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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2012年01月24日
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生きる.jpg


監督=黒澤 明   製作=本木荘二郎   脚本=黒澤明、橋本忍、小国英雄
撮影=中井朝一   美術=松山 崇    編集=岩下広一   音楽=早坂文雄
演奏=キューバン・ボーイズ、P.C.L.スイングバント、P.C.L.オーケストラ
監督助手=丸林久信、堀川弘通 広沢 栄 、田実泰良
記録= 野上照代   照明=森 茂

【キャスト】
志村 喬=渡辺勘治市民課課長 日守新一=市民課課員    田中春男=市民課課員
千秋 実=市民課課員    小田切みき=小田切とよ    左 卜全=市民課課員

金子信雄=勘治の息子・光男  中村伸郎 =助役       渡辺 篤=病院の患者
木村 功 = 医師の助手   清水将夫 =病院の医師   伊藤雄之助=小説家
浦辺粂子 =喜一の妻    三好栄子 =陳情のおかみA  本間文子=陳情のおかみB
菅井きん =陳情のおかみC  市村俊幸=ピアニスト     南美江=家政婦・林
関 京子 =光男の妻・一枝  永井智雄=新聞記者A    加東大介=ヤクザの子分
宮口精二 =ヤクザの親分

【あらすじ】
市役所の市民課長『渡辺勘治』は 30年間 何もしなかった 無欠勤のまじめな男
ある日、病院で検査の結果「渡辺」は自分が末期の胃癌であることを知る

命が残り少ないと知った時「渡辺」はこれまでの人生を振り返り・・・・・ 
今迄やったことのない遊びを 次々と体験して・・・・ 


役所での 事なかれ主義的仕事と 生き方に疑問を抱き ハッと気づき 生まれ変わる

役所で 初めて真剣に申請書類に目を通し 以前から 市民より出されていた
下水溜まりの埋め立てと 小公園建設に関する陳情書を取り上げ 
必死に その建設に 取り組んだ・・・・ そして

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人間としての価値 信義に対する哲学がストレートに 明確に表現されている

NHK・BSプレミアム「山田洋次監督が選ぶ家族映画50選」での観賞でしたが
解説の「山本晋也監督」は この映画の 最も大切なテーマ“腐敗してる官僚主義”に

一言も触れる事なしに ポイントは「公園」「ブランコ」「ガン」「玩具」と言って
なんか はぐらかし 山田監督も この映画は父親と息子の物語と 言ってたが?

確かに 早くに母親を亡くし 男手一つで 大事に育て上げた息子が 
嫁さんをもらうと もう 嫁の言いなりで 父親は 煙たい存在  だろうか?
(実は 心の中では いつも心配しているのだ・・・・が 嫁の手前・・・・) 

市役所市民課長「渡辺勘治」の人間像を浮き彫りにする事は 大変重要な事です
主人公を丹念に描いてるのは 大御所脚本家三人が練り上げた はずせない事で  
この親子の関係は大切なんだけど でもそれがテーマじゃない あくまでもサブ

“ミイラ”と呼ばれ30年間 なんにもしなかった人が 何故生まれ変わった?
市役所 女事務員「小田切」に 言われた「それじゃ 何か造れば・・・・」と
病院で知ってしまった 末期の胃がん がきっかけではあるのだが・・・・

がんじがらめに絡み合った 上下関係 身内意識 縦割り組織 何もしない 出来ない
ミスをしないで ポジション・権益を守るだけ 市民の税金で養われてる感覚は皆無

表向きは 市民課窓口に掲げてある貼り紙にある
「市政に関する皆様の「不平」「不満」「注文」「希望」なんでも遠慮なくお申し出下さい」なんだけど・・・・・口先だけで ただ たらい回しにして 取り合わないし やらない

今でこそ こんな事はあるまい・・・・って 思っている人は おかしい

目先の事は 改善されているように見えるけど 全然やってないし 何も変わってない

大阪市長「橋下」さんが 何故あのように 熱狂的な支持を得たのかって言えば
そう 腐りきった役所の慣習 組織 仕事 モノの考え方 をぶち壊そうとしてるから

このチャンスに 日本中の市民は一致団結して 一気に改革すべきを 叫ぼう!
今 出来なきゃ 今後一切 変わることはないだろう・・・・という 考えに立つ

という意味合いで この映画「生きる」をNHKで放送することの意味があったのだが
残念なことに 強調して欲しかった「山本監督」に スルーされちゃって まったくモウ

あの「中村伸郎」演じる助役が 実に 役所の偉いさんを見事に 表現してて 巧い

「一般的に 役所について無理解なのは困ったもんだね 役所の機構を知らな過ぎる
 黒江町の小公園は渡辺君が造ったなんて言う奴が居るが そりゃあ違う・・・・」と

 結局は自分の手柄にすり替える 姑息で陰険な あきれ果てた男
こんな奴が 今でも役所にはゴマンといて 偉そうに 幅を利かせ セセラ笑って

それにしても「志村喬」の演技は 気味が悪いし 不気味だった
あの酒場で 「ゴンドラの唄」を歌った後 アップの涙顔の数分間 
画面から観客に向かって 無言だが 必死に訴えかけたのは  なんなの?
よーく 考えてみようよ!

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日も温室の蘭
DSC_9007.JPG
オイラ的花言葉:「改天換地」(かいてんかんち)
         *大改造すること
          自然環境(天)や社会(地)を徹底的に改変すること
          一種の革命 (今こそ 役所は改天換地の時)

【付録 ゴンドラの唄】
作詞:吉井 勇  作曲:中山晋平

1.いのちみじかし 恋せよおとめ
  あかきくちびる あせぬまに
  熱き血潮の 冷えぬまに
  あすの月日の ないものを

2.いのちみじかし 恋せよおとめ
  いざ手をとりて かの舟に
  いざ燃ゆるほほを 君がほほに
  ここには誰も 来ぬものを

3.いのちみじかし 恋せよおとめ
  波にただよう 舟のように
  君が柔手(やわて)をわが肩に
  ここには人目の ないものを

4.いのちみじかし 恋せよおとめ
  黒髪のいろ あせぬまに
  心のほのお 消えぬ間に
  きょうはふたたび 来ぬものを







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最終更新日  2012年01月26日 11時41分30秒
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