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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2012年08月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
タンポポ.jpg


監督=伊丹十三   脚本=伊丹十三   撮影=田村正毅
美術=木村威夫   衣裳=小合恵美子、中山邦夫
編集=鈴木 晄   音楽=村井邦彦
演奏=東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
シンセサイザー=向谷実。安西史孝
技斗=高瀬将嗣   指揮=小泉ひろし
料理スタイリスト=石森いづみ

【キャスト】

渡辺 謙=ガン      安岡力也 =ピスケン   桜 金造 =ショーヘイ
池内万平=ターボー   加藤 嘉 =センセイ   大滝秀治 =老人
黒田福美=情婦     篠井世津子=おめかけ  洞口依子 =カキの少女
津川雅彦=店員     嵯峨善兵 =常務     田中明夫 =部長
加藤賢崇=ヒラ      橋爪 功 =ボーイ    アンドレ・ルコント=外人
藤田敏八=歯痛の男   原  泉 =老婆     井川比佐志=走る男
三田和代=その妻    中村伸郎 =詐欺師    大友柳太朗=ラーメン道の先生
岡田茉莉子=マナー教室の先生

【あらすじ】
雨の降る夜、タンクローリーの運転手、『ゴロー』と『ガン』
ラーメン読本を読んで たまらなく腹が減り 来々軒というさびれたラーメン屋に入る



大勢を相手にケガをした「ゴロー」は、店の女主人『タンポポ』に介抱された

彼女は夫亡き後、『ターボー』というひとり息子を抱えて店を切盛りしていた

「ゴロー」と「ガン」の “ラーメンの味がイマイチ”の言葉に・・・・、
「タンポポ」は 二人に「弟子にして」と頼み込む

そして、マラソンなど体力作り、他の店の視察と特訓が始まった



「ゴロー」はそんな彼女を、食通のホームレス集団と一緒にいる
『センセイ』という人物に会わせた

“来々軒”は「ゴロー」の提案で、“タンポポ”と名を替えて・・・・・・

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ラーメン大好きなオイラにとって これは“バイブル”のような映画だった

たかがラーメンなんだけど・・・・ 
その「麺」と「スープ」への 味の“こだわり”が みっちり詰まった映画 

日本人なら恐らく 90%の人が好きなラーメン 今や 日本の代表食 

誰もが どんな所でも どんな時にでも 誰とでも 普通に食べに行く
(その昔 上品なお嬢様を 最後の切り札として 連れてったところ)

今でこそ 好きな人は わざわざ札幌や旭川 会津にも 博多にも 食べに出かけ
ラーメン名人の作る 究極の味を探し求めたりしてるというほどに 加熱して

そんな ラーメンオタクがハシリの頃 この映画「タンポポ」が公開され・・・・
こんな庶民食を映画に取り上げ 世界に知らしめた「伊丹十三」監督の手腕と着眼点


オイラ的には この主題のラーメンから外れて繰り広げられる12のエピソードで
監督がラーメンだけでなく 食に関するコダワリとその薀蓄を語る中味に注目してみた


先ず 白服の男(役所広司)と その情婦(黒田福美)
その白服の男は「伊丹」監督自身 何度も画面に登場し 食べる事について映像で語る  

先ず映画館 セロファンをカサコソさせポテトチップを食べる若者に 怒鳴りつける
映画鑑賞の基本 家でテレビを見てるのと同じ感覚で見てる奴がいたりして
オイラ的にも 絶対許さ~ん ヽ(`Д´)ノ

次に 高級ホテルの寝室 ルームサービスで豪華料理を堪能したあと ロブスター等 
情婦の裸体で食べる料理 乳首に塩・胡椒 レモン汁 そして海老の踊り食いなど
妖しげでエロい 生卵の黄身の口移しの・・・・食欲と性欲は切り離せない?

波打ち際 採れたばかりの生ガキを食べさせる若い海女(洞口依子)が初々しい
牡蠣殻で唇を切り 牡蠣の白い身に赤い血が なんとも象徴的で淫靡な絵柄

ラスト近く 雨の中 撃たれて白服が血に染まり真っ赤になってる白服の男 
死に際に語る 最後の話は “猪の山芋腸詰焼き”は 如何にも美味そうカナ?

それ以外のエピソード 
スパゲッティの食べ方を教えるマナー教室の先生(岡田茉莉子)とマナー無視の外国人
それを習って生徒たち20人ほどの娘達 ズルズル チュウチュウ音を立てて食べる
そのおかしさには 大爆笑・・・・

高級フランス料理店 フランス語のメニュウが読めない重役達は 皆同じメニュウで 
新米の平社員のボーイと交わす 具体的料理のオーダーに赤面

子供に 本格的オムライスを作ってあげるホームレスの爺さん

病人の老人(大滝秀治)の招待でスッポン料理 その鮮やかな料理人の包丁裁き

歯の痛い男(藤田敏八)の 電車内の飲茶  そして自然食の子供にソフトクリーム

店中の白桃やカマンベールチーズの感触を楽しむ老婆(原泉)と店長(津川雅彦)

大学教授(中村伸郎)になり済ましたスリに北京ダックを食べさせる詐欺師

危篤の妻にチャーハンを作らせる男(井川比佐志)

どれも み~んな 美味しそうなモノばかり 
食べ物についての 造詣の深さと そのセンスの良さが 伝わってくる

ヤッパリ 惜しい人を亡くしたことを 残念に思う 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
田圃を突き抜ける道路脇で咲いていた「みそはぎ・溝萩」
みそはぎ.jpg

  “ 日照りにも 涼しい顔の みそはぎの花 ” 「山帰来」
みそはぎ2.jpg

オイラ的花言葉:「能事畢矣」(のうじおわれり)
         *成し遂げなければならないことは、すべてやり尽くした、の意






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最終更新日  2012年08月28日 22時57分01秒
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