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Shibuo

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樺沢潤&樺澤潤 @ ああ頑張ります株式会社の樺澤潤です。 13:10 パネルディスカッション   …

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2006.03.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
○なんで教師に惹かれるのか~テレビっこの夢~

 ぼくは本当にテレビっこでありまんがっこである。
 テレビと漫画を見始めると、その集中力は異常な子どもだった。いつもうちのお袋が「まーくん、まーくん!!」と呼びかけても、本人はまったく気がつかない。そんなことは日常茶飯事の子どもだった。

 そのてれびっこまーくんがはまったのが、小2の頃に
放映されていた『熱中時代』(日本テレビ)という番組だ。

++++
 登場人物http://www2.odn.ne.jp/kanbase/sensei.html
 あらすじhttp://www2.odn.ne.jp/kanbase/kiroku.html
++++++++++


心温まる同僚先生とともに、子供たちに向き合い、本当に
一つ一つ、一緒に、等身大で子供たちと向き合う。

 最終回、めちゃくちゃ泣きました。
 兄の怪我のために北野先生は北海道に帰ります。
 生徒たちに言い出すことが出来ず終業式を迎える日。

 生徒ひとりひとりと涙の別れをします…。

 この一人一人への言葉がけ。

 ほんとうに、涙が出ました。

 ぼくは、ここから教師という道へスタートを始めました。。




 このころよりももう少しまえ、お袋は、嫁姑問題で
本当に苦しい想いをしました。

 ののしられ、バカにされ、一人耐え抜きました。

 今でも、一緒に酒を飲んだときに、そのときのことを


 「まーくんがおらんかったら、死んどった。」

 家の近くの吉野川に、手をつられていったことも
何度かあるそうです。

 私の父も尊敬する男ですが、若い頃はかばいきれんかった
のだと思います。

 ぼくの記憶にはないのですが、僕一人が母親をかばい、
そして、一緒に泣いて怒ったのだそうです。

 ほかにも、ぼくと弟は4つ年齢差があります。
 その間には、なくなった年子の妹弟二人がいます。
 子どもを亡くす、つらさ。
 これは本当に身を切るよりもつらかったと思います。

 ぼくは30歳を皮切りに、このなくなった妹や弟たち
の分も生き抜いてやろうと思っています。毎年2回必ず
お墓参りをし、祈念しています。 

 さて。
 18歳になるごろまで、親族の問題はいろいろな問題を含みました。親族でけんかや諍い、そして離婚問題などなど、
毎年正月になって親族が集まれば必ず問題が起こるという
時期が数年続きました。。
 いまでこそ、笑い話ですが。

 もとに話を戻しましょう。

 うちのお袋は本当に毎日朝から晩まで働く
典型的なお袋です。

 美容院をし、立ち退き問題で、オヤジとおなじ飲食を手伝い
クリーニングの代理店もし、そして現在の花屋に至ります。

 中学の頃には、ほんとうに昭和30年代のような長屋暮らしもしました。同級生の893の所有する長屋暮らしは4年ぐらい続きました。進学優待生になるために年収の書類を見たときの額は、今思えば、本当にわずかな年収でした。

 ほんとうに少なかったのを憶えています。

 オヤジも苦労人です。

 もともとの実家は本当に山奥。

 高校に通うのが珍しい時代に、今でも車で30分かかる
山道を何時間もかけており、そして、帰りには生活道具を
買って家に持って帰る、ほんとうに親孝行の男です。

 脱サラし、飲食業界に入り、FCに弟子入り。
 そして自分で独立。しかし、病院のお客さんをメイン
ターゲットにしていたことが逆に徒となり、病院内食堂が
新しくできたために、売上半減。。

 そこから、大変な想いをして、花屋に業態替えを行い、
街で一番の花屋になりました。

 いまも、夫婦そして、弟そろって毎晩遅くまで働いています。ぼくもよく働きますが、まだまだうちの両親に比べれば
ちょちょいのちょいってなもんです。。

 それが僕のバックボーンです。

<続く> 





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Last updated  2006.03.18 01:29:51
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