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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2013年02月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
独裁者.jpg


製作・監督・脚本=チャールズ・チャップリン
撮影=カール・ストラッス、ローランド・トセロー
美術=J・ラッセル・スペンサー
音楽=メレディス・ウィルソン
編集=ウィラード・ニコ

【キャスト】
チャールズ・チャップリン=アデノイド・ヒンケル / ユダヤ人の床屋
ポーレット・ゴダード  =ハンナ

レジナルド・ガージナー=シュルツ中佐
ヘンリー・ダニエル   =ガービッチ(内相兼宣伝相)
ビリー・ギルバート   =戦争相ヘリング元帥
モーリス・モスコヴィッチ=ジェケル

【あらすじ】
1918年 第1次世界大戦の末期
トメニア軍陣地では1兵卒である『ユダヤ人の床屋』が奮戦していた
しかし、敗色は濃く、前線では敗退が続き、上層部では密かに平和交渉が始められてたが
何も知らぬ将兵は勝利を信じてた戦っていた

トメニア軍の空軍将校『シュルツ』は敵に包囲され、危ないところを「床屋」に救われた
傷ついた「シュルツ」を助けて 2人はトメニアに 命からがら逃げかえったが・・・・


「床屋」は 戦傷のためすべての記憶を失い 病院に収容された
数年の年月が流れ、トメニアに政変が起こった

その結果『ヒンケル』という独裁者が現われ、国民の熱狂的な歓迎を受けた
彼はアーリアン民族の世界制覇を夢み、他民族 ことにユダヤ人の迫害を行った

ユダヤ人街の『ジャッケル』の家族や『ハンナ』らは、不安な毎日を送っていた


突撃隊の隊員はユダヤ人街に来ては乱暴した・・・・「ハンナ」はくやしがった

臆病者の「床屋」も 彼女と協力して彼等に抵抗した
ある時、突撃隊に逮捕されかかった「床屋」を、通りかかった今は突撃隊指揮官になった
「シュルツ」が救った

おかげでユダヤ人街にも平和な日々が戻った
「ヒンケル」は自分の独裁政治をかくすため、国民の関心を外に向けようと
オスタリッチ進駐を考え、軍資金をユダヤ人財閥に借款を申し入れたが拒絶され・・・・
ユダヤ人迫害が再開された

「シュルツ」は「ヒンケル」の政策の非を進言し、そのせいで失脚した

彼は「ジャッケル」の家に隠れていたが、突撃隊に発見され「床屋」とともに逮捕された
「ハンナ」は身の危険をさけるため「ジャッケル」らとオスタリッチに逃げた

独裁者『ナパロニ』指揮のバクテリア軍もオスタリッチに侵入した

「ヒンケル」はバクテリア軍を撤退させようと、「ナパロニ」を招き、
お互いにオスタリッチの主権を尊重する誓約書に署名させ、撤退に成功した

そのスキに自軍進駐の準備をした
「床屋」と「シュルツ」は 軍服を盗んで収容所を脱出した

国境で進駐準備の軍隊が「床屋」を 「ヒンケル」と間違え、進軍を開始した
その頃、逆に「ヒンケル」は 鴨狩中を「床屋」と間違えられ、警備兵に逮捕された

数万の「ヒンケル」軍はオスタリッチに到着、「床屋」は演説をしなければならなくなった
壇上に立った「床屋」はロウバイしたが、気持ちを落着けて話しはじめた

“独裁者の奴隷になるな!  民主主義を守れ!”
彼の声はしだいに熱をおび「自由と平和を守ろう」と叫んだ・・・・

それはオスタリッチの「ハンナ」たちにも語りかけているようだった

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前回に続き「チャップリン」の映画 NHK・BSで特集を組んで放映してる
そう、この「チャップリンの独裁者」も モノ凄い映画だ!

1942年に制作された映画 世界戦争中だったので日本公開は1960年となったが
やっぱり その年の“キネ旬”洋画ベストテンでNO1になっている

なんと言っても「チャップリン」演じる「床屋」の偽「ヒンケル]の演説 6分間続く
「チャップリン」が別人に見える程 それは強烈な口調で 戦争の馬鹿らしさを叫ぶ

チョッと長くなるが その演説を綴ってみると・・・・
「申し訳ないが 私は皇帝になりたくない 支配も征服も嫌だ ユダヤ人も黒人も白人も
 人類は助け合いを望んでいる 支え合って幸福に生きたい 憎み合いは嫌だ 

 地球は皆の場所であり 大地は恵みに満ちている 自由に生きられるのに 道を失った
 強欲が人を人々の魂を毒し憎みの壁を築かせ殺戮へ向かわせた・・・・・ 

 機械は貧困をもたらした  知識は人を懐疑的にし 知恵は非情にした
 頭ばかりで心を失った  

 機械より人情が・・・・知恵より思いやりが必要だ それがなければ暴力だけが残る

 というような 演説が続き・・・・
独裁者の言いなりになっちゃ駄目だ!と 兵隊達に世界中の全ての人に語りかける
これほどダイレクトに画面から真剣に“平和”の大切さを訴えた人はいるでしょうか?

トメニア国 独裁者「アデノイド・ヒンケル」=ナチ・ドイツ「アドルフ・ヒトラー」
内相兼宣伝相「ガービッチ」= 宣伝相「ヨーゼフ・ゲッベルス」
戦争相「ヘリング」元帥 =空軍総司令官兼航空相「ヘルマン・ゲーリング」国家元帥
バクテリア国独裁者「ベンツィーニ・ナポロニ」=イタリア首相「ベニート・ムッソリーニ」
というように 誰でも解る様な役名で演じさせ 完全にコケにし 馬鹿にする

まだ “ホロコースト”が明るみに出る前だったので こんな喜劇に仕立てたと・・・・
後年 チャップリンは書いてるが その事実を知ったら この映画は出来なかったとも

大きな地球儀の風船をもてあそぶ「ヒンケル」 なんと見事な演出・・・・
独裁者同士「ヒンケル」と「ナポロニ」の張り合う場面のおかしさ・・・・等など
名場面が多いいが・・・・

オイラ的には 
「床屋」が「ブラームス」の“ハンガリー舞曲”でひげ剃りをする場面が だーい好き!

1942年 もう70年も前に こういう天才が 今でも通用する戦争や権力者や
行き過ぎる文明に反旗を振る 反骨精神旺盛な映画を 撮ってたという事に感動する 

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一斉に咲き出したぞー「クリスマスローズ」
クリスマスローズB.jpg
オイラ的花言葉:
映画「チャップリンの独裁者」より
床屋 「神を信じる?」
ハンナ「私は信じる  でも何も変わらない・・・」
ハンナ「信じなくても 静かに暮らせるだけで幸せ」





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最終更新日  2013年02月20日 18時48分51秒
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