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最近、育休中の学び直しが議論になっています。と言うよりは、否定的な意見が多数を占めています。育休中は子育てに追われて、勉強する時間なんて無い!というのは、しっかり子育てをしてきた人にとってはわかり切ったことですが、仕事一筋でやってきた人には、育休中はただの休みのようにしか考えられないのでしょう。育休中の人に限らず、働いている人もそうでない人も、学び直しができる環境を整えること自体は非常に大切なことだと思います。私も、一時期、大学院の授業を受けたことがありましたが、終わらない仕事を定時で切り上げて、夜間の授業を受けに大学へ行くというのは非常に苦痛で1か月も耐えられませんでした。当時の上司の理解も低く、授業があることを知っていても、仕事を完璧にこなすことが大前提という考え方でしたので、かなり苦労しました…。生涯学習という言葉が流行ってから、30年以上が経過するのですが、学び直しへの理解は低い状況です。もっと気軽に仕事をしながら大学院などに通える状況が作れれば、さらに豊かな社会を作れると思うのですが、それには十分なお金と休暇が必要不可欠です。そんな豊かな時代は果たして訪れるのでしょうか…。
2023.01.31
今年度、社会教育主事講習の一部科目指定講習を受講しまして、今日無事に修了証が届きました。これで晴れて「社会教育士」の称号を手にしたわけですが、個人的にはこれからが勝負だと思っています。社会教育士を広めていくには、称号を手にした人がどんな活動を展開していくかが重要だと思っています。私はボランティアでジュニア・リーダーの指導をしているので、その活動ももちろんですが、行政職員として、社会教育だけでなく、高齢者、障がい者、子ども・若者、生活保護者などの社会福祉、まちづくりなどの分野でできることを実践していきたいなと思っています。ひとまず、日本社会教育士会に加入をしてみて、継続的な学習機会を持つことが大切かなと思っています。近々、手続きをやってみようと思います。
2023.01.30
先日、私が指導するジュニア・リーダークラブの会員が県の研修会に参加した際に、代表で活動事例発表をさせていただきました。特色ある地域活動というテーマだったので、広報活動と災害教育活動に絞って発表したのですが、発表を聞いていた他のジュニア・リーダークラブの会員もかなり興味を示してくれました。最近、災害が頻発していることもあり、各自治体でも早めに避難所を開設して避難を呼びかけることも増えています。そのため、ジュニア・リーダーの中にも、災害への関心が高い人が多く、活動について詳細に質問をしているのが印象的でした。夏休みに開催予定の地区の研修会でも、災害についての活動を取り入れたいという話もありましたので、ぜひこの機会にジュニア・リーダーの間に災害教育活動を定着させて行けたらいいなと考えています。
2023.01.29
ひとり親世帯の進学率に関するニュースがあり、興味深く見ていたのですが、おおむね5年ごとにひとり親世帯の実態調査が行われているそうです。ひとり親世帯の進学率は母子世帯で66.5%、父子世帯では57.9%という結果であり、大学進学率でみると、母子世帯41.4%、父子世帯28.5%であったようです。2022年の大学進学率は、56.6%とのことですので、ひとり親世帯の大学進学率が低いことはもちろん大きな課題ですが、なかでも、父子世帯の大学進学率の低さは母子世帯よりも顕著に表れています。ひとり親世帯の実態調査では、親の就労状況についての項目があり、母子世帯の親は父子世帯の親よりも非正規雇用の割合が多いという結果が出ていることから、ひとり親世帯について言えば、よく言われている、収入が多いほど大学進学率が高くなるという傾向は当てはまらないことが言えそうです。では、大学進学率が下がる原因は何かと考えた時に、家での過ごし方、つまり子どもが家事などに費やさなければならない時間が多いことがあるような気がします。母子世帯は非正規雇用が多く、パートタイムで勤務する割合が父子世帯よりも多いでしょうが、正規雇用の多い父子世帯では、親が家庭に関わる時間が少なくなり、結果として子どもが家事などに追われなければならない状況があるということが推測されます。母子世帯と父子世帯で10%以上の差が出るということは、明らかな差があると言えるので、ひとり親世帯の中でも父子世帯への支援が意外に重要なのかもしれませんね。
2023.01.18
文科省の生涯学習分科会の配布資料を見てみると、課題の一つとして、社会教育主事・社会教育士の継続的な研修が挙げられているようです。社会教育主事資格は一度取得してしまうと、それ以降、社会教育主事同士でネットワークを作ることも少ないですし、学習・研修の機会も充実しているとは言いづらい状況があります。個人的に考えているのは、社会教育主事や社会教育士に対して、助言や指導を行うことができる資格、「主任社会教育主事」や「主任社会教育士」を創設するというのを考えています。「主任社会教育主事」は、例えば3年~5年間の有効期間を設けることで、最新の社会課題に対する社会教育的なアプローチについて、継続的に学習・研修できる仕組みを作ることができます。そして、その主任社会教育主事・主任社会教育士が社会教育主事や社会教育士に対して研修や学習会を行うことで、学習の機会を拡げていくことができます。まあ、あくまでイメージなので、実現性は低いと思いますが…。何より大切なことは社会教育士を社会に定着させることだと思っていますので、これから私のように社会教育士という称号を得た人がどんな風に活動していくかが重要かなと思っています。今、自分がやっているジュニア・リーダーの育成と防災教育活動というところから、社会教育士のモデルケースを作っていければいいなと思っています。
2023.01.17
先週末はあいにくのお天気。それでも、今週末に家族時間が取れないので、家族でお出かけをしました。土曜日は科学系の博物館へ出かけました。ちょうど到着したときに、工業系の学生によるロボット実演があって、私の子どもも興味深く見ていました。ロボットと聞くと、人型のものしかイメージできていなかったようで、「どこにロボットがあるの?」と最初は聞いていましたが、ロボットを実際に身近で見てみて、その技術の高さを感じてくれたようでした。博物館の中では、科学実験ショーをやっていて、おなじみの空気砲の実験では楽しそうに輪っかを追いかけていました。日曜日も天気は悪かったのですが、先週から約束していた動物園へ。お正月に私の叔父からもらったトイカメラで動物の写真を撮りながら楽しそうに見入っていました。トイカメラはもちろんおもちゃではあるのですが、物事を記録するという習慣がつくのは大事なことだなと思いながら見ています。しかし、レンズを覗きっぱなしになって視野が狭くなり、大切な瞬間を見逃さないようにしてほしいという面もありますので、カメラも一長一短あるのかなとも感じます。途中から雨が激しくなってきたので、駆け足で見て回ったのですが、それでも十分に動物たちの様子を観察できたように思います。天気は悪くても社会教育施設は貴重な学びを提供してくれます。
2023.01.16
私が社会教育課にいた頃に、公民館の中にあるサークル団体の荷物についての話題になりました。公民館は行政の建物なので、そこに行政以外の荷物があるのはどうなのか、という当時の課長からの何とも意地の悪いような指摘。確かに、行政の土地などに駐車したり、自動販売機を置いたりするときは、行政財産の使用許可をもらい、使用料を支払わなければなりません。さて、公民館に置いてあるその荷物はとても大きな物。それがないとサークル活動ができませんが、長年にわたり公民館で保管し活動の都度、倉庫から出して利用されていました。個人的な意見としては、公民館は社会教育を推進していくための施設ですので、破損や紛失について公民館では責任を負えないという条件のもとに保管しておく分には問題はないと思うのですが、確かに場所を占領しているのは事実ですし、特定の団体だけ持ち物を置くことを認めるのは良くないことなので、実はすごく難しい問題でもあるなと感じました。『公民館のしあさって』という本の中で沖縄の繫多川公民館の事例が紹介されていますが、そこではサークル用に棚を貸出しているそうですが、予めそういう場所があるというのは、サークル団体にとっては大変ありがたいことだと思います。社会教育関係団体やサークル団体の荷物を保管できる部屋(倉庫)を予め作っておき、各団体が申請することで利用できる仕組みを作っておくことで、この問題は解決できそうなことなのかなと思っています。
2023.01.15
今日は成人の日。3連休の最終日となりますので、多くの自治体は昨日までに行うところが多いのではないでしょうか。成人年齢が引き下げられたことで、「20歳のつどい」などと名称を変えているところが多いと思います。成人式は、多くの自治体で社会教育課や生涯学習課など、社会教育を所管する部局が担当しています。成人式は青年団が新しく成人を迎えた人を祝うために始めたのがきっかけだそうなので、それを行政が行うようになった時に、社会教育部局が適任ということになったのでしょう。教育委員会が行うからには、成人を迎え、社会の一員としての自覚を促すような、教育的な意義が重要なわけですが、果たして新成人はそのことをどれほど認識しているのでしょうか。新成人の楽しみは袴や振袖を着ることだったり、成人式前後にある同窓会だったりするわけです。市長や教育長、議長などのありふれたお祝いの言葉を真剣に聞いている人は少ないでしょうし、その後の新成人によるクイズなどのイベントもそれ自体を楽しみにしている人も少ないと思います。こうした中、成人式を本当に教育委員会が続けていくべきなのか…というのが個人的な意見です。もっと言うと、行財政が厳しい自治体も多い状況ですので、果たして行政がするべきことなのか、とも考えてしまいます。コロナの影響で、成人式をSNSで配信する自治体も増えたと思いますので、こうした形でも新成人の自覚を促すことができるのであれば、式典を無くすのもひとつの方法かもしれません。また、成人式も七五三や七草のように、神社が執り行ってもよいのではないでしょうか。美容業界が儲かることもありますので、商工会などが実施してもよいかもしれません。成人式の開催意義がないとは言いませんが、成人式でスタッフのお願いを聞けない新成人を見ると、なんとも残念な気持ちになります。成人式のもっとより良い形はないものでしょうか…。
2023.01.09
10日ほどサボってしまい、いつの間にか年が明けていました。さて、昨年に社会教育主事講習の一部科目指定講習を2科目受講しました。まだ受講証明は届いていませんが、いよいよ社会教育士という称号を手に入れることができます。なんとも嬉しい限りなのですが、一方で、計6日間受講しただけ(小レポートや発表資料作成はありましたが…)で手に入るというのは、なんとなく価値が下がってしまっているような印象もあります。また、社会教育士として、どんなことができるのか、まだまだ世間の認識はないですし、法制化されているわけでもないので、本当に「ただの称号」という状況になっている感じは否めません。やはりめざすべきところは、社会福祉士のように法律できっちり規定することでしょう。社会福祉士法及び介護福祉士法では、社会福祉士について、「「社会福祉士」とは、第二十八条の登録を受け、社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者(第四十七条において「福祉サービス関係者等」という。)との連絡及び調整その他の援助を行うこと(第七条及び第四十七条の二において「相談援助」という。)を業とする者」と明記しています。一方で、社会教育士はというと、社会教育主事講習等規程の中で、「修了証書を授与された者は、社会教育士(講習)と称することができる」「修得すべき科目の単位を全て修得した者は、社会教育士(養成課程)と称することができる」と書かれているだけで、どんな業務ができるのかが明記されていません。文科省のホームページでは、「「学び」を社会のいたるところにたくさん仕掛け、豊かな地域づくりへの展開を支援する専門人材が、社会教育士です」と紹介されています。抽象的でわかりづらいですし、このように紹介できる法的根拠も実際はないというのが今の状況です。社会教育士の法制化について提言されている大学教授も多くいらっしゃいますので、こうした提言を基に是非とも社会教育士の業務を明記していただきたいところです。先ほど紹介した社会福祉士法に規定されているものを教育的な内容に変えると、社会教育士のめざす役割とすごく似ているように感じます。学校、家庭、地域社会、企業、子どもたち、高齢者、障がい者など、さまざまな組織や人とつながりを構築し、対話などを通じて豊かな生活を築き上げていくための学びを推進していく。そんな内容が法律に規定されると、社会教育士の魅力はさらに高まってくると感じます。
2023.01.04
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