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2023.02.09
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カテゴリ: バブル世代考


F22という最も高性能なステルス戦闘機が空対空ミサイルで撃墜したという。

ここで疑問。気球を打ち落とすならミサイルではなく機銃の連射で事足りるのではないか?

またこんな高性能なF22を使う必要があるのか?

新鋭機、F22が実際の任務において何かを撃墜したのは初めてのことだという。

F22と共に世間で驚かれたのが空対空ミサイルの使用である。使用されたのはAIM-9X「サイドワインダー」空対空ミサイルで、1発あたりの価格は約40万ドル(約5290万円)と言われている。

なぜもっと安価な機銃で落とさなかったのか?

この気球は高度18000m~18500mを飛行していた。直径約60メートルと非常に大きいものだそう。吊り下がっている何かの機器部分は700kgからの数千kgあるらしい。
ジェット戦闘機と気球のスピード差は、止まっている大型の飛行船にマッハ2で近づくようなものであり、機銃で撃つのは、接近して撃つことになるために意外に難しいらしい。つまり、近づいて機銃で撃ったものの、そのまま気球にジェット戦闘機が突っ込んでしまう恐れなどもあるらしい。また、機銃では偵察機械のペイロード部分に傷をつけてしまう可能性もある。さらに気球に穴が何個か開いても大きい気球なので空気は漏れつつもその後何日も飛び続けてしまい、公海上に出てしまう恐れもある。また、高高度では気圧が低く、ガスの漏れも遅いらしい。


こんな高性能なF22を使う必要があるのか?

気球は高度18000m~18500mを飛んでいた。、 通常の旅客機が飛んでいる高度10000mと異なり、空気は薄く、ほとんど宇宙空間に近いという。この高度に到達できる戦闘機はF22かF15しかないという。F22はそれでも17400mまでしか高度を上げる事は出来ないらしい。つまり機銃で撃つには気球の高さが高すぎるのだという。ミサイルを機内に格納出来て空気抵抗を極限に少なくしているF22の推進力とミサイル攻撃能力からf22が選ばれたという。実際、F22がミサイルを発射したのは高度17000m付近であり、ミサイルは発射後さらに1000mぐらい上空にある気球めがけて飛行して正確に気球部分だけを破壊し、重要な偵察機械部分(ペイロード)は無傷で落下している。

凄く簡単なミッションに思えるけど意外に難しい作戦だったのだな。



結局、中国の狙いは強硬な対応が難しい「グレーゾーン戦術」で米国の政府と国民に圧力を加える「認知戦」の一環ではないかと分析されている。峨山政策研究院のヤン・ウク研究委員は「偵察気球が米本土を横断したことで、本土だからといって安全というわけではない!というメッセージを米国に伝えるのが中国の目的ではないか」とし、「米国の『航行の自由作戦』をけん制する意図もありそうだ」と指摘した。
中国が「気象観測用民間気球」と主張したことも、軍事的な強硬対応を難しくするためのグレーゾーン戦術というわけだ。シンガポール南洋理工大学ラジャラトナム国際関係スクール(RSIS)のコーディネーター、ベンジャミン・ホー氏はBBCの取材に対し、「何であれ情報を得たかったのだとすれば、もっと良い方法がある。気球は米国に送るシグナルであり、米国がどう対応するかを試したものだ」と分析した。

ま、中国は気球からアメリカの市街地に爆弾を落とせるかもしれないから、脅威ではある。
撃退は悪くは無い選択だった。

中国は狂った様に反発しているが、アメリカの気球が中国の領空に入ったら中国はすぐに撃墜するだろう。
そんな高度を飛べる戦闘機は無いけど。





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最終更新日  2023.02.09 00:00:07
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