/18
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構想1年、製作日数3ヶ月、ついに「千川キックボクシング・クラブ」オリジナルTシャツが完成したのであります。これは女房を質にいれてでも買うべきであります。2000円。(レディース、S、M、L) FRONT ボディは、anvil 6.1oz Heavy weight BACK 本物の証明「ヌン」マークがシブい!
2006/07/04
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